仲良きことは醜き哉-JR西日本記者クラブ「青灯クラブ」の閉鎖性

ヒゲ記者実名暴露はぼくの予想を大きく超えた反響があり、正直いってとまどいました。まあ、言いたいことは概ね書いたので、これ以上このブログで書くのは止めようとおもっていました。

 で・す・が・敢えて蒸し返します。

 今週発売された週刊新潮並びに週刊文春両誌によると読売のヒゲ記者より悪質な記者がいたという報道がなされています。それが「みなさまのNHK」の遊軍のS記者なる人物がだそうです。
 読売新聞は形がどうであれ、件の記者の立ち振る舞いに問題があったと認めました。が、新潮・文春両誌によるとNHKはそのS記者なる人物の記者会見における取材態度には何ら問題がないといっているそうです。

 もし、両誌の報道が正しいならば読売のヒゲ記者と同じような、むしろ悪質な取材態度だったという報道ですから、読売新聞とNHKの認識には大きな温度差があることになります。しかもNHKといえば乱脈問題、女性法廷問題などで信用は地に落ちている「報道機関」です。

で、JR西日本にある 「青灯(せいとう)クラブ」なる記者クラブに、そのS記者の氏名を尋ねました。実際にS記者なる人物に話を聞いてみようとおもったからです。NHKにコンタクトをとらなかったのは、すでにNHKは問題とコメントしていたからです。
 実はこの件を某誌で記事にしようかと思って、その予備取材つもりで連絡を取った次第です。
 
 ですが、何度も電話をてみたのですが、NHKの人間はいつも間が悪くいないそうです。記者クラブというのは会員各社が持ち回りで幹事を引き受けたりします。幹事会社は記者会見を仕切ったり、代表質問をするなど仕切り屋役、まあ鍋奉行みたいなもんです。大抵一月交代です。

 今月の「青灯クラブ」の幹事担当は「あの」朝日新聞だそうです。ところが、これまた忙しいということでなかなかつかまりません。そうでしょう、そうでしょう。そうでしょう。あのような大事故の後ですから同業者として、お忙しいのはよーーー~く分かります。
 ですが対応に出た事務員氏が朝日の記者にぼくの話を取り次いでメッセンジャー・ボーイ宜しく、言ったり来たりしているのです。そんな暇があれば、直接電話に出られた方が、話が早いと思うのですが、何故か直接お話はしたくないようです。なんで?

 ぼくはその事務員氏相手に、S記者ないし、NHKの他の記者、ないし幹事会社である、即ち記者クラブのまとめ役である朝日新聞の記者とお話がしたい、というと断られました。「青灯クラブ」の責任者ではないから、というです。

 これは奇怪な話です。およそ人間の組織した利害調節グループ、しかも「社会の木鐸」であるマスメディアのソサエティにおいて「責任者」が存在しないというのです。普通の感覚でいえば朝日新聞が「青灯クラブ」の窓口となるべきと思うのですが。ですが、朝日新聞の常識なのか「青灯クラブ」の常識なのか知りませんが、責任者などいなし、幹事会社の担当者の名前は言えない、幹事会社の人間は電話にも出ないというのです。

 おかしいなあ。実は先日、防衛庁にある「市ヶ谷クラブ」なるところにいってきました。通常の記者クラブではなく、専門誌専用のいわば第二クラブです。というのも、JDWの特派員としては「市ヶ谷クラブ」所属した方が何かと便利では、と思ったからです。逆に記者クラブに入ることによって縛られるのであればよそう、というので偵察に行ったわけです。その時の幹事社は「朝雲新聞」でしたが、担当者は快く話をしてくれました。なんで 「青灯クラブ」ではそれができないのでしょうか。

 ではFAXで質問書を送りたいというと、FAX番号も教えてくれません。電話口の事務員も自分の名前を名乗りません。まるで「匿名のライビリンス」です。

 これではどうやって「青灯クラブ」を取材すればよいのでしょうか?散々すったもんだした後に事務員氏経由で幹事会社、NHKと話をしてコールバックする、ということに落ち着きました。その後1時間ほどしてからですか件の事務員氏(このときはスケオカと名乗りました)から、「やはりなにも答えられません」との想定通りの回答でした。
  
