清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 

アクセスカウンタ

zoom RSS 防衛省の検討会の座長も怒る、お粗末な自衛隊の医療体制

<<   作成日時 : 2015/10/05 17:34   >>

ナイス ブログ気持玉 22 / トラックバック 1 / コメント 18

先日、陸自の元衛生学校長が企画した「自作自演」の音楽イベントをご紹介しました。

陸自衛生学校 趣味のバイオリン狂騒曲
http://kiyotani.at.webry.info/201509/article_20.html

現在大臣会見の際の質問に対する防衛省の回答を待っている状態ですが、岩田陸幕長もこの件にはかなり興味をお持ちのことだそうです。
そんな中、月刊WILLで陸自衛生部に追い打ちをかける記事が掲載されました。


お粗末な自衛隊の医療体制
http://hiroaki1959.at.webry.info/201509/article_30.html

>自衛隊には中央病院や地区病院があるが、そこで勤務する医官たちは普段、救急対応をほとんどやっていない。中央病院の救急車搬入数は、広尾病院の僅か0.03%(平成26年)に過ぎない。
 有事の際、ぶっつけ本番状態で治療に当たることになる。果たして爆薬で顔を負傷したり、四肢が吹き飛ばされた隊員に適切な処置ができるだろうか、甚だ疑問。

>衛隊は、上記検討会を立ち上げ、戦場で負傷した場合、隊員同士でどうやって応急処置を行うか、どこまでの処置を可能とするか話し合っている段階。しかも、検討会では医官はオブザーバーとして座っているだけで積極的に発言しない。

「あまりにお粗末な自衛隊の医療体制」。著者は都立広尾病院院長の佐々木勝氏です。氏は「防衛省・自衛隊の第一線救護における的確な救命に関する検討会」の座長です。

http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/kyumei/gaiyo.html

ぼくのこれまでのファースト・エイド・キットに関する一連の記事は自衛隊内でも望外の反響を得たようですが、ぼくの記事が155ミリ榴弾砲の砲撃ならば、佐々木氏の論文はMRLSの釣瓶撃ちぐらいの威力があったのではないでしょうか。

何しろ単に医師であるだけはなく、防衛省の検討会の座長です。普通この手のポジションの方は検討会内部では発言するだけです。ところが氏は問題点を敢えて、公にしたわけです。
それだけ氏が大きな懸念を抱き、陸自の衛生改革は焦眉の急であり、悠長に検討会の結論をまっているわけにはいかない、という危機感があったのでしょう。

実際安法法制関連の法案が可決され、自衛隊、特に陸自はより危険な任務に投入されるでしょう。ところが、現状はお寒い限りで、NATO諸国が1名死亡するなら自衛隊は一桁多い損害が出る、NATO諸国の将兵が指とか手首から先を失うような事態で、陸自は腕全部を失いかねない。それが現状です。

この状態で自衛隊を危険な任務に送る出すのは大問題です。
恐らくアレ首相はそんなことを全く知らずに、自衛隊無双を信じているでしょう。


そんな状態ですから、ぼくは安保法制に反対してきました。
安保法制をやるならば、もっと現実に対する認識を深めてから行うべきでした。防衛省が正しい情報を隠蔽してきたこともあり、政治家は現実を知りません、また知ろうととも思っておりません。野党は野党で戦争法案とか、レッテル貼りしかしない。
まるで幼稚園児の言い合いレベルでありました。

ぼくは政治とは現実を直視し、その上で法整備の議論を戦わせるのが仕事だと思っていたのですが、永田町の人たちは違うロジックで動いているようです。

安保法制を行う前に、少なくとも自衛隊の衛生を見直し、衛生の自由を縛る不合理な医師法などの規制を緩和する法律の改正を行うべきでした。ところが現実それらは手付かずです。

海外派遣任務が起これば、自衛官は防衛省とお気楽案安倍政権に殺されたり、手足をもがれることになるのです。そんなことも全く知らない最高司令官はお気楽なものです。
それは本土の防衛でも同じことです。

