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zoom RSS 産経新聞大本営発表「軍事情勢」野口裕之記者の気持ちの悪い「ラブレター」

<<   作成日時 : 2016/02/26 11:19   >>

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「平成の零戦」が背負う重み…敬意を込めて《心神》と愛称で呼びたい 「軍事情勢」記者・野口裕之
http://www.sankei.com/premium/news/160224/prm1602240005-n1.html

産経新聞の軍事専門記者、野口裕之氏の記事です。

これ読むと、2ちゃんねるあたりに巣食っている蒙昧な軍オタでも産経新聞の記者になれるのではないかと思ってしまいます。

何しろぼくらジャーナリストに必要な醒めた視線と自己の分析を客観視する姿勢、対象を疑う姿勢がありません。始めにシンパシーありの情緒ありの文章で、記事でも評論でもなくラブレターでしょう。
普通の日本男子の常識はラブレターを公開して喜ぶ性癖の人間は気持ち悪いとおもうでしょう。

まあ、大島渚監督は奥様を口説くときに詩を朗読したという話はありますが、芸術家と記者じゃ立ち位置は違うでしょう。まして自分のお仕事ですからねえ。

>「重み」を語る前に、敬意を込め、また親しみを込めて、《心神》と愛称(富士山の別称)で呼びたい。

冒頭のこの一文で、これはまともな記事じゃないですよ、と公言しているようなものです。

>技術的にほぼ未開の、しかも高度な分野に踏み込み、克服しつつある安堵感が横たわる。何しろ、米軍のF−35といった《第5世代》戦闘機の上をうかがう、将来の《第6世代》戦闘機開発に備えた開発・製造なのだ。

客観的に見れば我が国の戦闘機開発能力は、ここに技術に見るべきものはあるが、2流です。F-1もF-2もそうでしょう。F-1は開発費をケチった事もあってまともな旋回能力もなく、後家製造機とよばれ、F-2も当の空自自体が、調達数を大幅に減らしました。
そして我が国はまともな基礎技術開発の予算もつぎ込まず、市場での厳しい意見もなく、生暖かい空自の内輪の批判しか受けておりません。そのうえ、開発の頻度も極めて少なく、技術陣の層も薄い。これまでの経緯を見る限りではまともな戦闘機が開発できるとは思えません。

まず冷徹な現実を飛ばして美辞麗句を並べるのは前の戦争中期以降の「大本営発表」と同じです。

例えばこれまで我が国はまともな戦闘機用のエンジンを開発できませんでした。
それがサラッと、欧米はもとよりもロシアまで一気に追い越せるようなエンジンを開発できるわけがないでしょう。
エンジン下請け企業としてIHIは優秀ですが、ジェット戦闘機用エンジンはもとより、旅客機のエンジンを開発して世界に売っている実績もありません。

F-2開発前も、防衛庁の三味線で踊った国産技術マンセー報道が相次ぎ、F-2があたかもゲームチェンジャー的な、飛躍的な能力を持った戦闘機になるという過大なイメージが拡散されました。
ところが、それが米国の警戒を産み、このため米国からの政治的な圧力で「共同開発」を余儀なくされたわけです。結果開発されたF-2は、お金をかけた割には母体となったF-16の劣化コピーでしかなかったわけです。同じ時期に開発されたF-16方がよほど高性能でした。


>経済効果も絶大だ。武器輸出3原則緩和や防衛装備庁設立と相まって、期待は否が応でも高まる。心神には220社が関わったが、戦闘機量産ともなれば、直接従事する企業(孫請け、ひ孫請け…を含む)ばかりか、工場建屋建設はじめ、工場の社員食堂に食品や白衣を納入する業者まで、さらに企業数が増える。小欄の認識で、広義の「防衛産業」とは関連業者も入り、兵器によっては総計数千社が恩恵を受ける。開発資金の不足以外、良いことづくしだ。

>仮に国産にすれば開発費は5千億〜1兆円超。一方で防衛省は、最低でも4兆円の新規事業誕生+8・3億円の経済波及効果+24万人の雇用創出を試算する。


兵器開発にカネをつぎ込めば景気がよくなるんでしょうか。
それが本当ならば、ソ連は今も存在していたでしょう。兵器にカネや技術をつぎ込んでも、乗数効果は低く波及効果は極めて限定的です。それが機能するならば自民党の過去のバラマキ政策で景気は完全に回復したでしょう。ところが実態は国の借金を増やしただけです。

