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zoom RSS クラッシック音楽が衰退するのは自然の流れじゃないのかなあ。

<<   作成日時 : 2014/02/27 14:21   >>

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 佐村河内守氏の問題でクラッシック業界の惨状も合わせて問題になっております。
 それでも我が国のクラッシック市場は世界有数です。ですが、5千枚もアルバムが売れたらヒット、という状態らしいです。

 業界の人達はクラッシック音楽の振興を、と叫び税金を費やしてくれといいます。
 ですが、そこまで「生命維持装置」をつけて維持するべきものなのでしょうか。

 日本固有の音楽ならばそこまでする必要はあるのかもしれませんが、クラッシックは「本家」にまかせておけば宜しいのではないでしょうか。別に我が国のアイデンティティのバックボーンというわけでもないでしょう(まあ、我が国の伝統文化も全部救う必要はないと思いますけども)。
 
 クラッシックは偉いのだから特別だ、そのような意識が根底にあるように思えます。
 未だにクラッシクだけは「偉い」、換言すればこれを知っていないと教養人ではない、みたいな雰囲気というか意識があるように思えます。


 クラッシック音楽では食えないのはわかっているわけで、それでもやりたいのであれば親が裕福とか、副業が儲かっているとか、その仕事で喰えなくてもいい人がやればいいのではないでしょうか。

 税金で救済しろというならば演劇やら舞踏、絵かきなど、喰えない商売は数多くありますが、これらも救済しなければならないでしょう。それともクラッシクだけは特別なのでしょうか。
 ぼくらの軍事関係も含めて出版業界も喰えない業界になりつつあります。ぼくはシノギをやっているので、内外の取材もある程度できるのですが、今日日出版社から殆ど取材費なんぞ出ませんから、取材がかなり限られているのが実情です。

 個人的には女性の絵かきやバレリーナで副業で水商売兼業の人を何人も知っておりましたが。多くの芸事ではそれで喰えない人達が大多数です。

 これらの業界はセミプロ化していくしかないのではないでしょうか?
 
 
 個人的にはクラッシック音楽はあまり聴きません。バッハとか昔のものは宗教色が強くて、多少聴くにしても19世紀後半ぐらいからの作曲家のものぐらいです。
 ぶっちゃけた話、クラッシックってヨーロッパローカルの音楽です。それを何で古今東西の音楽のマスターピースというか、頂点にあるかの存在のように扱うのでしょうか。
 中世のヨーロッパなんぞ後進地域であり、トルコとかイスラム圏の方が文化・文明的には発展していました。多くの楽器や音楽などもオリエンタル(中国も含めて)から伝わったものです。

 実際にトルコの古楽とか聞いていると、ヨーロッパの音楽の源流のような物を感じます。であれば、「古典音楽」というのであれば、トルコなどの古典音楽も「クラッシック」並に扱ってはどうかと思います。

 前にも書きましたが、原典を忠実にといいつつ、それは変質しています。
 現在のピアノはモーツァルトなどが生きてきた時代のものとは全く別物です。言うなればクラッシックギターとエレキギターぐらいの違いがあります。
 音符はいじってはいけない、オリジナルに忠実にといいつつ、当時の楽曲を現代の大音量の出るピアノで演奏するのは整合性が取れていないように思います。

クラッシックファンという奇妙な人たち
http://kiyotani.at.webry.info/201307/article_24.html

 クラッシック含めて所詮音楽とは楽しめればいいのではないでしょうか。 
 ポップスやロックと同列にあるといえるでしょう。音楽に身分差別があってはいけないと思います。無論現在のポピュラー・ミュージックはクラッシックの理論が根底を支えていることは事実でしょう。また多くの影響を与えきたことも無視するつもりは毛頭ありません。
 ですが、だからといって特別扱いする必要はないでしょう。
 別にそのような音楽理論を今日のクラッシック業界の人達が作ったわけでもなし。

 滅びるものは滅びるのがこの世の理です。

 クラッシック音楽やフランス料理を「偉い」と思うのは鹿鳴館的な発想ではないでしょうか。
 


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http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014011500004.html
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
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日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?
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コメント(6件)

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清谷様

>「生命維持装置」をつけて維持するべきものなのでしょうか。

私はクラシック音楽のファンですが、維持する必要は無いと考えています。国際分業で十分です。実際、海外のオケやバレエ団で活躍している日本人も多数いますので、実力があれば、本場へ進出することも可能です。

例えば、ヨーロッパで「歌舞伎」や「能」を政府や自治体が補助金を出して、奨励するのか‥と考えれば、よくわかると思います。

ただ、日本の伝統芸能に関しては、オリジナルの文化として、ある程度、支援は必要かと思っています。

ブリンデン
2014/02/27 16:06
お疲れ様です。
クラシックはほとんど知識ゼロですが、「調和のとれたオーケストラの演奏」は素晴らしいと感じています。同じ演奏を何度聴いても新たな感じが起こります。
今の日本にものの本質の部分を感じ取ることが出来る人はアレでしょうし、仰るとおり兼業で頑張る人がいても、我国社会では頑張る人には風当たり強いというかイジメがあるでしょうし、特に今の我国日本でその努力は、ほとんど意味のなさないことでしょうね。
unimaro
2014/02/27 17:43
全く、同感です。
交響楽団や文楽に対して橋下市長が同様な態度で望んでいますね。私は府民ですが非常に賛成です。
勿論クラシックやバレェは鑑賞するのは楽しいですが、1枚数百円〜千円のレコード/CDで十分です。
私達や我自治体はこういった芸能のタニマチでは有りません。
でも、三宅三曹にはもっと活躍して欲しいですな、奇を衒った妙な選曲をせずに所謂通俗名曲のみにしてもらいたいです。
?
2014/02/27 17:48
演奏のスタイルも本来のクラシックとは変質しています。脱亜入欧のフィルターが影響しているかもしれません。
私はバイオリンの音が苦手で、批判的なスタンスでした。しかし実は、貴族のための室内楽だった頃から変貌していたようです。当時の演奏法を再現したものを聞いた時、バイオリンなどの弦楽器の音にも好感を持ちました。それは弦楽器のビブラートがないのが特徴で、確か「古楽奏法」というものだったと思います。よろしければぜひ一度お試しあれ。

2014/02/27 19:25
米韓軍事演習中、何が起こるかわかりません。
クラシックもいいですが、北朝鮮が短距離ミサイル発射してますけど。
真の愛国者 ゆりか
2014/02/27 23:33
お邪魔します。
 ピアニストの中村紘子が『ピアニストという蛮族がいる』で「世界のオーケストラの数からいって、(クラシックの)ピアニストがどれだけ必要なのだろうか。音楽で飯が食えなかった人間が先生になって、音楽で飯が食えない人間を再生産している。」といった事を書いていた記憶があります。プロとしてそれで飯を食うのであれば、「需要」「市場規模」を意識すべきではないかと思います。

 歴史作家の井沢元彦が今の日本はテレビ全盛だが(ネットへの移行期?)その前は映画の時代で全国にもっと多くの映画館があった(今はインド?)。さらにその前は演劇で、今よりも多くの劇団や寄席があった。交通や放送・通信の発達によって一極集中が進み、そこそこの人間がいられる余地が少なくなったといった事を書いていました。

 最後に再度中村紘子ですが、日本ではピアノの鍵盤をタイプライターの叩く奏法が定着した。それは豊かな表現など望めないが、手っ取り早くバリバリ弾くのには適した奏法である。それが”権威”になってしまったので、日本人が日本のコンクールで弾く時には、その弾き方でないと評価されない。当然欧米の演奏家には表現で劣るが、それは「精神性」の問題とされるといった事を書いていました。自分はもしそうであれば日本のクラシックは淘汰されてしまった方が日本人の演奏家(を目指す人達)にとっては良いのかなと思ったりします。
ブロガー(志望)
2014/02/28 22:44

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