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zoom RSS 安倍首相の社会主義好(ハォ)。東証一部 4社に1社、公的マネーが筆頭株主

<<   作成日時 : 2016/09/02 10:32   >>

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4社に1社、公的マネーが筆頭株主 東証1部
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD26H74_Y6A820C1MM8000/?n_cid=TPRN0003
市場機能低下も
2016/8/29 2:00 日本経済新聞


> 「公的マネー」による日本株保有が急拡大している。日本経済新聞社が試算したところ、
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と日銀を合わせた公的
マネーが、東証1部上場企業の4社に1社の実質的な筆頭株主となっていることが分かっ
た。株価を下支えする効果は大きい半面、業績など経営状況に応じて企業を選別する市場
機能が低下する懸念がある。

> 大量の資金を業績などに関係なく投じると、市場の「価格発見機能」が低下し、業績や
経営に難のある企業の株価も下支えされて資金調達などを続けやすくなる恐れがある。市
場からの退出圧力が働きにくくなれば、「経営の規律が弱まり、企業統治の面でも問題が
大きい」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは指
摘する。


.>GPIFは運用総額約130兆円の世界最大の年金基金。2014年に日本株の保有比率の目安
を12%から25%へと大幅に引き上げた。日銀は金融緩和策の一環として上場投資信託(E
TF)を買い入れている。7月29日に年間購入額を3.3兆円から6兆円へと倍増した。



その昔政府の相場操縦がPKOと呼ばれて非難されていた時代より格段に悪いですよね。
民間企業の国営化みたいなものです。

市場が硬直してますます個人投資家は逃げ出すでしょう。

それに株価が大暴落したときに、公的資金はでかすぎて投げ売りができません。
できても暴落を加速させるだけです。いずれにしろ、税金(というよりも借金)、国民から預かったお金を大幅に減らすことになるでしょう。借金で博打しちゃまずいというのがカタギの人間の常識なんですがねえ。


そもそも円安誘導で外人や大手投資家の投機を当て込んだのがアベノミスクです。
いつも申し上げておりますが、それよりも遥かに大きい個人消費から例えば100収奪して、それを投資家と一部の輸出企業にばらまいたわけです。投資家の多くは外国人ですから消費者からぶんどったカネの多くをを海外にばらまいたわけです。
ですから分捕った100のうち、50とか30とかに国内に残らない。

国内輸出企業と機関投資家は儲かったでしょうが、輸出企業はあぶく銭とわかっているので内部留保に回したので、お金が世の中に回ったり、社員の給料に対して反映されません。下請けなんぞも殆どおこぼれがありません。
当然消費が増えるわけがない。

消費が増えないから企業は設備投資をしない。ところが安倍政権はその原因を見ないで、金融緩和すれば設備投資が増えると信じていた。

それが行き詰まったから、公的資金を無理やり市場に突っ込んでいるわけです。
シャブが効かなくなったから、今度はコカインやらヘロインをやろうというようなものです。


本来株価を上げるのであれば、国内の個人投資家を増やすべきでした。そのための方策を取るべきでした、ですが現実個人投資家は減るばかりです。ぼくも3年ほど前にポジションを全部解約しました。

こんな相場には外国の機関投資家も投資はしません。
実際にかなりの投資家が逃げています。

国民はそれほど利口でなくとも、それほど馬鹿じゃありません。無軌道な金融政策や、大盤振る舞いの予算をみて、我が国の将来が明るくなると思って、財布の紐を緩める人は更に減るでしょう。
そしてますます個人消費が縮むのでGDPの拡大は画餅と化すでしょう。

安倍政権の経済運営はミッドウェー海戦、珊瑚海海戦、ガダルカナルを既に過ぎております。流石にメディアの論調も変わってきましたが、未だにアベノミクス信奉者が多いのには驚きます。


