ナイーヴなNHK的平和主義 ウソで固めたNHKスペシャル「危機と闘う・テクノクライシス」

 米国をはじめ世界で軍用のロボット開発が進められ、それには多くの民生技術が使用されている。で、一言でいうと「ロボット技術の軍事使用はイケナイね!」というのが制作者の言いたいことでしょう。

 まるで田舎の中学校の、頭の悪い学級委員的なセンスです。とぼくは思いました。

 冒頭でプレデターの武装型がIED(手製爆弾)を道路に埋めている連中をミサイルで攻撃するシーンがでてくるんですが、機械が人間を殺す、殺す方は遠くから遠隔操作でロボットを使い敵を殺す、これが非人道的である。

 まあ、ある意味そうでしょう。ですがその理屈であれば第一次世界大戦で英軍が戦車を使ったのも同じです。鉄の塊に守られた兵隊が塹壕を越えて、生身のドイツ兵を殺しているわけですから。
 塹壕戦で殺し合うのが人間的だとは言えないと思うのですがね。

 また第二次大戦のガダルカナルの戦いで米軍はマイクで日本兵の動向を探っていたわけです。で、米軍側の一方的な殺戮になったわけですね。これもケシカランということになるでしょう。

 自軍の被害は極小化し、相手に対する打撃を極大化するのは軍事の常です。ですから戦艦の主砲は大口径し、射程距離を伸ばしてきたわけです。そして今度はよりアウトレンジの利く航空機が幅をきかせてきたわけです。

 また番組中で非難の的、悪魔の兵器のごとく呼ばれていたイスラエルのUAVですが、これらはほぼ100パーセント、ソニーのCCDカメラを使用しています。他国も同様です。

 つまりすべからく便利な技術は軍事に利用されるわけです。


 笑ってしまうのが同番組のHPで「軍事ロボットは、センサーやGPS、パソコンなどの民生技術を基盤とする」という文句。GPSは元々軍用技術を民間に開放したものでしょうが。

放送屋さんがそれを知らないとは思えないんですが。

 もっと意地悪く言えば、センサー、パソコンだって軍民両方で進歩してきた技術です。事実に目をつぶり、自分の脳内の妄想をふくらせるのは勝手ですが「皆様の電波、受信料」を使ってウソを垂れ流さないで欲しいものです。

 また番組中では最後の方ではヤマハのヘリ型UAVが平和利用の見本と持ち上げていましたが、番組中盤にペンタゴンから資金の提供を受けてUAVの研究をしている米国の大学があり、そこで日本人女性も研究に加わっているのですが、その大学がプラットフォームに使用していたのが、そのヤマハのUAV(笑)。

 これは取材していて確実に気付いているはずです。更に言えばヤマハはこのUAVの自律型を中国の人民解放軍系の企業に輸出して問題になりました。
 またこのUAVは自衛隊がサマワの宿営地で「軍事利用」しています(これはぼくのスクープでした)。こういう広く知られた事実を無視しております。
 無論NHKのニュースでも報道しております。知らなかったとは言わせません。

 それを言っちゃうと最後の方の「このヘリ型UAVは平和専用です」という麗しいラストが作れなくなっちゃうからでしょう。

 編集方針と言われればそれまでですが、これは「皆様のNHK」による情報操作であります。

 このヤマハのUAVに関してのキモは実は自律飛行能力ではなく、プラットフォームとしてのラジコンヘリの部分です。これが非常に信頼が高い。
 何故かというとそもそも開発したのがヒロボーという広島に所在する世界的なホビー用ラジコンヘリメーカーです。しかもその後農業用で「実用」として数百台が売られていますから製品としての完成度、成熟度は、軍事目的を種にちまちまと開発してきた他国のメーカーよりは遙かに高いわけです。
 

 自律飛行の主たる問題は、すぐれてソフトウェアの問題です。これは頭とPCがあれば何とかなります。ところがそれを実現するためには堅牢で信頼性の高いプラットフォームが必要です。こちら方の開発のほうが実は難しいわけです。例えれば、いくら優れたソフトを開発してまともに動くPCがなければ役に立たないのと同じことです。

