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zoom RSS 陸自は戦車を全廃した方がいい。

<<   作成日時 : 2016/05/27 16:42   >>

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 陸自は戦車を全廃し、機甲科を解散するほうが「まともな軍隊」になれるんじゃないでしょうか。

 基本的にぼくは戦車不要論には反対の立場です。
 ですが、陸自のダメぶりをみるに、戦車をゼロにし、機甲科を解散させて、そのリソースを有効に使うべきだと思います。そうでないと延々に役たたない機甲戦力に税金がつぎ込まれて陸自の弱体化が進むからです。 
 戦車を全廃し、機甲科を解体してそのカネと人を本来必要な分野に分配するべきです。

 何しろ陸自の機甲科の常識と当事者能力はガルパンマニアの程度の低い戦車フェチ同レベルでしかありません。当事者意識も能力も欠如しています。

 彼ら欲しい新型戦車という玩具と機甲科の将校のポストだけ。
 せっかく戦車を減らしているのに、機動戦闘車という装輪戦車で数を増やしています。
 機甲科の他の装甲車も兵站もなにも考えていません。まるで小学生の戦車マニアです。
 このため戦車というプラットフォームだけが数があるが、それを運用するインフラも能力もありません。まともな機甲戦闘は不可能です。

 まず、唯一の機甲師団というか、実質機甲旅団ですらまともに戦力化できていません。兵站も不備で、稼働率もひくく、実戦は無理です。戦争に使えると称して役に立たない組織を維持するのは犯罪的です。

 随伴する歩兵戦闘車は一個旅団も賄えない。それでいて貴重な装軌式装甲車である、73式を近代化もせずに用途廃止にして、路外走行能力が皆無な96式を後継に入れております。また装甲指揮通信車も路外走行能力がほとんどないので戦車には随伴できません。
 装甲工兵車輌も満足にない。自走迫撃砲は数が少な上に、反動を吸収する装置もないので、まとも当たらない。

 第7師団じゃなくて第7戦車博物館です。

 内地の師団旅団では戦車に随伴できる装甲車両はほとんどありません。96式も軽装甲機動車も舗装道専用の事実上治安維持用装甲車のレベル。しかも装甲はせいぜいレベル1ですから戦車に随伴なんぞできません。

 しかも肝心の戦車にしても機動戦闘車をいれれば、4種類です。訓練も、兵站も四重です。弾薬も3種類です。これが当分続きます。その上、74式、90式は近代化されずに旧式化するにまかせている。兵站も戦時の再編成も全く考えていません。
 
 その上昔は大隊レベルに合った整備小隊もなくなったので、現場での整備能力が格段に落ちています。そして最新式の10式ですら、ファーストエイドキットは箱だけがあって、中身は空です。
 まともに戦争する気はサラサラないわけです。
 まさに女学生がクラブ活動で戦車戦ごっこをするのと同じレベルです。

 部隊の体をなしていません。 これなら他国の機械化歩兵の連隊戦闘団のほうがよほど強力です。

そして本来の分野に投資すべき予算を食いつぶしています。
 本来分隊が乗れるAPCを導入すべきなのに、普通科のAPCが軽機動装甲車になったものこれが一因です。96式など普通のAPCを導入すると車両部隊を編成する必要があったからでしょう。こんなの、戦車を減らして機甲科の人間を車引に使えば間に合った話です。これは機甲科だけが悪いわけじゃないですけども。
それができないならば、普通科の連隊数を減らせばよかった。ところが陸自はそんなことを決断できる組織ではなったわけです。

 結果、人も物もろくに積めない、路外もろくに走れない装甲セダンを採用しました。しかも固有乗員がいないために全員が下車戦闘するので、機械化部隊の利点を自ら放棄するという間抜けなことになっています。これも戦争がないとたかをくくっているからでしょう。
 これ、他国の軍隊が見たら噴飯物ですよ。いくら「我が国固有の運用思想が」といっても通用しません。この程度の人たちが訪英代表団として先方に行って「我が国は英国に何も学ぶものはない」と断言しちゃっているわけです。先方さんは腹の中で笑っていたことでしょう。

