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zoom RSS 暴力装置発言を再検証する。 後編

<<   作成日時 : 2016/07/14 11:30   >>

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さて、前編はいかがでしたでしょうか?

今回はその続きである平成22年11月22日の予算員会のやり取りです。

ひとことで言うと、野党になった自民党ってかつての社会党みたい(笑


彼らの主張は「暴力装置」という言葉は左翼用語であり、差別用語で、自衛隊を貶めるものである。仙石官房長官は元左翼でありだから自衛隊が機雷だからこのような差別用語を使うのだ。

純真で国防の意識に燃えて、ひたすら国防に実を捧げている自衛官に対して失礼だ、お前は辞職しろというものです。

率直に申し上げますが、あんたら馬鹿ですか?
と、いうのがぼくの見解です。

 暴力装置という言葉は社会学ではよく使用されてきた言葉であり、左翼用語だとは言えません。仮に左翼用語だとしましょう。
 それが左翼用語であるゆえにダメだというのであれば、「連帯」「人民」「反面教師」「総括」「階級闘争」「革命」「自己批判」「一点突破後全面展開」などという言葉も国会答弁で使用を禁止すべきでしょう(反面教師は毛沢東の造語である)。


同様に、過去侵略戦争を行いい、馬鹿な戦争を起こして国民に多大な犠牲を敷いた大日本帝国の国旗である日の丸や国家君が代を拒絶するという人たちの主張にも耳を傾けないといけないでしょう。ぼくはそのようには思いはしませんし、国家というのはいいことも悪いこともしてきたわけです。ですが自民党の先生方の主張を是とするならば軍国時代に使われた言葉はすべて否定すべきでしょう。
自衛隊はそうであるから「参謀」を「幕僚」とか「工兵」を「施設」とか言い換えているわけでしょう。

であれば軍事用語を使うことも禁止しないとダメでしょう。であれば「企業参謀」とか、そういう言葉もNGなはずです。
 これら答弁を読み限り、自民党の先生方のセンスは、かつて米国の赤狩りのころと極めて酷似しているように思えます。

 実際問題として、「暴力装置」とは、現代の国家では国家が暴力を管理するという意味で使われてきました。
それは「軍隊」(日本では自衛隊)、警察などの武装組織です。
 現代の民主国家では政治家が私兵を用いて、政敵を抹殺したり、意見を封殺ことも、個人が武力をもって仇討などをすることも禁じられています。

 ですが、国防と治安の維持のために軍隊や警察という国家が管理する組織はその任務のために武装が許されており、それは国家の統制下に置かれます。
 
 また既にご案内のように、自民党も石破茂氏も、筆者との共著「軍事を知らずして平和を語るな」(KKベストセラーズ)において次のように述べておいでです。

 「国家という存在は、国の独立や社会の秩序を守るために、暴力装置を合法的に独占・所有しています。それが国家のひとつの定義だろうと。暴力装置というのは、すなわち軍隊と警察です。日本では自衛隊と警察、それに海上保安庁も含まれます」

 この件で与党を攻撃していた野党、特に自民党の諸氏は仙谷氏の「暴力装置」は許せないが、石破政調会長の「暴力装置」はOKなのでしょうか。

 民衆党のはアカだから「暴力装置」は差別用語だ、自民党の代議士が使えば「専門用語」でいい言葉というのでしょうか。
 かつて日本の極左暴力集団含む左翼やインテリは「ソ連の核兵器は良い核兵器、米帝の核兵器は悪い核兵器」と主張していたわけですが、同じ程度のメンタリティの持ち主ということになります。

 仙石官房長官は反射的に「実力組織」という表現をして、そのご定着してしまいましたが、果たしてこれまで我が国で軍隊や警察などの武装組織をそのように呼称してきたのでしょうか。
 
 
 世耕弘成、丸川珠代、佐藤正久各らのメンタリティ偏狭な極左暴力集団と同じであり、保守政党の政治家として極めて問題であることになります。
 それともアカの馬鹿は許せないが、我々は保守の馬鹿だからいいのだと主張するのでしょうか。


 自衛隊はすべて純真であり、彼らを疑うことは犯罪行為であると言わんばかりの発言も政治家として失格です。
それは「無敵皇軍」を礼賛となんらかわりがありません。
 首相を暗殺しても青年将校たちは純粋は愛国心から起こしたものであるら、処罰するなみたいな主張と同じです。

  この人達は自分たちが一体何をいっているは理解しているのでしょうか。

 彼らの主張をそのまま信じるのであれば、自衛隊を批判すること自体が封殺されることになります。

 そこまで政治家が性善説を信じきっていいのでしょうか。であれば、デパートで店員に透明な袋をもたせたり、万引き防止装置をつけるのも、従業員やお客様を信用しないか、法律で禁止にしろと、いうことになるでしょう。

 自衛隊はボーイスカウトではありません。世界有数の軍事力をもった武装組織です。それを極めて慎重に扱い、国民の付託を受けた性が監視、管理するのは当たり前でしょう。
 自衛隊を管理も監視する必要もない、ただ信じればいいのだというのであれば多々の馬鹿です。

