清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 

アクセスカウンタ

zoom RSS AAV7は災害に有用か?

<<   作成日時 : 2017/07/09 06:21   >>

ナイス ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 6

さて九州では豪雨で自衛隊が出動するも、例によって稲田大臣があれこれ問題を起こしているみたいです。

被災現場には消防の汎地形車輌、レッドサラマンダーが投入されているようです。

2017年7月の九州豪雨に対応するため、日本で岡崎に1台しかない全地形対応車レッドサラマンダーに出動要請
https://togetter.com/li/1127084

これはシンガポールのSTK社が開発した2連結の水陸両用車輌で、前後の車体の連結部分が回転し、また幅広のゴム製履帯を有しています。このため極めて高い不整地走行能力を有しており、沼沢地や雪原でも活動が可能です。
これはBAEシステムズ傘下のヘッグランドの車輌を参考に開発され、当初は軍用の装甲車両として開発されました。これは英軍のアフガン投入用としても調達されました。ですが退役が決まっています。英軍のバイキングよりも搭載容量が大きかったのですが、何か理由があったのかもしれません。サイズが問題になったのかもしれません。

レッドサラマンダーのような車輌は我が国の大災害には有用な装備ではないでしょうか。

さて、防衛省、陸自は水陸両用装甲車、AAV7は大災害にも有用だと納税者にアピールしました。本当でしょうか。
確かにAAV7は東日本大震災のような津波の後では、海からのアプローチは可能でしょう。ですが、それならば海自はビーチングが可能な戦車揚陸艇などを調達した方が余程多くのモノが搭載できます。AAV7は上陸後そのまま活動できる利点はありますが、搭載量が多くはありません。むしろば戦車揚陸艇に通常の車両を搭載した方が余程便利です。しかも図体が大きいく、路外走行能力が低いのでそれほど役にたつとは思えません。

ところがこのような揚陸艇を海自は殆ど持っていません。あるのはクソ高いLCACだけです。LCACは調達・維持費が高い割には使い勝手が悪い装備です。何しろ揚陸できるのは砂浜だけで、しかも後進ができないので、方向転換するためにはかなり広い砂浜が必要です。つまり揚陸できる地域は極めて限られます。
それが海自がほぼ唯一もっている揚陸作戦用の揚陸手段です。

繰り返しますがAAV7は水陸両方装甲車ですが、艀を装甲車化したような存在であり、地上での路外踏破能力はそんなに高いわけではありません。南西諸島の珊瑚礁も超えられません。 

政府のいう島嶼防衛とは尖閣諸島など無人島、小島などを指していたはずです。ところがAAV7はそのような南西諸島の離島では運用ができず、沖縄本島とか、宮古島とか大規模なビーチが存在する島でないと運用できません。そもそもそういう実験すらやっていません。

ということは、政府と防衛省は本来の島嶼防衛は諦めて、宮古島や沖縄本島が人民解放軍に占領されて、それを奪回する作戦=民間人を巻き込む作戦を考えている、という見方ができます。つまり始めから相手に宮古島や沖縄本島をとらして、島民を巻き込む前提の作戦を考えている、とも言えます。

アレコレと防衛問題に過剰なくらいセンシティブな沖縄のメディアはリベラル系メディアがこのことをスルーしているのは不思議としか言いようがありません。
政府は沖縄本島戦で、前の戦争の再現するつもりだ、沖縄を本土防衛の捨て石にするつもりだと。


更に申せば沖縄本島が占領されるということは、米軍の空軍拠点である嘉手納も壊滅して、在日米軍の航空戦力、沖縄や九州における自衛隊の航空戦力も壊滅している状態ですが、そのようなシナリオの起こる可能性は、無人島を対象にした本来の島嶼防衛よりも起こる可能性が高いのでしょうか。
そんな可能性が低いシナリオよりもより起こりうる、本来の島嶼防衛に身を入れるべきでした。AAV7なんぞという、時代遅れの、役立たずのオモチャを買うべきではありませんでした。

