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zoom RSS 不要な大型飛行艇を作って悦に入るのは日本と中国だけ

<<   作成日時 : 2016/08/04 09:52   >>

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中国、世界最大の水陸両用機を製造
http://www.afpbb.com/articles/-/3095075

こんな実用性と費用対効果の低い大型の飛行艇を作って喜んでいるのは日本と中国ぐらいでしょう。

よくUS-2は有用だという人がいますが、それならばなんで世界の海軍で戦後飛行艇が消えてしまったんでしょうか。本当に飛行艇が未だに有用ならばなんで、予算的にも余裕がある米海軍が開発と調達を続けないのでしょうか。NATO諸国だって同様でしょう。

それはSLが電気機関車やディーゼル機関車に取って代わられたのと同じことです。
つまりは時代遅れということです。

国産飛行艇であるUS-2を礼賛したいだけの幼稚な愛国心故に、「US-2は有用だ」ということを疑いもせずに、それをドグマとして論理を構築するのは一種の宗教です。

無論救難用などでは一定の需要がありますが、海軍が使うような代物ではないということです。

ロシアも使っているんだとい強弁する人がいますが、ロシアのチャイカ(ベリエフBe−12)は60年台に多く対潜哨戒用に採用されましたが、その後は地上機の哨戒機にとって代わられました。救難型のベリエフBe−12PSは10機程度が70年台に製造されただけです。

現在もウクライナなどで運用されているようですが、それをもって軍用飛行艇は有用だというのはどんなものでしょうか。飛行艇は通常の固定翼航空機よりも格段に消耗が激しい期待です。US-1も寿命は15年ほどで、おおむね1年に1機退役、1機が新製されて常に6〜7機がなんとか稼動する状態でした。
また整備の手間がかかる機体でもあります。我が国のUS-1およびA型も、機体の劣化はもちろん、約1/3の機体が事故などで失われております。

つまり未だに70年台の飛行艇を飛ばしているということはよほど飛行頻度が低い、あるいは代用機種がないために稼働率が極端に落ちても更新できない、あるいはその両方でしょう。おそらくは殆ど実働部隊としての体はなしていないでしょう。ですから長年にわたってミリタリーバランスでもロシア海軍のBe−12PSを掲載しておりません。

整備力が高い海自、日本のメーカーですらその程度の期待寿命、耐久性しかありません。ロシアの機体がその何倍も頑丈だというならば、ロシアは我々が知らない超技術か魔法を持っているということになります。

そしてロシア海軍がBe−12PSしているのは波の静かな黒海です。太平洋や大西洋ではありません。飛行艇はある程度のシーステート以上では着水できません。任務を遂行できないことが多いわけです。

我が国でも大型飛行艇は海自の哨戒機、PS-1として開発されました。ですが、時代おくれて地上機に更新されたわけです。ぶっちゃけた話、救難型のUS-1の開発は新明和工業への補助金みたいなものでした。それが21世紀になっても続き、US-2が開発・調達されているわけです。
多額の費用を投じて開発・生産・維持する必要はない機体です。

荒れた海や夜間では着水して救出することができず、調達・運用コストは通常の固定翼機の何倍もかかる。

本当に大型の救難飛行艇が必要で、コストに見合うなら米軍含めてNATO諸国や世界中の海軍が同様の機体を開発、あるいは調達しています。

大型飛行艇礼賛は、単なるUS-2調達を無理やり正当化しているだけです。
US-2の援護は判官贔屓に過ぎません。それは情緒です。


中国はいろいろ不要な兵器を開発しています。でも彼らはダメなら見切りをつけます。おそらく今度の飛行艇も売れずに、フェードアウトされると思います。


日本ではUS-2の民間転用があたかも可能であるかのように、防衛省や経産省が宣伝してきましたが、それはイリュージョンです。

ぼくが東洋経済オンラインに書いた記事を引用しましょう。

>防衛省の開催した「防衛省開発航空機の民間転用に関する検討会」議事要旨には、国が輸出を目論むUS-2飛行艇の消火型に関し、以下のように分析している。「消防飛行艇の市場は、世界で180機程度であり、全てをUS-2の民間転用機に置き換えられれば、現在の消防飛行艇の市場価格であるCL415・1機あたりの価格約30億円と対抗できる価格帯になる可能性あり」。

