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zoom RSS 自衛隊、海外活動での後方支援拡大…政府が検討、その前に

<<   作成日時 : 2014/01/07 15:56   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 28 / トラックバック 0 / コメント 16

自衛隊、海外活動での後方支援拡大…政府が検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00001595-yom-pol

 政府は、国連平和維持活動(PKO)協力法など自衛隊の国際貢献活動に関する現行法の解釈を見直す方針を固めた。

結構なことですが、その前にやることがあります。

まず改革の前にカネを掛けてまともなリサーチをやること。
ついで、兵站軽視の悪癖を根本的に見直すことです。

諸外国ではコンテナ式の野戦給食センターや食堂を多用しています。これが自衛隊にはありません。
陸自には牽引式の炊飯システムがありますが、これは中隊レベルまです。しかも人手が足りないので、小隊から分隊分ぐらいの人間を出す必要があります。
果たして交戦中にそんなことが可能でしょうか。

コンテナ式のシステムは大隊以上の部隊で使用されますが、冷蔵庫なども完備し、多彩な調理器具も使えます。数年前に英国の見本市で、英国のシステムが展示されてご馳走にもなったのですが、いや、いいですねえ。サラダやラザーニャからコジャレたデザートまで出てきます。英軍の食事というからもっとひどいもの、クタクタに煮た野菜とまずいミートパイとか想像してたのですが、いわゆるモダンブリテッシュ。以下は英軍が使用しているシステムです。

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何よりこのてのシステムがあれば調理する方も、食べる方も天候の影響を受けません。これはPKOなど海外任務でも有用です。南スーダン派遣用に調達する話もあったはずですが、いまだに調達されてはいないはずです。

これはまた民生支援にも使えるでしょう。多くの現地民に食事を供することもできる。また先の大震災のような場合でも多くの避難民に給食が行える。

先の大震災では自衛隊の野戦炊飯システムが大活躍するも、隊員たちに行き渡るよう分の食事は賄えず、隊員たちは缶詰やらを食べて凌いだことが「美談」として報道されていました。

が、とんでもない話です。

ガダルカナルなどの南洋諸島での悲劇を「兵隊さんたちは食べ物がなくて全滅するまで戦いました」と報じるようなものです。

単に自衛隊の兵站システムが貧しく、給食能力が追いつかなかっただけです。確かに隊員たちが自分たちより避難民を優先したことは賞賛すべき行為です。ですがそれをそのまま報じるのは情緒にすぎません。
が、組織としてみた場合には彼らに必要ない犠牲を強いてた陸幕の兵站軽視能こそ問題とすべきです。
本来隊員にキチンとしたものを食べさせ、力を最大限に発揮してもらうのが筋です。寒いかな温かい飯も食わせず、それでも日本兵隊さんは不満も言わずに働くのが当たり前だ、は通りません。
特に戦時ではキチンとした食事を手配することが、隊員の心身の健康を維持し、士気を高めるために必要不可欠です。災害派遣しても同じです。中央の無策を現場が補い、ガンバリズムではなんとかすることを当然としてはいけません。
キチンとした食事を供してれば災害派遣の現場でもより現場の隊員が活躍できたでしょう。また派遣中に数名の隊員が無くなりましたが、それもこのような劣悪な環境が原因のひとつであった可能性もあるでしょう。

保守系メディアはこの手の「美談」が好きですが、これを「美談」扱いして報道するばかりでは問題の根本的な解決が図られることはないでしょう。



新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております

陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのか@
http://japan-indepth.jp/?p=2220
陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのかA
http://japan-indepth.jp/?p=2220
陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのかB

http://japan-indepth.jp/?p=2234
安倍政権の安全保障軽視が露呈!やっつけ仕事の国防計画?〜安倍首相はまともに安全保障を考えていない
http://japan-indepth.jp/?p=1956
これではまるで中国政府の記者会見だ!」〜情報発信強化を謳いながら、安全保障報道で外国メディアを差別する安倍政権
http://japan-indepth.jp/?p=1939
低性能でも価格は数倍から10倍の国産小火器〜住友重機が防衛省に納入していた機関銃データの改竄も露呈
http://japan-indepth.jp/?p=1930