 自衛隊は侵略戦争はしない「正義の軍隊」と主張したいのでしょう。ですが、どこの国でも自軍を侵略軍とは呼称しません。大抵国防軍と呼ばれるわけです。また侵略する、しないは政治が決めることであり、自衛隊も憲法が改正され、安倍首相が命令すれば侵略行為をします。「軍隊」は単なる道具です。ですがたまに「道具」が意思をもって、武力を背景に政治的意図を、政府や国民に強要する場合があります。これを防ぐのが文民統制です。最高指揮官に命令されれば従うのが官僚組織である軍隊の使命です。

 またそれほど「この世の楽園」的な組織ならば、何故スパイ事件とか、いじめ事件などが起こるのでしょうか。また有事に際しても、銃を突き付けて民間資産を徴用するなどの違法行為を働く可能性は他国の軍隊よりもある意味高いです。
 それは政治の怠慢によって、自衛隊は軍隊として活動するための法的な権限を与えられていないからです。小泉政権時代に成立した有事法で少しましになりましたが、自衛隊を縛る法律はあまりにも多く、非現実的であり、これらを順守すると国や国民を守れないわけです。現場の指揮官や隊員は法律を守って国防と国民の保護を放棄するか、脱法行為で自らの信じる行いを行うかという立場に置かれています。ですからミグ25事件でもオウムの事件でも連隊長クラスは腹を切る覚悟で、戦う覚悟を決めたわけです。
 つまり法律を守ると仕事ができない、職務を遂行できない。であれば脱法行為は「愛国心」や「職務のため」ならば許されると理解する隊員もいるでしょう。であれば、どこで歯止めがかかるのでしょうか。そのように考えた隊員たちがモラルハザードを起こして、当初は善意からの「脱法行為」や「独断専行」が私利私欲のためになる可能性もあります。
 更に申せば「愛国心」から「腐敗した政治家たちを政治から排除する」ために決起することも許されると考えるかも知れません。
 これらはすべて文民統制を軽視してきた政治家たちの怠慢です。

 この程度の連中が憲法改正するというのですから噴飯物です。
 
 
 これらの先生方の自衛隊無謬論はかつての左翼の教師が言っていた「北朝鮮はこの世の天国」「労働者楽園」という主張と瓜二つです。


 そして文民統制云々の主張も噴飯物です。
 自衛隊のご機嫌を取り結ぶことが「文民統制」でしょうか。
 自民党政権がまともな文民統制をおこなってきたでしょうか。

 戦後長年にわたって我が国では警察も軍隊(自衛隊)をかつての内務省の警察官僚が牛耳ってきました。それは自衛隊が警察予備隊という形で発足したという経緯もあるのですが、警察官僚たちが軍隊は危険だから自分たちが管理するという歪んだ正義感と独善が作用していました。 
 ですが、防衛次官や防衛庁高官が警察官僚で占められてきました。そして防衛庁長官は半年交代の国務大臣製造機に過ぎず、警察官僚が国家の「暴力装置」である「軍隊」も「警察」も管理してきました。
 であるから今に至っても警察官僚は多大な影響力を持っており、政治家といえでも逆らえません。

 そして現在にいたるまで、防衛省の予算を政治が統制しているとは言えません。
 その端的な例が防衛装備調達です。例えば10式戦車にしても政治家はこれを、何輌を何年間で調達し、総額がいくらになるかも知らされませんでもその開発や、調達にはGOサインを出してしまうのです。

 文民統制の肝は人事と予算です。その予算を政治が把握していないことになります。
 
 このことは意外に諸外国では知られておりません。このことをぼくが諸外国の防衛官僚や軍人、政治家に話すと皆驚きます。ですから彼らには日本の防衛当局者とは英語で話をしても通じませんよ、前提となる「常識」が違うのですからとご説明するのですが、日本と防衛協力を始めたいという人たちは大変感謝をされます。

 ところが日本の政治家たちは自分たちの「文民統制」がいかに歪で、自分たちの当事者意識が希薄であるかということを知りません。

 おそらく自民党のセンセイ方は「暴力装置」という言葉もしらず(あるいは知らないふりをして)「暴力」=危険という言葉事態に脊髄反射したのでしょう。

 ですが、それは「男根主義」(ファロクラシー)と言われて、チンポ呼ばわりとは何事かと怒るようなものです。男根主義とはマッチョ信仰的な意味でしようされるのですが、「男根」という単語だけにチンポ呼ばわりとか、下品とか反応するわけです。

 つまりはこれら糾弾した自民党のセンセイ方は、自分は無教養であり、文民統制のなんたるかも知らない政治家としての見識、知見が極めてアヤシイ人物だと告白しているようなものです。

ぼくは原則的に憲法は改正すべきだと思っています。普通の人間が読めば、我が国は自衛権と戦争を放棄しており、自衛隊の保有はもちろん、交戦も憲法違反だからです。

 ですが国防に問題ありとして憲法を改正するであれば、政治家たちが相応の知識と見識を持っている必要があります。しかしながらこれらの質問をした自民党有力議員のセンセイ方がそれをもっているとは到底思えません。ネトウヨ、極左暴力集団レベルの見識で憲法を変えることはやめたほうが無難です。
 自称保守の政治家や言論人の多くは憲法を改正すれば魔法のようにすべての問題が解決すると思い込んでいます。ですがそれは単なるイリュージョンです。
 憲法を改正せずに自衛隊を変えることができます。例えば医師法や道路法などを改正することは憲法を改正せずに可能です。そういうことを放おっておいて、つまり自分たちのやるべきことをやらずに、憲法改正を叫ぶのは「安保反対」とか「米帝帰れ」とかスローガンを繰り返していた左翼の学生活動家や「市民団体」と同じレベルでしかありません。

 これは自民党だけの問題でなく、脊髄反射的に謝罪してしまった当時の民主党も同じレベルということです。またなにも言わなかった他の野党も同じということです。 

 憲法改正前にやることがあります。それをサボっていて憲法かえれば「美しい国」になるとか「戦後レジームからの脱却」が実現できるというのであれば、そいつは単なる馬鹿です。

 因みにこんなことがちょっと前にありました。

 
安倍首相「私は立法府の長」 衆院予算委、混同し発言か
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L6H5HJ5LULFA03N.html

>首相は「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」と反論した。



あたしゃ、「暴力装置」よりもこの「私は立法府の長」発言の方がよほど政治家として問題発言であり、政治家としての資質を疑われる発言だと思いますがね。自民党のセンセイ方はなんで突っ込まないのでしょうかね。

親分が黒といえば、白でも黒ですか。そうであればヤクザと同じメンタリティですし、二重基準というやつです。
政治家としていかがなものかと思いますが。


第176回国会 予算委員会 第8号
平成二十二年十一月二十二日(月曜日) 午前九時十四分開会
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/176/0014/17611220014008a.html

○委員長(前田武志君) 平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十二年度特別会計補正予算(特第1号)、平成二十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。佐藤ゆかり君。
○佐藤ゆかり君 おはようございます。自由民主党の佐藤ゆかりでございます。
 本日は、朝方、柳田法務大臣が辞任を表明されたということで、昨日までは辞任しないとおっしゃっていまして、一晩明けると行ったり来たり、右往左往ということで、一体民主党政権さん、どうなっているんだということになるわけでありますが、その中で、本日はまず、仙谷官房長官の先週、御答弁の中に出ました暴力装置の発言についてもう少し深掘りをしてお伺いをしたいと思います。
 現場を守る自衛隊員の方々からすれば、この暴力装置という発言は本当に失礼極まりない発言であったと思います。改めて謝罪を要求したいと思いますが、官房長官、いかがですか。
○国務大臣(仙谷由人君) さきのこの委員会における私の発言は、適切を欠くものとして謝罪をしまして、撤回したことを改めて申し上げたいと思います。現代的には、私が自衛隊は実力組織あるいは実力部隊と言うべきところの言い間違いでございました。
○佐藤ゆかり君 それでは、仙谷官房長官にお伺いしたいと思いますが、暴力装置という言葉は、これは私は使っていません、あくまで官房長官がお使いになったので今表現をしているんですが、暴力装置という言葉は、そもそも社会学者のマックス・ウエーバーが使い出した言葉で、少しやや言葉の意味が、社会主義者の間で使われるようになって、レーニン時代から使われ、世界的に社会主義信奉者の間では言わば歴史的な共通用語としても使われているような意味合いがあるわけでありますが、官房長官はこの辺り大変御存じだと思います。
 この暴力装置という意味は何でしょうか。もう一度お答えください。
○国務大臣(仙谷由人君) まあ世代的にそういう定義付け、学術上あるいは講学上の用語として、我々の時代にはウエーバーが、要するに、ドイツ語を私よく覚えていませんが、英語で言えばオーガナイズドバイオレンスということで、要するに国家だけが組織されたそういう実力を持つことが合法化されると、合法化されたそういう実力を持っているのが国家なんだと。そのことによって国家の外あるいは社会と社会、コミュニティー、コミュニティーの実力による戦いをむしろ合法的に収めることができるんだと、こういう近代国家の本質についての定義付けというふうに私は考えております。
 これを、日本のウエーバーを訳した方々もオーガナイズドバイオレンスを実力というふうに訳さないでその時代は暴力装置というふうに訳して、これを、特に我々世代から、どうでしょう、十年ぐらい下ぐらいまででしょうか、そういう本に慣れ親しんできた、つまり国家の本質というのはそういうものであるという定義付けをしながら、だから、合法的に使い得る実力、これをいかにコントロールするか、このことがより重要なんだ、あるいはこれがある種の一定の政治的な方向で走らないようにすることが重要なんだと、こういう理論になってくるんだろうと思います。
○佐藤ゆかり君 長々と御答弁いただいたんですが、結局は、一言で言えば、社会主義国家というのは世界でソ連が第一の国で、レーニンのころからこの暴力装置という言葉が使われていたわけでありますが、この言葉の意味というのは、当時の時代的な背景からして、地下活動を行っていた革命分子を当時の公安や警察や軍隊が抑え込むために国家権力としてそれらを行使する、そのことを暴力装置、国の暴力装置と呼んだということだと思いますが、このくだりで、仙谷官房長官は学生時代に全共闘で大変極左的な学生運動に参加をされていたということも周知の事実であるわけであります。
 当時は、この全共闘の学生運動の中でお弁当を運ぶ係だったということで、弁当運び屋だということまで官房長官は言われていたぐらい、地に足の付いた確信犯の運動家であったということも言われているわけであります。そういう時代的な背景、官房長官の経歴、そして一九九〇年にはまず社会党議員として衆議院に初当選をされておられるわけであります。
 そういう中で、最近では官房長官は二〇〇五年の十月に早稲田大学で講演をされておられます。その講演の場で、このように官房長官は当時おっしゃっておられるわけであります。自衛隊に関して、私の感覚では、確かに暴力装置としての大変な実力部隊が存在し、法的に言えば自衛隊法や防衛庁設置法でもって定めているのであるならば、これが違憲の法律だと言わないのならば、憲法に自衛隊が存在することの根拠を書かないというのは憲法論としても法律論としてもいかがなものかというふうに講演で述べられているわけであります。
 そこで、仙谷官房長官にお伺いしたいと思います。
 官房長官は、この我が国日本の自衛隊は合憲とお考えですか、違憲とお考えですか。
○国務大臣(仙谷由人君) 今御指摘いただいた大隈塾での私の講演も、文脈全部読んでいただければお分かりいただけると思いますし、あるいは、衆議院憲法調査会で五年間議論をいたしましたけれども、その速記録をすべて御覧いただいても分かると思いますが、私は、当然のことながら、日本の自衛隊は憲法上の存在、つまり合憲の存在であると、これを明言をずっとしてきているところでございます。
○佐藤ゆかり君 合憲であることは、官房長官の立場ですから、それはしっかりと明言をしていただかなければ話が始まらないわけでありますが、少なくともそれはおっしゃっていただいたということであります。
 しかしながら、やはりこの暴力装置という、官房長官がこういうお言葉を大変、使われたわけでありますけれども、いわゆる歴史的に警察、公安、軍隊を持つような一般論ですが国家が、国家権力としてこの実力部隊を合法的に行使することができるような一つの条件、それは何であるとお考えでありますか。
○国務大臣(仙谷由人君) 当然のことながら、合法性を持つというのは、憲法上もあるいは法律上も、法律というのは要するに国会でということでありますが、きちっと決められてコントロールされると、それが文民統制ということだと思います。
 つまり、国民の合意に基づいて存在し行動すると、それが名実共に備わっていなければこの実力装置は、実力部隊は合法化されないと私は思っております。
○佐藤ゆかり君 まさに今官房長官がおっしゃられましたけれども、民主国家においてこのいわゆる実力部隊が国が行使できる権限として合法化されるためにはシビリアンコントロールが必要なわけであります。選挙で選ばれた内閣によってしっかりとこの実力部隊をシビリアンコントロールの下に収めるということが、合法化あるいはその正当化の一つの必要条件であるというふうに言われているわけでありますけれども。
 そこで、このシビリアンコントロールにかかわる自衛隊のいわゆる指揮監督権について確かめてみたいと思います。