ですが、戦闘で全く死傷者がでることを想定しているとは思えないお粗末さです。
ですから、自衛隊のやっていることは、戦争ごっこと申し上げているのです。


佐々木氏は以下のように述べております。

 最前線にたつ自衛官や、いわゆる衛生兵の気持を考えてください。敵に撃たれた仲間から「早く治療してくれ」と助けを求められても、彼らにはできることは限られている。
「法律だからできない断って仲間を見殺しにするのか、やって違法だと罰を受けるか」という、非常に残酷な局面を強いることになります。これほどの葛藤を隊員個人に押し付けるのでしょうか。

 自衛隊の医療の問題に関しては「自衛隊の活動を広げるべきだ」とする人たちも「わが事」として考える必要があります。
 今の医療体制は口先だけで「自衛隊を出せ」といえる状態ではありません。
 「海外派遣に行きたくない」「前線は嫌だ」という自衛官が出てきても仕方がない。
 その時安保法制賛成派の中から「自衛隊にいながら任務を拒否するとは何事だ」という批判が出かねません。
 (中略)
 いまの自衛隊医療体制がどれだけお粗末であるか、真剣に向き合う必要があるでしょう。


 と、結んでいます。

 
 威勢のいい「保守の論客」とやらの皆さんや、アレ総理も瞠目してもこの論文を読むべきです。そうすればご自分たちの主張の地盤が如何に緩いものか、如何に非現実的はわかろうというものです。空理空論を弄んでいるのは国会前でデモをやっている連中や野党だけではなく、「現実派」を自称している与党や「保守派の論客」の皆様も同じ穴のムジナ、目くそ鼻くそを嘲笑うの類です。



朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました。
陸自が導入した輸送防護車は使えない
机上の空論では済まない邦人救出の現場
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015100200004.html


東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
陸自「攻撃ヘリ部隊」は、自滅の危機にある
オスプレイ大量調達の前に見直すべきこと
http://toyokeizai.net/articles/-/84832
エアバスは、なぜ日本政府に激怒しているのか
不透明すぎる日本の防衛調達の問題点
http://toyokeizai.net/articles/-/84639

東京防衛航空宇宙時評で軍事見本市、DSEIのレポートを掲載しています。
 http://www.tokyo-dar.com/

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 22
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
中日新聞論説員は曲学阿世の徒 国際救助隊 サンダーバードは非武装という幻想
安保法を問う 甦れサンダーバード http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015102502000111.html ...続きを見る
清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所...
2015/10/27 16:20

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
清谷様

興味深い情報の提供、ありがとうございます。佐々木氏の指摘はごもっともだと思います。ただ、私個人としては、こういった外部からの指摘がないと、左巻連中の抵抗を排除できないのではないかと思っています。

逆に左巻が一番恐れるのは、「火の出るおもちゃ」の配備より、こういった実戦を想定した体制整備だと思っています。

是非、こういうまっとうな議論を通じて、戦える体制を構築してほしいものです。
ブリンデン
2015/10/05 18:38
《威勢のいい保守派》の人達

彼等はそれが「売り物」であり、それで飯を食ってるわけですよ。

彼らは本気で憲法改正なんか望んでいない

自分の書いた記事や本が売れればいいとしか思ってませんよ
ハープーン
2015/10/05 19:40
お邪魔します。

>それだけ氏が大きな懸念を抱き、陸自の衛生改革は焦眉の急であり、悠長に検討会の結論をまっているわけにはいかない、という危機感があったのでしょう。

 例の五輪エンブレムの選考の際、審査で選ばれたあのデザイン(原案)が似ているとの指摘を受けて修正がなされた際、審査した人達へは「事後報告」だったそうです。また中国がワインを造るためにフランスからワイン職人を招いた際、「ここはこうすべきだ」と言ったワイン職人に対し、「俺達は俺達の思うようにやる。お前ら如きの指図は受けない。」という態度だったという事があったと聞いた事があります(結果はワイン職人の予想通り)。

