「子どもの本の出会いの会」元会長、現日本ペンクラブ会長井上ひさし氏への土橋悦子氏に関する質問状
以下はぼくが会員である日本ペンクラブの会長である井上ひさし氏に対して出した船橋市職員であり、かつて井上ひさし氏が会長をつとめていた「子どもの本の出会いの会」が毎年選定する50冊の推薦図書「出会いの本50冊」の選考委員でもあった船橋市職員土橋悦子氏に関する質問状です。
質問状
以下の件に関して井上会長に質問があります。無論、以下の案件が起きたのは井上会長がペンクラブ会長に就任する以前のことです。しかしながら本件は単なる個人の問題ではなく「出版、表現の自由」あるいは図書館のあり方に関する問題と私は認識しております。
ご多忙は重々承知しておりますが作家として、また日本ペンクラブ会長としてしてお答えいただければ幸いです。 なお、本質問状は小生のブログでも公開させていただきます。あしからずご了承ください。
船橋図書館司書(当時)だった土橋悦子氏は井上会長が会長だった「子どもの本の出会いの会」なる団体の関係者でした。土橋氏は2000年以外の97年~2001年の間、同会が毎年選定する「出会いの本50冊」の選考委員をつとめていました。1999年には土橋氏の絵本「ぬい針だんなとまち針おくさん」が刊行されており、同書はその翌年の2000年の「出会いの本50冊」の一冊に選ばれております。
また土橋氏はいわゆる「西船橋焚書事件」、で問題になった裁判の被告でもありました。ご存じとは思いますが、司書が図書館の破棄規定をまもらず、特定の著者の書籍を勝手に処分した事件です
以上を踏まえた上で、以下の質問をさせていただきます。
1)2000年に土橋氏が選考委員を抜けたのは自著 「ぬい針だんなとまち針おくさん」
が に選ばれるために意図的に抜けたではないでしょうか。
少なくとも第三者の私はそう思います。井上会長は当時そのような認識がなかったのでしょうか。またその前後選考委員をつとめた人物の著作を選ぶことは「身びいき」ないしは選考の中立性を損ねる、そのようにはお考えにならなかったのでしょうか。
2) 「出会いの本50冊」の選考委員会はどのようにして選ばれていたのでしょうか。
3) 井上ひさしという日本を代表する作家が会長を務めていた「子どもの本の出会いの会」は図書館関係者にそれなりの権威、影響力があったと思います。そのような会が「出会いの本50冊」に入れば図書館、学校などに対するセールス上メリットがあるのではないでしょうか。それは良書を広めるという目的でしょうが、セールスの手段として著者ないし、出版社に利用されていたのではないでしょうか。
4)土橋氏の著作が彼女の勤務先である船橋市図書館で多量に購入されましたが、身内の人間が書いた本を購入する図書館の姿勢をどのようにお考えになりますか。
5)土橋氏が行った「焚書」に関してどのようなご感想をお持ちでしょうか。
以上
日本ペンクラブHP:http://www.japanpen.or.jp/
質問状
以下の件に関して井上会長に質問があります。無論、以下の案件が起きたのは井上会長がペンクラブ会長に就任する以前のことです。しかしながら本件は単なる個人の問題ではなく「出版、表現の自由」あるいは図書館のあり方に関する問題と私は認識しております。
ご多忙は重々承知しておりますが作家として、また日本ペンクラブ会長としてしてお答えいただければ幸いです。 なお、本質問状は小生のブログでも公開させていただきます。あしからずご了承ください。
船橋図書館司書(当時)だった土橋悦子氏は井上会長が会長だった「子どもの本の出会いの会」なる団体の関係者でした。土橋氏は2000年以外の97年~2001年の間、同会が毎年選定する「出会いの本50冊」の選考委員をつとめていました。1999年には土橋氏の絵本「ぬい針だんなとまち針おくさん」が刊行されており、同書はその翌年の2000年の「出会いの本50冊」の一冊に選ばれております。
また土橋氏はいわゆる「西船橋焚書事件」、で問題になった裁判の被告でもありました。ご存じとは思いますが、司書が図書館の破棄規定をまもらず、特定の著者の書籍を勝手に処分した事件です
以上を踏まえた上で、以下の質問をさせていただきます。
1)2000年に土橋氏が選考委員を抜けたのは自著 「ぬい針だんなとまち針おくさん」
が に選ばれるために意図的に抜けたではないでしょうか。
少なくとも第三者の私はそう思います。井上会長は当時そのような認識がなかったのでしょうか。またその前後選考委員をつとめた人物の著作を選ぶことは「身びいき」ないしは選考の中立性を損ねる、そのようにはお考えにならなかったのでしょうか。
2) 「出会いの本50冊」の選考委員会はどのようにして選ばれていたのでしょうか。
3) 井上ひさしという日本を代表する作家が会長を務めていた「子どもの本の出会いの会」は図書館関係者にそれなりの権威、影響力があったと思います。そのような会が「出会いの本50冊」に入れば図書館、学校などに対するセールス上メリットがあるのではないでしょうか。それは良書を広めるという目的でしょうが、セールスの手段として著者ないし、出版社に利用されていたのではないでしょうか。
4)土橋氏の著作が彼女の勤務先である船橋市図書館で多量に購入されましたが、身内の人間が書いた本を購入する図書館の姿勢をどのようにお考えになりますか。
5)土橋氏が行った「焚書」に関してどのようなご感想をお持ちでしょうか。
以上
日本ペンクラブHP:http://www.japanpen.or.jp/
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