 自衛隊法第七条では、内閣総理大臣が自衛隊の最高指揮監督者であるというふうに定めております。また同時に、自衛隊法第八条では、防衛大臣は自衛隊の隊務を統括する指揮監督者であるというふうに順位付けをしているわけであります。そしてさらに、内閣法第九条では、内閣総理大臣に事故のあるとき、あるいは内閣総理大臣が欠けたときは、あらかじめ指定された国務大臣が臨時に総理大臣の職務を全うするというふうに規定をされているわけであります。
 そこで、仙谷官房長官にお伺いしたいと思いますが、今の菅政権における内閣総理大臣の職務代行者として第一順位の指定を受けている国務大臣はどなたでしょうか。
○国務大臣(仙谷由人君) 私が第一順位の指定をいただいております。つまり、内閣官房長官が第一順位でございます。
○佐藤ゆかり君 まさにそのとおりであります。大変恐ろしいことだと思いますね。官房長官が内閣総理大臣の職務代行者として第一順位の認定を受けているわけでありますが、その方が暴力装置というふうに発言をされたわけであります。
 実際に官房長官はこの菅総理の総理大臣としての職務代行者に既におなりになったことはあるでしょうか。
○国務大臣(仙谷由人君) 総理が海外に出張するたびに総理大臣の臨時代理として、何といいますか、辞令に署名をしたりする事実行為を通じて職務代理としての任を果たしているつもりでございます。
○佐藤ゆかり君 そうなんですね。一般的に官房長官の職責というのは非常に大きなものがあるわけであります。たとえ総理大臣に万が一のことがあってと、そういう事態ばかりではないんですね。官房長官というのは、内閣総理大臣が海外出張に出ていて、例えば飛行機に乗っていて連絡が付かないとか、そういうときには適宜内閣総理大臣の職務代行者として任務に当たっているわけであります。既に官房長官は当たっているんですよ。
 そのことは総理の官邸のホームページにも書かれております。内閣総理大臣の臨時代理としては、内閣総理大臣が海外出張や病気等により職務遂行ができない場合、指定された国務大臣が総理大臣の職務代行者となる。すなわち、仙谷官房長官は内閣総理大臣の職務代行者として日々日常的にこれまでも任務に当たってきたということなわけであります。これは大変な事実だと思いますね。
 大変問題だという思いありますが、このシビリアンコントロールにおいて、先ほどからも私は意味をただしましたが、民主国家においてはこのシビリアンコントロール、いわゆる選挙で選ばれた内閣がしっかりと文民統制を行う、シビリアンコントロールを行うことによって実力部隊の秩序ある権力行使をしていくということだと思います。そのシビリアンコントロールの長に官房長官があると言ってふさわしいわけでありますよ。海外出張のときは仙谷官房長官が自衛隊の最高指揮監督者なわけでありますよ。そして、その最高指揮監督者は、これまでも実は菅総理がおられないときには内々に職務遂行してきたわけでありますよ、堂々と。それを、その立場にありながら、官房長官は自衛隊を暴力装置と発言されたわけであります。これは大変ゆゆしき事態だと思いますね。
 私は、この官房長官の一連の発言、暴力装置によってどれだけ自衛隊の隊員の方々が現場で日本国民の国家財産、国民の生命の維持、そのために尽くされているか。大変自衛隊の方々の士気を失墜させたということもあると思いますし、それと同時に、やはり今まさに中国や北朝鮮との間でのアジアの安保の問題が発展してきているわけでありますよ。そういうときに、この中国や北朝鮮という国は社会主義国家なわけです。
 ですから、なぜ私が冒頭でこの暴力装置という意味を官房長官にお伺いしたかといいますと、官房長官は社会主義活動にかかわってこられた、そういう学生時代からの背景があるわけです。最もこの言葉の意味をよく理解しておられる方ではないでしょうか。そして、社会主義国家である中国や北朝鮮が、官房長官が暴力装置という言葉を発言したのを聞いて、どのように社会主義者らの間で歴史的共通認識として理解されてきたこの言葉を解釈するかということも仙谷官房長官はあらかじめ予測可能であったはずなんですよ。
 それを、じゃ、中国や北朝鮮がこの暴力装置という言葉の背景に、歴史的には弾圧とか侵略という意味合いも含まれるわけであります、連想させるんですよ。そういう意味合いを含む可能性のある暴力装置という言葉を使って、今上がってきているアジアの安全保障の問題についても火に油を注ぐような発言をしているわけです。官房長官がこれまで尖閣諸島の問題についてもどれだけ対応を遅らせてアジアの問題を我が国日本にとって更に悪化させてきているかということは、十分にここはゆゆしき事態としてやはり対応していかなければいけないと思います。
 そしてまた、自衛隊を暴力装置と呼ぶ官房長官、先ほど申しましたけれども、シビリアンコントロールで菅総理が不在の場合にはあなたが自衛隊の最高指揮監督者なわけであります。その最高指揮監督者が暴力装置と自衛隊のことを呼んでいる、自らの部隊のことを呼んでいるわけですよ。これは全くシビリアンコントロールが成り立っていないじゃないですか。
 これは、暴力装置という言葉を使うことによって自衛隊の最高指揮監督者である仙谷官房長官が自らの不適性を表明しているにほかならないんですよ。いかがですか。どのようにお考えか。自ら不適性を表明しているとお考えになりませんか。
○国務大臣(仙谷由人君) 先ほどから、私が自衛隊をどう位置付けているかは申し上げております。徹頭徹尾、戦前のようなことが起こらないような、シビリアンコントロールの、つまりガバナンスの利いた、そういう存在として政治の側からコントロールしなければならないと。それは、政治の側というのは国会であり、法律であり、憲法であり、そして政府と内閣ということでございましょう。
 先ほどから、二十一、二歳でございますから、四十一、二年前の私の活動のことを指されておりますが、私は別に、佐藤議員が言われたような、いわゆる過激派とか極左と言われている組織に属したことはございません。東京大学全学共闘会議のその救援対策を担っていたということでございます。したがって、そのことは隠しも何もいたしませんし、今いろんな、自分ながらの、その当時、若かった時代の考え方に思い至らなかったこともあるし、しかし誇りを持って私がその後の人生を生きてきたということも私は胸を張って言えると思います。私は、あなたが、佐藤さんがおっしゃるような非常に極端な、暴力でいわゆるプロレタリア独裁をつくるんだというふうな理論を持ったことはございません。
 そこで、今おっしゃられたように、自衛隊については、とりわけ政治に身を置くという場合には私が従来から憲法調査会で述べてきたような立場をはっきりさせております。官房長官だからということではありません。国会議員の一議員として私は私の信念に基づいて自衛隊を位置付けて、そして自衛隊の行事にも参加をさせていただいておりますし、自衛隊の皆さん方の大変な御苦労、そして現在の自衛隊のポジションというものについてもいろいろ考えて政策的に反映をさせようと、そういう構えで臨んでおります。
○佐藤ゆかり君 自衛隊をうまくまとめるというようなこと、趣旨をおっしゃっていますが、もう既に仙谷官房長官の最高指揮監督者としての信頼は失墜したんですよ。自衛官の皆様方の中でもう面従腹背を避けられないんですよ、官房長官は。即時、国家国民のためにやはり辞任をなされたらいかがですか。官房長官、もう一度お願いします。
○国務大臣(仙谷由人君) 日本の自衛隊、政権交代が起こった瞬間に、昔、言わば全共闘運動をした者が政府の要職に就いたから面従腹背でこれからいくんだと、そういう考え方や議論で自衛隊が染まるとは思っていません。その時点時点での政権に政治的には中立に、全く、いわゆる実力組織として外敵に対し、あるいはその他の諸紛争に対し上官の命令の下に一糸乱れず行動をしていただけると確信をいたしております。
○佐藤ゆかり君 全く反省がないと思いますね。官房長官は、これは単なる失言じゃなくて、あなたは確信犯で暴力装置と言ったんですよ。確信犯なんですよ。撤回したって心は撤回していないじゃないですか。私は、これは官房長官が辞任しないともう本当に今のこの政治情勢は収まらないと思いますよ。
 もう一度お伺いしますが、官房長官、辞任の御意向はありませんか。
○国務大臣(仙谷由人君) 私は、現在与えられた職責を全うすると、そのことで政治家としての責任を果たしていくぞ、そういうふうに今考えております。
○佐藤ゆかり君 即刻の辞任を私は求めて、そして問責の可能性も含めてこれから私ども野党で検討していかなければいけないぐらい、国家の安全保障にかかわる重要な問題を今我が国日本は抱えていると思います。
 以上、質問を終わらさせていただきます。