さてそのAAV7ですが、ご案内のように殆ど災害では役に経たないでしょう。まず図体が大きすぎます。被災の現場まで持って行くには母船に搭載して、浜辺のあるところで、自力でオカにあがるか、LCACに乗せて揚陸する必要があります。陸路ならばかなり大きなトレーラーに搭載する必要があります。C-130は勿論、C-2でも輸送は無理でしょう。ましてヘリで空輸することもできません。
そして、ご案内のようにリーフを超えることができないわけですから、完全に洪水で水没した処ぐらいしか役にたたず、泥濘地や増水で沼沢化したような地域、豪雪地帯では役にたちません。そしてそのような現場に到達するのは極めて困難です。

AAV7の採用は、それがたとえ役立たずのクズで、今後その整備費が陸自の予算を無駄に喰うことなっても、始めに採用ありきの政治決断だったと思われます。
防衛省は本来AAV7の採用に関しては、APCのみならず、指揮通信車と回収車も試験運用するはずでしたが、その到着を待たずに僅か半年で試験を端折って、AAV7の採用を決定しました。つまりAAV7がスタックしたときのことはまったく調査も試験もしていません。
だからAAV7が擱座したときのことは全く分かりません。にも関わらず導入しました。

世間ではこういう決定のことを「無責任」、いうのですけども。

別に日中関係が極度に悪化したわけでもない(これは当時の小野寺大臣も岩田陸幕長も認めています)にもかかわらず、本来やるべき試験を怠って、「アメリカに言われたから」と、無理矢理早く導入しました。まるで昔の総督がいた時代のフィリピン軍みたいです。とても独立国の「軍隊」、あるいは政府とは言えない決断をしました。というよりも決断なんかしないで、アメリカ様の言われたままに試験もしないで導入しました。これを決断とはいいません。
これが「戦後レジームからの脱却」というやつでしょうか。

しかも発注され、一度も使用されなかった指揮通信車と回収車は調達される52輌のAAV7に組み入れられません。恐らく土浦の武器学校あたりで展示するでしょうが。
試験用に調達する装備が試験に使用されないのが分かっていて、発注・調達したのは犯罪的な税金の無駄使いです。これを会計検査院がなんでノーマークなのはぼくには全く理解できません。国会で証言もあったのに全く不思議な話です。


しつこいようですが、AAV7被災地までの戦略機動能力、自力で現場にたどり着くことは極めて困難です。
対して英海兵隊のバイキングはどうでしょう。水上航行能力はAAV7に比べて低いです。ですがこれはLCACやLSTなどで海岸近くまで運べば済む問題です。そして珊瑚礁も難なく踏破できます。この点遙かに優れています。
またC-130は勿論、チヌークによって空輸も可能です。さらにAAV7に比べて車体もコンパクトですし、そもそも不整地踏破能力は極めて高いわですから、島嶼防衛作戦は勿論、災害地への戦略機動能力、自力での移動能力も極めて高いものがあります。

災害にも有用ということを大声でアピールするならば、AAV7よりもバイキングやSTKのブロンコの方が余程有用です。また本来の島嶼防衛においても然りです。

またバイキングやブロンコを採用するにしても装甲型を減らして、非装甲型を兵站用として採用ることも考慮すべきです。これらは装甲型に比べて軽く、輸送も更に楽になり、また運用コストも低くなります。
例えばこれらを30輌ぐらい消防庁か国交省あたりの予算で調達してはどうでしょうか。維持と運用を自衛隊退役者を再雇用した会社を作ってそこで行い、整備の予算は防衛省が持つ。これを有事には兵站車輌として自衛隊の部隊に組み込むというような話も考えるべきです。

そもそも自衛隊はかつてヘッグランド社の非装甲型を導入、運用してきた実績もあります。
その能力はよく分かっていると思います。

繰り返しますがAAV7の導入は間接的なエビデンスを見る限り、政治的な「天の声」があったではないかと思えます。しかも軍事的無能者の「天の声」です。無責任に調査を端折って役立たずの装備、しかも中古で十分だったのに、わざわざ新品を買いました。中古といってもリファブリッシュして新品同様になるのですが、「お古は嫌だ」と駄々をこねてわざわざ税金を無駄使いして、お高い新品を調達したわけです。

その上52輌のAAV7は既存の海自の輸送艦では輸送できません。そうするとおおすみ級輸送艦はAAV7だけでいっぱいになって、本来必要な隊員や燃料、食料、弾薬などの物資、トラックや施設科の資材などを運べません。
AAV7だけで揚陸作戦ができると思っているのであれば、お子様レベルの軍事知識です。
DDHの輸送能力をすべて動員してもまともな揚陸作戦はできないでしょう。そして海自が将来導入する新型揚陸艦の詳細も全く決まっていません。なのに大量のAAV7を買ったのは見識が全く皆無なのか、首相官邸の「高いところ」からの強要があったのか、あるいはその両方だったのかもしれません。

こういう組織(防衛省、首相官邸)を優秀と評価すべきでしょうかねえ。今の大臣を見る限り、安倍首相に軍事的なセンス、知識があるとは到底思えません。右翼的な発言だけは得意出、軍事知識が欠如したチキンホークな人物を、チンチンが付いていない女性の子分というだけで防衛大臣にしたのでしょう。これを首相官邸では「女性の社会的活用」とかというのでしょう。
控えめにいっても当事者意識&能力が欠如しているとしか言いようがありません。

以下のような車輌も消防では採用されております。

消防仕様ベース車両 ARGO
http://www.sms-argo.com/jp-argo
新潟市消防局に配備されたARGOの操作説明に伺いました。
http://www.sms-argo.com/other/938


英空挺部隊ではこれと酷似したスパキャット社のスパキャットをかつて空挺用車輌として採用しました。不整地踏破性能が高く、搭載能力も大きく、水陸用です。

また南アフリカ陸軍の空挺部隊でもアルゴ社のシステムを採用した同様の8輪車輌、ゲッコーを採用しております。ゲッコーもスパキャットもトレーラーの牽引が可能です。

例えば第一空挺団でこのような車輌を採用することも検討すべきではないでしょうか。既存の1/4トントラックや高機動車よりも遙かに高い踏破能力を有しており、災害派遣に有用であるだけではなく、水陸両用作戦にも使用が可能です。


更に申せば、陸自の装輪装甲車はすべて水陸両用機能を有しておりません。これはコマツの設計陣が我が国の河川は流れが速いから必要ない、といったことを陸幕が全く検証もしないで真に受けたからです。
陸自ではそのような検証を行っておりません。例えば96式装甲車などがAMVやピラーニャのように水陸両方機能を有していたら災害派遣も有効かもしれません。東日本大震災でももっと活躍したかもしれません。

このような思いつきや思い込みを鵜呑みにして、まともな検証も試験もしないで装備を開発・調達するのが陸自の悪いところです。これまた当事者能力と、当事者意識が欠けていると思いますが、如何でしょうか?


また給食に関して言えば野外炊事能力が極めて低い。陸自には中隊規模ようの牽引式炊事システムしかなく、東日本大震災では被災者には暖かい食事を振る舞いましたが、隊員は冷えた缶詰の飯を喰っていました。これをメディアは「美談」として紹介していましたが、まあ、アッツ島やガダルカナルでの玉砕=全滅の礼賛と同じセンスです。

単に兵站軽視で、隊員に無用な負荷かけているだけです。冬場の東北で暖かい飯も喰わずに、長時間過酷な作業を強要するのは犯罪的行為です。不思議なことにリベラルなメディアすらもこういう視点で報道しない。日の丸を振るような、自衛隊礼賛記事を書いてしまいます。リベラルって馬鹿という意味なんでしょうかねえ。

繰り返しますが、これは陸自の給食能力が低い、つまり幕僚監部の無能、無策の結果でしかありません。トルコやシンガポールですら有しているコンテナ式の給食、食堂システムも陸自にありません。アメリカ軍の10倍も高い機関銃買っていればそういうカネも出ないのは当たり前です。逆にまともな兵站を維持するならばそんな馬鹿高い装備は買えません。