 陸自の社内政治しかみておらず、他国の軍隊を全く見ていない。こんな部隊で中国の部隊とぶつかったら皆殺しでしょう。末端の隊員や納税者こそいい迷惑でしょう。


 陸自ではネットワーク化、UAVなどでも途上国にすら遅れております。これら新しい装備を導入したり、部隊を編成する事も予算の不足でできません。その一因は維持もできないに、戦車部隊の規模を維持しているからです。
10式以外の装甲車も普通科もネットワーク化なんかまったくできない。新しいシステムを開発しても導入が遅々として進みません。ごく一部の部隊だけ導入してもネットワーク化にはなりません。
 普通科では今や必須になってきているターゲットロケーター、小銃の光学すらなく、偵察隊も含めて多くの部隊は未だに紙の地図と音声無線でやりとりです。またEODではUGVの使用が当たり前になっているのに、未だに陸自は人間が危険を犯してやっております。これも予算がないからでしょう。
 中進国や途上国ですら当然のように持っている装備、機能を陸自は持っておりません。航空支援の要請をデータのやり取りでできないなんて、いたいどこの最貧国の軍隊ですか。

 これでは米軍と共同作戦するなんて無理です。四則計算もできない小学生が、最先端の半導体や新薬の研究にまぜてくれというようなものです。
 
 米陸軍も海兵隊も、陸自と一緒に戦うなんてことは想定もしていないでしょう。想定しているのであればもっとやかましくあれこれ言っているはずです。
 小言は言われている内が花で、言われないのは諦められているからです。ところが陸自ではそれを米軍から認めれていると思っているのだから、病は深いと言わざるを得ません。


 現在の陸自の予算規模で、近代化も、まともな兵站を持つことも不可能です。それを可能にするのであれば、部隊規模を縮小すること、部隊のポートフォリオを変えることです。
 ところが陸自にはそれを行う当事者能力がないわけです。その象徴が戦車であり、機甲科です。

 戦車と機甲科を全廃し、その資源を他の兵科、および兵站や教育、衛生などに振り向けるべきです。 いままでは戦車を磨いて悦に入っているようでは国防を全うできません。

  一旦なくした機甲戦力は回復が云々といいますが、その場合米国でもドイツでもいいからお雇い外人をいれればいいでしょう。そのほうが今の機甲科よりも遥かに的な機甲戦力ができることでしょう。



 そもそも我が国の環境では中期的には連隊規模で敵が揚陸してくる可能性はほとんどありません。だからこそ大綱でも戦車を減らしたわけです。ところがそれが事実上ひっくり返し、まだムダカネをドブに捨てるようなカネの使い方をしています。

 実際問題として機甲戦力は種火程度があればいい。ゲリ・コマ対処ならば本来重装甲の旧式戦車でも構わない。ところが打たれ弱い10式や機動戦闘車を大金かけて導入しちゃったわけです。

 戦車はせいぜい一個旅団+各方面隊に1個中隊もあれば十分でしょう。旅団じゃないて戦車連隊戦闘団でいいでしょう。つまり100輌前後もあればいい。現大綱の300輌でも多すぎるくらいです。あとはモスボールしておけばいい。ところが10式を調達したばかりに、10式よりも遥かに冗長性が高い90式すら用途廃止にするわけです。

 その上アレな総理はこんな陸自の現状を知ってか知らずか、オスプレイやらAAV7やら新しいおもちゃを導入しました。新兵器さえ入れれば勝てるというのは、どこぞの国のちょび髭の総統閣下と同じようなメンタリティです。

 本来自衛隊が改革できないのですから、これはまさに政治のお仕事であります。

 ところが、ただでさえ弱体化著しい陸自各部署から予算と人員を引き抜いて新しい部隊を作るんですから、新部隊も既存の部隊も弱体化は避けられません。利敵行為、上念司氏ではありませんが「コミンテルンの手先、第五列」なんじゃないかと疑いたくもなります。
 
 ガルパンレベルの兵器フェチの軍人もどきと「お花畑」的観念保守の政治家のマリアージュでは国防は弱体化するばかりです。

 そのアレ総理はサミットでリーマンショック以来の大ピンチであると訴え、同じ口でアベノミクスは大成功と仰っております。
 アベノミクスなんて第二次大戦で言えばすでに台湾航空戦あたりでしょう。それでも天王山はこれからだとかいっているわけです。ベルリンの地下司令部に引きこもったチョビひげのおっさんと同じような精神状態ではないか、と申しておきましょう。 
 こういう人が「我軍の最高指揮官」であるのは大変な問題だと思います。




an style=font-size:larger>Japan In Depth に以下の記事を寄稿しました。
陸自装備の兵器調達センスは80年遅れ その1
http://japan-indepth.jp/?p=27766
陸自装備の兵器調達センスは80年遅れ その2
http://japan-indepth.jp/?p=27771
陸自装備の兵器調達センスは80年遅れ その3
http://japan-indepth.jp/?p=27775