 防衛省の検討会の座長も似たような扱いを受けたのではないかと思います。
ブロガー(志望)
2015/10/05 23:19
続きです。

>戦闘で全く死傷者がでることを想定しているとは思えないお粗末さです。

 死傷者どころか「アメリカ様の威があるから戦争自体起こらない。あったとしても自分達はこれだけしたのだから、アメリカ様がきっと守ってくださるに違いない」とでも思っている(思いたい)のでしょう。一方アメリカは「ここまで整えたのだから、ある程度は日本"だけ"でやれるのでは。」とでも考えているのかも知れません。でその差は「原価自衛官の生命及び身体」で埋めるわけで。
ブロガー(志望)
2015/10/05 23:23
自衛官が恐れているのは、負傷して生還できるかどうかより、
うやむやにされて、闇に葬られかもしれないという事ではないでしょうか?
どう扱ってどう発表するか。
全て現地司令官や防衛省の判断しだい。
一人や二人ぐらいなら、どうとでもごまかせます。
医官や警務を抱えている組織ですから、
負傷を職務以外でのただの怪我にされたり、
死んでも、個人的な事故や自殺扱いにする事も不可能ではありません。
遠い派遣先でなら、なおさらどうとでもなる。

東北の震災派遣では、派遣隊員の健康管理において、実状と違う話が隊員の家族に伝えられていたようですし。
家族と本人が連絡を取り合えば簡単にバレるような嘘を、上が平気でつく。
現地に居た隊員が、不満や恐怖を感じたのは当然です。

戦傷や戦死となれば、野党とマスコミが大騒ぎするのは目に見えています。
政権には根深い遺恨となって何事もやりにくくなる。
戦場で負傷や戦死をする事は、軍人なら名誉な事のはずなのに、
自衛隊では、あってはならない事として処置されかねない。
パープルハートに相当する叙勲制度ができるのは、
何十年先になるのでしょうか?
張子の虎にウンザリ
2015/10/06 03:02
現実問題として医師免許を持たない「衛生兵」が「医療行為」にあたる「応急処置」を出来るようにする場合、医師会などが抵抗勢力となると思われますが、キヨタニさんはどのように対処すべきとお考えなのでしょうか?
個人的にはルールを変えるだけで済む話ではないと思いますし、記事にあるように自衛隊側の体制も問題だらけなんでしょうけど・・・
八王子の白豚
2015/10/07 22:00
>「衛生兵」が「医療行為」

諸外国のように自衛隊内だけの資格にすればよろしいでしょう。また退役に際しては一定の試験をもうけて、医師なりそれなりの資格を与えればいいでしょう。でもここが医師会など関係団体の妨害と反対が強いでしょう。
キヨタニ
2015/10/08 10:01
キヨタニさん、ご回答ありがとうございます。
やはり医師会は抵抗するんでしょうね〜
限定的な資格ぐらいなら認めてくれてもいいとは思うんですがね・・・
八王子の白豚
2015/10/08 22:32
>「衛生兵」が「医療行為」

残念乍ら、私は外国陸軍衛生兵の養成カリキュラムの詳細については存じません。しかし、外国陸軍の任期は北朝鮮を除けば、大体、一任期が6ヵ月〜2年位ですが、基礎訓練の後、選抜若しくは志願で、衛生兵(入隊前に看護師資格等を有する場合は別)教育を受けるとなると、日本の准看護師以下のカリキュラムでしか、無いかも知れません。因みに日本の准看護師の養成ですら、僅か2年で1860時間(私の入学した年から、360時間増え、しんどかった)のカリキュラム達成と都道府県が行う資格試験に合格する事が求められていますし、是が正看護師だと合計3000時間以上のカリキュラム達成と国家試験合格が必要で。何故なら、「第一線救護」であっても、救急救命を行うには一定以上の技量が必要でありますし、大体、ひとの命と心は『重い』です。その為、先の検討会では、法的制限の緩和の方向ではなく、救急救命士+准看護師資格を有する衛生課隊員に必要な教育を行うことが前提となっています。

