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zoom RSS 輸入業者がアベノミクスの円安誘導を批判するのはポジショントークか?

<<   作成日時 : 2014/11/17 23:23   >>

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 安倍政権と黒田日銀の円安誘導を批判すると、お前は輸入業者だから、自分に不利だからだろうとか、ポジショントークだろうという批判がきます。

 ですが、それっておかしな話ですよね。
 
 安倍政権と黒田日銀は、円安誘導によってコストプッシュ・インフレになれば景気が良くなる、物が良く売れると主張しているわけです。
 そうであれば我々輸入業者や小売業者は万々歳で文句を言うはずがありません。物が良く売れるようになるわけですから。

 ですが、実態は賃金が上がらず、消費も増えず、景気は一向に良くなりません。これは現場で商売をしている人間からば肌で感じられるし、また毎月の売上高からもわかることでしょう。

 ポジショントークだと批判なさる人たちは、換言すれば「円安で輸入専門業者や小売業者の利益が減っている。ざまあみろ。」と主張なさっておられるようなものです。それは円安誘導したアベノミスは失敗だたと言っているのと同じです。

 我が国では、製造業は企業の約2割程度に過ぎません。後はサービス産業、一次産業です。しかも、製造業でもすべての企業が輸出を主体に商売しているわけではありません。それに輸出をしているにしても、輸出比率が1割とか2割程度であれば、円安による原材料のコストの上昇による損害の方が多いわけです。また輸出企業の下請けも、発注元から値上げが許されていないことが多々あります。別に輸入業者だけが被害を被っているわけではありません。

 また、株などで儲けているごく一部の人たちを除いて、消費者は円安によって不利益を被っています。消費者が円安を批判するとポジショントークなのでしょうか。


 また、お前は経済の専門家でも無いくせに、と仰るコメントもよく来ますが、「経済の専門家」ってなんですかね?相手を素人呼ばわりするならば、ご自身はひとかどの見識と専門教育を受けたプロフェッショナルということになりますが、匿名なのでわかりません。また具体的に、ぼくの書いたもののどこがどう間違っていて、そこは正しくはかくかくこうである、という指摘もしません。ただ、清谷は勘違いしている、勉強不足だ、他の識者に比べると劣っている、といった抽象的な批判ばかりです。具体的にどうなんだ?と質してみても、決してそれには、真正面からの返事をしてこないか、無視のどちらかです。



 ぼくは20代は広告の世界におり、軍事ジャーナリストして経済、ビジネスの視点で20年以上取材してきました。同時に自分の会社で出版プロデュース、フランスのマンガの専門店の経営、輸出・輸入も行い、欧州、イスラエル、南ア、北米、アジアとの取引先と商売しており、リアル店舗、ネット通販、卸売まで行っております。
 小なりといえども、一線で国際的なビジネスの現場にいる人間です。
 因みに弊社はアベノミスの逆風を受けながらもここ数年2桁成長、今期は3桁成長に近い業績を上げております。ですが、輸入業者で前年比並みの売り上げのところは本当に大変です。

 そして面白いのが、経済の素人呼ばわりする人がウィキペディアあたりで仕入れた情報で、軍事に関してぼくの主張を批判したりします。「素人が専門家を批判するな」と言うのであれば、ご自分が軍事に関してぼくを批判できないと思うのですが、違うようです。こういうのを世間では二重基準といいます。

 率直に申し上げて、こういう人たちはいわゆる権威主義者です。「偉いセンセイの言うことは、まちげえねえだ」と盲信するタイプです。


 恐らく「経済の専門家」とは、マクロ経済学を勉強した学歴満艦飾の人たちのことを仰っているのでしょうが、メディアで出ている●●証券主席アナリストとかなんちゃらチーフストラテジストとかいう人達は所詮株屋です。実体経済がどうなることよりも、相場が大きく上下するようになることががいい人達です。それこそポジショントークを疑うべきでしょう。
 また学者の多くは社会に出たこともなく、自分の才覚でカネを稼いだこともありません。



http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0J108H20141117

GDPショックで株高シナリオ狂う、アベノミクスを問う選挙に
2014年 11月 17日 ロイター

(上記記事からの抜粋)
ロイターがまとめた民間調査機関の7―9月期実質GDP予想の下限は前期比プラス0.2%、年率プラス1.0%であり、
マイナス予測は1社もなかった。予測中央値は前期比プラス0.5%、年率プラス2.1%。前期比マイナス0.4%、年率マイナス1.6%の結果は、まさに「ショック」だった。