>だが、競合機と想定されているCL415(現在はボンバルディア415と呼称されている)は76機以上が量産されている。双発で最大離陸重量は陸上では19.95トン、水上では17.24トン。価格は25億円である。対してUS-2は最大離着陸重量 47.7トン、最大離着水重量は43.0トン、機体重量は2倍で調達単価は1機120億円であり、事実上、別なカテゴリーの機体である。CL415は双発、対してUS-2は4発で運用コストも桁違いに異なる。更にCL415ユーザーがUS-2に乗り換えるならば、ハンガーや機体の洗浄設備などに対する投資も必要となる。


カローラクラスの市場にベンツのリムジンが売れると言っているようなものです。
しかも民間機ならば数百億円をかけて、耐空証明、型式証明を取る必要があります。その資金を回収するためには何機売る必要があるでしょうか。

本気でこんなヨタを主張しているならば頭がおかしいといわれるでしょう。とても「有識者」とはいえません。
審議会とかこの手の会合に呼ばれる人たちは役所の都合の言うことをいってアリバイをつくるために平気で嘘をつく人達が多いということです。
防衛省のいう「有識者」とは防衛省の都合のいいことを喋ってくれる社会的は権威のあると言われている人にしかすぎません。俺は嘘つきじゃないとおっしゃるならば無知か、頭がオカシイかのどちらかです。

つまりは大型飛行艇のセールスが可能かどうかは、費用対効果がどうなのだ、ということになります。
本来救難機としてのUS-2は消防庁や海上保安庁が保有するにふさわしい機体です。ですが、そんなものを買う予算はありません。一機120億円で、3機買えば360億円です。予算が2000億円の海保に買えるわけがありません。百億円単位の予算の消防庁なら尚更です。

US-2という玩具が有用だという人たちはお金の話ができない人たちです。

インドに対して売り込みをしておりますが、これは軍用機なので耐空・型式証明を取る必要がありません。
しかし、インドのような国が果たしてこのような、費用対効果が悪く、極めて効果なシステムを導入するでしょうか。
インドのパイロットの能力、整備や運用能力に問題があります。事故で損失する機体は中国と同じレベルで極めて高いパーセンテージです。
このような国で大型の飛行艇を運用すればどうなるでしょうか。恐らくは調達のプログラムの途中でキャンセルになるのではないでしょうか。

そもそもインドは非常にタフなマーケットです。朝令暮改は日常茶飯事で、決定が平気でひっくり返されることもよくあります。ですが、契約が決まれば大きいので、どこの国も無視はできないのですが、苦労しています。取材をしていると如何にインドのマーケットが困難かという愚痴を各国のメーカーや国防省の人間から聞かされます。

こんなややっこしいマーケットを、官民ともに武器輸出をして経験がない国行うのはハゼ釣りもやったことがない人間が、クルーザーに乗って外洋でカジキマグロを釣ろうというようなものです。
そもそもアレ首相が防衛のUS-2はウリナラマンセー的な自画自賛を真に受けて、これほど優れているものなら世界で売れるはずだと思っていたのでしょう。
己を知らず、相手を知らずにウリナラマンセー的な国産兵器が世界売れる思うのは、一マニアならば宜しいでしょう。一国の首相、そして行政機関がそう思い込むと政策を見誤ります。政治家には「専門家」にだまされない見識が必要です。

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コメント(29件)