ですから、主様の延べられている自衛隊内限定の資格としても、第一線救護、あるいは自衛官だから、准看以下の養成カリキュラムで、医師、正看護師や准看護師、救急救命士以外にも治療行為の門戸を開こうというのは人命軽視に繋がりかねず、大大問題ではないですか。








チャイカ
2015/10/09 22:25
しかし、部外者の佐々木院長先生がエキサイトするなんてある意味すごい話です。冷静に考えると部外者が気合いを入れることは当事者意識や危機感が欠如している組織なのでしょう。
日本で最も憲法9条の恩恵を受け、平和ボケしていますからね!
元キャプテン
2015/10/10 08:52
清谷様
チャイカ様

清谷様へ
自衛隊病院の救急搬送受け入れの低さに関する件で、私が現役時代に経験・見聞したことをお話します。若手3曹時代に 親知らずで駐屯地医務室で治療を受けました。麻酔を5〜6回注射、血はドクドク、叫ぶくらいの痛さ、それでも親知らずは抜けず翌日にまた治療、痛み止と抗生物質を飲んだが痛みのため一睡もできませんでした。翌日、嘱託の歯科医=部外が親知らずを1発で抜きました。麻酔1回で、その嘱託の先生曰く、あのヤブ=自衛隊の歯科医官は何年やってんだ!新人より腕悪い、最初からうちの歯科医院に紹介すればこんな痛い目にあわず済んだと半分怒りながら言っていました。
あと自衛隊病院で 治療に伴う後遺症を負った方も少なからずいます。さほど重い病気ではありませんが・・・・
やはり救急車の受け入れの少なさ、患者の少なさが技量不足の一因になっているでしょう。パイロットや狙撃兵と同じ理屈で場数によって 技量が比例するのは論を待ちません。
チャイカ様へ
医療従事者の発言はたいへん説得力があります。法整備だけでく教育制度の整備も必要です。即席の焼き付けばの教育は場合によってリスクを招くことは間違いないでしょう。
あと質問ですが、 ベテランの看護師に ある一定、医師の医療行為を委任する制度の話がありましたがどうなりました? ご教示のほど、お願いします。
元キャプテン
2015/10/11 08:25
今晩は、チャイカです。
先ずは先の投稿で准看護師の養成について、僅か2年で1860時間と投稿しました。しかし、後で思い出しましたが、実際は1890時間でした。お詫びして訂正します。

元キャプテン様より、御指摘のベテランの看護師に ある一定、医師の医療行為を委任する制度ですが、特定行為に係る看護師の研修制度 - 厚生労働省でしょうか?以下はwww.mhlw.go.jp/topics/2015/02/dl/tp0219-03-02p.pdfより、抜粋。
2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助(例えば、脱水時の点滴(脱水の程度の 判断と輸液による補正)など)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的とされています。

唯、この制度はまだ、是からで、先行きは紆余曲折するでしょうし、第一線救護(救急)と言うよりも、現在、療養病棟で入院生活を過ごされているご高齢の患者様対象だと思います。

尤も個人的には、この制度はちょっと…。
何故なら、季節の変わり目などには、ご高齢の患者様の中には、症状が急変する場合が有ります。
この場合、幾ら手順書が有っても、人間は機械ではないですから、マニュアルに沿えば、良い物ではないです。それに、設備の整った院内なら、速やかに医師等に上申し、指示の上、適切な処置が可能ですが、在宅だと、限界が…。
チャイカ
2015/10/11 21:16
チャイカ様へ