○委員長(前田武志君) 関連質疑を許します。佐藤正久君。
(中略) 時間の関係で、仙谷官房長官の自衛隊は暴力装置発言の方に移らせていただきます。もう怒りを抑えながら質問させていただきます。
 もう当初この話を聞いたとき、血管がぶち切れそうになりました。官房長官、あなたの自衛隊は暴力装置だという発言によってどれだけ多くの自衛隊員が傷ついたか。今この瞬間も自分の尊い命を盾にして日本の国益や国民の命を守るために、泥水や、あるいは汗を流しながら、そういう中で頑張っている隊員がいるんですよ。どれほどの自衛隊員の方々が傷ついたか、御父兄が傷ついたか、官房長官、分かりますか。
○国務大臣(仙谷由人君) 先般の本委員会における私の発言は適切でなかったということで撤回をし、謝罪をいたしました。改めて、もしこの言葉の響きで自衛隊員の方々が今佐藤先生が御指摘されたようなお気持ちになっているとすると誠に申し訳ないことでございまして、撤回をいたしまして、謝罪いたします。
 本来、実力組織とか実力部隊とか申し上げることが国会では適切だというふうに認識をしております。
○佐藤正久君 全然反省していないですね。実際、官房長官、あなたの発言によって自衛隊の子供たちが学校でいじめられる可能性だってあるんですよ。事の重大さが分かっていない、全然分かっていないですよ。私がイラクに派遣されたときも、私の子供も学校でいじめられないように学校の先生はすごく気遣ってくれましたよ。警察の方々も私の家の周り、警備してくださいましたよ。
 これは単に謝罪とか反省だけで済む問題じゃないんですよ。自分のお立場を考えてください。今の国会の立場だからいい、そういう問題ではないと思いますよ。今の言葉はまた撤回してください。
○国務大臣(仙谷由人君) 私は先ほど佐藤ゆかり議員の御質問にもお答え申し上げましたように、自衛隊は憲法上の存在であって、これを……
○委員長(前田武志君) 仙谷長官、時間が過ぎておりますので、簡潔におまとめ願います。
○国務大臣(仙谷由人君) はい。
 時代的に使うべき言葉でないというふうに思いますので、国会ではという部分は撤回をいたします。
○佐藤正久君 官房長官、あなたは自衛隊に感謝していないんですよ。だから、そういう言葉が出てしまう。官房長官の立場を考えたら、やっぱり責任を取って辞職する、これが真っ当な筋だと思います。
 以上、質問を終わります。
○委員長(前田武志君) 以上で佐藤ゆかり君の質疑は終了いたしました。(拍手)
    ─────────────
○委員長(前田武志君) 次に、石川博崇君の質疑を行います。石川博崇君。
○石川博崇君 おはようございます。公明党の石川博崇でございます。
 本日はこの予算委員会の場で初めて質問をさせていただきます。貴重な機会をいただきまして大変にありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 まず冒頭、この後、官房長官、記者会見で退席されるということでございますので、まず冒頭、官房長官にお伺いさせていただきたいと思います。
 先ほど、佐藤ゆかり委員そして佐藤正久委員からもございましたが、私もこの暴力装置という発言については全く同じ思いでございます。もう許し難い発言をなされたという怒りの思いでいっぱいでございます。改めて強く抗議させていただきたいと思います。
 私自身、佐藤正久当時自衛隊隊長とともに、イラクのサマーワで自衛隊の方々と一緒になって寝食を共にしながら現地の復興支援活動に取り組んだ経験を有しております。当時、中東地域専門の外交官として自衛隊の方々と汗水流しながらサマーワの地で一年半働かせていただきました。
 自衛隊の方々は、現地の厳しい治安状況また猛暑、砂あらしの中で大変な緊張とストレスを感じながらも、そういう状況にあっても常にサマーワの人たちに対して笑顔を忘れず、そして現地の方々と擦れ違えば手を振り、また有志で音楽隊を結成しては小学校に行って演奏したり、様々な努力を払いながら任務を遂行し、イラクの方々にも本当に親しまれておられました。最高度の緊張感とストレスの中で任務を果たすために励む隊員一人一人の思いがあなたに分かりますでしょうか。
 彼らは、この日本の国益を守るため、国土を守るためであれば、最高指揮官である内閣総理大臣の指揮の下、その任務を果たすために自身の命を懸けて日々の訓練の成果を生かすべく活動しておられるんです。御家族の方々もどれだけ心配されたか計り知れません。しかし、その家族の方々も国民の皆様のためという思いで、笑顔で彼ら隊員をイラクの地に送り出されたのであります。父兄会、協力隊、様々な団体もこうした隊員たちの必死の努力を真心で応援しているんです。
 先ほど、防衛省次官の名前で出された通達についても本当に信じられない話でありますけれども、官房長官、あなたは自衛隊の最高指揮官たる内閣総理大臣を補佐し、そして内閣のかなめではないですか。そのあなたから、口が滑ってうっかり本音が出たのかもしれませんけれども、自衛隊の方々に対する感謝と尊敬の念が全く感じられない発言が飛び出したことに強く抗議させていただきたいと思います。
 そして、これは単にこの場で謝罪と撤回すれば済む問題ではありません。官房長官、是非お願いしたいことが一つございます。市ケ谷の防衛省でもどこでも結構でございます、自衛隊の方々、父兄の方々に直接面と向かって謝罪する機会を設けていただけませんでしょうか。
○国務大臣(仙谷由人君) そういう御提案をいただきましたので、できるだけ早い機会にそういう時間が取れるように努力したいと思います。
○石川博崇君 防衛力というものは、装備品とか人員の数、もちろんこれも大事でございますが、何よりも大事なのは、隊員一人一人の士気、思いでございます。国を守り、そして国土を愛するという隊員の一人一人の思いがなければ、どんなすばらしい装備品を持っていても、どれだけ多くの部隊の隊員がいたとしても、日本の国土を守ることはできません。
 今官房長官からできるだけ早くというお話でございましたが、至急そういう場を設けて直接隊員一人一人に対して謝罪の意を表していただければと思います。
 (中略)
 
 
○委員長(前田武志君) 関連質疑を許します。丸川珠代君。
○丸川珠代君 宮沢委員に続いて関連質問をさせていただきます自由民主党の丸川珠代でございます。
 先週木曜日、十一月十八日、この予算委員会の質問に立たせていただきました。次々と閣僚から謝罪が飛び出すという異常事態になりました。法務大臣が労組のパーティーで自らの仕事をなめ切った発言をし、官房長官が自衛隊を暴力装置と言って総理大臣までもが謝罪をすることになった。蓮舫大臣が立場の弱い事務方に責任をなすりつけるうその答弁を認め、岡崎国家公安委員長が答弁の内容がぶれて、合わせて五人もの閣僚が謝罪をするという事態になりました。
 大臣がうそをついたり自分の仕事をなめて掛かったり、あるいは国家を否定する本性をさらけ出したり、この政権は申し訳ないがもう中身としては終わっていると思います。何人も罷免に値する閣僚を同時に抱えている内閣、ここまでひどい内閣は見たことがありません。国民も愛想を尽かし始めているんだと思います。毎日新聞の世論調査、内閣支持率は一か月前に比べて半減です。鳩山政権の末期に近い水準ということです。
(中略)
○丸川珠代君 全く仙谷長官がこれまで引き起こした問題について自覚がないようですね。菅総理大臣は、仙谷官房長官の発言について謝らざるを得ない立場にあったわけですよ。そういう人をまた今度は法務大臣、検察の上に立たせるというわけです。
 この方は、午前中、佐藤正久委員の暴力装置発言に関する質問に対する答弁で、実力組織とか実力部隊と発言することが国会では適切だと、国会ではとわざわざ断るんですよ。あえてそういうことを強調する。つまり、国会の外では暴力装置と呼び続ける意思を示したものとしか思えないわけです。これは自衛隊の最高指揮官を代行する総理の職務代行者として全くもって不適格と言わざるを得ません。これでもまだ罷免をしませんか、総理大臣。
○内閣総理大臣(菅直人君) 私は午前中の質疑は同席しておりませんでしたので、その質疑の中身は聞いておりませんけれども、今、私が仙谷官房長官に法務大臣を兼任していただいたという判断について、特にそれを撤回をするつもりも改めて罷免するつもりも全くありません。
○丸川珠代君 国民は今朝の議論を見ておりましたし、正直申し上げてこれからも私どもはあなたの任命責任を問うていかざるを得ない状況にあります。是非、この後よくお考えになって、本当にこれが適切な人事であったのかどうか、この任命は正しかったのかどうかを御検討いただきたいと思います。
(中略)
 
 
 
 
 

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コメント(9件)

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スレ違いで申し訳ありませんが↓

>川崎重工が新型輸送機「C-2」輸出を目指す海外営業組織を設立・・・エアバスの新型輸送機「A400M」に対抗!

http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/48012831.html

UH-X選定時のやる気のなさ(富士重工側が役員クラスを日参させたのに対し、川崎側は現場の設計担当者のみ送り込んだのでしたか)を思うと、どこまで本気なのか疑いたくなります。
KU
2016/07/16 07:04
KUさん、実現の見込みが薄そうな話ですね。
自社の技術に自信があればもっと政府や商社を巻き込んでセールスするんでしょうけど・・・
八王子の白豚
2016/07/16 14:51
「暴力装置」発言に関するアホらしい騒動に対しての見解には完全同意。
只、素朴な疑問ですが「侵略戦争」の歴史をもって「日の丸」や「君が代」を拒絶するな、というだけで「侵略戦争」そのものは認めると言うこと事でしょうか?
個人的には南京では30万は多すぎますが数万人規模の虐殺はあったと思いますし(秦郁彦もこの説を主張)、南京以外でも大日本帝国陸軍及び海軍陸戦隊が無茶苦茶やったのも事実(動機の一つはレイシズム)でしょう。
この事のせいで今の中国に対して卑屈になる必要はありませんが、現実逃避やdd論で思考停止するのは子供じみている、というのが私の考えです。
NetrightHunter
2016/07/16 23:29
あまりに長文過ぎる
いくら個人ブログでも、どうか、と。

ただ、SDFばかり、暴力が、どうの、のというのは不当だけどさ。
NKだとか、個人のきょうみや 嗜好に基づいたアーミーなども、世界には散見されるけどね。


怖さがわからないのでは。

この怖さは、実体、、、である。

どうなるのかなと。
大卒が、そういう使えない、パンフレベルの論説に拘泥というのが、我が国の不幸なのだろうけどね。

きよさんにいってもしょうがないけどさ。
aaa
2016/07/17 02:00
暴力装置発言については、所詮、言葉の揚げ足取りにしか、過ぎません。

しかし、「戦後長年にわたって我が国では警察も軍隊(自衛隊)をかつての内務省の警察官僚が牛耳ってきました。」主様のこの御指摘ですが、最強警察が国防に関与している軍隊廃止国コスタリカについて、比較すると良いのではないでしょうか?因みに同国は苛烈な中米で唯一国、民主主義が確立した国でも有る反面、ツェッター「非武装国家コスタリカにおける警察の武装」によると、コスタリカには、警察法13条により、「国家安全保障上の、コスタリカ大統領の情報機関として機能する警察力」と定義された秘密機関の国家治安情報部(DIS)とその下にある実行手段=水陸両用能力等を有する特殊部隊UEIが存在しています。是に警察を管轄するFuerza P&uacute;blicaにも、その任務に関わる情報を収集分析評価する警察情報部(DIP)なども有ります。その上、彼等は法の外の活動を黙認し、警察や内務省が秘密活動に従事する体制にもあります、この辺りは軍事ジャーナリストの加藤健二郎氏の著作に記されてもいましたから…。



チャイカ
2016/07/17 06:47
お邪魔します。

 結局のところ日本人にとって政治とは「仲間内の人間関係のマネジメント」というか「仲間内の中で、自分達が如何に優位になるか」だけであって、「(例えば国防・安全保障といったもので)何らかの結果を出す・成果を上げる」事など入っていないのでしょう。これがまだ民間企業なら「利潤無くして存続無し」ですが。『1984年』の世界では「経済発展は無く、スパイ技術を除けば科学技術の発展も無く、文化も芸術も無い世界で、人が何が楽しくて生きているかと言えば権力闘争」だそうですが、今の日本もそういった一面があるのかも知れません。
ブロガー(志望)
2016/07/17 23:32
>自民党政権がまともな文民統制をおこなってきたのでしょうか?


これ、ものすごくアホみたいな※していると思ったので※すると、

自民党がなかった時代に大日本帝国憲法によって陸海軍は統帥権の独立を保証されていた。
これは天皇の命令以外では軍隊を動かせないことを意味する。
しかし、天皇が発言をするということは考えられなかったので、実際には天皇が望んでいるであろうことを推測して軍隊が動くということになった。
この統帥権の独立によって陸海軍は内閣や国会の意向と関係なく動く自由が与えられていた。裏を返せば、内閣などは軍の作戦などに口をはさむ余地がないのである。
だから、戦前の日本には文民統制の保証がなかった。

今の統帥権は内閣総理大臣で総理大臣を指名する国会議員を選ぶのは国民なのだから。文民統制の保証がある。

自民党政権がどうとか以前の話で、そもそも日本国憲法によって文民統制が保証されているから、全然筋違いな話をしている。
ノン
2016/07/24 10:44
暴力装置なんて別にどうでもいい話で挙げ足を取っているな位の認識しかない。

ただ、社会に影響力のある役職を持った人が使うと違法ではないが不適切発言と野党から叩かれるのも、民主党が野党時代に同じ手口で自民党叩きをやっていたんだから
自民も民主もどっちもどっちで政治と関係ないから事で挙げ足を取っているのは本当どうでもいい。
ノン
2016/07/24 10:56
>○佐藤ゆかり君 長々と御答弁いただいたんですが、結局は、一言で言えば(以下略)

あらためて読み返すと、議事録のこのあたり完全に頭が沸騰していて仙石さんの話を受けてなくて会話が成立してないですね。少なくとも暴力装置ってあなたはどういうつもりで言ったんですかって言って仙石さんが大意としたら「国家が他者に強制力を加えるために保有する組織のことを言うんですよ。当然国家の中じゃ公権力以外にそんなことしたら大変ですよね。でも国家が国家たりうるには公権力でそういうこともしなくちゃいけないから、その行使はしっかり監督しなくちゃいけないですよねと、そういう含意もあるんですよ」というような事を言って答えたんだから。それと、ヴェーバーの影響なんて社会主義者に限らず広範な層に影響を与えたんですけど何かそれも知らないみたいですしね。J・M・ケインズもアカだとか言う「一部の」アメリカ人と同じような知的水準でしょうか。
ふきのとう
2016/10/22 16:22

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暴力装置発言を再検証する。 後編 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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