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zoom RSS 内閣改造って本当に必要な民主主義のコストなのかね?

<<   作成日時 : 2014/10/21 14:02   >>

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 松島、小渕両女性大臣が僅か1ヶ月半で辞任です。
 
 内閣改造でこの二人を入れなかったら、こんなことにはならなかったでしょう。
 

 そもそも何で内閣改造ってやるかというと、大臣製造のためでしょう。
 首相が子分さん達に配るあめ玉みたいなものです。
 大臣になるとセンセイ方は大変に嬉しい。プレステージが上がるんでしょう。
 例えば軍人ならば佐官から将官になるようなものらしいです。
 あるいは、愛車がカローラからベンツになったような気がするんでしょう。あたしゃ、よくわかりませんが。どうだ、エッヘン、てなものでしょう。

 かつて防衛省が、防衛庁だったころ、防衛庁長官は永田町や市ヶ谷界隈では「大臣」と呼ばれていました。「長官」とよばれると嬉しくないらしいです。確かに防衛庁長官は国務大臣ですから大臣でもいいのでしょうが、我々の感覚ならば「長官」のほうがしっくりきますが。それにニュースでも防衛庁長官と紹介されことばかりで、防衛大臣と呼ぶメディアはありませんでした。
 端的にいえば永田町の論理、感覚は浮き離れしているということです。


  会社で役員に任命された場合、うまくその役目を果たしている限り、1、2年で変えることはありません。変えるときは大抵更迭か、充分に長い期間在職した後進に変えるとき、あるいはより重要なポストにその人間が必要なときなどでしょう。

 ところが永田町ではポストを経験させるために、大臣を替えるわけです。ですが、それでは大臣として腕を振るえるでしょうかね。
 普通に考えれば優秀な大臣を、ポスト製造のために替えればマイナスの方が大きいでしょう。ですが、政治家はポスト製造と割りきっているし、「更迭」ではないので、交代を命じられても文句を言いません。

 つまり大臣は政治を行うためではなく、ポストを作るために存在しているようなものです。
 これで役所を指揮監督できるんでしょうかね?

  大臣の「交代要員」を育成するならば副大臣や政務官がいるはずです。であればよくやっている大臣を替える必要はありません。仮に替えるのであればその大臣は、その任になかった、即ち更迭であるべきです。
  内閣改造で職を解かれる大臣は恥ずかしい、そうあるべきです。
っv
 永田町の論理で、単に子分にあめ玉をやるつもりで大臣を選んでいて、まともな政治が、役人を掌握することができるでしょうか。
 単にチンコがついていないから、と女性政治家を大臣したらコノの有り様です。党内にはもっとまともな女性政治家もいるでしょう。チンコの有る無しで大臣を選んでいいわけないでしょう。 
 安倍首相がまともに女性の人材を考えて登用したとは思えません。

 安倍首相は大臣のポストはその程度、に思っていたのじゃないでしょうか。
 だから役人から政治家は安くみられるんじゃないでしょうか。


 役所において政治の優位を保ち、政治の意思を役所に実行させるのであれば、安易に大臣を替えるべきでないでしょう。必要とあらば副大臣、政務官を増やすべきです。



安倍政権と日本のスポーツ界の「女性活用」とは女性の性犯罪、パワハラを是とすることか。
(清谷信一ブログ)

2014/09/24
http://kiyotani.at.webry.info/201409/article_11.html



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【防衛駐在官の質の向上を図れ】〜外務省出向システムでは機密情報が防衛省や内閣府に届かない?〜
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東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿あました。

御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?必要なのは事実に基づく冷静な議論
http://toyokeizai.net/articles/-/49744

戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ
「国内では銃創や火傷は負わない」との前提
http://toyokeizai.net/articles/-/47994

結論ありき」で高額な兵器を調達する怪
防衛省概算要求に隠された問題<前編>
http://toyokeizai.net/preview/dd9c698dc49dbfafe1fdddad129294461604ead0

 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
まぁ、下野しても自民党は自民党だった。
そういうことなんでしょうね。
この大馬鹿・無能・欲ボケの集団は自分たちが一度国民に見放されて権力の座から引き摺り下ろされた理由が分かってないのでしょう。
こんなクズの集団でもまともだと思って先の選挙で票を入れた人たちは今どう思ってるんでしょうね〜

私の友人は選挙当時安倍首相のことを「この国難を救うために現れた奇跡の名宰相」(私は第一次政権を見ていたので期待してませんでしたが・・・)と言ってましたが、今はもうそう思ってないでしょうね〜
八王子の白豚
2014/10/22 00:15
女性登用なんて所詮、アリバイ工作だったんですね。地方議会では、セクハラ野次する政党ですから、旧態依然の体質は変わっていません。永田町も自衛隊て同じ野郎のむさい世界だったということです。韓国やドイツみたく女性の元首や宰相が生まれるのは、自分が生きている間は無理かなぁ! 永田町は、どす黒く、戦場またいな世界なので女性には向かない世界です。あっ!やばい、福島瑞穂先生がこの文章読んだら、焼き入られますので、終わります。
元キャプテン
2014/10/22 21:08
お邪魔します。

>ところが永田町ではポストを経験させるために、大臣を替えるわけです。

 「永田町(というムラ)」の中に「格差」を作ったら「永田町(というムラ)」がもたないからではないでしょうか。

 山本七平氏が「砲手は砲の操作”だけ”を、観測手は観測の仕方”だけ”を知っていれば良い。しかしそれらを統括する砲兵将校は原理原則(例:砲からは直接見えず、かつ砲と観測手を結ぶ直線上に無い標的が砲撃可能な理由等)を知らなければ行けない。しかし軍の教育でやった事は、個々の手順をお茶のお手前のように繰り返させる事であった。」といった事を書いていた記憶があります。「官僚はスペシャリスト、政治家はジェネラリスト」と言えるでしょう。しかし日本には「原理原則から出発するジェネラリスト養成教育」が無いため(体で憶えろ、盗めの教育が主?)、ジェネラリストが育たないのでしょう。日本の政治家は言わば「永田町のスペシャリスト」であり、他のスペシャリスト同様「専門以外では素人もしくはそれ以下」なのではないかと思われます。小渕前大臣も「父親の背中を見て育った」ため、「父親が経験してきた事」以外には対応できなかったのかもとも思ったりします(後援会も「今まで大丈夫だった(問題にされなかった)から今後も大丈夫」という甘い認識?)。
ブロガー(志望)
2014/10/25 20:53
ブロガーさんの言いたいことはよく分かります。日本人には教育があっても教養がない、と外人がバカにする理由もそれなのでしょう。まあ、教養が何の役に立つんですか、教養でメシが食えるんですか、と言いたくなる人の気持ちも分かるんですが・・・
ひゃっはー
2014/10/27 10:57

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