アメリカだって、イラクやアフガンで軍事費を大幅に増やしましたが、それで景気がよくなって国が儲かるならば、現在も軍事を増やし続けているはずですが、現実には大幅に軍事費を削減しております。

そもそも空自がF-35Aを選択して我が国の戦闘機の生産基盤を破壊しましたが、この時産経新聞はそのことを批判していましたが?当局のやることをその時々諸手を上げて褒め称えることが新聞の仕事でしょうか。一旦破棄した戦闘機の生産基盤の回復が可能か、それすらも怪しいのが現実でしょう。


これから戦闘機の生産基盤を再構築するとそれが可能でもかなりカネもかかるし、本当にできるかどうか怪しいです。何しろ愛想をつかせて撤退した企業も多数あります。


そもそも新型戦闘機を開発するとして、開発費にいくら掛かるのか。また、何機を生産するのか。それにはどの程度の予算が必要なのかということを議論も確認もしないで、バラ色の未来を夢見るのは、軍オタならば許されるでしょうが社会の公器を自認する新聞のやることじゃないでしょう。

わずか5千億円程度で、まともな最先端の戦闘機が作れると思っているならばそれは楽観を超越して夢想的です。歌舞伎町でボッタクリの客引きの甘言に騙されるのはこのタイプの都合いい話を鵜呑みにする人たちです。

ロシアのT-50にしても開発費は、2兆円はかかるとも言われております
人件費が高い我が国ならばもっと掛かるでしょう。まともな戦闘機を開発するならば最低でも2兆円はかかるでしょう。ところがこれまでの経緯をみていると、かけられるのは恐らく数千億円程度でしょう。これを機体、エンジン、システムにばら撒くから、過剰に薄めたカルピスみたいな状態になります。

まあ自衛隊兵器開発の常ではありますが、見た目はなんとなくそれらしいものができるが、実戦に耐えられない代物になる可能性が高いでしょう。
戦闘機の開発には実戦のデータが必要となりますが、どこからそれを入手するのでしょうか。F-2同様に朝鮮戦争のデータでも参照するのでしょうか。例えばイスラエルあたりからでもカネを積んで買うという、知恵も度胸も防衛省にはないでしょう。
産経新聞はかつて行革に熱心だったような気がしますが、気のせいでしょうか。

仮に2兆円でそれなりの戦闘機ができるとして、何機つくるんでしょうか。また単価はいくらになるのでしょうか。
F-35Aの単価が約150億円といわれておりますが、更に新型でしかもコスト高の我が国で製造です。200億円は下らないでしょう。最先端の技術をふんだんに詰め込むならば300億円程度になるかもしれません。何しろF-22でも少数生産ならばそのくらいのお値段でした。

そして調達数が少なければ少ないほど調達単価はあがります。
仮に単価が300億円で100機調達するならば、3兆円、開発費が2兆円ですから合計5兆円、年間の防衛費に相当する金額です。そうなれば実質的に1機あたりの単価は500億円ほどになるでしょう。
調達が10年として機体調達だけで、毎年3,000億円の予算が必要です。

仮に200機調達して単価が200億円と甘く見積もって見ましょう。この場合ならば4兆円、開発費込みで6兆円です。実質的な単価は300億円です。これを同様に10年で調達するならば、毎年4000億円が必要となります。どこからこの予算をひねり出すんでしょうか。

また野口記者は防衛省関係者の証言をそのまま評価もしないで、紹介しているように見えますが、それは御用雑誌MAMORなら許されるでしょうが、新聞まで底まで落としてよろしいのでしょうか。

当然ながら当局は予算獲得に都合にいいことしか言いません。F-2時もそうでした。また外界の事情に疎い。まともに海外での情報収集もやって来なかった組織です。なにせ、先のFX選定でも、練習ヘリの調達でも実機に乗って検証することもなくカタログだけで選ぶような組織です。常識的に考えれば軍事組織として常識以前のレベルです。
昔は空幕長の源田実氏が自ら候補機に試乗するなどということもしていたのですが、いまやTVショッピングでポチる、怠惰な主婦とおなじ感覚で装備を調達している人たちです。
当局の関係者の発言を醒めた目で見て見る必要があるはずです。それがリテラシーというものです。