内 容 ニックネーム/日時
知らなかったけど
us2は使えると思ってた。

そういうことだったのか。

ただ、それでも海洋国なら、もっていて、活用の余地があるような気もするけど。
aaa
2016/08/04 20:24
中国海軍は現在、ターボプロップエンジン4発の大型飛行艇である、水轟五型=SH-5を4〜5機運用していると言われます。同機はUS-1と同じ頃に開発されています。しかし、両機を比較すると水轟五型=SH-5は収納式の車輪を有するが、これはビーチングギアで、陸上を滑走しての離着陸には使用できない。そのため、飛行には水上を滑走する離着水のみが可能と、使い勝手は「水陸両用救難飛行艇」のUS-1より、悪いです。また、84年から生産が開始され、試作機も含め7機程度の生産に留まったと言いますが、機体年齢が推定でも、20年以上経っていると思われるのに、まだ、実戦配備の任を解いていません。しかも、配備先の北海艦隊は北京も含む東北中国部の沿岸からロシア軍の上陸を防ぐという、今も尚、重要な役割を持つ場所です。ですから、彼等は飛行艇に其れなりの価値を認め、将来的には北海艦隊のみならず、南シナ海方面でも運用したいと考え
ているのではないでしょうか?そうでなければ、老朽化した、水轟五型=SH-5の後継にAG600を開発しないでしょうし、仮に極少数の特殊任務用にこの手の飛行艇が必要なら、露からBe−200か、カナダから、ボンバルディア415を購入(ボンバルディアについては、司法機関の名目等で)すれば良いだけですから。

如何でしょうか?


チャイカ
2016/08/04 20:27
US-2開発以前にオスプレイ(実用化が遅れて間に合いませが)と比較してますんで。長距離洋上救難能力があれば海上自衛隊は飛行艇にそこまで拘らんかもしれません。まあ現状は作っちまったもんはショウがない状態なんでしょうが。
何時までもUS-2を使える訳ではないでしょうから。次はオスプレイとサポートする空中給油機の体制になっているかもしれません・・・
海族
2016/08/04 21:17
お邪魔します。

 モノレールが「一定の条件の基では有用であっても、その条件が揃う状況はそんなにも無かったし、ましてや通常の鉄道に取って代わるものでは無い」のと同じではないかと思われます。人は「今手元に」使えるものがあれば、たとえそれが最適でなくても使うものですし、それが使えるうちは使い続けるものです。プログラミング言語でもFORTRANやCOBOLが言語の良し悪しを超えて「資産」として未だ重要な位置を占めています。その時救難用に使える飛行艇があったからそれを使ったのでしょうし、今まで使い続けてそれなりの実績や救難ノウハウ等を得た以上、それを捨てて新たな救難を求めても、コストに見合う結果は得られないかも知れません(「飛行艇ならすぐに着水して救助できたのに、遠くから船を呼び寄せている間に衰弱死した」とか言われる?)。一方「何も無いところから始めてもコストに見合う結果は得られるかは分からない」のではないかと思われます。耐用年数が来た時なら兎も角「今すぐ羽田モノレールなんか撤去して、その跡地に通常の鉄道を敷け」とは言われないでしょうし。
ブロガー(志望)
2016/08/04 22:59
遠くの海でP-3Cが墜落したとします。どうやって助けに行きますか?
船で?オスプレイで?それとも「時代遅れの飛行艇は全廃したので諦めて死んでください」とでも言うのです?
funypony
2016/08/05 01:15
言われてみれば、海難救助に飛行艇を用いている海軍って、海自くらいで他所はもっぱらヘリですものね。必ずしも予算も潤沢ではないし、いろいろ検討する時期なのかもしれません。

>稲田防衛相 安保法の新任務遂行のため態勢整備

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010622041000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_019

勇ましいのは結構ですが、戦場医療の件など、どこまで実情をご存知なのやら・・・・
KU
2016/08/05 06:51
追加です。

 欧米と日本の違いは「日本ではまだ辛うじて繋がっているが、欧米では既に断絶している。わざわざ復活させる程のメリットは無い。」ではないかと思われます。米フォード級空母も、通常動力も検討されましたが、原子力関連技術及び産業の維持も考えて、結局原子力空母になりました。一方「空母と潜水艦を除く原子力艦」は今やほとんどありません。