このようなコンテナ式の給食システムは嵐など過酷な環境でも炊事や食事可能です。それは被災者にも恩恵がありますが、隊員の士気と能力を維持するためにも必要です。これはまたPKOなどでも非常に有用なシステムです。
まあ、陸幕装備部はそのような装備があることも知らないのでしょう。何しろウィキペディアを参照に資料を作る組織ですから。

防衛省はやたらに戦闘用装備が災害派遣などに役経つとアピールしますが、非常に言い訳がましいし、余計胡散臭くなります。必要なのは戦闘に有用であるかどうかが、第一であり災害派遣、民生協力に役に経つのはおまけです。
無論災害派遣も自衛隊の立派な任務です。そうであれば、本来の戦闘任務に支障がない程度で、一定の災害での使用を想定した仕様を盛り込めばいい。もしそうならば、AAV7は調達の候補から落ちていたでしょう。

あたかも戦闘用災害派遣両用的な宣伝をするのはそれこそ自衛隊最高指揮官である安倍首相のきらうところの「印象操作」であります。
それ以前に本来の目的にすら役に経たないクズのような装備を大金かけて「官邸の最高レベル」からの話だ、みたいにして押しつけたり、そのような話を真に受けて、税金の無駄使いをして、自衛隊を自ら弱体化させるような防衛省のあり方を変えるべきです。


Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。

海自ヘリ選定巡る下克上と内局 その1
http://japan-indepth.jp/?p=34774
海自ヘリ選定巡る下克上と内局 その2
http://japan-indepth.jp/?p=34784
海自ヘリ選定巡る下克上と内局 その3
http://japan-indepth.jp/?p=34792





『キノコホテル創業10周年記念大実演会<サロン・ド・キノコ〜飼い慣らされない女たち>』
2017年6月24日 at 赤坂BLITZ

https://okmusic.jp/news/186265













テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
>AAV7の導入は間接的なエビデンスを見る限り、政治的な「天の声」があったではないかと思えます。しかも軍事的無能者の「天の声」です。


不正、はては疑獄があると、匂わせてしまったようなものですね。
これを公言するのは、もはや政界、官、業界に「手袋を投げつけた」のと同じ。
生きている限り「ペルソナ・ノン・グラータ」のリストに名前が載りますよ。

国政の意思決定は、平成26年に内閣法を改正して、省庁から権限をいわゆる官邸主導に強化した。
議院内閣制でありながら方針のベースは、総理周辺が決めやすい仕組みに変わっているのです。

いわゆる族議員の介入もある程度は力を削いだ。
法律改正や準じる決定は、むろん国会の承認、議決が必要ですが。

総理総裁の裁量はこれでぐんと広まったが。あらゆる懸案、特に技術的考慮が必要なすべてを総理その人が分析・判断できぬので。
肝心なのは政権周辺にいかなる「ブレーン」をもつか、これが今後の意思決定に大きく影響を及ぼす。

とかく「層の薄い」軍事安全保障の専門家なかでも制服組経験者にあらずして、民間の資質・感覚を持った助言者の存在は貴重であるのに。
あなたは、自らその可能性を断った。

「御用評論家」など、もとより自分は恋々としておらぬ。安く見るなと言われるであろうが。

主流はやがて変わり、あなたの見識を求める時運もめぐってくるかもしれぬのに。
天下国家のためには、まこと勿体ない事。
yakozen888
2017/07/09 09:35
水陸両用車といえば、陸自の94式がありますが、今回は出ないのでしょうかね?東日本大震災の後の捜索活動に出ていたのを見た覚えがありますので。それはそれで、イギリスが退役させるブロンコって、何処かに売却されるのでしょうか?どうせなら陸自が買えば良いのに、なんて考えたものですから。もっとも、中古品となるので嫌がるかもしれませんねorz 積載量も申し分なさそうだし、良い装備だと思うのですが。あとARGOですか。代理店(春日部にあるんですね。迂闊にも知りませんでした)のサイトに載っていた、とちぎテレビの動画を見ましたが、なぜか「怪獣大戦争マーチ」と「科学特捜隊のテーマ」がBGMにw




>重工大手が航空機エンジンの修理・整備事業を拡大するワケ

http://newswitch.jp/p/9635

将来の民間機用エンジン開発を見据えてですか...だけど、自衛隊向けのヘリの生産ではないですが国内で3社が競合して、まともなエンジンが開発出来るのでしょうか?
KU
2017/07/09 13:21
AAV7の購入に充てたお金でお試しでAH−1Z辺りでも買っておけばまだ意義があったでしょうに・・・・
同じ海兵隊ならLAV25でも良かったんじゃないかと思います。
yakozen888さん、キヨタニさんは別に官邸に登用してもらいたいが為に軍事評論活動をしている訳ではないと思います。
それに在野の人間の意見なんぞは無視して当然であって有用であれば聞いてやってもいい位に当局は考えているはずです。
ましてやキヨタニさんは批判しまくりですから最初から可能性なんぞは無いと思いますよ?
安倍首相が批判者すら有用なら登用するような度量があれば大したものですが、キレやすい性格から察するに無理でしょう。
八王子の白豚
2017/07/09 16:10
知っていることを書かなければ、もっと待遇が良くなるでしょね、羽織ゴロとしては(笑

94式はビーチでも自力でオカに上がるのが難しいほど不整地走行能力が低いです。単に水に浮くだけが取り柄です。
キヨタニ
2017/07/09 19:48
清谷さんの書込を読んで昨年の中国珠海航展に行った事を思い出しました。以前と異なり今は海外への武器輸出を加速するため航展でも陸上兵器も専用の兵器館と言うパビリオンを作って主に輸出向けの戦車や装甲車、地対空ミサイルや榴弾砲を展示しているのですが、一番驚いたのは水陸両用戦車とピラーニャの様な水陸両用の兵員輸送車やその派生で偵察車や戦闘車などいろいろなバリエーションの水陸両用車を売り込んでいた事でした。南シナ海、東シナ海への展開を念頭に色々やってるんだなと思ったのですが、この手の車両が意外と市場がありそうだと言う事でもあるのでしょう。昔はガラ空きだった航展も今やパブリックデーのチケットが完売(日本円で1万円近い)する程一般の中国人が押しかけて大変な混雑で満員電車状態の館内を十分見ることができませんでした。車両の展示の仕方で後ろ側が殆ど見えないので細かい構造等は分からなかったのですが水際地雷敷設車の様なスクリューが2つ付いていました。それとリンク先のバギーの様な車両もエプロン地区に展示してありました。性能などは全く分かりませんが中国は売れそうな物は何でも用意するもんですね。力の入れようと言えば早々に撤収した某国装備庁と異なりLIMAのパブリックデーでも中国企業は聞かれたら無為の一般人にも兵器やシステムの説明を行っていました。本当に海外に売りたいならこの辺は多少なりとも見習うべきかもと思います。
やれやれ
2017/07/10 21:22
お邪魔します。
 確か先の大戦前のアメリカにはエアコブラというプロペラ軸に大口径機関砲を仕込んだ戦闘機があり、結構高い評価を受けていて旧陸軍も同様の機体を開発していたが、大戦が始まってみると思った程大したことが無く、そのせいか旧陸軍の開発も中止されたと聞いた事があります。
 AAV7は今まで普通の装甲車両として使われ、強襲揚陸を行った事は無いと聞いた事があります。思えば先の大戦は海の戦いでしたが、その後のアメリカの主たる戦争である朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争及びアフガン・イラク戦争は陸戦中心だったように思われます。もし将来AAV7による強襲揚陸が行われたら、AAV7はエアコブラの後を追うのかなと思ったりもします。
ブロガー(志望)
2017/07/17 17:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
AAV7は災害に有用か? 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる