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zoom RSS 元陸将補森清勇氏が栗栖元統幕長をダシに内局批判するのは故人に対する冒涜だ

<<   作成日時 : 2015/03/24 15:16   >>

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 元陸将補、森 清勇氏の主張です。

日本に危機をもたらした東京大学の大罪
東大による日本の"支配"を最優先、安全保障体制を骨抜きに
2015.3.19(木) JB PRESS  森 清勇
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43220


 森氏は「超法規発言」を行って解任された栗栖元統幕長を挙げて、東大出の内局の「官僚統制」を非難しています。

 ですが、これは単なる恨み節で、言うならばヤクザの言いがかりのようなものです。自説を補強するために栗栖氏の名前を出すのは、故人を侮辱するような行為であり、まともな「後輩」のやることじゃありません。少なくともぼくにはそのように思えます。


>軍事忌避の東大卒が東大新聞研究所を中心に朝日新聞や共同、NHKなどのマスコミ界を牛耳って憲法擁護を主張してきた。

>またそれに呼応するように、軍事忌避を叩きこまれてきた東大卒のキャリアが全官庁の主要幹部をほぼ独占して、国民世論もほとんどの官庁もおよそ憲法(特に9条)改正の言動を抑える方向、すなわち自衛隊強化反対、憲法改正阻止の国民的思潮に知らず知らずのうちに置かれてきたのではないだろうか。

>学内で軍事忌避を行なっていた唯一の東大である。末は次官や政治家・大臣を狙うようなキャリアが希望してくるような官庁では決してなかったであろう。
 そうした彼らが、文民政治家主導のシビリアン・コントロールを、都合よく文官(内局官僚)主導と言い換えて、防衛庁の行政(旧軍的に言えば軍政)のみならず、自衛隊の運用(軍令)まで牛耳ってきたのである。

>(栗栖氏は)「まえがき」で、「一犬虚に吠え万犬ために鳴くことの無い世の中、誰もが地位に応じた自己責任を持つ社会を願望するのみ」「ハード面よりも先に、ソフト面を改革しなければ精強な部隊には成りきれないと信じている。個々の隊員は任務達成に情熱と懸命な努力を注いでいるのに、それを部隊として運用する際の指揮の透徹性に欠陥があるのである」などと自己の信念に基づく見解を述べ、「国防軍」の創設を提言されている。



 まず自衛隊の前身である警察予備隊は、暴走した旧軍の愚を繰り返させないために、警察の延長的な組織として編成され、極力旧軍の将官・将校を排除しました。 
 このため警察官僚がその中枢を握りました。そしてそれは今にまで尾を引いております。まず批判されるべきは、ぼくは何度も申しておりますが、民主国家において、「警察」と「軍隊」という2つの暴力装置を警察官僚という一つの官僚組織が掌握していたことです。これは極めて異常です。中央集権、官僚主義のフランスですらここまでひどい特定の官僚集団による権力掌握を行ってはおりません。

 森氏はまず、そのことに全く言及しておりません。
 東大出官僚以前に、こちらのほうが大問題です。ですが森氏にはそのようなことが目にはいらないのでしょう。

 単に東大が悪いと恨み節を繰り返しているだけです。そしてそれはマスメディアや作家にまで拡散しています。これではユダヤ陰謀論と大差ありません。

 そもそも内局を悪者呼ばわりする前に、あなた方はどうだったんでしょうか。
 内局すら説得できず、ましてや財務省の主計官も説得できるだけの専門知識が無いでしょう。諸外国ではこうである、現状の法的な規制はここが問題だ。こうすればコストを削減できる。というような提案を本気でやってきましたか?
 片山さつきごとも論破できなかったのは、専門家としての能力が低かったからじゃないですか。
 そもそも各幕の仕事は大概にアレです。

 例えば陸自のUHーXは、内局から3年に渡って「非現実的」と突っ返されて予算化できませんでした。そして内局もこれ以上は抵抗できないと渋々陸幕の案を受け入れました。
 結果は御存知の通り、官製談合がバレて白紙撤回となったわけです。その後、現在のUH-X選定となったわけです。

 UH-Xは初めにOH-1改良型ありきという合理性の欠片もないものでした。国産開発至上主義ありきで、まともな計画ではありませんでした。率直に申し上げて、陸幕のマスターベーションでした。
 エンジンが1基4億円、2基で8億円もするのに、調達単価12億円が実現可能と主張したのは陸幕です。
 