オスプレイを政治利用する新聞の不見識 その1
http://japan-indepth.jp/?p=27338
オスプレイを政治利用する新聞の不見識 その2
http://japan-indepth.jp/?p=27346
オスプレイを政治利用する新聞の不見識 その3
http://japan-indepth.jp/?p=27351
陸自の兵器開発は半世紀遅れ その1
http://japan-indepth.jp/?p=27107
陸自の兵器開発は半世紀遅れ その2
http://japan-indepth.jp/?p=27114

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
東芝、国から迫られた「賠償金12億円」の顛末
防衛事業をやり続ける必要があるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/111619
  

友人のドラ・トーザンが新刊をだしました。今回は男性むけの
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タイトル (本文) ブログ名/日時
軍隊 戦争
Day one of the Georgia-South Ossetia military conflict ttps://www.youtube.com/watch?v=Hil7k58bFJM ...続きを見る
邪馬台国 下関
2016/06/04 18:12

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コメント(33件)

内 容 ニックネーム/日時
10式とかいらなかったですよね

2016/05/27 17:12
清谷様

自衛隊の偉い方はこのブログを見たら怒り心頭で清谷の野郎、余計なこと言いやがって ぶち殺したる。と粋がっているでしょう。だってポストと天下り先なくなるんだもの。
現在、地方では小中高の統廃合をしています。少子化ですが、校長・教頭先生のポストがなくなるから廃校を反対する人いないでしょう。 校長・教頭先生のポストのために学校があるわけではありません。
自治体=地方政府でも合併で利用者が少なくなった施設を解体したり、指定管理者制度を導入したりしています。ランニングコストの負担が大きくなるし、人口減で財政苦しくなるのは目に見えています。第2の夕張になります。
会社経営でも不採算の事業所・店舗は廃止・撤退します。浪花節でやったら倒産し、従業員は路頭に迷います。
私の前の職場の重鎮は中学生以下の経済センスと経営センスゼロです。禁治産者で成年後見人が必要なレベルです。
俺は防大首席卒業したんだ!俺はCGS出てるんだ!と自慢しても組織を潰したら、世間では能無しとバカにされます。事業で大損こいて 俺は東大出てるんだ!と吠えても ただのアホしか見えません。
将官や1佐連中を勧奨退職させて、30代の3佐や1尉クラスを将官に昇任させたり、外部から経営者や公認会計士を将官にしたら組織がまともになるでしょう。 ジジィ連中は経営能力ないから、リストラされて当たり前です。その辺の大学生のベンチャー社長の若者がまともです。穀潰し、害虫ですよ。まだ田んぼの案山子がマシです。
元キャプテン
2016/05/27 18:43
トランプ大統領誕生後の予測です。
トランプ大統領「駐留経費を全額負担しろ。さもなくば在日米軍は撤退する。」
安倍総理「お金がありません。でも出て行かないで。日本を守って。」
陸自「在日米軍が無くとも陸自は日本を守れる。」と胸を張るが、予算増額を要求。
マスコミは陸自の検証を始め、陸自の装備が貧弱で、高コストであることが、国民に知れ渡る。
国民「米軍の方がコスパ高いね。陸自の予算を駐留経費に振り替えればいいんじゃない。」
駐留経費負担増で、日米交渉決着。
かくして陸自の普通科精鋭部隊は空自や海自の陸戦隊となり、その他は「災害救助隊」や消防団になるでしょう。




BNSF
2016/05/27 19:55
74式廃止どころか、90式を廃車にし始めないと、
10式はもう作れなくなる頃だと思うんですが。
陸自には90式を廃車にする気など、1両たりとも無さそうですね。
機動戦闘車で74式戦車を補うどころか、
90式を全車維持したまま10式を今後もチマチマ作り続け、
正規の戦車600両体制を維持して既成事実化するつもりなんじゃないかと。
機動戦闘車の存在は、戦車を減らすと見せかけるための、
たんなる時間稼ぎになるかもしれません。
もしそうなら、戦車を300両にするどころか、
戦車と準戦車で700両体制になる可能性も。
減らすどころか、今より増える。
そんな恐ろしい悪夢が見える・・・。
張り子の虎にウンザリ
2016/05/27 19:59
清谷様へ