 軍拡して景気が良くなって、国が儲かるならば北朝鮮だって今頃ウハウハなはずです。 


 無論戦闘機技術の実証機をつくって、技術開発を行うこと自体には反対はしません。そのような技術があれば、外国機を購入したり、共同開発するときの強みや材料になります。ですが、予算に限りがあるわけですから、機体、エンジン、システムのすべては諦めて特定部分に集中すべきです。
 またどのような技術戦略を持つかが大事です。あれこもれもで、少ない予算をばらまくのは愚の骨頂です。すべてを得ようとするものはすべてを失います。

>前述した武器輸出3原則緩和や防衛装備庁設立による「副作用」対策。3原則に縛られ兵器貿易と貿易管理面で「鎖国」状態だったぬるま湯時代とは違い、「開国」し、日本政府が外国との輸出入に乗り出した現在では不可欠となった、人材(ヒト)・技術(モノ)・利益(カネ)の流失を防ぐ法的管理スキームがないのだ。別の関係者は日本メーカーの具体名を挙げ(仮にA社)、「A社と提携関係を切って、ウチに来ないか?と、外国企業に手を突っ込まれる日本企業は次第に増えている」と証言。「開国」がもたらした現状を「舌なめずりするオオカミがうろつく荒野で、ヒツジが閉じこもっていた檻の扉が開いた」と表現した。

これまたナイーブもいいところです。他所の国はみんなこんなものですよ。海外に輸出します、でも国内には一歩も入れません、では通りません。それが世間です。
それに既に我が国にはアメリカというオオカミが居座って、オスプレイだの、AAV7だの不要な高価な買い物を政治的な圧力で買わせているじゃないですか。そういうのは産経新聞的には愛国的な親切でもいうのでしょうか。
また輸出をやめろというのでしょうか。防衛装備の調達費は右肩下がりです。国内市場だけでジリ貧です。野口記者は防衛省の主張を120パーセント鵜呑みにするのではなく、多少なりとも海外の現場で取材されることをお勧めします。

まあ、この記事の主張を読むと、恐らく防衛費を何倍も増やせ、そうすれば全ては解決するとでもいいたいのでしょう。ところが、世界で最も軍事費を使っている米国ですら外国製品を調達しているし、共同開発も進めています。単に外国企業怖いと喚いているのはあまりにも現実を知らないし、ナイーブです。

>心神の「白地に赤い」機体と、操縦席直下の「日の丸」に「国家の体制を守る」頼もしさを感じる。
>そう感じるのは、零戦と縁(えにし)が深い三菱重工業の愛知県内の工場で生まれた心神の出自と無縁ではない。心神こそ、戦後、大日本帝國陸海軍の傑作機復活を恐れる連合国軍総司令部(GHQ)がズタズタにした日本の航空機産業を蘇生させる先駆けと成るのである。
なんだか「情緒」ばかりです。しかも新聞というよりも街宣車でがなっている方々のご主張のようです。

ネットの記事だからOKと思っているのでしょうが、そう思っているならばかなり病は深刻です。
率直に申し上げてこのような視野の狭い、一部のリテラシーの低い「自称愛国者」に迎合した記事は、読者や世論をミスリードして国益を大きくそこないます。かつて大政翼賛会やら朝日新聞は軍部の主張をそのまま、あるいは更に過激な主張を書いてこの国を戦争に導きました。新聞読んでいた国民は戦争をチョロい、とか簡単に勝てると思っていたのでしょう。ところが結果はご存知のとおりです。

「愛国」を旗印にして国益に反する売らんかな記事を書くのが愛国者ではありますまい。

こういうのを「愛国」とおっしゃるならば、随分愛国心はインフレを起こしたようです。愛国心も随分と安っぽくなったものです。
安倍政権が成功したのは経済のインフレを起こすことではなく、愛国心のインフレをおこしたのでしょうか。



strong>東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
防衛補正予算1966億円の買い物リストを検証
ヘリ、装甲車などの装備を買おうとしている
http://toyokeizai.net/articles/-/100679

富士重勝訴でも晴れない防衛調達費の不透明
防衛省の調達システムは問題が多すぎる
http://toyokeizai.net/articles/-/97503
フランスは原発テロの悪夢にうなされている
自爆覚悟のテロは、防ぐのが難しい
http://toyokeizai.net/articles/-/93096
高額な早期警戒機が日本では「欠陥機」だった
周波数帯をまともに使えない大矛盾
http://toyokeizai.net/articles/-/88753


朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました。
イスラム国がトヨタのランドクルーザーを使う理由
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015110200004.html
陸自が導入した輸送防護車は使えない
机上の空論では済まない邦人救出の現場
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015100200004.html

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コメント(19件)

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新聞はネットの匿名掲示板じゃないんだから、発言には責任を持つべきですが野口記者はその覚悟もないようです。というよりこれは新聞に載せる文章なのか?