 ドイツのリニアも上海リニアだけで"終了"してしまったようです(名古屋のリニモは"親戚"みたいなものですが)。"継続"するならテスト用に実験線は残すと思われますが。
ブロガー(志望)
2016/08/05 08:12
一応救助実績はあるのにね辛坊とかそれをまったく無視して使えないとかねぇ
だったら今までUS-2で救助していた状況のところを別の方法で救助しなければなりません、例えばF-15が遠くの海で落ちちゃったとして自衛隊が使えるのはP3Cやヘリコプターだけです、海保に土下座してUS-2出してくださいという状況になると思いますが、給油機使うなら別ですが…
あと有事なら海保は出してくれないと思います
EX
2016/08/05 09:40
マニアに多い意見ですが、本文よんでます?

〉本当に大型の救難飛行艇が必要で、コストに見合うなら米軍含めてNATO諸国や世界中の海軍が同様の機体を開発、あるいは調達しています。

大型飛行艇礼賛は、単なるUS-2調達を無理やり正当化しているだけです。
US-2の援護は判官贔屓に過ぎません。それは情緒です
あなたはあれば便利だからと、自家用ヘリとかかいますか?


ヘリしかもっていないアメリカ海軍がUS-2を買いましたか?

あなたが個人的に海自のUS-2の調達・運用コストを負担してくれるんなら話は別ですけど。

そういうことです。

お金や予算等を抽象概念とか捉えらない人が装備調達を語るのは無理だと思います。
キヨタニ
2016/08/05 10:05
投稿者のみなさんへ
ノスタルジーや精神論で語るのはやめましょう!
費用対効果、選択と集中、装備体系の視点から発言してください。それでは議論の土俵になりません。
私は、20年防衛の現場で働き、陸士〜3曹、幹部と経ました。装備品のユーザー・運用者、兵站幕僚、調達、検査官を経験しました。したがって清谷さんも含めた軍事評論家・ジャーナリストと議論できる自負はあります。
さて、本題に戻り、飛行艇が必要か? という問題は、太平洋戦争の大艦巨砲主義と同じ思想ではないでしょうか?戦艦大和・武蔵は大日本海軍の象徴である。 それはナンセンスで 趣味の世界です。戦艦大和の資材・資金で零戦が1000機調達できます。1コ航空団が40機とすると25コ航空団の戦力が増設できます。戦艦大和の建造に要した工員・乗組員は零戦の製造に要した工員、パイロット・整備員 よりも多いはずです。航空戦力の拡大と パイロットの養成に資源を振り向ければ負けるにしても惨敗はなかったと思います。
皆様方の職場の経営者は精神論やノスタルジーで事業はしてません。清谷さんが経営している会社も同じです。精神論やノスタルジーで経営しているのはブラック企業の経営者か 大日本帝国陸海軍の軍事官僚=大本営の参謀だけです。
なぜ日本は負けたのか、国力や資源が乏しいだけではありません。組織に聡明で理的な人材が乏しい。いても冷飯食わされます。
したがって私は、外部人材の登用、防大の経営学部創設、 高級幹部のMBA取得義務化を主張しています。
元キャプテン
2016/08/05 15:37
>ノスタルジーや精神論で語るのはやめましょう!

今晩は、チャイカです。
元キャプテン様のこのご指摘ですが、私は先の投稿で、中国海軍が、現在、ターボプロップエンジン4発の大型飛行艇である、水轟五型=SH-5を少数乍らも運用している事。また、機体年齢が推定でも、20年以上経っていると思われるのに、まだ、実戦配備の任を解いておらず、しかも、配備先の北海艦隊は北京も含む東北中国部の沿岸からロシア軍の上陸を防ぐという、今も尚、重要な役割を持つ場所です。
ですから、彼らが飛行艇に其れなりの価値を認め、将来的には北海艦隊のみならず、南シナ海方面でも運用したいと考えているのではないかと延べました。

