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zoom RSS 英語教育改革よりも日本語で主張をすることが先じゃないかね?

<<   作成日時 : 2014/02/28 13:20   >>

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小学校で英語を教え始める時期を現行の小学5年から小学3年に早め、5年生からは正
式な教科にする。中学の英語の授業は原則英語で行い、高校では生徒が英語で発表や討論
をできるようにする。そんな内容だ。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20140220-OYT1T01623.htm?from=ylist

 率直に申し上げて馬鹿でないかと。どこの植民地の話でしょうかね。

 そんなことよりも、日本語で堂々と自己主張ができるような教育をする方が重要です。
 日本語で主張することが出来ないに人間が、外国語で自己主張できるわけはありません。

 日本人が外国語が出来ないという問題の一つの原因はシャイな国民性でしょう。
 国内はメンバー固定制できたから、日本人同士は阿吽の呼吸で通じてしまいます。
 皆まで言うな、ですよね。

 ところが外国人にはこれは通じません。
 また何か揉め事があっても、我が国ではまあまあ、わたしも悪いが、あなたも悪いで収めようとしますが、外国では得てして通じないですよね。

 ところが学校のセンンセイ方というのが一番、自己主張を嫌がるでしょう。
 で、ご自身もそれが苦手。日本語で自己主張を出来ない人達が英語を教えてもダメですよ(無論例外はいらっしゃるでしょうけども)。

 
 ぼく自身、昔から英語は劣等生で未だに英語は苦手ですが、なんとか取材や商売の交渉事ができているのは自分の主張ができるからだと思っています。昔から考え方や趣味がマイノリティだったことが影響していると思います。

 英語は今でも苦手だから未だに毎日英語を勉強しています。出来の悪い奴はくそ勉強を続けるしかありません。それでも昔に比べれば英語学習のテキストなどは随分進歩しているので、かなり効率は良くなっているはずです。
 こんな商売をするとわかっていれば若いときにもっと身を入れて勉強しとけばよかったとつくづく思います。

 
 敢えて言うならば外国語を取得し、実用できるためには何より厚かましさが必要です。外国では一般に英語が下手でも一生懸命喋れば話を聞いてくれます。ところが何も話さない人は相手にされません。自己主張がないのは馬鹿である、あるいは無視しても宜しいという感じです。
 周りを見ても語学が得意な人間は得てして厚かましいか鈍感です。

 海外の語学学校でも文法メチャクチャでも一生懸命話す生徒には教師も熱心に指導をしますが、恥ずかしがって何も話さない日本人学生はあまりかまってもらえません。
 
 
 英検やTOEICで高得点取れる人の英語が意外に通じないのは、英語は通じているがコミュニケーションができない場合が多いのではないでしょうか。
 外務省は語学が出来る人が多いはずですが、何であんなに交渉力がないんでしょうかね。
英語だけできても仕事にはなりません(まあ外務省では語学ダメな外交官も多いらしいですけど)。
 
 同様に英語は出来ても仕事はできない残念な人も外資系企業などでは多々見られます。
英語は出来ないが仕事ができる人間と、英語はできるが仕事はできないという人間、どちらを企業は取るでしょうか。
 仮に会社が後者ばかりになれば会社は潰れるでしょう。

 日本人を英語だけはできる大英帝国のインド人官吏みたない人種に教育して、メリットがあるのでしょうか。 

 かといって、ディベートを学校の授業に取りいれろという声もありますが、ぼくは反対です。あれは、信念は関係なく黒を白といいくるめるだけのテクニックで、こんなものを皆が身に付ければ、日本人は誠実だという国際的な評価という我が国の資産を毀損することになります。
 自己主張をするとの黒を白と強弁する技術は似て非なるものです。

 件の記事ではこのように締めくくっています。

「文法の理解力や長文を訳読する力を問う現在の「受験英語」から、生徒の「聞く」「話
す」能力を見極める入試へと転換していくことが求められる」

 それはあなたの願望でしょう。
 

 これも極めてアレな考えです。
 ネットで情報を取るにも、込み入った仕事をするにしても「受験英語」の知識は必要不可欠です。よく日本人は読み書きは得意だといいますが、嘘もいいところです。
  防衛省だって英語の読み書きがアレな人達が多いから、海外からの売り込み用パンフレベルでさえ多くが日本語に翻訳する必要があります。