こういう記事やスポーツ新聞によくある中韓叩きの記事の主な読者層は中高年の男性だそうです。
こういうのが彼らの自尊心(?)をくすぐるんでしょうか?
大卒無職
2016/02/26 11:44
こんな記事を、それも定期的に見させられる産経の読者の皆さんには、心から同情いたします(^^)。全く興味が無さすぎるのも困りものですが今回の記事のように、客観性が皆無で、徹頭徹尾、自分の主義主張で塗り固められるのも迷惑でしかないですよね。しかも、自分のブログで書いたならともかく。
KU
2016/02/26 12:31
>>将来の《第6世代》戦闘機開発

空自の幹部が「第六世代戦闘機」を定義づけたり、正確に予測できる可能性は無いですよ。日本は航空技術が低いだけじゃなく、軍事理論の研究レベルも低いんです。2014年にようやく航空研究センターが創られましたが、刊行物を出すだけにならないようにしてもらいたいですね。
マリンロイヤル
2016/02/26 16:21
清谷様へ

私が若い陸士時代には、書店には裸の自衛隊、自衛隊ここまでばらせば殺される、ここが変だよ自衛隊と自虐的というか批判本が流行っていました。でもそれが組織にとって有効で、自虐本のおかげで少しずつ改善しています。
しかし、今の書店では自称軍事評論家の知らなかった。自衛隊はこんなに強いんだ!まぁ、その方は子供の頃のウルトラマンのようなヒーロを自衛隊に置き換えているような気がします。アイドルはうんこしない。セックスしない。清純だ!と思い込んでいるのは馬鹿ですよ!
自衛隊員は愛国心溢れるイケメンで、筋肉マッチョ、品行方正、硬派で体育会系、文武両道? 私から言わせれば奇人・変人・野蛮人、ゴロツキ公務員、大学のサークル、国立介護施設、男の大奥、男の醜い嫉妬が渦巻く陰湿な職場ですが。まぁ、男の嫉妬は蛇みたくしつこいですから。
元キャプテン
2016/02/26 19:46
産経読者の知能水準がよくわかる新聞記事です。

2016/02/27 04:11
仮に野口記者が書いたように話が進んだとして、確実に主開発企業となる三菱はどうソロバンを弾いているのでしょう?
先日MRJの開発費用が更に増加したことが大問題のように報道されましたが、旅客機以上に運用がシビアになる戦闘機の開発費がMRJと大差ないレベルで収まるとは到底思えません。
三菱の関係者はこの記事を迷惑に思っているんじゃないんでしょうか?
お金をジャブジャブつぎ込む=経済効果が莫大
と言う図式ではない以上、野口記者が言う経済効果でウハウハというのも眉唾どころじゃなく大嘘って事になりますね。
朝日新聞の捏造記事を一生懸命叩いている産経新聞ですが、これって捏造記事じゃないんですか?
わたしゃ朝日も嫌いなので朝日の味方をする気はミジンコほどもありませんけどね。
個人的にはそれなりに使える戦闘機に発展してくれると良いなとは思っていますが・・・
八王子の白豚
2016/02/27 09:26
お邪魔します。

 戦闘機も含め兵器は「道具」で、「何に、どのように」を外す事はできません。しかし例の記事も含め日本ではあたかも「作る事が自己目的化」しているように思われます。「作る・入手する事自体が目的」だから、それが実現した時点で「終了」になり、導入した兵器が埃を被ろうが、部品や消耗品の不足で機能不全になろうが「そんなの関係ねえ」になるのだと思われます。F2も機体の出来以前に、完全国産化にならなかった時点で「半分以上終了」状態になっていたのではないかとも思ったりします。

 F35の場合は「FXに決定」した時点でもう「終了」みたいになっているのではないかと思われます。これからパイロットや整備員を養成して戦力化しなければならないはずなのに。「第6世代戦闘機開発」と言っても「第5世代戦闘機の総括・評価」をどうするつもりなのかと思ったりもします。
ブロガー(志望)
2016/02/27 21:46
質問よろしいでしょうか?