>「想定を大きく下回る弱い結果」(大和総研の熊谷亮丸氏)、「2四半期続けてのマイナス成 長は衝撃的」(農林中金総合研究所の南武志氏)。GDP公表後、民間エコノミストは一様に驚きの表情を隠せなかった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H4X_X11C14A1EA2000/

以前のエントリーでご案内したNHKの討論番組でアベノミクスを絶賛していた熊谷氏の弁です。

 「経済の専門家」の予測なんてこんなものです。
 ところが同じような与太な予測を繰り返しても、恥じ入ることもなく、高給を食んでいることができるのが「経済の専門家」という商売です。

 対してぼくのような中小零細企業の経営者が判断や分析をしょっちゅう誤ると、倒産という形で責任を取らされます。「経済の専門家」は気楽な稼業に思えます。


 あえて誤解を恐れずに言えば、マクロ経済学は一種のカルトです。
 少なくとも科学ではありません。科学は再現可能な実験ができますが(それで「STAP細胞」は問題になりました)、経済では同じ条件下での実験は不可能です。それをあたかも科学のように信じるのは不毛です。例えば化学のアボガドロ数とか、PV=P'V'などの定理は、多くの実験結果から導かれたものです。つまり再現が可能です。
 しかしマクロ経済学では、数式のモデルにしても、統計にしても、いかようにも自分の都合のいいようなデータを元に作れます。また消費者の心理とか、数値化できない要素を切り捨てます。

 総務省の家計調査にしても、実態はかなり怪しいものです。
 この調査は極めて精緻で、今日はブリに切り身何グラムを買ったとか、事細かく家計簿を付ける必要がるので普通の人はあまり協力してくれません。ですから身内、あるいは近い人達に頼むことが少なくないそうです。その点ですでに公平な調査とは言えません。
 また調査は二人以上の世帯だけです。これだけ「お一人様」世帯が増えているのに、それは調査には反映されておりません。

 人間には心があり、消費やビジネスにもそれが作用してきます。これは数値化できません。ですから一般的なマクロ経済学では切り捨てられます。
 
 そしてマクロ経済の仮説は、検証もできません。つまり実験室の中の仮定の話ばかりやっているわけです。

 例えばの話、化学でも、「理学」と「工学」では全く違います。
 実験室で行う硫酸の合成と、工場で行うそれは材料も反応式も全く違います。実験室のものではコスト的に工業では使い物になりません。
 また工場を作るにしても、配管設計などが必要になります。これは理学だけ勉強した人には無理です。工学的な素養が必要です。
 マクロ経済学だけを学んだ人が、実体経済で何かしようというのは、理論物理学者が原子力発電所の設計をするようなものです。

 無論、経済の仕組みを説明したり、理解するためにマクロ経済学は必要です。ですが、だからといって、すべてをマクロ経済で解決するわけでも、万能でも無いわけです。

 過去「経済の専門家」である日銀がバブルを放置し、そして意図的に潰しました。また石油ショックやプラザ合意では、日本でも「「経済の専門家」たちは見当違いのコメントばかりしていました。
 長銀も日本の最高レベルの「経済の専門家」ばかりいたのに潰れてしまいました。
 また、米国の金融工学を駆使した金融商品は「経済の専門家」によって作られましたが、リーマンショックを起こしました。「グリーンスパン・マジック」と呼ばれた、グリーンスパンFRB議長(当時)も、実施した金融政策では、リーマンショックを回避するとはできませんでした。

 クルーグマン教授の日銀批判を引用して、日銀を批判していた人たちがかつて少なくありませんでしたが、クルーグマン教授はその後自分は誤っていたと述べています。ですが、「虎の威を借りた狐」さんたちも「虎」さんに倣って自己批判したのでしょうか。


http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141101-OYT1T50096.html

ノーベル賞経済学者の「日本への謝罪」
2014年11月01日 読売新聞

 米国のノーベル賞経済学者ポール・クルーグマン博士は10月31日付の米紙ニューヨーク・タイムズに「日本への謝罪」と題する手記を寄稿した。

 日本政府と日本銀行が1990年代以降にとってきた経済政策を批判してきたが、欧米の政策に関しても「2008年以降は、日本がかすむほどの失敗だった」と指摘。「我々は、日本に謝らなければならない」と現在の心境を吐露した。


 そして現在の経済学の主流は米英中心で人気のある、あるいは声の大きい学説が力を持っています。その他は、例えばヴェルナー・ゾンバルトのような考え方は「異端」と切り捨てられます。

 これはマルクス主義と同じです。人間は卑怯でズルくて、欲深く、楽をしたい生き物であることを無視して、「社会的な実験」な実験を行ったソビエト連邦とその衛星国は崩壊しました。20世紀のほぼ丸々の時間を使った、壮大な社会実験でしたが。


 権威を盲信するのはリテラシーの欠除です。他人の意見を批判するならば、自分の頭で考えて、相手を説得できるような説を組み立て、エビデンスを出して行うべきです。
 単に「お前は経済学を分かっていない」と偉そうにコメントするのは、ご本人は気持ちがいいのかもしれませんが自分は馬鹿だと告白しているに等しく、滑稽であります。

 


軍事・航空宇宙の専門サイト始めました。
「東京防衛航空宇宙時評・Tokyo Defence & Aerospace Review」

http://www.tokyo-dar.com/

最新記事
岩田陸幕長、カール・グスタフM4導入の可能性を示唆
http://www.tokyo-dar.com/news/990/

日本航空電子工業、航空機搭載用カメラスタビライザをSEECATに展示
http://www.tokyo-dar.com/news/974/

レスポンダー・プロダクツ・ジャパン、危機管理産業展に車輪付ストレッチャーを展示
http://www.tokyo-dar.com/news/966/

アメリカのポラリスATV、日本での販売を開始へ
http://www.tokyo-dar.com/news/962/

MRJの飛行試験初号機がロールアウト
http://www.tokyo-dar.com/news/956/

防衛省、データ改ざんされた機銃の調達を見送りへ
http://www.tokyo-dar.com/news/945/

防衛省、米海兵隊のMV-22の整備に木更津駐屯地のハンガーを提供
http://www.tokyo-dar.com/news/939/

Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
【防衛駐在官の質の向上を図れ】〜外務省出向システムでは機密情報が防衛省や内閣府に届かない?〜
2014/10/12
http://japan-indepth.jp/?s=%E6%B8%85%E8%B0%B7%E4%BF%A1%E4%B8%80



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

『なぜ自衛隊は「暴発する機銃」を使うのか』
2014年11月09日
http://toyokeizai.net/articles/-/52889

アパッチ攻撃ヘリの調達、なぜ頓挫?
問われる陸自の当事者能力
2014年11月02日
http://toyokeizai.net/articles/-/51971

オスプレイ選定の不透明、対抗馬は商用機?防衛省は「複数候補から選んでいる」と強弁
2014年10月26日
http://toyokeizai.net/articles/-/51614

御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?必要なのは事実に基づく冷静な議論
2014年10月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/49744

戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ
「国内では銃創や火傷は負わない」との前提
2014年09月17日
http://toyokeizai.net/articles/-/47994

「結論ありき」で高額な兵器を調達する怪
防衛省概算要求に隠された問題<前編>

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
>前期比マイナス0.4%、年率マイナス
1.6%の結果
これは季節調整後の実質GDPなんですが、元データを見ると印象が変わると思います。
民間消費支出は+0.2%でこれは97年同期の+0.4%と大差なく、これは想定の範囲です。さらに名目原系列で見ると、+1%なので、消費者の支出はむしろかなり増えており、消費税が原因でない事もわかります。
ちなみに97年は10-12月期から逆にマイナスに転じて98年7-9月期までマイナスが続きます。消費税後に一旦回復してから下がってるのでこれまた、消費税が原因でなかった事がわかります。
では何が今回のマイナスの原因かというと、民間住宅投資と民間在庫品です。つまり、住宅が売れない+企業の在庫圧縮ですが、97年同期は住宅投資は同じくマイナスでしたが、民間在庫品はプラスでした。今回は民間在庫品が大きくマイナスで、これがほぼ主因です。
この原因は建設業、サービス業での人手不足と原油高、原材料費の高騰などが供給制約になっているためで、清谷さんの主張の通りです。円安が裏目に出た結果ですね。
後は円安なのに新興国不況で輸出の伸びが少なく、原油高と原発停止による大量のエネルギー輸入で相殺されてしまい、円安のプラスの経済効果が発揮出来なかったことです。
原油価格下落と中国の景気対策が10-12月期はプラスに働きますが、住宅投資と民間在庫品が回復するかは不明ですね。
X
2014/11/18 00:40
お疲れ様です!
阿呆NHKのシナリオライターwが、
http://kiyotani.at.webry.info/201410/article_13.html【円安のデメリットを説明してこなったマスメディア】
の中の文言を多用してる見たいっすね♪
このエントリも利用されるんじゃないすか?w
家人がバカHNK見ていたので、家事をしていたら耳に入ってきて突込みが追いつかないほどでした。
つい先日まで景気が良くなっていたと言っていた奴らがよく言いますよねぇ、、、恥を本当に知らない、というか、奴らの「恥」の概念が全く異質なものなのでしょう。
>これはマルクス主義と同じです。・・壮大な実験でしたが。
↑、爆笑しました♪
彼らは人間をそこそこ教育しましたが、必要なほどのそれを行えなかったのが敗因ですね。もし出来ていたら、今のこんな世界など無かったでしょうけど。
>あえて誤解を恐れずに言えば、マクロ経済学は一種のカルトです。
↑、
仰るとおり「必要なモノは何も勘案していない」のが今の経済学ですねぇ、、ましてやエントリ最後の
>過去「経済の専門家」である日銀が・・・リーマンショックを起こしました
↑、
これら全て政治的?計画的なものでしたからねー。学問じゃ後付のいいわけ的解説はできても、当時には予測はできませんね。
これだけ各国経済を故意に密着させてしまえば(特に多国籍企業や国際資本によって)、意図的なモノ(大局に影響するほどのもの程度)は常に存在するのが当たり前です。つか、見えますよねぇ、、どこにでもw今でも。
「制裁」なんかもろそうですよねwあの「意味」が分らない者はいないですよねまさか。相当儲けたんじゃないすかねぇやつら。混乱を、作って儲ける、金融屋。
unimaro
2014/11/18 00:47
再度しつれします!
おもしろかったので、、、
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-5e76.html
【世界的な砂上の楼閣】
>大半のアメリカ国民は、経済マスコミでない限り、量的緩和(紙幣印刷の遠回しな言い方)が、 アメリカ経済を復活させることに失敗したことに気がついている。

