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zoom RSS 【Who do you think you are?】リベラルの思い上がり

<<   作成日時 : 2016/12/03 17:16   >>

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さて米大統領選挙ではトランプが勝利したわけですが、アメリカのメディア(日本のメディアも)、結果に満足していないようです。

まあ、端的にいえば反知性主義だ、田舎白人を騙して票をとった、ポピュリズムだなどということです。
実際の表現はもっとお上品で複雑ですが、言っていることはそういうことです。

アメリカのマスメディアはリベラル色が強いわけですが、本来リベラルは理性的で、平等で民主的な社会をめざしていることになっていますが、現状はどうでしょうか。

前にも書きましたが、今回の選挙ではヒラリーが負けただけでなく、リベラルなマスメディアに対する有権者の不信任だったとぼくは思っています。
まあ、ヒルビリー(田舎白人)はぼくもあまり好きではないのですが(笑
でも素朴でいい人もいます。

ヒラリーはエスタブリッシュメントな政治屋であり、彼女含めて、既存政治は信用できない。その政治屋とズブズブの文屋も信用できないということです。


メディア側が自分たちと意見がことなるのを、単に反知性主義だと罵るのは簡単ですが、それではリベラルなメディアに「知性」があったのか。これは大変疑問だと思います。「おれたちは知的で、頭がいいけど、無知蒙昧なお前ら大衆が馬鹿だからトランプを選びやがった、というのは驕りではないでしょうか。

かつては、戦後のアメリカでは中流以下の労働者でも家と車二台ぐらいは買えて、上手くいけば子どもを大学にやれるぐらいの収入がありました。コツコツは働いていれば、それなりに報われる社会でした。一攫千金のアメリカンドリームよりもこちらが重要です。
ところが、80年代ぐらいから雲行きが怪しくなってきました。グリード(貪欲)・エコノミズムの台頭です。

投資家や大企業の重役の収入は何十倍にも膨れ上がりましたが、対して社員は業績が良くとも、投資家や経営者が収入を増やすために解雇されました。これにより貧富の差が拡大しましたが、優勝劣敗は当然だというのがメディアの主たる論調であり、このような企業の経営方針を批判してきませんでした。

アメリカの経営ではバランスシートの固定費用である、工場などの生産手段、従業員などが削れられれば見栄えがよくなるという発想があります。これらに加えて、従業員の教育費や研究開発費といった、費用も削ればそのほうが、投資家から歓迎されます。
更に自社株買いをすればもっと株価があります。
でも自社株を買ったからといってその企業の実態やパフォーマンスは変わらないんですけども。

投資家は配当が増えるのは勿論、経営者もストック・オプション制なので、収入が増えます。
しかも利益の確保は四半期ごとですから、長期を見通した商売はできません。
これでは信用第一で長期的な視点の経営はできず、勢い山師、山賊的な商売になります。
これでは雇用を維持し、社員を教育し、研究開発を通じて息の長い商売をすることはできません。

繰り返しますが、このような経営をアメリカのリベラルなメディアは是としていました。
企業の利益と、株価が上がればそれは景気がいいのだと。

ですが、その影では多くの中産階級が解雇され、週給の単純労働に流れ、下層労働者は職を失って、フードスタンプをもらう生活になっています。

かつて厚かったアメリカの中産階級はやせ細り、底辺の労働者は更に貧乏になりました。アフリカの最貧国と同じ構造です。中産階級が減れば多様な消費も起こりません。

ところが、メディアはこれを「グローバリゼーション」だから仕方ないですませてきました。アメリカでは人間は金持ちと貧乏人しかいない、第三世界と同じような構図になってきました。そして労働者は搾取されて当たり前であると。なんとなくカール・マルクスが登場してきた時代の欧州に似てきたような気がします。

ソ連が崩壊し世界の市場が統合され、各国とも国際的な競争が激しくなったのと、アメリカ式の強欲資本主義はイコールではありません。ところがアメリカのメディアはそれがあたかも同じかのように宣伝してきました。アメリカで洗脳されてきた日本の「専門家」にも同様な人たちがおります。強欲資本主義を批判すると、それはグローバリゼーションに否定するのだと。こんな幼稚な論理がまかり通ってきました。

メディアが重用してきた「経済の専門家」とは実体経済に無知な、経済学者と相場師の手先です。
彼らはビジネスの現場を見ることもなく、数字だけを弄んでいます。しかも彼らの世界とは彼らの身内の株式や債権などの市場と経営者だけです。

大体環境を完全に再現して実験ができない経済学を、数式を使ってあたかも科学的な学問のごとく、吹聴するのはエセ科学や宗教の類です。
結局権威があって声の大きいやつのいうことが「正統」ということになります。
カルトも良いところです。
拝み屋が死んだら天国にいけますとか言うようなものです。お前行ったことがあるんか、と。


会社の実態や中長期の経営戦略などに興味がない。株価が上がること、あるいは乱高下することが彼らの望みです。
その場にぺんぺん草も生えないようになるまで収奪したら、次にいけば良いというのが彼らの方針です。


実体経済を見ていない専門バカの学者と相場師のみが「経済の専門家」であり、正しい分析ができる権威であるかのようにメディアは紹介して世論を操作してきました。これは日本でも同じです。

それを何処かの島国のアレな総理は真に受けて、アベノミクスなんぞという胡乱な経済政策を思いついたわけです。

アメリカの大手メディアはこのような強欲経済と、世界市場が統合されたグローバリゼーションは同一のものである、それが世界のスタンダードだと宣伝してきました。それに乗っかってきた日本のメディアも少なくありません。


この動き対して起きたのが、ウォール・ストリートの占拠であり、サンダースやトランプなどの8年前であれば泡沫候補だった候補が本命となりました。
このような社会の不満や不安に見て見ぬふりをしてきたのは、あるいは大したことがないとタカをくくってきたのが既存の大手メディアでした。

このような庶民を搾取する政治と経済界、それを是とするかのような報道を繰り返してきたマスメディアが信用されなくなるのは当たり前で、有権者が実力はわからないけども、経営者としての手腕があるトランプに賭けてみようと思ったのは当然のことではないでしょうか。
こういうことは自分たちも政治や経済の特権階級と同じだと思っている、メディアの連中には理解ができなったというわけです。

それを反知性主義だ、庶民はバカだと非難しているようなマスメディアには未来は無いかと思います。自省すべきは既存のマスメディアの方です。

アメリカではリベラルとは、既存の政治家と大企業に擦り寄って、利益を得て、そのためには庶民を搾取し、社会が破壊されても構わないと思っている人たちのことのように思えます。






東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「駆け付け警護」は自衛官の命を軽視しすぎだ
http://toyokeizai.net/articles/-/146208


駆けつけ警護に関してJapan In Depth に以下の記事を寄稿しております。

自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その1 情報編
http://japan-indepth.jp/?p=31070
自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その2 火力編
http://japan-indepth.jp/?p=31120
自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない。その3防御力編 前編
http://japan-indepth.jp/?p=31185
自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その4防御力編 後編
http://japan-indepth.jp/?p=31379
自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その5戦傷救護編
http://japan-indepth.jp/?p=31436

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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
天国に入る自由を求めて病まないリバティ屋さん
聖書にあるもの以外滅びの門としてカットのメディア引用の世論操作勝利‥
巳蛙
2016/12/04 00:31
<社説>防衛費過去最大 周辺国と軍事緊張高めるな

http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-405725.html

たかが攻撃ヘリや装甲救急車一つ、満足に揃えられない。UAVの運用体制も戦場医療体制も我が国より遥かに予算の少ない国に劣る。そんな国のどこがどう、軍事大国なのやらorz 予算さえ増えれば精強な自衛隊になるに違いない!てな発想もアレですが、予算が増えた=軍事大国になるに違いない!てな精髄反射的な発想も困りますね。
KU
2016/12/04 10:07
清谷様