 因みに空自のUH-Xでは1機23.7億円で調達できますと言っておいて、現実には40億円ほどかかっております。そして「劇的な調達コストの削減はできません。頑張ります。」というのが空幕の公式見解です。はじめから本命の三菱のUH-60J改良型の採用有りきの完成談合だったのか、空幕装備部が無能だったのか、あるいはその両方だったのではないでしょうか。

 こんないい加減な仕事をしておれば、内局による統制が必要だと思われても仕方ないでしょう。
 

>「ソフト面を改革しなければ精強な部隊には成りきれない」「部隊として運用する際の指揮の透徹性に欠陥がある」
 この2点においてこそ、栗栖氏は内局と闘ったのであった。


 栗栖氏は身を挺して法的な不備を指摘しました。
 ですが、森氏をはじめ、その「後輩」たる将官、将校諸官は栗栖氏の意思を継いで、改革をしてきたのでしょうか。問題点を内局や政治に直言してきたでしょうか。
 森氏や他の将官の方々の何人が「俺は来栖さんの後を立派に継いできた」と明言できるでしょうか。

 小泉内閣当時、政治主導で有事法が制定されるまで、実戦ではタコツボひとつ掘れない、野戦病院を展開できない、だったでしょう。つまりは演習場でやる演習=戦争ゴッコをそつ無くこなせればいいや、組織内で波風を立てないことを再優先する事なかれ主義に終始して退官を迎えればいいや、できたのではないでしょうか。

 そのような法の不備を放置してきのは誰でしょうか。制服の諸官ではないでしょうか。
 規制は規制だからその中でやるのが俺達の仕事だと、長いものに巻かれてきたのが制服組だったのではないでしょうか。

 少なくともぼくが報道してきた衛生や道路法などに軍隊ではあり得ない奇妙な法規制を変えようとする動きは自衛隊内部では殆どありませんでした。
 そのような主張する人間(個人的に多数存じ上げておりますが)は「軍事オタク」とか「変人」扱いされて出世できないのはまだしも、組織からパージしてきたではないでしょうか。
 先の大震災でも、市ヶ谷で危機意識を持って進言した中堅幹部が多数地方へ飛ばされました。

 つまり自衛隊の将官・将校のマジョリティは、改革を志す人間を圧殺してきのたではないでしょうか。森氏の言説を見るに、森氏はそのマジョリティに属している人物に見えます。

 そういう保身第一のチキンな方々が、自分たちの所業を棚に上げて栗栖氏を持ち上げるのは卑怯であり、故人に対する侮辱ですらあると、ぼくには思えます。果たして森氏たち「後輩」の行状を、栗栖氏は草葉の陰から「君たちよくやった」と褒めているでしょうか。

 国家の防衛と国民の安寧を心から希求していた栗栖氏と、氏に対処した軍事忌避で育ってきた内局キャリアの幹部たち。

 軍事を忌避してきたのは、演習さえそつ無くこなせばいいやと、本当の戦争に備えてこなくていいやと、衛生や兵站を軽視し「ゴッコ」を続けてきた制服組も同じでしょう。


 ちなみ申せば栗栖氏は東京帝国大学法学部卒業、つまり現在の東大法学部卒です。高等文官試験(高文)を首席で合格し内務省に入省後、海軍2年短期現役士官を志願して帝国海軍へ入っております。
 つまり、栗栖氏は森氏が口を極めて罵っている東大法学部、内務省出身者です。

 栗栖氏が超法規発言を行ったのは、帝大法学部出身だったからじゃないでしょうか。陸士の純粋培養の戦争ボケの軍人だったらこんな発言をしないでしょう。

 ぼくはできないことをやれと言っているのではありません。少なくともぼくはやって来ました。部外者のキヨタニごときにでも出来ることです。内情を熟知している内部の人間、特に権限をもっている将官ならば容易なことではないでしょうか。

 率直に申し上げて、防衛省や自衛隊の広報を通して提灯記事を書いている方が楽だし、カネになります。リスクもありません。また海外取材をしたり、苦労して国内のソースを確保し、彼らに迷惑をかけない価値で報道するといった苦労をしなくて済みます。ですがそれなればぼくはこの仕事をしている意味はありません。そうでなければそれはPR会社や広告代理店の仕事と同じです(その手合に限って愛国心とか言いたがるのは不思議ですけども)。
 
 確かに組織内では発言することは勇気もいるでしょうし、敵も作ることになるでしょう。であれば退役してから発言すれば宜しい。ところが退役後も同じような「その程度」の繰り言を繰り返しているのはどういうことでしょうか。それは見識が無い、ということです。


 森氏の主張はこれに限りませんが、如何に自衛隊の将官レベルが低いかを宣伝しているような気がします。防大での仲間内、自衛隊村では「当たり前」のことなのでしょうが、世間一般の常識からは激しく乖離しております。自衛隊の常識は世間の非常識、軍隊の非常識です。そのような自覚がまったく無いのでしょう。
 防大ではもっと幅広い教養を教えるべきではないでしょうか。


以下の記事を寄稿しました。

東洋経済オンライン
自衛官の「命の値段」は、米軍用犬以下なのか
実戦の備えがないため派兵どころではない
http://toyokeizai.net/articles/-/63496

中国がスーダンの武器産業を支援する理由
急激に勃興する武器輸出大国の秘密とは?
http://toyokeizai.net/articles/-/62626

日本の武器輸出戦略には致命的な弱点がある
国際見本市で中小企業を積極支援するべき
http://toyokeizai.net/articles/-/62456?cx_click_topnews=article_header

Japan in Depth
【日本の「文民統制」は「官僚統制」】〜政治が軍を統制しない国、日本 1
http://japan-indepth.jp/?p=16012

アブダビのIDEX 2015、IWAに関しては東京防衛航空宇宙時評でレポートしていきます。
http://www.tokyo-dar.com/





 


 




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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
総務省は今月の12日に無人機の遠隔操作向けに周波数を割り当てる検討を始めて、来年の3月には省令改正を予定しているそうです。
自衛隊も軍用に適していない周波数帯を割り当てられていて無線が通じないのなら、適した周波数帯を割り当ててもらうように総務省と調整することは、十分に可能でしょう。
それをなぜやらないのかといえば、自衛隊に戦争をする気がないからでしょう。それとも何ですか。これも東大卒の官僚の陰謀だとでも言いたいのでしょうか。
ひゃっはー
2015/03/24 16:07
防衛省に優秀な人材が入省するようになり、プロパーが着実に育ってきているため、同省の警察庁植民地状態は、ほとんど実態がなくなってきたのではないでしょうか。

ちなみに、国家安全保障局でも、警察庁出身者が自衛隊情報本部出身者の下に就いているようです。
真の愛国者ゆりか
2015/03/24 20:43
清谷様へ

私の馬鹿な先輩=元陸将補が、御無礼なことして代わりにお詫び申し上げます。 自分も元将校・※尉官で中途退官しました。現役時代、組織を変える それどころかそんな力はありません。自己満足と言われても仕方ありませんが、自分は能力と権限の範囲で、仕事には手を抜きませんでした。些細なことでありますが自分は後輩育成に努力しました。小隊長時代の新兵2人は最近、幹部に任官しました。幹部を目指したきっかけは自分を指標にしたらしいです。自分は立派な人間ではありませんし、凡人だと思っています。決して自慢話をするつもりはありません。同期は退官し、野党の政治家の秘書と防衛政策のブレーンをしております。部下は任期終了後、国立大学に進学、現在高校の社会科教師をしており、若者に正しい安全保障の知識を教えています。 自分はボランティアで隊員と家族の人権問題に関する相談員をしています。 法律や制度を変えるという立派なことはできませんが、自分ができる範囲のことをしています。また、周囲に防衛に関する問題点を説明しています。※守秘義務は守っています。
制服を脱いだ自分、同期、部下も防衛問題に解決を図ろうとしている人間もいることも理解してください。 また、改革を望んでいる又は危機感を抱いている現役隊員も存在することも理解していただきたい。繰り返しますが教育・政治・メディアというアプローチで改革を目指している人間が少なからず存在することを忘れないでください。
元キャプテン
2015/03/24 22:21
何でもかんでも自衛隊にとって不都合な現状が東大卒の官僚たちの陰謀ではないとは思いますがね・・・
旧軍を見ていた人たちからすれば下手にフリーハンドを与えたら暴走すると見られていたので今があると思うべきでしょう。
むしろ来栖氏は「いざという時にちゃんと動ける組織にして欲しい」と思ってあの発言をしたのでしょうから、自衛隊側はその時に組織一丸となって来栖氏を援護すべきだったと思いますよ。
安倍政権になってその手の発言がしやすい環境になったからって来栖氏を持ち出して自説の補強に使うのはどうなんでしょうね〜
八王子の白豚
2015/03/25 02:30
今朝、NHKラジオ第一で「いずも」を取り上げておりました。相変わらずの「海上自衛隊最大の護衛艦は空母ではないのか」。普段は自衛隊が何を買おうが気にもしないくせに、何を今さらと。説明を担当した解説委員は「税金で購入した装備がどう使われるか」とか言っておられましたが、導入が検討された時点での必要か否かのチェックをするのがマスコミや野党の仕事でしょうにね。
KU
2015/03/25 07:39
清谷様

