中国新疆ウイグル>兵団の暴動多発 生活困窮の不満が原因

 中国新疆ウイグル自治区で今年、辺境開墾を担う準軍事組織である人員約240万人の「新疆生産建設兵団」による暴動が多発しているそうです。
 早い話、この1954年に結成された「新疆生産建設兵団」、我が国の明治時代の屯田兵みたいなものですな。辺境の開拓と、防衛を担うわけです。

 日本の屯田兵と異なるのは、新疆ウイグル自治区の住民は回教徒であり、チベット同様この地域での漢人の比率を上げ、中国共産党による支配をより、強固にするためというのも配備理由なわけです。周辺国はイスラムばかりですから、、一旦反乱あれ新疆ウイグル自治区ばアットいう間に独立してまでしょう。それを阻止する楔としての役目も兼ねているんでしょう。

 ところが、この辺り地下資源だけは豊富ですが、産業面では大きく立ち後れております。いくら貧しくとも、移住できません。中国では戸籍が固定されているので他の場所に移り住むこともできないからです。それが嫌なら逃亡し、都市に逃げ込むしかないでしょう。

 現地では特に老齢者を中心に不満がたまっているそうです。そりゃ、北京や上海で楽しくやっている連中の様子をテレビや携帯でしれば不満も起こるでしょう。
 240万人の武装集団が本気で行動を起こした場合、北京にとっては剣呑な状況な状態でしょう。
 
 また彼等が地元の反政府勢力に武器を売却したりしていることも想像できます。

(毎日新聞) 【北京・大谷麻由美】 - 8月17日3時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000007-mai-int

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この記事へのコメント

kok
2005年08月23日 23:53
こんばんは、TBさせてもらいました。

新疆兵団はかなり変貌していて、現在の姿は軍産複合体といえるのではないでしょうか。報道された反乱ですが今のところ毎日以外の中国外サイトでは報道されておらず、よくわかりません。また、確かに新疆ウイグル自治区周辺はイスラム教国が多いですが、ほとんどが旧ソ連の体制の流れを汲む独裁国家でSCO(上海協力機構)などで中国との関係強化につとめています。1980年代から90年代は大規模な暴動もおこったようですが、最近は完全な弾圧政策で封じ込められており、ほとんど独立の可能性はありません。また、240万人の兵団の人員数は家族も入っております。
キヨタニ
2005年08月24日 00:59
 わざわざありがとうございます。ブログやってると勉強になりますね。本当。
 回教徒対策という点ではロシアと中国は利害が一致していますね。
 ウイグルの情報はロシア経由の方が入るのかも知れませんね。今度ロシア語が堪能な友人に会ったときに尋ねてみます。
 人口密度が低い故、暴動鎮圧が楽なんでしょうね。回教徒を押さえつけるために、送り込んだ連中が問題児になっている。兵団が回教徒と連帯しちゃう可能性はないんでしょうか?
 中南海からみれば忘れたい人たちなんでしょうね。

kok
2005年08月24日 22:36
先に述べましたとおり、兵団はただ単にウイグル族を押さえつけるというより、新疆の農業、鉱工業開発の目的があります。それが漢族中心の為であるゆえに反感がもたれているのですが。先にも申しましたとおり、兵団は巨大な企業集団の面ももっていますので問題児になっているとはいえません。暴動があったとすれば兵団内部の格差が原因ではないでしょうか。また、兵団トップでもある新疆ウイグル自治区共産党中央委員会書記王楽泉氏は党中央の政治局員であります。忘れたい人たちと言うのはどうかと。
キヨタニ
2005年08月24日 23:11
なるほど。勉強になります。この辺りの事情を知るのにご推奨のテキストってありますか?
キヨタニ
2005年08月24日 23:56
ありがとうございます。
今度読んでみます。

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  • 新疆生産建設兵団、夏の炎?

    Excerpt: チナヲチさんの情報、8月に入ってからなのであるが東トルキスタン情報センター中国語版経由で、中国の新疆 Weblog: 真silkroad? racked: 2005-08-23 23:40