氏がよく出される「朝鮮戦争時代のデータ」(そもそもソースコードと言ってたはずですが今回は置いときます)とは何を指しているのでしょうか?

インメルマンターンとかスプリットSなどの空戦機動の事でしょうか、それともワゴンホイールなどの戦術の事でしょうか、航空機設計に必要な航空工学の理論の事でしょうか

どれもよく当てはまらないように思えます

空戦機動の事なら、空自がベトナム戦争より以前の機動を知らないと言うのは無理があります
一般の書店で簡単に手に入るようなことを知らないはずがありません
またよく米軍と訓練をしていて米軍が使ってくる機動が見えないはずもありません
米軍は空自との訓練のときは朝鮮戦争時代までの機動しか使ってはならない事になっているのでしょうか

戦術に関しても同じ事です

航空工学の理論の関することだとしてもやはりヘンです
いままでまったく研究してこなかったからもってないのでしょうか
そういう訳ではありませんよね
規模はともかく基礎研究をずっと続けています
アメリカ並みかそれ以上の研究規模でなければ認められないのでしょうか

ではそれ以外だとしたら機体制御のためのデータなのでしょうか

だとしても辻褄が合いません

機体制御の為の物ならその機体の空力データが必要でしょう、朝鮮戦争時代の機体たとえばF-86の機体データがF-2に流用できるのでしょうか、基礎理論に共通するものはあるでしょうがその程度です

では、機体コントロールの為のコンピュータープログラムの事でしょうか
だとしたら驚きです、その時代すでに自由にプログラムを製作できるデジタルコンピューターが存在した事になります、私が知らないだけかもしれませんが

以上、少々長くなりましたが回答よろしくお願いします
PON
2016/02/28 16:21
清谷様へ

発想の転換、頭の柔軟体操ですがステルス戦闘機の開発は20世紀の話です。私は無人戦闘機の開発に資源を投入すべきです。なぜか?少子化で若者が減り、戦死による一時金・遺族年金を支払わなければなりません。また戦傷すると医療費や障害年金を支払わなければなりません。また戦闘機のパイロットの教育コストは10億の5年です。
パイロットの人件費=給料、社会保障費を1千万円として15年とすると1億5千万円です。撃墜されたとき救難又は特殊部隊を投入し、救出しなければなりません。2次被害もあるでしょう。無人戦闘機はランニングコストはかかりますが間接コストはかかりません。少子化で若い方が死ぬのが社会的損失です。
元キャプテン
2016/02/28 16:30
>一般の書店で簡単に手に入るようなことを知らないはずがありません

手にはいりません。

軍オタむけの書籍程度の知識で戦闘機が開発できるならば苦労はありません。それが可能であるというならばご自分で設計図でも引いてみてはいかがでしょうか。

>規模はともかく基礎研究をずっと続けています。
殆どやっていませんよ。前間孝則氏の著作をよむことをお勧めします。

たとえばCCVですが、米国は60年台から膨大な費用をかけて研究してきました。ですが、技本のは見よう見まねで、飛行時間はわずか数十時間に過ぎません。
この辺りのくだりは「日本はなぜ旅客機をつくれないのか」(前間孝則)のP280ぐらいに面白い記述があります。

無人機で戦闘機は当面無理だと思います。ですがヘリのルーチンの輸送などではすでに各国で研究が進んでいます。
キヨタニ
2016/02/28 17:43
清谷様へ

無人戦闘機は当面ムリですか・・・ 技術上の壁か?コスト・予算の壁か? 話題急転して例の記者は兵器に経済効果あると本気で思っているんですか?私の知人で兵器は防波堤か堤防と同じ、平時には無用の長物で、違いは移動できる。火を吹くことができるだけです。兵隊さんも物を製造したり、サービスを提供したりしません。平時は田んぼの案山子と変わりません。と皮肉を言っています。まぁ当たらず遠からずの見解です。その方高校しか出てません。しかし、曲がりにもその記者は一流大学を出ていて、一般の方よりは学や教養は優れているはずです。しかし、記事は仕事で何千万の人が読むものですよ!
あんたジャーナリストとしてのブライドないのかよ?と突っ込みたくなりますが。知らなければ専門家に頭下げて教えてもらえばいいじゃない。航空専門家、元空自の幹部とか?
また、自衛隊OBが軍事雑誌専門・Webサイトの出版社を立ち上げ、正しい情報発信をしたら、こういう軍事音痴が少しでも減るのではないでしょうか?
元キャプテン
2016/02/28 20:17
回答ありがとうございました
ですが、こちらの疑問に回答いただけたとは言いがたい内容で残念に思っています