彼らとて、伊達や酔狂で、限られたリソースを少数の水轟五型=SH-5の運用に充てている訳でもないでしょう。其れに飛行艇が無用の長物なら、既に同機の機体年齢は20年以上経っていると思われますから、運用廃止して、ヘリなり、何なりに切り替える事も可能にも拘わらず、其れを行ってはいません。また、どうしても極少数の特殊任務用にこの手の飛行艇が必要なら、露からBe−200か、カナダから、ボンバルディア415を購入(ボンバルディアについては、司法機関の名目等で)すれば良いだけです。しかし、老朽化した水轟五型=SH-5の後継にAG600の新規開発です。彼らがこの手の飛行艇に其れなりの価値を認めていなければ、この様な事は行わないと思います。

私はノスタルジーや精神論ではなく、飽くまで、先方の動向等から、これ等の事を述べましたが、如何でしょうか?
チャイカ
2016/08/05 21:57
遠距離の海上救難活動には確かに大型飛行艇は有用に思えますが、これは海自がお金をかけてまでやるべきことなんでしょうか?
海保に移管できるだけ移管してその分予算と人員を海保に手当てしてあげれば良いのでは?
幸い海保の救難隊は「海猿」のお陰で志願者が今も多いそうですし、海自は哨戒機を使っての探索や支援をやる程度で良いかと。
ただ、飛行艇が要るか要らないかという話であればあってもいいのではありませんか?
海自の装備としては要らなくても使いどころはあると思います。
八王子の白豚
2016/08/06 02:56
いつもの「木を見て森を見ず」な問題ですね。 話しは変わりますが、フランスとインドの次期戦闘機計画のグチャグチャさは読むたびに驚愕します。 フランスの見境のなく、しかも粘り強く交渉するすがたに頭が下がるばかりです。 一度、Aviations WeeklyのPodcastで失敗要因として「品質保証に関する問題」、そして「インド人技術者の時間あたりのコストがフランスの倍だったため」と聞きました。 二つ目の人件費ってこんなに高いのでしょうか? インド人の同僚から政府関連企業の腐敗具合の酷さは聞いてますが、いくらなんでもヨーロッパ有数の人件費の高さを誇るフランスの更に倍というのが信じられません。 この手のお話は私のような素人では知りようがないので興味津々です。
えいち
2016/08/06 04:49
>インド人技術者の時間あたりのコストがフランスの倍だったため

摩訶不思議としか言いようがありません。何しろ、インドと商売ている連中からは愚痴しか聞こえてきません。
ぼくが合うのはマネジメントレベルが多いのですが、現場の技術関係者にとってはもっと悪夢でしょう。

インドの特殊性をまったく考慮せずに「普通の国」と思って付き合うと大変な目にあいます。スズキはよくもあんな国で商売やっていると感心します。
キヨタニ
2016/08/06 11:46
チャイカって人は人の話を聞かないで、自分の喋りたいことを一方的に話すタイプとみた

2016/08/06 12:50
チャイカ様へ

私の表現が誤解を受けた、言葉足らずなところはありました。
念を押して説明します。私はリソース=金、人材、時間、モノを最適化、適切な配分をすることを主張していますチャイカ様の主張に異を唱える気はありません。経済観念、費用対効果、財源を踏まえて事業をすべきだと申しております。
元キャプテン
2016/08/06 14:03
あ様と元キャプテン様からのご指摘は有難いのですが、私は飽くまで、先方の動向等を見て、答えただけです。大体、機体年齢が20年以上立った老朽機。其れも高額の維持費等の掛かる大型飛行艇をヘリ等に更新せず、北京の前衛に配備している。しかも、その更新に新たな大型飛行艇を国内開発し、配備しようとしている、この現実。其れなりの考え等がなければ、出来ぬ。其れがわかりませんか。
彼らとて、そのリソースは有限にも拘らず。