 つまり前者が形而上学的であるすれば後者は形而下学的な問題です。優れたアイディアも実現する手段がなくては絵に描いた餅です。
 
 
 ところが、経産省の輸出規制では、自律飛行型のUAVは輸出規制対象になりますが、自律飛行能力のないものは対象外です。つまり自律飛行を研究している外国の企業にとってはこちらの方が有り難いぐらいです。これは由々しき問題なのです。

 無論、研究者が軍事に使われるのは拒否するというのは尊重すべきです。

 また我が国のロボット技術が非常に高い水準なのは産業ロボットを除いて軍事なんぞという胡乱な分野に手を出さず、二足歩行だの夢を追求してきたこともその理由となっていると思います。早く言えばオタク的な研究開発姿勢が先進的な研究に繋がったわけです。


 が、国家として見た場合、ロボット技術ある国が我が国に侵略をおこなう、そのとき侵略軍はロボット化されていて、自衛隊や国民がは生身で戦い、血を流し死んでいく、まるで「ターミネーター」の未来世界のような状況を是とするわけにはいかないというわけです。

 外国に対する軍用ロボット技術の流出は防ぐべきでしょうが、国防向けの研究にはもっと進める必要があります。



http://www.nhk.or.jp/special/onair/060710.html

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この記事へのコメント

team9
2006年07月12日 01:48
番組中に出てきたヤマハのヘリの軍事転用を防ぐ技術ですが、稼動範囲の限定やシステムの時限化などは、テロへの使用は防ぐことが出来ても、ヤマハの自律ヘリ技術の他国の軍事転用を防ぐ技術にはなっていない気がしたんですよね。
guest
2006年07月12日 09:10
いい洞察である!
あれが、取材限界なんだ。問題としては、現在のロボット技術は、国家(幕藩)より、軍より、企業研究所より、ガキが趣味で遊ぶ世界が、コストパフォーマンス上から、極度に進んでしまっている取材が無かった。事前に飛行コースを入力する自律型無人機は、未来には趣味で遊ぶインターネット遠隔手動操縦型無人機(¥25万円以下)に特攻攻撃されて、撃ち落される洞察も無かったのは残念なことだ。
すでに、携帯インターネット遠隔手動操縦飛行技術は、日本が世界で一番進んでいる。
http://www.youtube.com/watch?v=PLV5f71Zves&search=uav
>http://www.interestingprojects.com/cruisemissile/update.shtml

同上両者を組み合わさせると(システムインテグレーション)番組で紹介されていた日本の女子留学生が国防総省の資金を得て、研究している自律型無人機の編隊飛行を遠隔撃墜がでける。ロボット航空機とロボットUAVとが戦う未来戦なのだ。有人戦闘機開発の時代は終わった。
truly_false
2006年07月12日 10:07
ん~。guestさんの期待は分かるけど、“ロボット兵器”ってのは、目的や用途をキッチリ決めない限りは宝の持ち腐れになるでしょうし、またそうすれば、兵器体系においては周辺的補助的なものとなるワケです。それに、当然ECM対策も、自律制御システムも二重三重に施さなきゃならんので、そのコストを考えると、やはり“ロボット兵器”の効果は、現行のヒト中心的な体系よりも格段に優れるということはないんじゃないかと思ひます。仄聞するところよると、支那朝鮮が日本を恐れているのは、歩兵による銃剣突撃をいまもなお重要視しているからだとかと。“ロボット兵器”に勇猛果敢さなど求むるべくもありません。消耗あるのみです。
guest
2006年07月12日 10:29
truly_falsese先生へ、
いや、おいの主張はね。生物ロボット(ライン派遣労働者)と無機質ロボットでは、絶対に生物ロボットが勝てないことを民間製造ラインで実証した上で、すくなくとも、兵器の無人化/遠隔化/ネットワーク化/一部民営化/MIL→ANSI(JIS)化を推進するラムズ長官の軍事革新構想に賛成なんですよ。なんなら、ガキが試作でける遠隔手動操縦型UAVで、TMDシステムを掻い潜り、永田町へ蛍光染料(模擬爆弾)を撒き、TMDSystemの技術腐沈化を実務的に検証するのはダメですか?遠隔越境制御技術に詳しい、防衛族議員のHPを紹介してよ?軍事の一部民営化はどこの国(幕藩)でも、絶対に必要。
落武者
2006年07月12日 10:42
いつも幕藩幕藩って・・・。