すると、日本は一体なぜこの政策を採用したのだろう? 2013年に、大量の紙幣印刷が始まって以来、日本円は、アメリカ・ドルに対して、35%下落したが、エネルギー輸入に依存している国にとっては、大変な負担だ。しかも、日本経済は、輸入品価格の上昇を正当化できるような、量的緩和という刺激策に対する成長を示していないのだ。

経済が刺激策に反応していないのに、先月、日本銀行は、年間、50兆円から80兆円へと、量的緩和を60%増やすと発表した。ソシエテ・ジュネラルの専門家、アルバート・エドワーズは、日本の紙幣印刷機が、円を、一ドル、115円から、145円に押し下げるだろうと予測している。

これは予測だが、一体なぜ危険なことをするのだろう? 通貨価値下落から、日本は一体何が得られるのだろう? この政策の背後にある考え方は一体何だろう?

簡単な説明は、日本は、印刷しすぎたアメリカ・ドルを守るために、自国通貨を破壊するよう命じられているということだ。属国として、日本は、アメリカの政治的、金融的な覇権の下で苦しんでおり、ワシントンの圧力に抵抗することが出来ないのだ
(以降はURL先でお楽しみください♪)
unimaro
2014/11/18 01:43
久々に「経済研究所」の面目躍如ですね。
色んな記事や解説トークを見ながら(首を傾げながら)漠然と思っていたあれこれをズバリ整理していただいたように思えます。「防衛」も現場から、「経済」も現場から、の視点でこれからも分かりやすくお願いいたします。
のもんはん
2014/11/18 09:40
プロの定義を辞典で調べました。1 関係する分野や業界で生計を営んでいるもの 2 専門的知識・技術を有していることを証明しているもの 例として国家資格・協会資格
自分は過去、昔は軍事のプロなのか? 用語の定義の観点から上記の1については問題ないでしょう。2については、公務員として身分も国家資格に準ずるでしょう。内部研修を終了すればMOSSが付与されますが、医師や弁護士みたく免許証は付与されません。一般論として将官、将校、下士官、兵によって軍事的知見は異なりますし、求められる能力・資質も異なります。
実際問題、自分は過去、軍事のプロだと胸を張れるかと言うと正直自信がありません。全ての職域・分野を教育・実践・研究することは物理的に不可能ですし、宮仕えだったので選択権はありません。分野の広さは他の業種より多岐に亘ります。人事異動で異なる領域の仕事をしなければならないので専門性は身に付きにくい環境だと思います。 プロという解釈は個人差があると思います。 しかし、太平洋戦争の作戦指導を任せられている大本営の参謀=軍事官僚は 結果論から見て軍事のプロとは思えない。敗戦という結果ですから。持論からプロとは結果を出せる方かな? 清谷さんは経営している会社が黒字で儲かっているので、今のところ経済のプロと主張できるでしょう。結果が根拠ですから。
元キャプテン
2014/11/18 19:08
実質民間住宅投資の大幅な落ち込みの原因については、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減も大きいのでは?
真の愛国者ゆりか
2014/11/18 20:59
清谷様へ