>一般の書店で簡単に手に入るようなことを知らないはずがありません

このくだりは、ある戦闘機が敵機を撃墜したときにどう機動したか、どのような戦術を使ったか、と言う事です
例えば、VF-41のF-14が1981年8月19日にSu-22を撃墜した時の機動や戦術がどうであったか、と言う事です

研究してるうちに入らない、という氏の認識は分かりましたが、実際にF-2は飛んでいます
研究して無いならなぜ飛ばせるのでしょうか?

それはいいですが、肝心の「朝鮮戦争時代のデータ」というの何なのでしょうか?
この回答を頂けていません

ぜひご回答をお願いします
PON
2016/02/28 22:19
元キャプテンさん
自衛隊のOBといっても玉石混交ではありませんか?
非常に勉強熱心で自衛隊に失望して退官したような方なら信用できるものを期待しても良いのでしょうが、そうではなくこの野口記者のように自衛隊マンセーな応援団しか出来ない人もいます。
むしろ海外の軍事情勢などをしっかり取材してきた本職のジャーナリストの方々の方があてになると思いますが・・・
実際本が売れているのはヨイショ記事を書く人のもののほうが多いように思います。

あと、無人戦闘機運用に関しては別の記事でマリンロイヤルさんが書いていたようにブームになったり廃れたりしています。
余程AIが進化するかタイムラグなしに遠隔操縦ができるようにならないと有人機に取って代われないのではないでしょうか?
八王子の白豚
2016/02/28 23:01
清谷先生にお尋ねしたいのですが、
F-2の開発の際に参照したという「朝鮮戦争のデータ」とは、如何なるものなのでしょうか?
簡単な質問の名無し
2016/02/29 00:32
2ちゃんのネタのための突撃ですか。
バカはいくら説明されても理解できないよね。
PONPON
2016/02/29 17:32
>それはいいですが、肝心の「朝鮮戦争時代のデータ」というの何なのでしょうか?

これについて説明されたことないと思うのですが、回答を期待してんですけど擁護してもらって終わりですか?
元キャッチャー
2016/02/29 18:11
2ちゃんに巣食っているクズになんでぼくが回答する義務があるでしょうかね。どうせ、人がいくら真摯に説明しても聞く気はないでしょう。

それにせっかく示した資料も読まないでまた胡乱な質問をする。頭が悪い、馬鹿なんですよね。多少なりとも知性があれば、まずはその本を読ん見たくなるものでしょう。始めからその気はない。単に人の話のあらを探したいだけ、世間で名前が知れているこいつよりも俺様が偉いという矮小な自尊心を慰撫したいだけ。

つまり人間のクズです。
ぼくはそのような匿名で人の悪口を書くしか脳がないクズを相手にしているほど暇はありません。無論真摯な質問に関してはできるだけ真摯に答えていきますが。
キヨタニ
2016/02/29 19:12
>せっかく示した資料も読まないでまた胡散な質問をする。

なるほど、これが基礎研究をやらず、実戦のデータを収集しようともしない人の行動パターンなんですね。こういう人や団体が戦闘機を開発しようとしても、ろくなのが作れるわけがない。
ひゃっはー
2016/02/29 22:18
再びお邪魔します。

 情報が無ければ判断できず、行動もできません。しかし「情報の収集」も戦闘・戦争の一部ですから、そう簡単には集められません。そこに無人機の用途があります。パイロットは帰還させねばなりませんが、無人機なら撃墜される事も覚悟で突っ込ませる・肉薄させる事も可能です。有人機には例えば「地上部隊との連携攻撃」等をやってもらうとして。それと「前線への物資の輸送」はもしかしたら戦闘部隊よりも危険ではないかと思われます(敵からすれば優先度が高く、かつ対応が限られる)。それにも無人機は有用と思われます(アマゾンのドローン宅配みたいな感じで)。まずは「応急処置セット」から(体制ができたら)。後「超高空に留まっての弾道ミサイル監視」が考えられます。
ブロガー(志望)
2016/03/09 23:36

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