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zoom RSS G7宣言、ウクライナ支援と中国の海洋進出牽制・ホントですか?

<<   作成日時 : 2014/06/05 16:07   >>

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G7、中国の海洋進出けん制 外交で首脳宣言
ウクライナ支援結束

http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASFS05005_V00C14A6MM0000&uah=DF_SOKUHO_0003

 前からこのブログでも書いておりますが、中国の海洋進出を牽制するのであればウクライナの対中軍事技術供与やコンポーネントなどの販売を制限するべきです。
 それをやらなければ日本はウクライナの支援をしない、ロシアの側に肩入れするぞ、そのくらい主張すべきですそのぐらいは主張すべきです。またこの主張にはベトナムやインド、フィリピンなどを巻き込んでもよいでしょう。

 それをメディアに向けて発信すべきです。

 ウクライナが中国にこれらの技術を売れるのは、所詮地球の裏側で後は野となれ、山となれと思っているからです。中国と国境を接しているロシアはそうはいきません(もっともウクライナも中国に潜在的な市場を喰われているのですが)。

 であれば我が国はそんな国を支援する義理はありません。
 所詮、ウクライナなん地球の裏側の話で関係ないよ、EUがやればいいじゃない、と主張すれば宜しい。
 そもそもウクライナの現政権は正当性も怪しいし、極右も入っている、腐敗していたのは前政権もその前の新西側政権も同じです。
単に親西側というだけで、我が国が支持したり、経済支援をする必要性は薄いわけです。
 そのことG7サミットで主張すれば宜しい。

 ですが悲しいかな、我が国の外交にはそのようなセンスが無いようです。

 この程度の自己主張もできない政府が、集団安全保障は合憲という解釈変更をした際に、アメリカ様から「戦争の参加しろ」と命令されて断れるんですかね。

 あたしゃ、甚だ疑問だと思います。



NEXT MEDIA "Japan In-Depth"[ジャパン・インデプス]に以下の記事を寄稿しております。

<バーバリーと三陽商会>ファッション業界「ライセンスビジネス」の怪
http://japan-indepth.jp/?p=6198
<防衛産業も営利企業>政府は防衛産業の持続可能な利益確保の必要性を国民に説明すべき
http://japan-indepth.jp/?p=5052

<武器禁輸緩和>安倍政権は「防衛装備生産基盤の危機回避」という本意を国民に説明せよ
http://japan-indepth.jp/?p=5014

<200億円の海自P-1哨戒機>性能も怪しい高コスト機の開発ではなく現有機の近代化を
http://japan-indepth.jp/?p=4818

朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました
国益のために国内ヘリ産業を潰すべきだ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014051200007.html?iref=webronza

ロシアとウクライナが簡単に刀を抜けない理由
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014041500002.html

知られざる日本発のクールジャパン的ヒット商品「エア・ソフト・ガン」はなぜ市場を失いつつあるのか?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014032400011.html

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コメント(4件)

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お邪魔します。

 流石にクリミア併合を強行したロシアへの肩入れを表明する事は難しいと思います。それとソ連崩壊時に領土等の保全と引き換えにウクライナに核を手放させたにも関わらず、今回ロシアはそれを反故にした聞いています。さらに今のウクライナは国内の内輪揉めと国際社会の対立がリンクするというある意味”最悪(収拾不可能?)”の状態に陥っています(タイはあくまで国内の対立なので、「国王と軍」という”強制リセット”が使えた?)。ですから日本はやはり原則的な立場を表明するに留めるべきではないかと思います。安部首相の関心は「ウクライナ」ではなく「G7の”空気”」でしょうけど。

 ところでウクライナ問題で中国はどうなるのかに興味があります。対立するロシアとウクライナを手玉にとって漁夫の利を得るか。それとも巻き込まれて損をするか(怪物ホバークラフトや軍事技術の入手に支障をきたす等)。
ブロガー(志望)
2014/06/05 22:34
今晩は。
確かに、ウクライナ問題は欧露米の問題で、遠い日本の対応について、批判は多いでしょう。

しかし、ウクライナへ支援する15億$(1,500億円)の内訳についてですが、1,200億円の円借款、300億円の貿易保険、3.5億円の無償供与です。

円借款対象事業の受注は清水建設で、両国間に300億円分も保険に掛ける貿易もなく、つまり、ちゃんと狸な事をしてて、妙に感心しましたが…。

それから、ウクライナが中国に軍事技術等を流失させている件ですが、中国側は、まだ過不足があるとは言え、既に一定の水準の物を手に入れました。

環球時報でしたが、「防衛、航空、宇宙、原子力、
これらの技術導入の終わる西暦2015年以降は、
ロシア(ウクライナの軍事技術等の出元)と対決しても構わない」と述べています。

言わんとしていることは解りますが、時期を失したの感があるのでは…。
チャイカ
2014/06/05 23:57
お疲れ様です。
ウクライナの一連の件の事実を知る日本人はあまりいないようですね
というか、日本以外の件について、
というか、、、、まぁ、、なんだ、その、、
どうしようもないですねぇ
unimaro
2014/06/06 18:47
キヨタニさんのおっしゃるとおりだと思うんですがね〜。
正直ウクライナって国が消えようがロシアと戦争しようが「知ったことか!」って思うんですが、当事者にとっては堪らんでしょう。
で、ウクライナやEU諸国からしても日本やASEAN諸国が直面している中国の脅威なんかは「知ったこっちゃねぇよ」なんで、平気な顔して軍事技術を売ってるんでしょ。
英独仏の連中も尻に火がついてから慌ててみると良いんだと思いますよ?
とりあえず空母や艦載機やらを中国に売っておいて被害者面してるウクライナ人に対してはあまり同情する気持ちが湧いてこないのは自分がおかしいんでしょうか?
八王子の白豚
2014/06/14 17:54

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