番組見ましたが、最近の経費ネコババ批判を意識してかどうもNHKは何や下らん方向性を目指していますな。
今回も「軍事は悪」なる陳腐な啓蒙が見え見えでしたし。
里見
2006年07月12日 11:22
 戦時に於いて無駄な血を流さなくなる技術の開発はいいことですね。
 ただ、平和目的で開発した技術でも、それを輸入する外国側の軍事転用には干渉できませんし、そういうのを実際に統括・運用する為には人の組織も必要。
 そして、技術が遅れている途上国の生身の兵士を無人機で攻撃した場合、日本が恨まれる気がします。特に日本人に対する朝鮮民族の恨みは根深いんじゃないでしょうか。
 戦争よりも、ロボコンとか技術面の世界的なコンクールを作って争えばいいのになぁ・・・。しかしそれは現実的じゃないな。
 そういえば、ノーベル賞を作ったダイナマイト博士本人は自分の研究が戦争で莫大な被害を齎すことを予想していませんでしたっけ。
 NHK、理想論で片付けるのは止めて、もっと多方面からリスク・リターンを取材してよと思いました。
truly\false
2006年07月12日 11:52
>guest さま

う~ん。ただ戦争にあっては、人間(の価値)≧兵器(の価格)であることは必定と言ってイイだろうということです(むろん“大人”の人間)旧海軍はこれが分からなかったために、装甲の堅固な戦艦や空母ばかりを狙った特攻を挑んで、ムダに犠牲を増やしてしまったワケです(陸軍は兵員輸送船への特攻を主張)また、「一部民営化」にも賛成ではあるのですが、それは基本的に“自国”の企業に限られるでしょう。現在活動中のPMCのほとんどは英米南ア系の企業であり、しかも、その被用者のほとんども英米南アの正規軍と、その同盟関係にある国の正規軍(例外的にフランス外人部隊(:ハートセキュリティの斎藤氏))の退役者で占められています。つまり、そういった“制約”によって、“機密保持”についてのコストを省いているワケです。どんなに米中関係が親密になろうとも、ノリンコのようなライセンスなどクソ喰らえな企業が繁盛している限り、彼の国の企業や退役者個人に「民営化」を委ねることはありえないでしょう。
gest
2006年07月12日 15:27
The All:
NHK-TVでの指摘(洞察)は、テロリスト側さえも
無人機マンセーの演説をテロリスト側の指導者が
演説していた報道だった(?)だから、各国の現職部隊は、仲間内でシコシコと対テロ模擬訓練をしていてもダメなのだ。世界最強なる未来のダミーテロリストたる日本の電脳児側が請負(一部民営化)し、この世界最強なるダミーテロリスト側電脳部隊と、現職部隊が模擬戦闘を行うことが重要なのだ。コストパフォーマンスに優れたリアル対戦シミュレーションとは、一部を民間に委ねないと、どんな国の部隊も良き未来の模擬戦闘(訓練)とはならない。ラムズ長官が、日本側からの良き提案(企画と遠隔越境技術)を求めている理由である。米国では、コストパフォーマンスに優れた遠隔越境ロボット兵器の開発も製造も無理なのだから。
平成大本営を超えよ!ヤマハ製の農薬ヘリの改造なんかしている場合ではな~い。

里見
2006年07月12日 20:13
 民間と軍人がシュミレーション対戦をして、民間側の「軍事技術」や「コスト削減策」が勝ってばかりだったら、洒落にならない・・・。その2部門が共同開発や競合しあうことは技術の向上が望めるのでいいと思います。
土門見人
2006年07月12日 22:20
 最も賢明な軍事戦略は、相手を対抗できない立場に追い込むことであって、これを「対抗可能性の剥奪」というのですが、アメちゃんの得意技でつ(時たま、足元をすくわれますが)。銃剣突撃には機関銃の十字火と迫撃砲の弾幕、航空攻撃には対空レーダー、CAPとVT信管、タイガー戦車が出て来た?戦術空軍にCASの出前依頼。オマケとして76mmロケラン。
 いかに強靭な鍛え方した北Pの特殊部隊といえど、プレデターより早くは地上を走れない。赤外線センサーから逃げることも不可。これを使わない奴は、戦略が分っておらん。特攻をさせる気か?
D・Dダレル
2006年07月12日 22:24
肝心のこの回は見逃して、昨日ジェットエンジンの技術についての特集は見たんですが、あ、こりゃ絶対出てくるなと思った人が…
しかも論点は思いっきりズレまくるなと思ったらもう飛ばす飛ばす。しかもガキのお遊びに25万ってお前はスネオかとツッコミを入れてやりたくなる。
しかもTMDシステムをかい潜り永田町を爆撃すると。あのーそもそもTMDシステムなぞありゃしませんが何か?永田町爆撃するなら大いにやってくれ!その時は俺は今までの経緯は水に流して大いにエールを送るよ。
あくまで航空機に対抗する手段しか無いし、しかもお笑い芸人の武勇伝のネタ作りに協力してしまうような有様が今の現実なんですよ。
その現状が悔しいから何かいいアイディアがあるならば検証してみようと思っても、自説にばかりこだわり人の話聞かないし。
あのさ、もともとゲーム会社のエンジニアでしょ。現実とゲームの世界ごっちゃにしてないか?
物事を大上段から見てばかりでさ、神にでもなったつもりかい?よほど今の自分の状況に不満があるんだな。あとGUESTで書くのはもう止めにしたらどうかと。
土門見人
2006年07月12日 22:49
 で、NHKの偏向報道に怒った方は、こっちにちくりましょう。
 NHK叩きの急先鋒、中村粲獨協大学名誉教授の昭和史研究所の会議室に書き込みましょう。正論の人気連載NHKウォッチングのネタにしてもらえるかも知れませんぜ。
http://cgi.members.interq.or.jp/
asia/showashi/cgi-bin/trees.cgi
ななし
2006年07月13日 20:39
いまどきTVをまともに見る人がいるなんて驚きです。
アレは全てエンタテインメント。それ以上の何モノでもありません。
全ての番組で「この番組の内容は編集などにより、事実と異なる可能性があります。」と表示してから放送して欲しいものです。そのとおりなんですから。
シロ
2006年07月13日 22:30
ある漫画家が「テレビは洗脳マシーン」と申しておりました。確かに知識のない人々なら、あっさり載せられるでしょう。
自分もほんの少し前まで、新聞やテレビが嘘を言ったり、間違ったことを伝えるはずがないと無邪気に信じていた口ですが、未だにマスコミは、「大衆は無知だから、簡単にだませる」と高をくくっているようです。
やればやるほどボロが出て、今やお笑いのネタか嘲笑の対象になっていることに気づいていないようです。
2006年07月13日 22:32
 人民法廷の件でまだ懲りていないわけですなNHKは。特定の思想(と言うよりも宗教か?)に偏った報道早めて欲しいものです。
この番組は延々とプロ市民達のプロパガンダにつかわれるんでしょうなあ・・・・
2006年07月13日 22:43
TVを白痴箱と看破した大宅壮一は偉かった。
D・Dダレル
2006年07月13日 22:43
新聞を買うのを止めましたが、こと国防やうちの職場に関する情報は回覧されるので見ることは見るんですが、赤旗と朝日はまあ分かるとして、東京新聞の偏りっぷりも大したもんだなと。
あと、あれだけ自衛隊嫌いな朝日ですが、系列会社は…
自衛隊病院のロビーでは富士総合火力演習とか、自衛隊のPRビデオを流してるんですが、先日エンディングの部分を見たらテレビ朝日系列の会社が作っていたり。
顎が落ちるかと思いましたね。
しかしまあNHKも面白い番組があるにはあるんだけど、こういう番組は本当に興醒めしますな。
あともひとつ、先日百里基地にアカの手先のおフェ○豚共が乗り込んできて、クラスター爆弾を捨てろと言う。
朝鮮半島に捨てるなら文句ないだろと怒鳴り返してやりたかったな。
truly_false
2006年07月14日 08:43
分からんのは、連中は何故に自衛隊に要求してくるのかということです。“自衛隊はサマワから撤退しる!”とか自衛隊に言ってくるワケなんですが(それも防衛庁とかではなく基地指令とか隊員に対して)、そのクセ“シビリアンコントロール”がどうとかとも言う。自衛隊の最高指揮官は首相なんだから、官邸に逝くのがスジなんですが。軍隊は“タテ”の系統で動くようになってるんだから、それが“ヨコ”からの要求で動くようになったらエラいことになることが分からんのでしょうかね。
sleep
2006年07月15日 00:09
>truly_falseさん
たしかに、おっしゃられるとおり。
推測ですが、兵士の前で直接自身が
意見してみせるというスタイルが、
ある種のヒロイズムを満たせるので
は、ないか、と。
つまり、彼らにとっての
「格好いい」
とはああいうことなのでしょう。
guest
2006年07月15日 06:58
里見先生へ、

民間(趣味の無人機開発)側と軍人がリアルなシュミレーション(模擬戦闘)をし、趣味の電脳児(中/高/大)レベル「軍事技術」や「コスト削減策」が勝ってしまう洒落にならない現実が起こっていて、各国の硬直した軍事組織(一種の対応不能)で認識したり、対応する能力を持っていないところが大問題なのです。
で、この認識を持ってると思われる防衛族議員を紹介してぇー? 民主の小沢党首を超える人物はいないですか? 中谷議員レベルでも、
どうしようもないなぁー。





里見
2006年07月15日 13:49
困惑。。。

guest氏へ,
 たしかに専門性の高い一般の電脳児は大学生にはいますが,
 それはともかくとして,
中学生には無理ではないでしょうか。研究者の子息ならありえないこともないかもしれませんが・・・うーん,どうでしょう。
 貴殿は,その問題意識と有言実行力を伴っている議員をお探しだと思いますが・・・見当たりません。申し訳ございません。残念ながら私は保守的で世渡り上手な議員さんしか知りません。
 そういえば以前,防衛大学の大学院(戦略科学コース)担当の教官に何度か進路と研究の件で質問したことがありますが,とても親切丁寧な応対でした。
 そちらの専門家に当たられるとよいと思います。
 教官のメアドは防大のHP上に公開されています。お知り合いの大学教授の紹介を介した情報の遣り取りならよりスムーズに情報交換が進みます。
 では,検討を祈ります。

 なお,僭越ながら,私はまだひよっこ院生なので先生という敬称は似合いませぬ。
(・◇・pi~pi~)
2006年07月15日 18:21
シビリアンコントロール=官僚統制
と理解している朝日岩波文化人は未だに多いですねえ。
guest
2006年07月15日 19:10
里美さんへ、ハイ、ありがとうね。今は、中/工業高校のロボコン世代で、回路が解る電脳児レベルの方がはるかにシステムインテグレーションが上手く、飛行デバイスを起用に開発する。家で実装の下請けなんか、やってるヤツは、なんでもござれであり、試作が上手い。製造技術も泥臭く事前に考えるから、組込勝手がいい。さらに高性能なアナライザーとか、ありとあらゆる計測具もかき集める能力は、電脳児レベルでないと無理。コストパフォーマンスに優れた携帯ブロードバンド(未来)を介し、遠隔手動操縦型パイロットレス長距離飛行多目的利用の神風模型UAV(メンテナンスフリー)は、こんな技術なのだ。問題としては、自律型では無く、リアルネットゲーム分野から波及した遠隔越境操縦技術であり、学術機関に強いアレルギーがあること、大学とのネゴテーションは全く無理な分野であること、過去の経験で、大学教授の下請けはコリゴリ、ていよく断る。先生は、国際間で容認されるテレコミニケーションプロトコールとは何かを、よう知ってゴザル。このセンスで、全世界のエンジニアと接触するならば、良き知的資産を獲得できて、きっと出世することでありましょう。
里見
2006年07月15日 21:30
 そういえば工業高校に通う私の弟もやたら回路に詳しい。私は戦闘機マニアなので彼とはちょっと分野が違います。OperationsResearch学会の会報や研究動向の資料は研究用に時々読みますが。
 guest氏は遠隔越境技術が,余程すきなのでつね(^^*にこにこ)
 自立型では何故だめなのでしょう?
D・Dダレル
2006年07月15日 22:18
>GUEST氏
操縦はネットを介して遠距離から出来るでしょう。でも、最終的には機体と電波をやり取りして操縦するわけですが、その電波を誰がどこで制御するのですか?
神風UAVという事は使い捨てと。それは資源の無駄遣いに他ならないし、機体のサイズによっては落っこちた下にいる人間に被害が及ぶけどそれはどうするの?
パイロットレスとあるが、自律型ではなくブロードバンドを介して電脳児が操縦するわけですよね。つまりはゲーマーという名のパイロットが必要。その面倒は誰が見るのですか?
そして何より、その機体の整備、運用はどうするのですか?センサーシステムだけならまだしも武装するなら一般人には無理。銃刀法がアメリカ並みになるなら可能性はあるけど現行法では不可能。
動力源は何?電力にしろ液体燃料にしろ、実際にどれだけのパワーを発揮して、どこまで飛べて滞空時間はどれだけあるのか?少なくともあなたが馬鹿にしたヤマハ(ヒロボー)のヘリは出来ることと出来ないことが明確だし、信頼性も実証されてます。


D・Dダレル
2006年07月15日 22:26
>里見様
鮮やかな切り返しです。俺も見習いたいものですよ。
まあせめて、トマホークを導入して、いざミサイル基地を攻撃する、あるいは状況を監視する際に目標上空で密かに留まるといった運用法が決まればまだこの遠隔越境技術も実のある話になりそうなんだけどな。
guest
2006年07月16日 06:17
The All:
 米国が軍事ネットから、携帯ブロードバンドに依る(WW)軍事の一部民営化に切り替え、市民防衛を模索している理由である。
 どんな国でも、強い未来型ダミーテロリストと戦わないかぎり、強い部隊は生まれない。
 コストパフォーマンスに優れたリアルシミュレーション(模擬戦闘)の重要性はここにある。NHKの本題に戻って、放映されたテロリストの演説は、どんなタイプの無人機であれ、テロ側さえ、技術革新の重要性(おかしな表現だけど)を認識し、アジっていた。即ち、自律型UAVであろうが、遠隔越境手動操縦であろうが、多種多様な無人機が産まれる。その民生キーデバイスの一つが、公開された動画なのだ。
やがて未来には「低強度(非対称)紛争多国間市民連帯共同防禦システム」に向かう(未来戦略)遠隔越境手動操縦型無人機は、ほんの一部に過ぎない。

本分野に興味と関心をお寄せくださり、コメント下さいましてありがとうございます。

終~了。



ラプ
2006年07月16日 07:20
北のテポドンの殆どが日本製の部品(どれくらいの割合かまでは知りませんが)で作られてると言われてますが、
安倍さんが会見で「国際社会に脅威を与えた」とか仰る度に
その脅威の責任の何パーセント(少なくともテポドンが"飛ぶことが可能"になった部品を供給した責任の一旦)かは、日本にもあるんだろうか?と思えてしまい、
とても「国連加盟国に北のミサイルに関する物資と技術の移転を防ぐよう求める」をとか言って良いのだろうか?
とちょっぴり自虐的になるのはNHKに毒された所為でしょうかね?(笑

