死ぬ死ぬ詐欺---善意の募金ってどうよ?
4歳の女の子が難病ということで、彼女を救うためアメリカで移植手術を行うために億を越える金がいるということで「救う会」か結成され、募金活動をおこなっております。
ところが両親はNHKのプロデューサーとディレクターで、三鷹市の一戸建に住んでいる。
自分たちの金はつかわず、人様の善意を利用した金集めでは、との疑問が持ちあり、目下2ちゃんねるで「祭り」状態となっております。
両親が出せる限界の3千万円という金額が本当か、とか父親が賭け麻雀をやっていたとか、色々な情報がでております。
ぼくは街頭募金一般にあまり良い印象を持っていません。というのも、その善意の金の総額がどれくらいか、あるいはどのような使い道をされたのかというのがあまり明確に公表されないからです。
特に怪しいのがちょっと前まで多かった横断歩道のところでみすぼらしい格好をしている連中が「難民救済」といって募金を募っているなどです。
署名活動なども同様です。これほど個人情報の保護云々が問題となっているに、相手がどこの誰だか分からないのに「いいことをしている人たちだから」と警戒心を無くしてしまう人が多いのには驚きます。
このような募金や署名が、本来の趣旨ではなく、極左暴力集団などの資金源になっていないかなどと勘ぐってしまいます。
ぼくの親の友人には、ぼくと同じ歳の息子がいます。彼には知的障害があり、しかもご主人も病弱で彼女の世話が必要です。ですから彼女はこの何十年も二人の面倒を見るために休む暇もないそうです。
しかも自分が病に倒れたり、あるいは死後、だれが息子の面倒をみてくれるかというと何の保証も無いわけです。
世の中にはこういう人は山ほどいるわけです。
ところが運良く、「救う会」ができた人物だけが、何千万、億を越える金を得て、手術を行ったりして中には全快でする人もいるわけです。
それが悪いとはいいません。周囲の人たちが一肌脱ごうという心意気もわからないでもありません。
また親は全財産をつぎ込んで、借金こさえてまでも子供をたすけろともいいたくはありません。 生まれついた星だとか色々あるでしょう。
ですがそれでもこれはある種差別なような気がするのです。「アイコン」として分かり易い存在の「可哀想な子供」だけが巨額の金が転がり込み、命が助かるというのは割り切れません。
小さい子供は世間の同情を引きやすい、だからそれだけ募金運動が成功しやすいというのは事実でしょう。ですが子供を抱えたさえない中年に「善意の募金」が果たして集まるでしょうか。
残酷なようですが、持って生まれた病気で幼い生命が終わるのはある種寿命ではないでしょうか。ご両親は諦めきれないと思いますが。
寧ろ、難病や障害を抱えて生きる本人、それを支える人たちの生涯に手をさしのべることの方がよほど、必要なのではないでしょうか。
http://news.80.kg/index.php?%BB%E0%A4%CC%BB%E0%A4%CC%BA%BE%B5%BD#vc6cfd5e
http://megalodon.jp/?url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/21073/&date=20060927064322
ところが両親はNHKのプロデューサーとディレクターで、三鷹市の一戸建に住んでいる。
自分たちの金はつかわず、人様の善意を利用した金集めでは、との疑問が持ちあり、目下2ちゃんねるで「祭り」状態となっております。
両親が出せる限界の3千万円という金額が本当か、とか父親が賭け麻雀をやっていたとか、色々な情報がでております。
ぼくは街頭募金一般にあまり良い印象を持っていません。というのも、その善意の金の総額がどれくらいか、あるいはどのような使い道をされたのかというのがあまり明確に公表されないからです。
特に怪しいのがちょっと前まで多かった横断歩道のところでみすぼらしい格好をしている連中が「難民救済」といって募金を募っているなどです。
署名活動なども同様です。これほど個人情報の保護云々が問題となっているに、相手がどこの誰だか分からないのに「いいことをしている人たちだから」と警戒心を無くしてしまう人が多いのには驚きます。
このような募金や署名が、本来の趣旨ではなく、極左暴力集団などの資金源になっていないかなどと勘ぐってしまいます。
ぼくの親の友人には、ぼくと同じ歳の息子がいます。彼には知的障害があり、しかもご主人も病弱で彼女の世話が必要です。ですから彼女はこの何十年も二人の面倒を見るために休む暇もないそうです。
しかも自分が病に倒れたり、あるいは死後、だれが息子の面倒をみてくれるかというと何の保証も無いわけです。
世の中にはこういう人は山ほどいるわけです。
ところが運良く、「救う会」ができた人物だけが、何千万、億を越える金を得て、手術を行ったりして中には全快でする人もいるわけです。
それが悪いとはいいません。周囲の人たちが一肌脱ごうという心意気もわからないでもありません。
また親は全財産をつぎ込んで、借金こさえてまでも子供をたすけろともいいたくはありません。 生まれついた星だとか色々あるでしょう。
ですがそれでもこれはある種差別なような気がするのです。「アイコン」として分かり易い存在の「可哀想な子供」だけが巨額の金が転がり込み、命が助かるというのは割り切れません。
小さい子供は世間の同情を引きやすい、だからそれだけ募金運動が成功しやすいというのは事実でしょう。ですが子供を抱えたさえない中年に「善意の募金」が果たして集まるでしょうか。
残酷なようですが、持って生まれた病気で幼い生命が終わるのはある種寿命ではないでしょうか。ご両親は諦めきれないと思いますが。
寧ろ、難病や障害を抱えて生きる本人、それを支える人たちの生涯に手をさしのべることの方がよほど、必要なのではないでしょうか。
http://news.80.kg/index.php?%BB%E0%A4%CC%BB%E0%A4%CC%BA%BE%B5%BD#vc6cfd5e
http://megalodon.jp/?url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/21073/&date=20060927064322
この記事へのコメント
奴らには、福祉精神のかけらもないようですね(笑)
私はお人好しなのか募金自体は構わないと思います。しかし、一般人を無意識に見下したかのようなマスコミ側の人々のやり方には納得出来ません。
みんながみんな同じように善意でお金が集まるというわけにはいかないのは当然だと思いますが、ある意味、マスコミが扱うか否かが成功するか否かの分岐点というのは、非常に恣意的な感じがします。
でもそれだけ億という金がマスコミの力で集まるのだから、世の中捨てたもんじゃないというか、すごいもんです。
どうしてここまで袋叩きにしなきゃだめなんだろ?NHKを隠すのもそのほうが募金が集まるという作戦だったのでしょう。募金はお金を集めることが目的なんだから、自分的にはOKですけどね。ただ、ばれてしまえば意味ないですけど。
いろんな社会のあらゆる面で、必ずしも<平等>にはならない、、というのは、しょうがない事ですが、、世の中には、清谷さんのお知り合いの方のような、家族の介護で一生を終えなければならない人、、理不尽な犯罪に遭い、一生何かを背負って生きなければならない人、、たくさんいるのですよね。
本当に、どうにかならないかなと思います。
少女が被害者となるというのは耳目を集めやすいのかも。
沖縄米兵の少女暴行事件とか、横田めぐみ拉致事件とかさ。
少女じゃないが、樺美智子圧死事件とかも世間の耳目を集めたし。