自主開発の巡航ミサイル、台湾本島内で配備か
12日付の台湾紙「中国時報」が、台湾軍が自国開発自主開発の巡航ミサイル「雄風2E」の配備を台湾本島内で既に始めていると報じたそうです。
台湾軍は巡航ミサイル部隊を編成し、将来的に三個中隊を整備する予定だそうです。
ミサイル・システムは中山科学研究院が開発したもの、現時点での射程は1000キロ未満。今後、2000キロを目標に改良を進めるそうです。
これは人民解放軍が台湾を指向して大陸沿岸に配備している短距離弾道弾に対する対抗策の一環と見られています。これは中国に対するメッセージの一つでしょう。
今後、巡航ミサイルの速度向上、更にはUAV、特に攻撃型UAVの開発が必要でしょうし、台湾当局もそれを考えているでしょう。
ここ10年ほど、台湾の防衛産業はかなりの進歩を遂げています。海外の兵器ショーへの参加回数も増えています。小火器、装甲車、対空ミサイル、電子システムなどが出展されています。
これは台湾の工業力の向上が基盤になっていますが、海外からの技術導入や外国人開発者がどの程度関与しているのかは不明です。一度は現地を取材してみたいものです。
(2005年8月13日0時7分 読売新聞【台北=関泰晴】)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050812id22.htm
台湾軍は巡航ミサイル部隊を編成し、将来的に三個中隊を整備する予定だそうです。
ミサイル・システムは中山科学研究院が開発したもの、現時点での射程は1000キロ未満。今後、2000キロを目標に改良を進めるそうです。
これは人民解放軍が台湾を指向して大陸沿岸に配備している短距離弾道弾に対する対抗策の一環と見られています。これは中国に対するメッセージの一つでしょう。
今後、巡航ミサイルの速度向上、更にはUAV、特に攻撃型UAVの開発が必要でしょうし、台湾当局もそれを考えているでしょう。
ここ10年ほど、台湾の防衛産業はかなりの進歩を遂げています。海外の兵器ショーへの参加回数も増えています。小火器、装甲車、対空ミサイル、電子システムなどが出展されています。
これは台湾の工業力の向上が基盤になっていますが、海外からの技術導入や外国人開発者がどの程度関与しているのかは不明です。一度は現地を取材してみたいものです。
(2005年8月13日0時7分 読売新聞【台北=関泰晴】)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050812id22.htm
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