この問題は幹部教育・人事が根元ではないでしょうか?正月に防大の存在理由と幹部の人事管理に問題提起しました。
将官の90%は防大OB、独占禁止法違反です。森氏は東大の中央官庁の幹部を独占しているのを批難して、自衛隊の高級幹部のポストを独占しているのは矛盾しています。防大卒の幹部が不祥事を起こしても隠蔽・揉み消され、U、I出身の幹部が生け贄されます。閉職に飛ばされるだけです。以前にも提言しましたが、人事の硬直化防止や機会の公平化のため、防大を閉校し、士官学校として幹部候補生学校を拡充・機能強化します。22〜30歳までの若者 現役隊員、大学生、社会人を均等に採用、クラスを一緒にします。卒業後の人事管理は一元化します。高卒のプロパーの隊員でも、戦術能力や統率力が優れていると将官になれるチャンスがあります。高卒の将官の誕生は隊員の士気を向上します。法務省の矯正局長も刑務官あがりです。それと同じく兵隊上がりの将軍も誕生してもいいのではないでしょうか。
清谷さんへ質問です。防大を現行のまま?中身を変える?廃校? お考えを伺いたいです。
元キャプテン
2015/03/25 08:38
清谷様へ

今から10年くらい前の小泉政権時代、武力攻撃事態対処法、国民保護法が成立した切っ掛けを教えてください。 巷では、麻生 幾 の著書の宣戦布告が契機という話を聞いたことがあります。冷静に考えて書籍や映画で法案や政策が生まれるほど、政治の世界は甘くないと思います。当時の防衛長官 石破先生が噛んでいるのでしょうか?
話は戻りまして 麻生幾さんは大変良い問題提起をされました。麻生さんこそ防衛大臣にふさわしい方ではないでしょうか。 話題は急転し、安倍内閣で集団的自衛権、周辺事態法改正で相変わらず、永田町の先生方は言葉遊びをしています。国内での戦闘行動や防衛出動が法的、能力的に不十分なのに海外で軍事行動ができるはずもありません。中学生が高校受験を受けずに大学受験に挑むことと同じです。まず考えるのは個別的自衛権 国内戦ではないでしょうか?支離滅裂、本末転倒な話ですよ!
元キャプテン
2015/03/25 12:08
制服組は正義の味方で、内局の役人は悪なんです
判官贔屓で言ってるんでしょうが、不都合な面を見ないので現実から解離する一方です
ミリオタの認識からすれば
2015/03/25 19:20
>国民保護法が成立した切っ掛け

石破さんがかなり危機感を持って動いていたようです。成立後、これで栗栖さんに顔向けができる、と仰っておりました。
キヨタニ
2015/03/25 21:08
清谷さんへ

どうも御教授ありがとうございます。石破先生が関係していたんですね。なぜ、現場の人間=制服の自衛官が疑問や問題意識を持たないのか摩訶不思議な話です。やはり、昔からサラリーマン化、官僚化していたのではないでしょうか。石破先生の著書から試合のない運動部、お客様のいない商店なのでサークルになっちゃたのかなぁ?だから思考停止になった。張り子の虎、田んぼの案山子が楽ですから。昔、こんなこと言った先輩いましたよ。存在さえすればよし!遊んででも給料貰える!サークルになるわけだ!
元キャプテン
2015/03/25 22:55
こんな阿呆なことを言ってたら、そりゃあ東大は研究の分野で防衛省に協力しません、と言われますわな。そして、自衛隊の自閉隊化が進むわけだ。もっとも自閉隊の人々にとっては、そっちの方が居心地がいいのでしょうけれど。
ひゃっはー
2015/03/26 11:49
「先の大震災でも、市ヶ谷で危機意識を持って進言した中堅幹部が多数地方へ飛ばされました。」

一国民としては、これが本当ならショックです。
防衛省大幹部の刷新は誰が出来る可能性が高いのでしょうね。



クダンシタ
2015/03/26 23:52
テーマから趣旨がずれることをお許しください。
ボランティアで現役隊員やその家族のお悩み相談しています。パワハラ、モラハラが酷く、傍若無人の幹部も存在します。現役時代、3佐から2尉クラスの中間管理職、1曹〜2曹クラスのベテランが鬱、自殺、離職、出勤拒否が散見されています。以上の事象からモラル・ハザードや組織崩壊が起きていると判断しています。また、統計的に幹部・上級陸曹や中高年隊員の不祥事・懲戒処分が急増しています。主観から 末期症状であると感じています。この事象こそ自衛隊の弱体化であり、中国や北朝鮮といい仮想敵国が利する結果になります。人材流出、情報漏洩、サボタージュ、反乱等のリスクが予想されます。上層部は危機感がなく、自衛隊は地上の楽園だ!と公言して、昔の左翼と同じ穴のムジナの方もいます。
第2次大戦前のソ連軍の事例から、将校の粛清は弱体化し、ナチス・ドイツの侵略を招き、2000万の人命を失いました。
自衛隊の将校・下士官の自殺・離職は組織の弱体化と軍事的脅威を招くことをみなさんに認識していただきたいと思います。火の出る玩具を運用、操作、メンテナスするのも人がいないと鉄屑になります。防衛省の偉い方々はハコモノさえあれば、国防を全うできると信じています。彼らは専守防衛ではなく、組織防衛しか頭ありません。
元キャプテン
2015/03/27 06:41
防大卒の方の特徴を20年間の勤務で感じたことを分類します。お断りしますが、主観と自己の感覚、経験則であり、客観的な評価ではありません。ひとそれぞれ個性があり、勿論、例外等は存在します。
出世レースから外れ、2佐で定年した方は、思考が柔軟で、多少の癖があるが、顔を見たくない・話したくないという程、酷くはなかったです。退官後、活躍とは言わないが、相応に再就職先で働いています。
高級・上級幹部で終わる方
中には裸の王様のような暴君、権力欲の激しい方、部下を踏み台にしてのしあがる方も少なからず存在しました。発言が時代や常識からズレ、旧態依然の方結構います。 森氏は旧態依然の方だと文面から察します。しかし、閉鎖的で偏った大学・職場にいて、お客様がいない、世間から評価されない職場にいたら、そうなるのは仕方がない面もあります。環境が人を変えることもあります。清谷さん、森氏を責めるのは、ある意味、酷ですよ!個人の能力・資質に全て責任があるとは言えないのではないでしょうか?
したがって、人事・教育の抜本的改革が必要だと主張する根拠は上記にあるような気がします。自衛官も22万人いますから、そりゃピンからキリまでいますし、出身者で大臣、宇宙飛行士、文豪もいれば宅間死刑囚とかの殺人鬼や折口会長みたいな金の亡者もいますよ!
元キャプテン
2015/03/27 12:38
この人はドラゴンボールに出てくるミスターサタンと同じですね。
ひゃっはー
2015/03/27 13:27
戦前の東大と戦後レッドパージで優秀な人材を放逐した東大を同一視するのは如何かと思いますな。
東大が大学として軍事研究を禁止して居る事をまさか知らないとは思えませんが・・・
?
2015/03/27 15:09
自衛隊内での鬱病など精神疾患の蔓延は外から見る以上に酷い。
本来ならまともに任務につけないような隊員が相当数定員としてカウントされている。
自衛隊の充足率の低さはよく話題になりますが、精神疾患の蔓延がそれに更に拍車をかけている。
この現状で海外派遣?集団的自衛権?ご冗談を。
きらきら星
2015/03/28 04:25
>まさか知らないとは思えませんが・・・
警察予備隊を創設し、その主要幹部を占めていたのは内務省官僚=旧帝大出ということを知りませんか・・・