清谷さんに質問です。経営者として成功ー急成長、競争で一人勝ち と失敗するー倒産、赤字になる法則・傾向を教えていただきますか? 成功するにも失敗するにも必ず原因・理由が必ずあると思います。
一例として、事業に失敗した知人は、口癖で景気が悪い、人口が少なく売り上げのパイが少なくなった、大手が進出した等外部環境の責にしている印象があります。外部環境も倒産の一因がありますが、それだけではないと思います。営業努力、コストダウン、社員教育等内部の努力はどう?と思います。
経営した経験がない自分が語るのもおこがましいですが、経営とは人、物、金、情報という資源の采配と最良の方針を選択することだと自分は思います。過去の仕事でトレーニングした戦術ー部隊運用、状況判断に似て非となる、近いものがあります。ご教示お願いします。
元キャプテン
2014/11/19 07:25
>法則・傾向
それは難しいですね。まず我を知り敵(競合、市場)を知ることでしょうか。ウチの場合はニッチ市場に特化し、同じ商品で複数のセグメントに複数の販売チャンネルを持つこと、それにモノカルチャーにならないことを心がけています。その分効率は悪くなりますが生存性が高まります。小さな会社は大儲けするよりも生き残ることを重視すべきだと思います。それと情けは人のためならずで、人のために尽くすこと。自分の利益だけ考えていると周囲から相手にされません。今の我が社でも過去のご縁で助けられていることが多々あります。
キヨタニ
2014/11/19 10:49
>> 安倍政権と黒田日銀は、円安誘導によってコストプッシュ・インフレになれば景気が良くなる、物が良く売れると主張しているわけです

しれっとこういう嘘、あるいは捏造や印象操作をするから清谷先生は信用されないんです。
まあ清谷先生はご自分の認識として本当に信じておられるのかも知れませんが。
こんなものポジショントークか否か以前の問題ですが、ポジショントークと言われても仕方がないでしょう
琉球ペンギン
2014/11/19 11:17
>真の愛国者ゆりかさん
消費税増税の反動も無しとはしませんが、GDPデフレーターをご確認ください。
民間住宅投資と公共投資(共に土建ですね)だけが、内需で97年以来の最高物価水準に達してます。2007年と比べてもずっと高水準で、価格だけ見ればバブルと言ってもおかしくない水準です。
こんなに値上りしては、マトモに売れるわけが無いのは理の当然で、消費税増税前に駆け込み購入した人も、明らかに高値掴みしてることがわかります。
消費税増税前に買わなければ損する!と煽られて動揺しなければ普通は買わない高値なので、正気に戻ったらそもそも買う人は少ないというだけの話かと思います。
X
2014/11/20 02:03
お邪魔します。

 前にWebページ記述言語Rubyの作者であるまつもとひろゆき氏が遥かにメジャーなWebページ記述言語PHPに対して批判めいた事を言ったら「妬みだ」とコメントされたのを見た記憶があります。批判内容におかしな点があれば「妬みではないか」と"推定"する事も可能ですが、内容に入る前に「妬みだ」「妬みではない」「妬みに決まっている」といった、例えば言語の仕様や利用状況といった「見える」ものではなく、「まつもと氏の心の内」といった「見えない」ものに行ってしまいました。同様に「ポジショントーク」といった言い方も話を「袋小路」に持って行ってしまうものではないかと思います。

 それからマルクス経済学は19世紀に根幹とする「労働価値説(物の値段は投入した労働で決まる)」が「循環論(卵が先か鶏が先か)」と批判され、それに対して反論できなかったと聞いています。つまり19世紀に「経済学」としては負けたものが20世紀に「革命理論」として甦ったわけで。

 最後に経済学そのものよりも経済学者の問題ではないかと思います。韓非子は「説難」(ある王が『今我が国は何をすべきか』と問い、家臣が『何々国を攻めるべきです』と言ったら『娘を嫁がせている国ではないか』とその家臣を処罰した。しかし後に王はその国を攻めた)で「事実か否かよりも相手に受け入れられるかが重要」といった事を言っていますが、経済学者も「事実」よりも「受け入れられる事」を言っているのではないかと思います。
ブロガー(志望)
2014/11/22 21:06
スーパーも、全商品を2割高で販売する「円安還元セール」をやればいいんですが、それができないから困っているんですね(笑)
ひゃっはー
2014/11/28 17:44

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