>D・Dダレル様, 里見様
「トマホーク+情報収集能力」「UAV+攻撃能力」「戦闘機+遠隔操縦」の3種って技術的にはクロスする部分が多く殆ど同じグループになるように思えるんですが。
なので、それらの開発リソースをいっそ統合し、地上基地やAWACS機から遠隔操縦する無人戦闘機を研究開発して、プラットホーム共用化と運用段階でそれぞれの用途に派生特化させるのはどうでしょうか?
里見
2006年07月16日 08:54
>guest氏, ㌧!(・ω・ふむふむ)。
おっしゃられたいことのうち,重要な事の一つはきっと,民間側は低コストの技術開発とリアル(ネット?)シュミレーションが可能であるということだと思います。
 (ただし、低コストとはいえ,国家の有事に人が動くのですから,資金と統合する指揮官をどこから引っ張ってくるか,採用方法と基準はどうするか,が問題)
 そして全部ではなく一部民営化ということなので,開発技術&無人機を動かすことについては民間(の電脳児)が主になって,統合・指揮は既存の日米の軍組織(プロ)が行うということなのだろうか。と察します。
「低強度(非対称)紛争多国間市民連帯共同防禦システム」については,勉強不足なので正確な想像はできませんが,「自衛隊の活動と市民防衛を同時採用する社会が未来型の軍の姿だ」ということであろうと思いました。
里見
2006年07月16日 08:57
>ラプ氏,その3種は技術的にカバーできる部分もありますし,理論的には統合できそうです。
 ただ,それが実践的に実現されるには,それらの統合の必要性を感じた軍事組織のトップが動かないと・・・です。←トップがその「必要性」を感じなければ難しいのでは?
 一旦統合すれば,様々な分野への派生が可能ですね。
hirayan
2006年07月18日 08:17
初めまして、コメントを書かしていただきます。GPSのネタですが、確かプロジェクトXで取り上げていたかと…しかも、米軍のを利用してみたいな感じだったかと…う~ん有る意味NHKはニワトリなのでしょうか?(3歩、歩くと忘れる)
D・Dダレル
2006年07月18日 22:57
>ラブ様
そういう時は「国益最優先」で日本製の機械なり部品があると思われる場所をくまなくBAKUGEKI…もとい爆撃してしまうべきです。
いかん、DMCネタに走ってしまいそうだ(苦笑
トマホークは既存の、それこそすぐ買える代物ですが、将来的には同じ基本ユニットを任務毎に使い分けるという点では研究すべきでしょう。
ちなみに、CLAMPという少女漫画家ユニット(?)の作品で、どう見てもサイドワインダー型のミサイルが、ホバリングしたり人の歩く程度の速度で進んだり、監視カメラがあったりと。
最初は無知故のギャグだと思ってましたが、今となってはここの理事長とんでもねえ人だと…
たぶんGUESTさんはこのCLAMP学園の生徒だったんでしょう(脳内でね)
>里見様
必要性は感じてますとも。だからこそ開発はじみーに進められてますから。今のところ飛翔体、あるいは地上を這う物しかネタとしては上がってませんが、ソノブイと同じ直径のUAVなんて実用化出来れば母機をP3CなりSH-60で運用出来ますし。米軍も研究してるわけだし。もう少し、今ある装備を生かした考え方が出来ればなと思うわけですよ。
D・Dダレル
2006年07月18日 23:03
>hirayan様
GPSは元々米軍用だし、軍用と民間用は精度に違いがあります。プロXはうちの職場にもファンが多かったんですが、いかんせん自衛隊は決して取り上げられないわけで。
でもNHKとニワトリを比べたらニワトリに失礼ってもんですよ。
2006年07月22日 00:15
RMAXをサマワで自衛隊が使っても、自衛隊は軍隊ではないから軍事転用ではない?
D・Dダレル
2006年07月22日 17:21
>キヨタニさん
くっ、悔しいけど確かにそうだ…
しかも攻撃の為ではなく、あくまで「見張り番」
よし、これで大手を振ってNHKに抗議出来るぞ!
…時間と労力の途方もない無駄遣いだけど。
D・Dダレル
2006年07月24日 22:46
たまたま、今日テレビでロボットカーレースの様子を流していたのですが、確かこれDAPRAがスポンサーになってる奴ですよね。自律航法も勿論だけど所々気になるシーンが。
ハマーをベースにした車が上り坂で上りきれなかったとか、そのライバルのフォルクスワーゲンベース(ポルシェのカイエンと共通だったっけな?)がやたらとモザイクだらけ(隠すようなスポンサーロゴがあったのか?)。
個人的に興味深かったのは大型トラックベースの奴(これは完走したと)と、バイクベースの「ゴーストライダーⅡ」ですな。
NHKの番組よりよほど面白かったですよ。まあアメリカの番組をかいつまんで流してるわけですが。
2006年07月25日 23:37
賞金レースというのは面白いアイディアですよね。日本ではできないでしょうが。
D・Dダレル
2006年07月28日 06:43
あのレース開催するだけで一体どれだけのコストがかかるんだろう。各大学でマシンの開発するにしてもそれぞれの部品を提供してもらってるだろうし、プライベーターにしてもそれなりのコストがかかる。ベースとなる車両も高価な物ばかりだし。
ただ、専門職だけでは得られないアイディアという点ではやる価値はありますな。
日本からも参加出来ないもんかな?
しかしまあ、あれを見てると誰かさんが「技術はガキレベルで完成してる」というのがいかに胡散臭いかよくわかる。
2006年07月30日 22:47
コンテスト形式だと燃えるんしょうね、闘争心が。

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