中国資源外交、アフリカで拡大 テロ支援・独裁国家へ接近

 中国政府が石油やレアメタルなど資源獲得のため、アフリカ諸国、特に独裁国家や問題ある国家、例えばアンゴラ、スーダン、チャド、ジンバブエなどにてこ入れをしているそうです。
 中国はこれらの国々に合計13億ドルほどの債務放棄をおこなったり、軍事援助や兵器の輸出などももおこなっております。
 これが独裁政権の政権基盤を強化し、アフリカの不安定化、民主化の阻害となることは明らかです。

 ぼくは以前から南アに複数の防衛駐在官の派遣(できればケニア辺りにも)を主張してきました。南アはサハラ以南で唯一、インフラが整い、政治的にも安定した国家ですから、とりあずここを拠点に活動を行うのがもっとも効率がいいし、情報も集まってきます。
 現在アフリカ大陸の我が国の防衛駐在官はカイロに一人いるだけです。これではアフリカの情報、特にサハラ以南の情報を得るのは不可能です。カイロでは精々北アフリカのアイスラム圏で精一杯です。

 また、アフリカは政治的不安定な国が多いので、PKOやPKFで自衛隊が出動する可能性が高い地域です。これに備えて情報の収集、地図の作成、現地の情報提供者などのネットワークが作りが必要です。

 アフリカというと一般にイコール貧困というイメージがつきまといますが、レアメタル、石油、天然ガスなど地下資源の宝庫です。レアメタルはソ連に匹敵するものあり、これらの安定供給なしではハイテク工業は成立しません。

 にもかかわらず、日本政府はアフリカに注意を払ってきませんでした。これは資源や外交がからむので、外務省、経産省にもアフリカの情報入手に力を入れて欲しいものです。

  
産経新聞(08/28 09:01)(ワシントン 古森義久)
http://www.sankei.co.jp/news/050828/kok034.htm

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この記事へのコメント

土門見人
2005年08月31日 22:56
 かつて、アフリカのレアメタル独占を狙ってソ連が行った援助外交の焼き直しですね。こういった負担が雪ダルマになって、結局ソ連は崩壊したのですが、その歴史の教訓を支那は学んでいるのでしょうか?あれほど人様に「正しい歴史認識」を連発するのですから、行き着く先が楽しみです。
 今現在ですら、中国の国民一人当たりのGDPは、ロシアのそれに遠く及ばないのですが……
キヨタニ
2005年08月31日 23:53
 まあ、いまのところ勘違いして自国に投資してくれている国がわんさかあるからできるのでしょう。しかし、利権漁りに見境がないですなあ。もう少し、プライオリティをつけるとかやらんのかね。

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