週刊朝日のゴジラ記事に寄稿したのですが、石破茂氏へのインタビューとぼくのコラムのサマリーがそれぞれネットに掲載されています。

石破茂・元防衛相「シン・ゴジラ」“防衛出動”苦言の真相を語る
https://dot.asahi.com/wa/2016083100229.html
軍事ジャーナリスト「シン・ゴジラ」の“自衛隊装備の弱点”を指摘
https://dot.asahi.com/wa/2016083100233.html


Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
記事「もしゴジラが上陸したら?」にモノ申す

http://japan-indepth.jp/?p=29895


東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました
「シン・ゴジラ」で戦う自衛隊はリアルなのか
白熱の戦いに登場する兵器を分析してみた

http://toyokeizai.net/articles/-/133280

Japan in depth に以下の記事を寄稿しました。
オリンピックでドーピング、何が悪い?

http://japan-indepth.jp/?p=29562
IRONNAにいかの記事を寄稿しました。
安倍総理よ、憲法改正は「魔法の杖」ではない

http://ironna.jp/article/3795







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
まぁ、このまま行ったら派手に爆砕しそうですよね、アベノミクス。
安倍さんは責任取って辞めればいいと思っているんでしょうけど、むしろ黒田総裁やブレーンとなった学者や財界人と仲良く責任取って文字通りの「切腹」でもしてくれないと破綻まで付き合わされる国民は納得できないでしょ。
八王子の白豚
2016/09/03 18:05
アベアレエコノミクスというヤツでしょう

財務省官僚も、以外にアレだと。

日銀が筆頭株主になっちゃったとか。
いざとなったら、役員を派遣して、経営再建をするというのでしょうか。
日銀も、疑問な判断を繰り返しすぎてるけど。

g8のなかで、唯一使えてない成績続いてるわけで、焦りもわかるけど。

ただ、EUもブレグジットだとか、トランプ旋風だとかもたついてるところに助けられてると。

そのあつ、どうなるか、と。
少子高齢化だし、打つ手はないかと。
aaa
2016/09/03 20:04
昔の銀行の株の持ち合いみたいに、外資を排除して短期的な株主利益じゃなく、長期的な視点の経営をさせるんならまだマシですが、GPIFも短期の利益狙いですよね(笑)
マリンロイヤル
2016/09/03 23:23
お邪魔します。

 唯一神も歴史的視野も無く、今目の前にいる人間に認められない人間なんぞに価値は無いと考える日本人には、目先の摩擦や軋轢を(一時的にでも)増大させる(本当の)改革などできません。しかし全体のパイが大きくならないどころか小さくなる状況では、その分配を巡って摩擦や軋轢は増大します。そういった摩擦や軋轢の増大が避けられない状況だからこそ、目先の摩擦や軋轢の回避により一層腐心するようになります。結果として「その場しのぎとごまかし及びより立場の弱い者への負担や犠牲の押し付け」しかなくなります。その結果、負担や犠牲を集中させられた立場の弱い者が耐えられずに折れると、連鎖反応を起こして全体がクラッシュするのでしょう。

 中小企業は経済全体では圧倒的多数ですが、政や官の上層部と直に接するのは大企業のトップでしょうし、声が大きいのは機関投資家を含む大口投資家でしょう。そういった面々との摩擦や軋轢を避ける事が、今の経済政策の(本当の)目的で、既に「身内が借金を背負った、または事件や事故の加害者になったという振り込め詐欺に騙されている人が、制止する行員に向かって『嘘でもいいから振り込ませろ』と言い放つ」レベルではないかと思われます。

 「虎は死して皮を残す」と言いますが、「日本は潰れて何を残すか」を考えた方がよいのではないかと思ったりもします。具体的には「比較的安定し、かつ日本に対して悪感情が少ない国にジャパン・アーカイブスを作って、後世の歴史家に日本を評価してもらう」といった。せめてゾマホン・ルフィンが駐日大使に”出世”したベナンにたけし・アーカイブスでも作れれば。
ブロガー(志望)
2016/09/04 09:44

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