 読み書きこそ力をいれるべきです。

 読み書き文法の基礎がないとリスニングも会話力も伸びません。

 
 そもそも何の仕事に英語がいるのでしょうか。
 国際的な交渉と店番では求められる英語力は全く異なります。
 何のために英語教育が必要か、それを原点に戻って考えることが必要ではないでしょうか。
 
 そもそも殆どの日本人に込み入った英会話の能力なんて必要ありません。むしろネットで英語の情報を拾う能力の方が必要でしょう。

 子供に過度な英語教育を行うよりも、教え方が上手い予備校経営の社会人向けの英語教室を増やして、受講する社会人に経済的な補助でも行うほうが、よほど効率がいいかと思います。

 あるいは外語大のような学校でのアラブやらもっとマイナーな言語のスペシャリストを要請することにリソースを使うべきです。そのほうが英語だけが出来る人間を量産するよりもよほど国益になります。
 「英語しか話せない」アメリカ人は自分の価値観をゴリ押しますから、嫌われるし、現地の文化や他者の気持ちを尊重できないので損をすることも多いです。
 「英語だけできる日本人」はアメリカ人の劣化コピーになる可能性があります。


 繰り返しますが、子供に必要なのは英語教育以前に、日本語で自己主張をし、議論ができる能力を伸ばす教育です。





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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
清谷説に全く賛成です。子供はまず国語をキチンとやるべきですよ。それに英会話なんて教育として意味が無い。受験英語は単語や慣用句を憶える事で「継続して努力する能力」と、文法を理解する事で「論理的思考」を見るものであって、英語そのものに何か意味があるわけではありません。明治以前は、漢文が受験英語の代わりをしていました、漢文が中国語ではないのと同じでしょう。
マリンロイヤル
2014/02/28 13:47
お疲れ様です。
言語はその人のアイデンテティの基礎の基礎になります。今の我国の日本人達は、その母国語である日本語さえお粗末です。だからこその今の日本人たちの程度、つまり塵程度しかアイデンテティが無いのでしょう。しかも、その塵程度に残っているアイデンテティをも奪うのが、民族(国民)のアイデンテティである母国語の確立以前に外国語をその中に混入させて日本人としてのアイデンテティを確立させないということをしているのです。
素晴らしいですな、今の我国日本人達のやることなすこと。
草葉の陰で、我が日本の父祖達はさぞかし喜んでいることでしょうよ。

ましてや、バカ言語英語をやるって、、
そりゃ外国語の中では教えるのは容易な国際的言語。他の国際的言語であるスペイン・ポルトガル語や中国語などよりよほど馬鹿でも教えられる。

けど、言語を勉強していて、「なるほど」と納得しながら勉強できるのは欧州系のほうですね。「どうしてこういう慣用句ができるのか?!」という馬鹿さ加減が無いだけでも、他の少数言語も米語より数段マシだし。
少ししか勉強していない私でさえそこがわかるのだから、母国語レベルになる人などもっと分っているでしょう。
昔の日本人が奇しくもポルトガル語から外国語に入っていったのは偶然にも大正解だったと思いますねー
unimaro
2014/02/28 15:45
ついでに、漢字・かなも、正字体・歴史的仮名遣いを、少しずつ復活させても良いのではないかと思います。
昭和前期の本すら普通に読めないのは文化的損失ですし、読みにくい字にはルビを振れば良いだけです。

かな漢字変換をいじれば簡単にできることばかりなんですが。
おひさま
2014/02/28 16:30
防衛省はどうでもいいけど、自衛隊しかも幹部自衛官は、英語ペラペラじゃないといけないのでは?
米軍と自衛隊の共同作戦中に双方の意思疎通が十分できないのでは致命的ではありませんか。
指揮幕僚課程選抜試験第1次試験の筆記試験「幹部の素養として必要な一般教養課目」では、どの程度英語力を問うのでしょうか。
現状から判断すると、もっと幹部自衛官の英語教育を強化すべきだと思うのですが。
真の愛国者 ゆりか
2014/02/28 18:13
朝鮮人に言い包められた河野談話を徹底的に蒸し返そうぜ。どちらの主張に真実があるのかとことんやるべし。
よし!
2014/02/28 20:18
お邪魔します。
 自分は英語よりも論理的思考の方が必要だと思います。日本人は「情」をベースにコミニケーションしますが、「情」は国や民族等によって異なり、その国や民族の「情(の領域)」は他国民・他民族が容易に推し量れるものではありません(当事者でも「説明」は極めて困難?)。ですから他国や他民族とのコミニケーションは「論理」を以てするしか無いのです。尤も「仲間内の和を尊ぶ」日本人は「論理を盾に同調しない人間」が出てくる事を嫌って論理「自体」を排斥してきましたが。