自分たちは、事件直後の被害者や家族を捜す人たちに非情にマイクを突きつけたり、取材で声をかけて貴重な時間をうばったり、救助の妨害と非難あるももかかわらず多数のヘリを飛ばしているわけでしょう。
 そこまでして「報道」するべきことが報道の使命であり、公共の利益となのでしょうか、ぼくは疑問に思いますが。

 つまり、自分の他人の都合やプライバシーは関係ない俺達報道機関は誰が何と言おうと取材する。だけど他人から取材されるのは断固拒否する。さすが、我が国の報道界をリードするマスメディアの集まりだけのことはあります。
 「青灯クラブ」は取材拒否、匿名報道サンクチュアリなのでしょう。

 と、言うわけで今回は関係各位の電話番号を公開させていただきました。よい子はまねしてはいけないよ。そこんとこ、よろしく。

 「青灯クラブ」 ℡.06-6379-6041

NHK首都圏放送センター 〒150-8001 渋谷区神南2-2-1
TEL:(03)3465-1111 http://www3.nhk.or.jp/toppage/local_program/honbu/

NHK大阪放送局 〒540-8501 大阪市中央区大手前4-1-20 TEL:(06)6941-0431
     http://www.nhk.or.jp/osaka/

朝日新聞 http://www.asahi.com/shimbun/honsya/j/access.html
【東京本社】〒104-8011 東京都中央区築地5丁目3番2号
TEL 03-3545-0131(代)
【大阪本社】[アクセスマップ]〒530-8211 大阪市北区中之島3丁目2番4号
TEL 06-6231-0131(代)

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この記事へのコメント

田舎の小役人
2005年05月21日 03:12
マスコミと名乗る者が、自ら取材と称し遠慮容赦なく対象者を捕まえる行為については正当だと主張し、逆に後ろ盾がない者が取材に伺いたいと言っても無視を決め込むか、凄んで追い払うのは、かって小学館の記者が宅八郎の逆取材を拒んでいたのを思い出させます。
2005年05月21日 18:42
 完全に自由なジャーナリストというのは存在しません。特に会社に所属するサラリーマンなら尚更でしょう。ですが、何かしら改革の方向を模索して欲しいものです。
 
かつてJRを担当していましたが
2005年05月21日 22:38
青灯には事務員は存在しないので、電話にでた人物はおそらくJR西日本広報室の職員でしょう。
青灯クラブはもともと交通新聞など2、3社が常駐しているだけの閑散とした記者クラブなので、中央省庁の記者クラブとはちょっと事情が異なると思います。
2005年05月21日 22:58
 市ヶ谷クラブも似たようなもんです(笑
 しかし、何で民間企業にまで記者クラブが必要なんでしょうかね。
元JR担当
2005年05月21日 23:07
青灯クラブはJRだけでなく関西の鉄道各社と近畿運輸局を取材対象としています。国鉄時代からの名残で今もJR本社内にクラブが置かれているようです。
ちなみに、社会部記者が所属する青灯クラブのほかに、経済記者が集まる「近畿電鉄記者クラブ」というのもあって。平時には後者のほうが忙しいようです。
2005年05月22日 01:15
色々ご教授ありがとうございます。
ややっこしいですね。費用の負担なんてのはどうなっているんでしょうか?
カルロス
2005年05月29日 20:44
はじめまして

こちらの記事をトラックバックさせていただいたのでご挨拶にあがりました。

>費用の負担なんてのはどうなっているんでしょうか?

役所の記者クラブの運営費用はほとんどが税金と聞いたことがあります。
当時の鎌倉市の竹内市長(今はJANJANというネット新聞を運営しています)や、長野県知事の田中さんが記者クラブをやめると言ったときは既得権を失うことからか、反発があったともいいますね。
2005年05月29日 23:53
ありがとうございます。
 ぼくは元JR担当さんに尋ねたのは青灯クラブが役所の記者クラブとは異なるのだろう、と思ったからです。
 一応建前では、費用は記者クラブ会員で分担することになっています。費用は電話、コピー、ファックス、PCなどの収得及びランニングコスト、部屋の使用料、事務員がいれば人件費、お茶代などですね。それに家具類など耐久消費財。
 仰るとおりで、彼らが負担しているのはごく僅かで、殆どが税金でまかなわれています。
 自己負担しているというならば、バランスシートをHPでもつくって公開すべきだと思います。

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