ご教示に感謝致します。分野を問わず、制度の目的と現実は大なり小なり解離はあると思います。机上の空論、既得権益、財源、マンパワー、社会環境等の制約事項があるのでしょう。
元キャプテン
2015/10/12 06:42
再びお邪魔します。
 「平時」と「戦時」では適用されるルールが異なります。「兵士が敵兵士を撃ち殺す」事は「平時」のルールでは「殺人」以外の何物でもありません。医師会とかは「日本は憲法で戦争を放棄しているのだから、日本に『戦時』などというものは無い。」という考えかも知れませんし、「再び戦争ができる国にしてはならない」といった理由で反対し続けているのかも知れません。尤もお偉方が「戦闘をすれば自衛隊員が死傷するから戦わずに白旗を挙げる」とも思えませんが。
ブロガー(志望)
2015/10/12 17:15
続きです。
 「風邪の際の抗生物質の投与」でも「肺炎リスクと耐性菌リスクを考慮」されるように、「迅速な処置が受けられないリスク」と「必ずしも適切でない処置によるリスク」の比較ではなかろうかと思われます。「平時」であれば「傷病者の搬送」を最優先(中止・撤退も辞さず?)にできますが、「戦時」ではそれもままならないのではない場合もあるのでは(「負傷兵が出たから退却」はあり?)。「戦時・前線」で行うのは医師や看護師の「医学や看護学といった原則を学び、様々な状況に対応する」ではなく、極端に言えば「その時その場に居合わせた人間に使わせるAED」のような「特定の状況に対処する特定の手順」ではないかと思われます(癌や生活習慣病とかは対象外?)。それと欲を言えば「後方の軍医と連携する遠隔医療システム」や「前線でも活動可能な救急車両」とかがあれば。
ブロガー(志望)
2015/10/12 17:17
三度お邪魔します。
 隼には防弾装備があったのに零戦にはそれが無かった理由として、零戦には20ミリ機関砲が搭載されていた事ではないかとの指摘があります。20ミリ機関砲に耐え得る防弾装備をしたら戦闘機として鈍重で使い物にならなくなるから着けなかったとも。
 自衛隊の医療も「力を入れたところで、医療機関で医師や看護師といった専門家が行うそれには到底及ばない。それを言えば『戦闘行為さえしなければ良い』『そもそも自衛隊の存在自体が間違い(違憲)』にもなりかねない。」といった考えではないかとも思います。戦前の軍艦の防御が他国と比べて薄かったのも「守勢になった時点で負け」、補給が軽視されていたのも「消耗戦になったら勝ち目は無い」といった考えによるものだったのかも。
ブロガー(志望)
2015/10/17 11:58
ブロガー様へ

仰る通り、無力感・脱力感はあると思います。どうせやっても駄目だから〜
そのことも事実です。
本題に入りまして 自衛隊における医療・衛生における地位・発言力は弱い。戦闘職種・部隊が主流です。軍隊の存在目的は戦うことですから。必然的に後方職種の地位・発言力は弱くなります。
ひとつの方策として医療・衛生職の軍種です。ドイツ軍では医療軍という軍種があります。自衛隊の医療職の地位向上、インセンティブを付与するのもこの種の問題を改善するのではないでしょうか?
元キャプテン
2015/10/17 22:24
 元キャプテン様が言われる医療軍といったものを作る事は有益だと思います。体制等を変えずに意識「だけ」を変えるというのも困難でしょうから。それと現代では不正規戦・非対称戦の割合が大きくなっています。アフガンの誤爆ではアメリカは(一応?)頭を下げていますが、ゲリラやテロリストは医療施設・難民キャンプ「だから」狙うといった事もするでしょう。となれば難民支援・医療支援(及び不幸にも日本国内がその舞台になった場合の非戦闘員の救助)を行うにも、ある程度の「自衛力」といったものが必要になると思われます。ゲリラやテロリストによる攻撃の可能性のある場所へ、民間の医師や看護師を連れて行くわけにはいかないでしょうから。
ブロガー(志望)
2015/10/25 10:42

コメントする help

ニックネーム
本 文
防衛省の検討会の座長も怒る、お粗末な自衛隊の医療体制  清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる