町田女子高生殺人-被害者の氏名、顔写真を公開することが「報道」に必要か-マスメディアよ恥を知れ
先日発生した町田女子高生殺人では、多くのメディアが、被害者の顔写真や氏名を公開しています。
以前から主張してきましたが、ぼくは基本的に犯罪被害者の個人情報、特に顔写真を公開することは反対です。それはプライバシーの侵害だけでなく、被害者の関係者を傷つけるからです。
メディアは集合写真などを公開する場合周囲の人々の顔にはぼかしがかけられています。
生きている人たちからは人権および肖像権の侵害であると抗議をうけるからでしょう。死人に口なしとはこのことです。
これは「国民の知る自由」のためではなく、単に「国民の卑しい野次馬根性の充足」にすぎません。はっきり言えば売らんかな、の商業主義でしょう。
その昔、「女子高生コンクリ詰め殺人事件」なるものがありました。最近その一味が再度犯罪をおこしてつかまりました。この事件でも、被害者の顔写真と氏名が公表されました。
そして彼女がどのような性的虐待をうけ、死に至るまでの様子が報道されました。
ぼくはこの件で嫌悪感以外感じませんでした。遺族の方々の受けた精神的な被害は想像を絶するものでしょう。おそらくそれは今も続いてるでしょう。
マスメディアがやっているのはネットの死体写真などのサイトと同じです。
新聞協会などは逆に犯罪被害者の情報を公開すべきと主張しております。
ところが前に紹介したように朝日新聞が内で業務中に暴力事件が起き、警察が介入するといった事態になっても朝日新聞は犯罪被害者の顔写真どころか、氏名も役職も公開しません。
新聞協会が朝日に被害者の情報を公開せよと迫ったという話も聞きません。暴力で言論を牛耳ろうというゆゆしき事件だと思うのですが。
こういうのを世間では二重基準といいます。
以前から主張してきましたが、ぼくは基本的に犯罪被害者の個人情報、特に顔写真を公開することは反対です。それはプライバシーの侵害だけでなく、被害者の関係者を傷つけるからです。
メディアは集合写真などを公開する場合周囲の人々の顔にはぼかしがかけられています。
生きている人たちからは人権および肖像権の侵害であると抗議をうけるからでしょう。死人に口なしとはこのことです。
これは「国民の知る自由」のためではなく、単に「国民の卑しい野次馬根性の充足」にすぎません。はっきり言えば売らんかな、の商業主義でしょう。
その昔、「女子高生コンクリ詰め殺人事件」なるものがありました。最近その一味が再度犯罪をおこしてつかまりました。この事件でも、被害者の顔写真と氏名が公表されました。
そして彼女がどのような性的虐待をうけ、死に至るまでの様子が報道されました。
ぼくはこの件で嫌悪感以外感じませんでした。遺族の方々の受けた精神的な被害は想像を絶するものでしょう。おそらくそれは今も続いてるでしょう。
マスメディアがやっているのはネットの死体写真などのサイトと同じです。
新聞協会などは逆に犯罪被害者の情報を公開すべきと主張しております。
ところが前に紹介したように朝日新聞が内で業務中に暴力事件が起き、警察が介入するといった事態になっても朝日新聞は犯罪被害者の顔写真どころか、氏名も役職も公開しません。
新聞協会が朝日に被害者の情報を公開せよと迫ったという話も聞きません。暴力で言論を牛耳ろうというゆゆしき事件だと思うのですが。
こういうのを世間では二重基準といいます。
この記事へのコメント
浅沼稲次郎や石井紘基のような事件前からの有名人ならともかく、事件がなければ一般的に知られなかったであろう一般人の実名を公表すべきではないと思うのですが・・・
一部の例外(行方不明者の捜索など)はあるかもしれませんが。
あれは単なるさらし者でしたね。むろん公人や、誘拐事件などで捜査に協力するという形であれば必要でしょうが、今やっていることは
売らんかなの商業主義のためでしかないでしょう。彼女の個人情報を公にさらすことに「報道的価値」なんぞないでしょう。
多くのメディアの受け手はすぐにこの事件のことは忘れてしまうでしょう。ですが、被害者の家族や関係者にとっては一生不愉快な思いをしたという感情が残るでしょう。
しかも、「ウチは単なる営利企業だ、売ってなんぼや」と開き直るならまだしも報道機関、国民の知る権利を謳うんですから悪質ですよ。
そういえば昔毎日新聞だったかなあ。記者がトルコ風呂(ソープランド名称変更する前の時代です)で火事にあって焼死。それが新聞の記事になり、その週に奥さんは引っ越しちゃったそうです。
愛人の局部にバナナをいれてことを暴露された朝日新聞記者もいましたっけ。
よくあるのが宗教の勧誘。霊視ができるので真犯人をみつけてやるとか、被害者の霊を慰める為に壷を買えとか、家族の日頃の心がけが悪かったからだ、うちの教団で心を入れ替えなさい、など。
被害者情報の開示を主張する連中は、こういう実態を知ってるのか。
アメリカにはこれに弁護士が加わりますが・・・・