 かつて開国した頃「日本語を止めて外国語を使うようにする、漢字を止めてローマ字にする、ついには外国人と混血して日本人を”品種改良”する」といった主張もあったそうですから、今の英語への執着もそれの「末裔」なのではないでしょうか。

>外務省は語学が出来る人が多いはずですが、何であんなに交渉力がないんでしょうかね。

1.交渉力なんかよりも内部の人間関係の方が出世にははるかに重要

2.外国と交渉するよりも同じ日本人(日本国民)を言いくるめたりする方が遥かに楽

だからだと思います。
ブロガー(志望)
2014/02/28 23:00
日本語だろうが英語だろうが、自己主張ができない者は結局、暴力や暴言を使って自分の意見を人に押し付けて来る傾向があるように思えます。ここのブログのコメント欄がいい例ではありませんか。
ゆえに、自己主張ができることは社会人として重要な資質の一つであり、それは英語の習得よりも優先度が高いと思います。
ひゃっはー
2014/02/28 23:13
米国のIT企業で働いている者です。 英語が母国語の人同士で揉め事になったとき仲裁に入る立場なので、英語でのコミュニケーションは普通に出来ます。 むしろ、相手の立場を過剰に意識しなければならない日本のビジネス文化のほうが難しく感じます。
 
清谷さんのおっしゃるとおり、私もあつかましい性格でよくKYと呼ばれます。 よく喋り、よく恥じをかき、その分上達しました。 19歳のとき勉強しはじめましたが、発音も不便なしです。 バカは得です。
 
そんな人間なので、日本の英語教育は英語の話せない世代の劣等感が肥大して出来た産物に見えます。 「帰国子女ってペラペラでかっこいいよね! 似た環境を作ればいいんじゃないの?」といったところでしょうか。 自分も英語が出来る前だったらそう思ったかもしれません。
 
二つの言語を中途半端に教えるより、一つに選択して徹底的に読み書きさせるほうが読解力が付くと普通に考えればわかるはずなのですが。。。
 
ちなみに、米国でビザが一番取りやすいのは寿司職人です。 当然ですよね。 米国で英語できる人が不足してるはずもなく、日本人ならではのスキルをもった人間が断然優先されますから。 本当に国際化したかったら、食育の授業を強化したほうが効果が大きいのではないでしょうか。 そのほうが英語圏外にも通用しますし、カウンタに立ってお給料をもらって外国語の練習ができますよ(笑)。
えいち
2014/03/01 04:34
英語教育を過度に行っても植民地化にはあたらないと思います。非英語圏同士のやりとりは英語が選択されるからです。私は英語が苦手ですが、将来世代が英語を使いこなすために独学を課すのはナンセンスだと思います。学生時代から世界の大学のオンライン講義に対応できることは、留学が困難な層にもチャンスを与えられるでしょう。実際には中学校の英語教師の質の問題もあるので、英語力が原因で母国語が疎かになることはあり得ないと思います。

2014/03/01 05:58
英語教育を引き合いに出す必要もないなーって話
P
2014/03/01 14:28
1) 確かに日本語で(取り敢えず一つの言語で)自己主張出来るようにする事は大事と想いますが、英語教育の強化はこれに反していないと思っています。

そして、仮に生徒を英語で自己主張出来るまで育つなら、利益を逆流して、国語でも自己主張出来るように成るの可能性が高い。所謂一隻二鳥です。

2) ディベートの件については賛成出来ません。世界中白と黒程極端な問題は少数ですし、ディベートなら強制的に自分に馴染まないの主張も接触させます。馴染まないの主張も出来るだけ根拠等を付ける事、そして喋る事によって視野の広域さの増す、そして喋るの勇気を増やす(反するの主張もちゃんと出せるなら、自分の主張を出せない訳が無い)。そして、このスキルを学んだ後どう使うがのは人徳の問題です。

嘘を吐かないとは(基本的に)いい事ですが、吐けない成ら問題です。

3) >防衛省だって英語の読み書きがアレな人達が多い

確かに、時に広報から出した物を見ると、吹き出しをしたく成るし、毎年の白書すら怪しいな所が有りますね。

4) >子供に過度な英語教育を行う

えっと、小学3年で取り敢えず触れさせて、5年からやっと正式教科、二年かけてやっと中学で授業を英語で行ってもOK(酷い話、あの仕様を最低限解釈なら日本語では小学1年相当)、あと3年掛けてやっと英語で発表できるのレベル。

内容は検討できるとして、量だけ考えればこれで過度な英語教育ですが?
香港からの客人
2014/03/01 22:27
清谷様

#複数回投稿されていたら削除ください。

> 外国では一般に英語が下手でも一生懸命喋れば話を聞いてくれます。ところが何も話さない人は相手にされません。自己主張がないのは馬鹿である、あるいは無視しても宜しいという感じです。

おっしゃる通りです。欧米人と触れている者にとって、これは常識と思います。

しかし、言語とは文化そのものです。つまり、日本語教育を「日本の伝統を守る」視点で行うと、すなわち日本の文化=「自己主張しない」教育をすることにならないでしょうか?

その点、英語/英語文化と言うものは、自己主張をしやすい言語です。他人の論理を引用しやすく、他人の意見に突っ込みやすい。自己主張を学ぶ場としての、英語教育というのは、考えても良いかもしれないと、記事を拝読しつつ思いました。

つまり目的を以下の2つにする。

・読み書き重視:マニュアル/ドキュメントを英語素文ですらすら読めるようにする。
・自己主張教育:英語の演劇や、あるいはディベイト教育(後者には反対意見もあるでしょうが)。

実は私もディベイトは大嫌いですが、それを敢えてやるのが、英語文化の独特の「軽さ」です。世の中には正義が複数あって、論理的思考による議論で吟味して行くことで、議論を(自分の正義に)有利に進める技術を磨く、という考え方だと思います。欧米の多民族社会(=複数の「常識/正義」が共存する社会)を考えれば、この考えは相応に合理的です。

#同じ理由で、社会の単一性が高く、和をもって尊しとなす文化の日本では不合理なわけです。

ディベイト文化を日本語で学ぶと、百害あって一理無しでしょうが、「英語文化ではこうなんだよ」という感じであれば、良いのかもしれません。

などと、想像力が膨らむ記事でした。。失礼しました。
ドナルド
2014/03/01 23:26
まあ結局のところ兵器の調達と同じで、誰が何のためにどんな英語が必要なのか、と言う所がスポッと抜けて、何か強力そうな兵器が欲しいと言うレベルで、何か英語使える人育てよう!とやってしまうことが失敗の原因でしょう。その状態で何年英語教育しようが、ほとんど無駄に終わると断言できます。
逆に、誰が何のためにどんな英語が、と言う所が明確になれば、ほっといても英語を独習して使えるようになります。私も学生時代の英語は壊滅的でしたが、仕事で使うようになってからは、学生時代の苦戦が嘘のようにTOEIC900サクッと超えました。まあTOEICはインプットのみでアウトプットを測れず、実質アジアローカルの試験という欠点はありますが、その分安価で企業にとっては採用や社員教育のベンチマークに使いやすいメリットがあります。本当に仕事で使えるか、はどんなテストでもわからないですしね。
日本も本当に英語教育したいなら、大学進学の要件としてTOEIC800相当位のリーディング力とリスニング力を必須とすれば良いのです。リスニングとリーディングだけなら安価に自習環境を構築出来るので教育機会均等を阻害しないし、その程度のリーディングとリスニングが出来ない人が英語でマトモにコミュニケーション出来るはずも無いので。
X
2014/03/02 13:04
昔から国語で高等教育(短大・大学・大学院)を行える事が日本の強みだと言われて居ますね。
勿論理系だったら大学卒業時には英語論文を有る程度の速度で読みこなせるようになる必要はありますが、会話力は殆ど必要ないです。
国際学会の講演でもネィティブ以外の外国人はブロークン英語で論じて居ますね。そっちの方が判り安いですけど。

2014/03/03 11:02

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