キヨタニ
2015/03/28 11:49
★きらら星さんへ

自衛官の自殺・精神疾患の多さ 自分はボランティアで隊員・家族の相談、20年間勤務 曹士8年、幹部12年パワハラで鬱になったことがあります。先輩や同期で自殺した者もいます。原因はパワハラや人権抑圧が大半であることは確信に近い自信があります。経験、相談での実感、 各種人権抑圧の民事裁判、国会の予算委員会等客観情報や主観情報で明らかになっています。冷静になってなって考えてみるとノルマなし、身分保障で雇用安定、収入は中間層、恵まれた福利厚生自殺する理由はないでしょう!つまり、平均以下の自殺率でないといけないと思います!
酷い例えですが、内ゲバ、同士討ちなんでしょう。上層部の危機感なし、当事者意識なし 226事件みたいな反乱や韓国軍の苛められた兵士が先輩に報復のため、乱射する事件の類いが発生するでしょう。冷遇された幹部が中国に軍事情報を漏らすことも考えられます。詳しい著書は国営ブラック企業 を読むことを勧めます。
元キャプテン
2015/03/28 11:53
お邪魔します。
 官僚には「自分達がこの国を動かしている」という"誇り"というか自負があります。無論それはしばしば「愚民どもは黙ってれ」という傲慢にも繋がりますが。しかし自衛隊には「この国は俺達が守る、俺達が守らずに誰が守る」といった"誇り"というか自負は与えられませんでした。「どうせアメリカ様が守ってくださる」「アメリカ様が作れと言うから自衛隊を作った」といったところでしょうか。"誇り"無き者は自らを律する事はできず、他者を尊重する事もできません。例えば中国で商品の偽装等がしばしば問題になるもの、儒教に基づく「商は詐なり(100円で仕入れた物を110円で売るのは詐欺)」という考えが根底にあるからでしょう。自らを律する事が出来ない者に対しては、「飴と鞭で言う事をきかせる」しかないわけで。そういった中で人生を過ごし、それに適応する事で生きてきた人はある意味「哀れ」とも思えますし、そういった人間を作ってしまった事も「事実」も受け止めねばならないでしょう。
ブロガー(志望)
2015/03/29 16:02
ブロガー様へ

申し訳ございませんが貴方のコメントに異を唱えたいと思います。自衛隊の曖昧な存在、混乱な歴史もあるのでしょう。しかし、浪花節は通用しません。退官した上級幹部のブログを拝見することがありますが、言い訳と子供の駄々です。自衛隊の法・体制の不備、社会的地位の低さを左翼、マスコミ、日教組等の環境の責任にします。じゃ〜自分が現役の頃、努力したことはないのか?できなくても退官して努力したことはないのか?とツッコミを入れたくなります。怠慢、保身、事流れ主義、前例踏襲主義 自分の事を棚に上げて他人や環境の責にする態度は大人としていかがなものでしょうか? 信頼とは口先で成り立つものではないでしょう!ブロガーさんの同情は為にはなりません。もっと厳しい目で対応していただきたい。軍隊には応援団は要りません。調子こくて鍛練を怠りますから。
子供の教育と同じく、おやつとゲームを与えたら肥満になり、成績が下がります。少なくとも自衛隊は18歳以上の大人の集団です。甘い言葉は必要ですか?信頼や支持を得たいなら、行動と結果で示すべきです。違いますか?
元キャプテン
2015/03/29 18:59
栗栖氏は戦略論やら政軍関係論は傾聴すべき点はありますが、武官がまずやるべきは軍事理論の研究でしょう。『>(栗栖氏は)「まえがき」で、中略〜「ハード面よりも先に、ソフト面を改革しなければ精強な部隊には成りきれないと信じている。個々の隊員は任務達成に情熱と懸命な努力を注いでいるのに、それを部隊として運用する際の指揮の透徹性に欠陥があるのである」中略〜「国防軍」の創設を提言されている。』有事法制や内局との関係やら名前が変わっただけで、軍事力がアップするとは思えません。将官は軍事理論を語るべき。

マリンロイヤル
2015/04/02 17:31
防大卒の方々が東大卒の官僚を非難する資格はありません。 防大保険金詐欺事件、防大後輩いじめ、不祥事の隠蔽、部下のパワハラ・虐待による自殺、刑事事件を起こしても辞職しない厚顔無恥な体質、防大卒の高官ポストの独占この体たらくで他人を批判するなんて恥の上塗りですよ!森氏は高校時代、東大を含む七帝大や早慶を落ちたので嫉妬しているだけではないでしょうか? 現役時代によくいた醜い男の嫉妬の将官のオッサンです。
防大卒の方々に防大時代の思い出を訊くと 先輩からのシゴキ・シバキと運動部のことばかりです。授業は大半は居眠りで、もしかして普通の大学生より勉強してないのではないでしょうか?またはカルト宗教まがいの洗脳教育が施されているのではないでしょうか?
元キャプテン
2015/04/04 21:01
東大は戦時中はレーダーの開発で海軍に協力していたのに、戦争が終わって用が済んだら大した証拠もないのに、この扱いですか。この森って人は、どこまで無知で傲慢でテメエ勝手で人でなしなんでしょうか。こういう人がいるからジュ―コフから、下士官は優秀だが高級将校は無能である、とバカにされるんでしょうが。
ひゃっはー
2015/04/05 17:20

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