中産階級の底上げ 、私は教育産業で働いていますが、秋田県は学力テスト平均点数連続日本一、低学力を中間まで底上げする指導の政策、落ちこぼれを少なくするという目標ですが。確かに平均点は上がります。しかし、焦点が中間層から下位層に集中しているので、上位層は延びない。故に難関大学の合格者が少なくなる。上位層が不満を持つ。公平っていうのは難しいですよ!
所得の再分配と学力は似て非なるものがあります。
私はブロイセンの宰相ビスマルクの政策は最大公約数の幸福に近いものだと思っています。19世紀は資本主義と帝国主義の流行りです。先進国は富国強兵の政策を取らざるを得ません。しかし、ビスマルクは資本家だけ富が集中すると国全体の経済が発展しないので、労働時間規制、医療保険、年金、雇用保険と社会保険を充実し、軍事力と経済力をつけました。所得保証と経済発展は車の両輪・両立することが証明されました。
市場経済市場主義と共産主義は一見違うように見えて、ベクトルは違うけど本質は同じではないでしょうか?資本家と赤い貴族に富が偏る。 資本主義と社会主義がコラボした社会が最大公約数の幸福になるのではないでしょうか?したがってドイツや北欧は貧富の格差が少ないのではないでしょうか?
元キャプテン
2016/12/04 10:45
清谷様へ

実態経済の知らないエコノミストや経済学者で本当に会社を経営できる方は何割くらいでしょうか? 経済・経営は生き物で必ずしも理論や数字で判別できるものではありません。 自然科学とは違います。医学も同じで治療法や薬は効き目・副作用は個々の体力・体質・年齢によって異なります。したがって医師は生活習慣や生活環境を知る必要があります。
私の昔取った杵柄である軍事も戦理やドクトリンだけでは勝利は獲得できません。兵士の心理、将校の統率力、地形、 敵の司令官の性格が戦況を左右します。 自営業者であり、経営者である清谷さんに実態経済について御指南をお願いします。
元キャプテン
2016/12/04 11:21
清谷さんのご意見、概ね賛同いたしますが、若干、米国の実情と異なる点があります。
住宅については、ブッシュのサブプライム全盛期に70%程度でしたが、それ以外の期間は現在も含め概ね65%程度で一定しており、自動車免許保有率、保有率も同様の傾向で(10代では低下していますが)、ヒスパニックの増加なども考えれば全体としてはむしろ豊かになっています。この点に関して言えば、地方と高齢者にばら撒くための税金と社会保険料を吸い上げられている東京のサラリーマンより、大半のアメリカ人の方が(額面上の年収は低くとも)生活は豊かです。
日本の出生率が1.46程度に比べ、米国は2前後を維持し、白人でも1.8程度を維持しています。若者の貧困化が少子化の原因だ!などと仰る方もいますが、それなら日本の若者の方が、米国の田舎白人より、よほど貧困なのでしょう。事実、都道府県別の出生率は、一人当たりの税金収支に綺麗に比例しています。即ち殆ど地方に持っていかれて搾取されるだけの東京が最低で、膨大な補助金を得る地方(沖縄など)が最高ですから。
トランプ現象を日本の高齢者・田舎人的に、反グローバリズム、反強欲資本主義、反格差と捉えると見誤ります。同時に行われた上下院選では、ティーパーティーのような共和党の自由主義の申し子みたいな人達が票を伸ばして過半数を占めたのですから。トランプ躍進の原因は、民主党のエリートお友達金権体質(エリートの仲間同士でコネと情報の回しあい)への反発、反ポリティカルコレクトネス、反オバマケア(健康保険費負担激増)でしょう。
X
2016/12/04 14:19
元キャプテンさんへ
北欧でうまく行くのは小国だからです。人口数百万程度の国ですから、シンガポールと同じで、他国の豊かさにフリーライディングして上前を跳ねても問題にならないからです。

上前を跳ねると言う点ではドイツも同じですが、大国なので大問題になっていますし、それがエマニュエル・トッド氏などが指摘するようにEU混乱の最大の原因です。EU全体を日本一国に例えると、ドイツが東京で、イタリアやギリシアなどが秋田県などの地方です。東京に一極集中する様に、ドイツは安い労働力とEU市場を最大限に利用しながら産業を自国に集中させ、ギリシアやイタリアは割を喰います。日本の場合は、東京が得た利益は税金として召し上げられ秋田県などの地方に還流しますが(現状は行き過ぎですが)、ドイツは還流させません。東欧などの安い労働力を使い、ギリシアやイタリアの市場を独占しますが、利益はドイツ国内でばら撒くだけで、他の国には分け与えません。これが故にドイツは豊かで上手く行っている様に見えますが、それは日本で言うなら、東京が地方に税金を還流させるのを一切辞めて地方は破たんするに任せ、利益は全て都民だけに還流して豊かさを謳歌している様なものです。
資本主義と社会主義のコラボは必ず破綻します。何故なら、それは結局、フリーライダーが激増し、そのツケを他所に回す思想だからであり、ツケを回す先が尽きた所で破綻するのです。元キャプテンさんが自衛隊でみたもの、それが拡大再生産されているのが、実情です。
X
2016/12/04 14:37
たしかに、その通り
ただ、元に戻っただけかと ビフォアケインズ、とでもいうべきぱなま、バハマだとか見ても、62人が世界の半分を持ってルだとかをみても、あきらかにまずいよね

ただ、とらんぷはそこに斬り込むか、と
きりこんだら、逆にしたいにカエラれっるだけなんじゃないですか?

いわゆる、1%の保有資産は、90%取り上げるくらいのことはやらないと、たぶんダメなはず。
個人富豪だけじゃなく、法人企業コングロも、ターゲットだけどさ。

どうなるのかな
aaa
2016/12/04 18:47
X様

貴重な御意見ありがとうございます。 確かに青臭い理想論ばかり申し上げました。理想にならないのが世の中なんでしょう。既得権益、民族性、過去のしがらみ等色々な要素があります。
私が問題提起をしたいのは公平と平等は違うということです。平等は機会の平等であって、結果の平等ではないということです。公平とは 最大公約数の幸福・利益です。また、能力ある者や努力した者が応分の地位・報酬を得る。しかし、 全員がそのおこぼれを得ない。最低保障とかナショナル・ミニマムという考えが存在します。国・地域によって財力・人口が異なりますので必ずしも上記のようなことを実現できません。また、為政者の考えでも違います。人間がやることですから嫉妬・不満は避けられないでしょう。
元キャプテン
2016/12/05 21:19
X様

資本主義と共産主義のコラボでなく、資本主義と社会主義のコラボでした。訂正します。世の中バランスです。さじ加減は政治家の仕事です。世の中、白黒ではっきりしないものが多いですから。
自衛隊は資本主義の世界の中の共産主義といった表現に近いでしょう。上意下達の官僚制、競争原理がなし、市場という需要と供給のバランスなし、無気力・無能な人間には楽園でしょう。しかし、 向上心のある、能力のある人間には苦痛でしょう。だって生産やサービスがないし。だって国家予算消費するだけ、GDPに加算されませんから。民営化されれば別ですが。まぁ自我を保つ、モチベーションを維持するのは難しい仕事だと思います。人事制度の工夫で対処するしかないでしょう。根本は変わらないですから。
元キャプテン
2016/12/05 21:56
現地住民としても、メディアの独りよがりには落胆しました。 予備選前、左の強いサンフランシスコではサンダースのステッカーを貼った車が増えてるのに(ヒラリーはホボゼロ)メディアは「いつになったら彼は諦めて辞退するの?」といった報道ばかり。 ちゃんと取材してるのか疑わしかったです。
 
予備選後、民主党(民主党全国委員会)の幹部がサンダース下ろしをメディアと結託してやったのがwiki leaks経由で暴露されます。 これをうけ、民主党のトップが引責辞任。 これでメディアも改めるかなと思いきや「トランプ候補を助けるためロシアがメールを盗んで漏洩したんだ!」と騒いてプロパガンダに利用する始末。 この件、日本では「ロシアのハッカーが…」とうい報道はあっても、「民主党内の不正が漏洩された」という事実は触れてませんよね。
 
本戦でも民主党の不正は止まりませんでした。 トップ不在になった民主党の代理になったCNNキャスター(Donna Brazil)が討論会前、質問内容をヒラリー陣営に漏洩したことが発覚、CNNを首になりました。 
 
トランプは失言マシーンなので、真っ当に戦っていれば勝てたものを…  残念です。
えいち
2016/12/06 03:47
「そう言う状況」下、トランプみたいなヤツが支持される事の「危険性」は認識しておかねばならない。
NetrightHunter
2016/12/06 20:47
清谷様