あ様が私に対し、其れを指摘したにも関わらず、言いたい事だけ言うタイプと言うのは、如何でしょうか。また、元キャプテン様が述べられる様にリソースなり、何なりの問題は重要でしょうが、彼らが敢えて、コストを度外視し、世界の流れに逆らっても大型飛行艇を新たに国内開発し、配備しようとしている。其れを見れば、解る事があるかと。
チャイカ
2016/08/06 17:38
あさんへ

チャイカさんは決して人の話を聴かないで一方的に話す方ではありません。
チャイカさんは病人特に高齢者を相手しています。医療サービスを仕事として体力や注射のテクニックよりコミュニケーションが重視される仕事です。コミュニケーションの基本は何か?それは傾聴ですよ。あなたが主張している独善的な性格の方なら職場に居場所はありません。私も教育サービスの仕事をして、中学生・高校生という思春期の子供を相手していますが、対応に神経使います。教育サービスも知識・受験テクニックよりコミュニケーションが重視されます。
対人サービスの仕事は高度なコミュニケーションスキルを必要とします。
しかし、理解していただくことは難しいのは百も承知です。どんな呑み込みがよくても30%しか理解できません。生徒に理解してもらうに相当な苦労をします。 相手はロボットではないですから。能力、経験、思い込み、感情、生活歴、生活環境等があるのでそりゃ人によって捉え方は違うでしょう。 私は清谷さんや他の投稿者に自分の考えに賛同してもらわなくても構わないと思いますよ!
元キャプテン
2016/08/06 18:34
もし救難飛行艇が遠距離救難にそこまで有用だというのなら、
全国の基地にもっとたくさん配備運用されるはずだし、米海軍からも引き合いが来るはず。
わたしとしてはブロガーさんの推測が一番腑に落ちますね。
救難飛行艇は「あれば便利」で「長年のノウハウを捨てるのは勿体無い」から運用を続けているのだと思います。
それなりの救難実績があるから廃止するのは気が引けるが、
費用対効果に難ありだからこれ以上の規模拡大は無いという。
きらきら星
2016/08/07 07:37
>中国が東シナ海のガス田開発を強行 海洋プラットホーム拡張、外務省が写真をH Pで公開

http://www.sankei.com/smp/world/news/160807/wor1608070008-s1.html

なんだか、「島と島を繋げれば絶対国防圏になる」という発想と似ていますよね。どのみち動けないわけだし、いざともなれば単なる的にしかならないと思いますけど。てか、かなり前から「プラットホームにレーダーがが!」「わが国の脅威に!」と同じネタを繰り返しているように見えるのですが、気のせいですかね?
KU
2016/08/07 09:05
三度お邪魔します。

 「金食い虫のUS-2をリストラして、浮いたお金をこう使えば、同等以上の救難体制がリーズナブルなコストで実現可能」といったものが示されねば、状況は変化しないものと思われます。人は「失う事を恐れる」ものですし、スペースシャトルは「衛星打ち上げコストの大幅削減」が実現できなかったばかりか、「百数十回の任務で2回事故を起こし、14人の宇宙飛行士が犠牲」で退役しましたが、それは「宇宙空間への人間投入はロシアまかせ」という”代償”を伴いました。例えば「(コスト的には厳しいが)特殊作戦用のオズプレイにすれば、例えば熊本地震での南阿蘇村といった”陸の孤島”にも対応できる(大規模災害なら近くに拠点が得られない?)。特殊部隊等の輸送にも使える(こっちが主任務?)」「どうしても飛行艇が必要なら、ボンバルディア製にすれば海保でも手が届く」「サンダーバード2号のように海上に救助ポットを着水させる(サンダーバード2号と違ってポットの回収は船になるでしょうが)」といった。

 後カナダの飛行艇は「頻発する山火事に湖の水を活用」するためにあると聞いています。日本のUS-2も「大型の通常潜(核武装の影がつきまとうので、核保有国以外の原潜保有は困難?)」と同じく、「陸は狭いが海は世界有数の広さ」という日本固有の事情も関係しているものと思われますので「それにどうやって対応するか」の検討も必要になると思われます。

 最後に中国ですが、それなりの軍事的合理性に基づいている可能性もありますが、中国の場合は首を傾げる場合もありますし(空母とか、旧ソ連ですら持て余した大型ホバークラフトとか)、中国でなくても特定の国に限れば、例えば政治的理由といった軍事的合理性以外の理由もあり得るのではないかと思われます。後「第二次大戦前の双発戦闘機ブーム」のように「外れたトレンド」もありましたし。
ブロガー(志望)
2016/08/07 09:50
>南スーダンP K O、「駆けつけ警護」任務付与へ

http://spi.yomiuri.co.jp/servlet/view?PAGE_ID=00018917&NEWS_ID=ll4oKJ6DeNA&GROUP_ID=00000019

とうとう来るものが来た感じですが、もし仮に、発砲する事態になったら右も左も大騒ぎになるのでしょうね。それと、やはり戦場医療の件には触れられていませんね。もっとも防衛省の発表内容を、ただ右から左へ流すだけだし装備品の調達などと同様、興味ゼロなのでしょうけど。
KU
2016/08/07 15:35
軍隊は暴力装置が本質で、人命救助が仕事ではないんですよ! 破壊と殺傷、あと兵隊はならず者、ゴロツキの集まりです。つまり、オフッシャルなヤクザ、公的暴力団ですが。
何か国民の皆様、勘違いしているのではないでしょうか? どこの国の軍人・兵隊も口汚いし、粗暴ですよ! 日常会話で殺すぞ、こら!カス野郎!とか。海兵隊でもギャル兵士でもクソッタレ!と言いますからね。嫁入り前の娘が下品な言葉を使いますからね。将軍でも汚い言葉を連発します。パットン将軍、ハルゼー提督、クレイジー泉とか。
ビートたけしの映画アウトレイジの世界と変わりません。 会話とか。部隊長会議はヤクザの幹部会と同じで子分=ドライバーの陸曹が駐車場にて雑談にふけていますから。
営内で刺した刺されたとか40過ぎた上級陸曹同士が鼻血流しながら、殴り合い。1佐・2佐は恫喝まがいで3佐・1尉を耳元で死ね、この野郎!とか机を蹴飛ばしたり、バインダーごと投げ飛ばす。 先任士長は乾燥室で新兵を正座させ、愛の説教部屋。
兵隊はヤクザと同じ!
以上元国立暴力団幹部より。
元キャプテン
2016/08/08 11:09
>予算的にも余裕がある米海軍が開発と調達を続けないのでしょうか。

確か米海軍は1950年代末に開発を中止していますが、当時飛行艇に求めていたものが違ったのではないでしょうか。
規模が大きいだけで、米海軍も予算に余裕があるとは思いませんし、仮に予算に余裕があるから何でも調達するとは限らないと思います。
米海軍は、日本などが装備していない原潜、原子力空母、などに多額の予算を費やしているのではないかと思います。
清谷様の論法に従うなら、米海軍で通常動力の空母や潜水艦が建造されていないからこれらも有用ではない、という意見も言えるのではないかと思ったりします。
別に飛行艇を絶賛する気は毛頭ありませんが、限られたリソース(予算、技術、ノウハウ)を費やして持てる技術から、従来の延長戦で装備を更新した結果であり、最善かはともかく、最悪の選択のように断言するのはいかがなものかと思います。
ぽち
2016/08/08 21:30
〉清谷様の論法に従うなら

ぼくの論法じゃありませんよ。記事ちゃんと読んでください。

〉本当に大型の救難飛行艇が必要で、コストに見合うなら米軍含めてNATO諸国や世界中の海軍が同様の機体を開発、あるいは調達しています。

こういうところ、読んでいますか?

ほとんどの海軍で戦後飛行艇を運用しなくなったわけです。そして世界の軍事費の半分を消費する金満米国ですら止めてしまったということですよ。

それでも飛行艇が必要であるほど日本は世界からみて変わった環境にあり、かつ多額の費用をかける価値があるかということですよ。

物事はマクロ、ミクロの両方でみる必要があります。マニアの議論にありがちなのは最初に結論があり、自説の都合のいい情報を集めることです。

まずは俯瞰的に何故現代の海軍のほとんどが飛行艇を運用ていないのか。そこから考えるべきでしょう。

キヨタニ
2016/08/08 23:12
〉>南スーダンP K O、「駆けつけ警護」任務付与へ

死傷者が出たら内閣が飛ぶでしょうね。アレ首相や防衛大臣は法律さえ変えれば軍隊と同じように機能すると思っています。
手足を無くした隊員がテレビに出て、当局の不備を告発したらどうなるか。ましてぼくがかなり報じてきたことですから、政治が知らなかったとはいえないでしょう。
キヨタニ
2016/08/08 23:19
清谷様

私事でありますが、最近 私の新隊員時代の中隊長だった方で現在、師団長をしている方と再会し、呑み明かしました。年齢は清谷さんと多分、同級生くらいだと思います。
ハーバード大学のMBAに留学経験があり、一番勉強になり、退官して企業に勤める自信がついた。自分がいかに世間知らず、無知、兵隊バカであることを思い知らされたと本音を語りました。
師団長をしている元上司は自衛官は総じて経済観念、コスト意識、経営理念に乏しい。経営塾に通う、経営者と付き合いノウハウを学ぶ姿勢が必要?との持論でした。
私の先輩幹部で地元の地本募集課長をしており、イベントで再会し、世間話をしました。俺、ただの兵隊バカで営業も経理もできない取り柄のないオッサンで 地本に転勤して、自分が世間知らず・身の程知らずを思い知らされ、協力団体の経営者の方から色々御教授を受けているそうです。
防大出の将官・シニアオフッサーの元上司や先輩でも自己覚知ができ、聡明な方もおられます。しかし、そのような方は少数派です。階級章を笠に威張り散らす方が多いのが現状です。
上記のことから、経営観念・経済観念を持たせる方策として、防大に経営学部を創設、企業への出向・研修、外部人材の積極的な採用が考えられます。
ガラパゴスや自閉隊、JY=時代を読めない。まずこのことを自己覚知すべきではないでしょうか?
元キャプテン
2016/08/09 06:57
清谷様へ

飛行艇の問題を切り口に、いかに自衛隊の経営概念が欠如しているか、そちらの方を問題にしているのでは?
清谷さんはフリージャーナリストという自営業者であり、輸入代理店の経営者であるから経営というものに対してシビアな視点で記事にしているのでは?
このブログの防衛経済研究所というタイトルは軍事だけ捉えてもいけないし、 政治・経済・社会・外交から軍事を観る、考察する視点が重要ではないかと思います。
私も退官してガラバゴスな兵隊バカということを思い知らされました。自衛隊の人事教育も時代にあったものに変わらないといけません。 経営者である清谷さんにとって釈迦に説法ですが、私の温泉仲間で会社を経営している方がおりまして、会社が長続きする・持続するには?命題に対し、時代に変化する。という答えでした。マニュアルや方程式があれば誰も苦労しません。清谷さんは海外で勉強しろとか外部人材を登用するということを主張しているんですね。
元キャプテン
2016/08/09 12:40
>私は、20年防衛の現場で働き、陸士〜3曹、幹部と経ました。装備品のユーザー・運用者、兵站幕僚、調達、検査官を経験しました。したがって清谷さんも含めた軍事評論家・ジャーナリストと議論できる自負はあります。

ははは、ご冗談を・・・


ま、オウム自衛官も反戦自衛官もいたんだから、キヨタニを崇める元自衛官がいてもしょうがないか・・・
これだよ
2016/09/18 23:38

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不要な大型飛行艇を作って悦に入るのは日本と中国だけ 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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