関係ない話題ですが、最近北海道のある演習場で空砲を撃つつもりが実弾を撃ち、幸い死者はいませんが軽症で済みました。
弾薬受領は幹部と陸曹がダブルチェックで点検します。 空砲の交付は上級陸曹の小隊陸曹が行います。撃った者は3曹・士長クラスです。なぜ、気が付かないのか?素人でも気付くはずです。
民間企業であれば、そんな馬鹿はクビになります。間違い以前の問題で、他国の軍人は腹かかえて笑っています。
プロ意識どころか アルバイト以下です。このザマで集団的自衛権や駆け付け警護なんかできるはずがありません。
同盟国からしては、あんたもういいから、消えてよ!と軽くあしらわれて終わりです。
しかし、エラーでなく、故意だったらと考えたら、権力争いの臭いがします。 つまり陸幕長や北方総監を追い出す目的です。陸幕長は統幕長候補、北方総監は陸幕長候補です。反目する勢力が企んだ自作自演ではないでしょうか?若い衆を不問にし、陸曹候補生指定や昇任、任期満了後の再就職先の斡旋等見返りがあったのでは?と疑います。だってバブル期のオツムの弱い隊員 だって、これ空砲ではないよ!と気付きます。影に男の醜い嫉妬が絡んでいるのではないでしょうか? もし、本当だとしたら女々しい野郎ですよ!男じゃない!
元キャプテン
2016/05/27 21:24
今日発売のPANZERに、昨年行われたチリの演習の写真が掲載されておりました。海軍同様、欧米から中古のレオ2やマルダー、AIFVを購入しているようで、どう贔屓目に見ても陸自より機械化率は高そうですね。UAVの導入もネットワーク化も中国などに劣り、攻撃ヘリ一つ、まともに揃える気もなく、部隊の数を減らそうともせずに、ただ人員ばかりを間引きして新部隊を立ち上げる。政治家もマスコミも大して興味を示さないのも、陸自が変わろうとしない一因なのでしょうね。
KU
2016/05/27 23:41
こうもひどいとは
重傷だとは思ってたけど
声も出なくなるようなレポート
aaa
2016/05/28 00:25
陸は海や空と比べ本当に酷いですね(別に海と空がそれほど良いという訳ではない)
先進国の陸軍とは思えないレベルです
なぜなんでしょうか?
大卒無職
2016/05/28 00:51
記事によるとレオ2(A4)は2007年から2009年にかけての3年間で200輌を、マルダーの場合だと2009年から2011年の3年間で287輌購入していますね。いくら余剰の中古車体とはいえ、短期間で集中的に調達しようと思えばこれだけ出来るわけですよね。陸自の場合、ここ10年ほどはまとめ買いこそするようにはなりましたが、調達に要する期間や最終的に幾ら揃えるかは不明格なまま。かといって海外から中古のAFVを格安で調達する気もなく、ようやく買ったと思えば必要性が高いとは思えないAAV(Bvs10が気に入らないなら、シンガポールにも英海兵隊が採用したブロンコがあるのに)。アメリカ以外の国にどういう車体・装備が存在するのか知らないのか知りたくないのか。今までの清谷さんの書かれた記事を見ていると、後者の可能性が高いですね。組織内政治にかまけている暇があるなら、軍研でも丸でもPANZERでもよいから、他国の軍隊は何をどう揃えているのか、見れば良いのに。な〜んにも考えず前例踏襲で、ただ自身の定年時まで波風立てずに過ごそう、だなんて考えているなら、それこそ定員の大幅な削減を行い若返りを図るべきでしょう。戦車を全廃するというのもショック療法という意味でもアリかと。そうまでしないと、何一つ変わらないですよ。
KU
2016/05/28 07:09
>陸上自衛隊、初のエンブレム「桜刀」を公開 「国土防衛の最後の砦」を表現

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0527/blnews_160527_1074589497.html

・・・・「国土防衛の最後の砦」って・・・・。それってつまり、「たとえ海空の戦闘でボロ負けしても、我が精強の陸軍がいます」ってことですよね?今どき本土決戦を考えるとか、悪い冗談にしか見えないのですが。
KU
2016/05/28 08:00
お邪魔します。
 戦車がどうこうといったレベルの話ではないと思います。陸自が「海上及び航空優勢が失われた状態での、兵器も隊員も使い捨ての(既に補給が絶たれているので兵站なんか考えない?)玉砕戦(尽きるまでに援軍が来なければアウト?)」を想定している事が問題ではないかと思われます。この想定も「国防の必要性」からではなく「こういった想定でもしなければ陸自が国防の主役にならない」からではないから作られたのでは。まともでない目的からはまともでない組織しか作れず、まともでない組織にまともな目的は達成できません。「島国・海洋国家における陸上兵力の役割」を考えるところから始めなければならないと思います。旧陸軍は「大陸国家(ロシア、中国等)の干渉の排除」から「中国大陸の利権の維持及び覇権の獲得」にシフトしたようですが。後「敵が圧倒時に優勢」であるならば、楠木正成や真田のような「少数で多数の敵を翻弄する」戦いをした方が良いのでは。楠木正成は鎌倉幕府打倒の道を開きましたし、真田は秀忠軍の関ヶ原への参戦を阻止しましたから。
ブロガー(志望)
2016/05/28 14:06
予算、人員、器材に見合う組織運営は無理です。
上がバカ過ぎて、しかもそのバカが多すぎて終わってますから。
元土方
2016/05/28 15:17
 組織というものは情実で、あいつはよくやってるから、あまり厳しくするとあいつがかわいそうだからといったレベルで古今東西動くものではないかと思います。
 これが手ひどい失敗をして、それでようやく変革に取り組むというのが常ですが、失敗すると国を失う軍隊の性格上、どこまで自分を客観的に見ることが問われていると思われます。
 こうした点で、外部からの目線は知識量はともかく傍目八目、鋭い視点もあるのではないかと思いますが、軍事音痴、平和ボケの一言で切り捨て、自らの砦にこもりきりではかえって信頼を失うのではないでしょうか。
 ことあるごとに軍事機密、依らしむべし、知らしむべからずの精神では、いずれ原発よろしく手ひどい失敗をこうむるように見えてなりません
2CU
2016/05/28 18:17
防衛省が救急品の不備を公式に認めました
揃えるためには13億円かかるそうで頭を抱えていると
http://www.mod.go.jp/j/approach/others/service/kanshi_koritsu/rev_gaibu/2016_01.html
通りすがり
2016/05/28 19:19
元土方様へ

上が馬鹿なのは昔からです。それも太平洋戦争以前です。 だって自分のことしか考えていない。会社だったら倒産です。凄腕の経営者でも倒産することはあります。だって結果責任、説明責任、顧客の信用、社会的責任という考えを持つ方は稀有です。
専守防衛と書いて 組織防衛と読む、文民統制と読んで官僚統制と読む。
憲法9条に最も恩恵を受け、依存している組織が何をトチ狂ったのか集団的自衛権ですよ。身の程知らずもたいがいにせいよですよ。
左翼や平和団体を能天気とか宗教だと馬鹿にしているくせに他人のことを棚に挙げて批判して、自分は批判している相手と同じ穴のムジナですよ!こんな低レベルな組織誰が信用しますか。
しかし、一定数まともな頭を持っている方も存在します。そのような方がトップになる組織になればいい。理想論ですが。
元キャプテン
2016/05/28 21:08
大卒無職様へ

先進国の陸軍とは思えない。なぜだろう?

理由は国内に競合他社が存在しない。 結果責任がない、説明責任はない、顧客がいない、世間から批判・評価がない、 製造やサービスがない。
例えば田舎でスーパーが1軒しかないとしましょう。経営者はサービス向上や営業努力せず殿様商売するでしょう。私の近所のラーメン屋のオヤジは定休日は遠方に食べ歩きします。別に食いしん坊だからじゃないですよ。メニューの研究です。その周辺はレストランが集中してますから、工夫や営業努力しないと店を畳まないといけません。ラーメン屋のオヤジでも苦労しています。そういう努力もせず、文句ばかり垂れているシャッター通りの商店主や錆びれた温泉街の宿屋のオヤジみたいなものです。
難しいことではありません。身近な例を挙げて考えれば簡単です。
元キャプテン
2016/05/28 23:30
戦車全廃は極論ですが、これほどの数が必要なのかと言われれば首を傾げたくなりますね。
あったらあったで使い道はあるでしょうけど・・・
個人的には第3世代MBTではありますが、世界水準に近い性能を獲得できている90式の改良で当面は賄えると今でも思っています。
でも陸自は新しいオモチャが欲しくて堪らないのですね。
こと戦車の運用では大先輩のドイツがレオパルト2を別物のように改良して使い続けている事をどう見ているのでしょうか?
アメリカも今のところM1の改良でいくようですし、英国はチャレンジャー2以降は戦車を諦めてしまいました。
フランスやロシアはそれまでの主力戦車の劣後から新機軸の戦車を開発しましたが、両国の財政事情はその大量調達を許してくれるでしょうか?
キヨタニさんが仰るように陸自の幹部連中は他国の事情をちゃんと調べているのか疑わしいですね。
それに、他国の同車種と比べても遜色ない性能だった89式装甲戦闘車を高価だという理由で調達終了させたのも如何なものかと。
あれだって90式同様計画的な調達と適切な改良がなされていれば陸自機械化の背骨になれたかもしれない車両でした。
73式を改良しなかったのもいただけませんね。米軍などは同世代のM113を改良して使っていますので・・・
ところで、陸自の演習の写真などを見ると軽装甲機動車や96式装甲車は演習場でタイヤにほぼほぼチェーンを巻いて運用されているように思われますが、チェーンを着けないと路外走行能力が確保できないのでしょうか?
それではこれらの装輪車両を調達する意味が無いのではないかと。
路面が整備されてる市街地では装着しなくて当たり前ですが、戦う場所が不整地になった途端に慌ててチェーンを巻くのでは如何なものかと思います。
ひょっとしたら無知なマニアには分からない深い理由があるのかもしれませんが・・・
八王子の白豚
2016/05/29 11:35
日本の国土は、大半が火山灰の層で形成されています。
ひとたび雨が降れば、山肌を崩壊させ土砂崩れを起こしたりします。
自衛隊の演習場は火山灰の塊のような土地に作られており、
タイヤは当然として、キャタピラでさえ、しばしば路外行動が困難になるのです。
この為、近年では演習場の道は舗装されたり、
水はけを良くする為に側溝などが作られるようになったのですが、
タイヤ式の車両は、ちょっとした溝やヘコみに落ちただけでも、
どんどん沈んで出られなくなってしまうのです。
これは73式トラックでも機動戦闘車でも同様の弱点なのですが、
より重い車両の方が問題は深刻です。
87式偵察警戒車の路外機動性は、73式トラック以下です。
機動戦闘車は、それより更に下です。
そして一端動けなくなると、重たい車両は引き揚げに必要な労力も甚大になります。
日本国内での戦闘だけを考えるなら、キャタピラ式の方が戦闘行動に圧倒的に有利です。
タイヤ式が優れている部分は、
舗装道路での速度と長距離移動の快適さだけですね。
張り子の虎にウンザリ
2016/05/29 18:13
どうせ10式も機動戦闘車も一切近代化がされないまま数の揃わないうちに陳腐化し、
「改良出来ない理由」を列挙したあげくまたもや新装備を調達するんでしょうなあ。
きらきら星
2016/05/29 18:18
張り子の虎にウンザリさん、ご教授ありがとうございます。
やっぱりそういう理由だったわけですね。
装輪式の車両は担当戦場が都市部になる部隊で配備すればそれで事足りるように思えてきました。
でも、都市部を戦場にって事態になった時点でもう負けですよね・・・・
八王子の白豚
2016/05/29 19:12
>>海上及び航空優勢が失われた状態での〜玉砕戦を想定

ブロガー(志望)さん

1000万歩譲って、そんな想定やらドクトリンがあったとしても、10式戦車と機動戦闘車は不適当な装備ですね(笑)必要なのは、全周に複合装甲を張り付けた70トンぐらいの戦車でしょう。
マリンロイヤル
2016/05/30 06:45
>でも、都市部を戦場にって事態になった時点でもう負けですよね・・・

こういった意見の方が意外と多いのですが、
自衛隊の装備や戦術は米軍が支援にくるまでの時間稼ぎと共同反撃が前提です。
だから日本の半分が奪われてても、米軍が来てくれるなら負けではありません。

ましてや都市部の攻略は非常に時間がかかるので、時間稼ぎにはもってこいですよ。
七氏
2016/05/30 21:44
日本の半分が奪われるまでアメリカは何をしているんだろう?
家でビールでも飲みながらワールドシリーズの決勝戦でも見てるのかしら。
周囲を海に囲まれた日本で敵陸上戦力に都市部を蹂躙されたあげく陸自が持久戦に入っているということは、
日米安保がヒマしてるのか麻痺してるのかは存じませんが、
とにかく全く機能していないということです。
たぶんこの状況でアメリカの来援は無い。
都市部に侵攻出来る大規模地上戦力を後続込みで揚陸に成功しているということは、
その時点で日米海空戦力はケチョンパに叩きのめされているか、あるいは最初から仕事をしていない。
日米海空戦力の一部が突破され、たまたま空いた穴から限定的に上陸した程度では敵は内陸部に侵攻しない。(そんな真似危なくって出来ない)
要は安保が機能してないせいで本土持久戦をやる羽目になってるのに、
なんで安保による米本土からの来援だけはアテに出来るんだよというお話。
丸ぼうろ
2016/05/30 23:03
ボロ負けしてても最後は米軍が助けてくれるって考えは、
供与された武器を捨てて敗走しまくった、どこぞの隣国と同じでは?
あの国のように、当時の事を言われて馬鹿にされ続けるような事態にはなりたくない。
自国での力で守り抜いたと、胸を張れる未来を作りたい。
張り子の虎にウンザリ
2016/05/30 23:20
なんか戦車の問題を考えると大日本帝国海軍の艦隊決戦主義・大艦巨砲主義とあんまり変わらないように感じます。戦艦大和に投じた費用・資材は零戦1000機分に相当します。戦艦同士の打ち合いはなかった。燃料不足で珊瑚礁に錨を下げ、ヤマトホテルになりました。旧日本軍と変わらないなぁ!
元キャプテン
2016/05/30 23:49
九州での地震発生後の住民の苦労を考えれば、都市部で戦闘など考えられないはず。
都市部で時間稼ぎなどと言う人には、自分や自分の家族が巻き込まれないという、
変な自信があるのかも知れませんね。
張り子の虎にウンザリ
2016/05/30 23:49
>なんか戦車の問題を考えると大日本帝国海軍の艦隊決戦主義・大艦巨砲主義とあんまり変わらないように感じます。
その例えで自衛隊の戦車を非難したいならそれは間違いでしょ
寧ろ、海空の高価な装備ばかりに偏重し、戦車などの陸戦装備を蔑ろにされる点が、自衛隊が旧軍と似ている部分じゃないでしょうか
KA
2016/06/01 05:18
タイトルは「陸自は組織を全廃した方がいい」の間違いではありませんか?(ブラックジョークです)
陸自ン十年勤務し依願退職しましたが、想い返しても酷い組織だったなあと思います。
(いい面もありましたが)
無駄な組織や無駄な業務が多すぎでした。
(よく考えると税金の無駄使い)
特にパワハラ受けた訳ではないですが、変化しない組織に嫌気がさして離脱し、全く別世界で生きています!
ちなみに元キャプテン氏よりやや上世代です、もし現役だったら老害と呼ばれていたでしょう。
(中身無い業務でも立場上若手に命じるので)
(私的な希望)真面目な隊員を主に、組織精強化を望みますが上層部が現状では無理でしょう。
近い将来、憲法改正後の看板架け替えではなく(陸自→新陸軍)ゼロからの組織創りが必要では?
*陸自改革私案:精強部隊のみ海兵隊化して残す。
戦車部隊は広報部隊化し(ガ〇パン人気を見本)各隊対抗競技会を持ち回りで実施(勿論、一般開放)列国戦車部隊を招待すれば更に盛り上がるでしょう(どうせ実戦想定しないんでしょ)
一般部隊は災害対処部隊兼海空警備部隊として海空自へ移管、一部は予備役化。
(備考)各種検定2年連続不合格なダメ隊員は強制排除し予備役へ(合格後の再雇用は有)
これぐらいの強行策を取らない限り、真の精強部隊化は無理でしょう。
陸自は廃止した方がいいのでは?
(本音は真の精強化です)
陸自失望者
2016/06/05 00:16
陸自失望者 様へ

先輩と言わせていただきます。
私が退官する直前の実態を話させていただきますとバブル世代 現在45〜50歳前半、1・2佐及び曹長・1曹クラス、連隊長・先任クラスですがあまりにも酷い。 能力・資質・素行・勤務態度において。 勿論例外は存在します。2極化して良いか悪いかどちらかです。私の同期・後輩でもその世代に振り回され、尻拭い、疲弊してセミリタイアした者もいます。
バブル世代でまともな方は社会人経験して入隊した方が多い傾向と感じます。
私はデフレ世代ですが、私より若い世代つまり後輩達は多少の例外はあるにせよ、均質に近い、大半は可も不可もなく 社会生活は送れるレベルです。周囲でも箸にも棒にもかからない人材はいなかったです。変わり者はいましたが。
20年前の陸士時代、部隊長や先任クラスは気骨があり、責任感がある方でまともな方が大半でした。現在の団塊の世代の老人ですが。また、幹部や中堅陸曹で辞める方は目にかけませんでしたし、あまり聞きません。懲戒処分は除いて。
最近はセミリタイア多いです。自分の地域でも幹部や1曹・2曹クラスがセミリタイアしています。 ベテランが能力ないとはあり得ないし、 パワハラ、人事上の処遇、対人関係だとしか考えられません。暗黒の時代で末期ですよ。私の同期や後輩はバブル世代の 不良債権処理をしなければなりませんので悲惨です。昭和末期や平成のなりたての頃のデタラメな採用・人事が尾を引いています。また、クズを排除できない人事システムも諸悪の根元です。何をしたいのか、何をやりたいのかわけわらん組織です。大阪市役所、旧原子力保安院、旧社会保険庁より酷いですよ。でも去る人間はまともな脳みそ持っていますし、常識人だと思います。
元キャプテン
2016/06/05 20:14
マリンロイヤルさん
>必要なのは、全周に複合装甲を張り付けた70トンぐらいの戦車でしょう。
これってメルカバMk4とかレオパルト2A6辺りですか?
90式も頑張って改装すれば全然いけそうに思えますけど。
八王子の白豚
2016/06/05 22:40
私の大先輩であられます陸自失望者さんの再建の私案を倣いまして、以下の通り
1 地方の土着・田舎連隊・部隊を県に移管、小火器だけの軽装備とし、任務は治安維持・災害復旧・ 行政サービスという名の万屋。最高司令官は知事とし、予算・人事は県議会の決議とする。

2 中央軍・政府軍として空挺団、ヘリ団、特殊作戦群、西方普通科連隊、中央即応連隊、富士教導団等の精鋭だけとし、武力攻撃対処とPKOを主任務とする。 3 国会に第3者機関を設置、政策評価・ADR・懲戒審査・犯罪事故調査を任務とし、メンバーは OB・大学教授・弁護士・市民団体・公認会計士・経営者とする。
4 人事制度として、防大や高等工科学校廃止、幹部人材の登用はプロパー半分、外部半分とし、人事管理を一元化。自衛官候補生というブラック企業みたいなものを廃止、最初から正規雇用。入隊10年まで3曹に昇任しなければ勧奨退職。幹部・陸曹の任期は40・45・50歳に査定し、年齢段階に応じて どんどん勧奨退職をさせる。退職金割り増し、他の公務員への斡旋、資格取得・ 開業資金の無利子の融資。退官した自衛官を雇用した会社には法人税減免の優遇措置。

清谷さんどうでしょうか、新陸軍再建案は?コストダウン、行政のスリム・効率化、財政に優しく、老害・不良人材の排除、若返りは期待できます。
元キャプテン
2016/06/06 22:19
八王子の白豚さん
せっかく原乙未生のバカげた呪縛から脱却して、重戦車志向の90式戦車が誕生したのに、10式でまた先祖返りさせるとは。90式はデキが良く、このまま朽ち果てさせるには惜しいんですが、放置されるんでしょうね。
マリンロイヤル
2016/06/09 17:35
マリンロイヤルさん、90式戦車と89式装甲戦闘車のコンビでようやく世界基準を達成できたというのに諦めてしまうとは残念ですね。
あの原乙未生ですら97式を97式改・1式・3式とコツコツ改良していたというのに・・・
八王子の白豚
2016/06/11 06:46

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陸自は戦車を全廃した方がいい。 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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