テーマと関係のないお話をすることをお許しください。
私事ですが、私の現役時代の上司が退官し、銀行の子会社に再就職できました。 高卒入隊、勤続36年、大隊長や業務隊長を経験し、2佐で定年。プロパーとしては出世したと思います。人望が厚く、シニアオフィサーの中では頭の柔らかい部類だと思います。
再就職できて、年収は現役の30〜40%、来客では20歳くらいの小娘から、はい、お客様にお茶入れなさい!とこづかれ、 30代前半の上司から 、あんた自衛隊で本当に管理職やってたの?部下を指導していたとは思えない。 全然ビジネスマナーできていないよ!と説教され、屈辱な思いをしたが、生活がかかっているので我慢!
上司は現在の援護について、時代に適合せず、抜本的な変革をしなければと痛感していました。個人の努力や資質もあります。しかし、アルバイトの経験もなく、30年以上お客様を相手にしていなく、同業者のみで仕事していたので、やはり カルチャーショックは大だと思います。 自衛官は潰しが利かないのもある程度否めません。元上司はこんな理想論を主張しました。映画の県庁の星のように、民間企業に出向・研修する制度、退官半年前に給料半分にし、副業アルバイトを認め、アルバイトしながら就職活動をする。アルバイトすることにより、民間感覚を得て、再就職先での自信が付くし、適性を見極め、ミスマッチを防げる。清谷さんと同年代ですが 50過ぎの再就職はしんどいのは論を待ちません。紋切り型の再就職システムを改めるとともに隊員個人の意識改革も必要ですが。
元キャプテン
2016/12/06 23:12
清谷様

続きです。

3月に防大の弊害のコラムに関することです。

元上司の方は防大出身のポスト独占は 色々な危険性をひめており、暴走する可能性が大だと主張しています。
・上司が陸幕勤務において、防大OBの人口密度が高く、先輩・同期・後輩の同窓会のようなサークルができ、案件について、ノリや先輩の鶴の一声で決まる。組織運営として問題がある。
・ ポスト独占は一般幹候や部内幹候出身者のモチベーションを下げ、優秀で実績ある者が適職に就けない、去る。人材の流出!
・ サークル、村社会の形成でガバナンスやコンプライアンスが有名無実化し、不祥事でもクビにならない。中堅・下級幹部がスケープゴート。若い衆は ストレスでサボタージュ
元上司は官僚主義の蔓延、帝国陸海軍の回帰を懸念しています。また、多様性ある人材や外部人材の採用を推進すべきだ!と仰っていました。高校卒業して入隊、冷戦期を過ごした老兵の遺言です。 考え方は清谷さんに近い。シニアオフィサーでも、まともな見識を持っている方はいます。
元キャプテン
2016/12/07 11:01
お邪魔します。
 平安後期から鎌倉時代にかけて日本は混迷していました。今の我々からすれば「貴族の時代から武士の時代への転換期」でしょうが、日蓮は「日本人が真の仏の教えである法華経を蔑ろにして密教や念仏に現を抜かしたため」と考え、法華経以外のお経を有害無益と切り捨てた日蓮宗を立ち上げました(「法華経が最高のお経」というのは大衆部仏教の有力な解釈の一つ)。
 今のアメリカには「アメリカがこうなってしまったのは左翼リベラルどものせいである。だから左翼リベラルどもによって歪められる前の状態に戻さなければならない」とでも考えているのではと思ったりします。左翼リベラルによるところもあるでしょうが、「自体が内包している問題」や「状況の変化」もあるでしょうし、「貪欲経済(その申し子がトランプ?)」と「プロテスタンティズム的禁欲及び隣人愛」とは相容れないでしょうが、そういう事は考えないわけで。。
ブロガー(志望)
2016/12/08 22:27
ヒラリーとトランプ、嫌われ者同士の戦いはより陰湿に見えるヒラリーの敗北に終わったわけですが・・・
私も正直ヒラリーは嫌いだったのでザマーミロって思ってますがね。
トランプのあのおバカな言動は計算があるという意見もありますが実際どうなんでしょう?
八王子の白豚
2016/12/11 00:40

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