夢想的な平和主義者ではなかったネルソン・マンデラ〜武装組織への上手な処遇が生んだ安定政権
http://japan-indepth.jp/?p=1900
「軍事産業は国の財産」と演説した現実的政治家ネルソン・マンデラの死と「最後の未開拓巨大市場」南アフリカの現在
http://japan-indepth.jp/?p=1919


朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html?iref=webronza


日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?

アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza



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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
今の日本人の感覚は公僕に必要な対価を支払おうとすることなく果実のみ求めようとしている


という極論はさておき、先の震災においてなされた自衛隊賛美の中に、あきらかに兵站が不足しているのに話をすり替えているものがあると思い、この国の安全保障と美談としてもちあげるマスコミは本当に大丈夫かと思っていました。

活動中軍手がやぶれても交換できない。
食糧を避難民に与えて、自分たちは缶詰を食べて餓えをしのいだ
自衛隊に限らす他の救援にむかった団体が経験したことではありますが、他の団体はその経験をフィードバックしているのに、自衛隊がそれをできないでいるとすれば、行政上重大な問題ではないかと思っていました。
装備調達する際、必要なものを効率的に調達する。しがらみや、慣行があるのはわかっていますが、本当に組織が効率的に動くには何が必要か、エライ人たちは、よく考えて欲しいと思います。
みけねこ
2014/01/07 17:31
アメリカ軍は基地や戦場で素材から調理なんて止めて、食器も使い捨てです。水の節約と基地の前進速度を上げるためだそうです。東日本大震災で食器を洗う水が手に入らず、食器にラップをかけて食後にラップを捨てていた、という被災者の証言もあり、大変合理的に思います。
マリンロイヤル
2014/01/07 22:14
南スダンはイラクと同じでコンテナセットを買うと検疫や輸送で金がかかる、現地処分(失礼、寄付でしたね)するほうが安い、という判断がされたはずです。テント、プレハブ、コンテナ宿舎のすみ分けが出来ない官の盲点でしょうね。

どんなド田舎のFOBでも郵便、食事、ネット接続は確保出来ないと先進国の兵士の自殺率は跳ね上がります。
ちきてり
2014/01/07 23:53
巷で人気の野外炊具一号ですが、経験上一台を効率良く稼働させるには五名くらい必要な感じですね
何台かを集中して運用出来れば分業も可能なので全くの推測ですが四台集めれば15名くらいで可能かなと思います(四台=800〜1000名分とかの規模は私も少しイメージし辛いですが)
諸外国の給食システムだとどの程度なのでしょうか?

しかし、駐屯地食堂のアウトソーシング化→糧食班廃止→隊員の調理技術低下という問題があったり…
今のところは(糧食班勤務の)ベテラン陸曹の指揮で何とかなってますが、彼らが退官した後を考えると、この先不安になります…
海自のように専属の給養員を育成するか、せめて集合教育でもやるべきなのに(以下愚痴が続くので割愛
ゆう
2014/01/08 02:42
しつこいと思いますが、兵站軽視があったとして、その問題は陸幕にありません。
批判先が間違えています。

陸自内において、後方軽視の風潮はありません。
予算的に恵まれてないのはあると思います。
防衛費が削減される前から後方関係の装備はなかなか通りませんでした。
内局もOKしませんし、OKしたものでも財務省側で落とされる率が極めて高いのが今も変わらぬ実情です。さらに民主党政権時代は、後方部隊の整理縮小、人員削減は政治主導になってましたから。
たまらず前幕長も前々幕長も意見具申及びメディアにも意見を述べた程です。
ルーフィー
2014/01/08 03:00
内局に焦点を当てたルーフィーさんのご意見は大変興味深いものがあります。

ただちょっと気になることがあります。
仮に内局の在り方に問題があるとしても、それだけでは陸海空各幕の制服組が有能だという話にはならないということです。
確かに各幕は内局に頭を抑えられているのでしょうし、抑えている内局の施策に問題点は多々あるのでしょう。
しかし抑えられている側が有能なプロ集団だという保証はどこにもありません。
ルーフィーさんの一連のご意見は内局の実情を指摘してはいても各幕の実情を指摘しているものではない。
ていうか、ルーフィーさんは各幕の制服組は有能だという前提で話を進めていらっしゃるでしょう?
でも実際はどうなのか、外からは判らないんですよ。だから困るんです。
きらきら星
2014/01/08 23:12
ルーフィーさん、そんなに持論が主張したいなら御自分のブログを開設されては?
ここは皆のコメント欄であって貴方の演説台じゃないですよ
うーん
2014/01/08 23:53
>みけねこさん
食べるものがないならともかく、缶詰は立派な糧食です(笑)
よく冷めたカレーをすすっていたとかも言われていますが、戦闘糧食のカレーは冷めた状態で食べることの方が多いですし、冷たくても食べられる味です。普通のレトルトカレーだと悲惨ですが…
週刊誌とかでは大袈裟に美談として書かれていても当人達にとっては慣れっこだったりするよく有るパターンです

>マリンロイヤルさん
災害派遣の給食支援では食器はプラのパック(縁日の焼きそば容器)を使うことが多いんじゃないかと
使い捨てじゃない食器もあるにはありますが部隊の人数分プラスαしか持ってないと思います
あまりやりませんが、飯ごうで配食するときはビニールをかけることが多いですがやはり被災者向けにはやらないと思いますので自治体提供の食器を使ってたか、使い捨てパックではなくあえて食器を使う理由があったんじゃないかと思います
というか避難所運営の主体は自衛隊ではないので自治体がやってる場合は知りません
まあ、キヨタニ先生も仰っているように糧食要員にあまり人数割きたくないので、野営中で各中隊から手伝いが来てくれる状況でもなければ配膳の手間が掛かる食器は使わない印象です。
ゆう
2014/01/09 08:22
きらきら星さん

私は内局無能だから制服有能と考えてるわけではありませんし、何度も述べていますが制服を擁護して内局を叩いてるわけではありません。

ただあまりに防衛省自衛隊の実情や組織の在り方、内局の権限、制服の権限の無さなどを知らない、誤解してるケースがあるのと、問題を訴求するなら正しい先にしないと何も意味をなさないと思うのです。

幕の実態もある程度、一般の方よりは知ってますし、問題多いとも思っています。

うーんさん

私は持論展開をしてるわけじゃなく実態をのべてるだけです。

また持論展開をしてはいけないならコメントされてる大半の方が、不可となるでしょう。

ブログ主さんがOKか否かを決められてるわけですから貴方に言われる筋はありませんし、気に入らなければ読み飛ばせばいいだけのことです。
ルーフィー
2014/01/09 21:04
以下のコメントは特にルーフィーさんあてというわけではありませんが。

内局部員の防衛官僚としての資質は、表に出ている各施策の疑問点や問題点を考察することでそれなりに炙り出すことはできると思います。
議会だか第三者機関だかが考察するシステムを持てたらの話ですが。

平時の防衛施策の問題点が内局部員の仕業であり、各幕長以下の制服組は関わっていなかったとします。
では平時において彼ら制服組の指揮官・軍人としての資質は、どうやって見極めたらいいのでしょう?
有事になったら嫌でも判るんですよ。でもそのとき判っても手遅れでしょう?

組織内において誰それのどの部分が問題なのかが普段から判っているのはまだ対処出来るんですよ。
厄介なのは誰それに責任者としての問題点があるのか無いのかすら判らず、
しかもいざというときにはその責任者に下駄を預けなければならないことです。
各幕長以下、制服組の能力はまさにブラックボックス。いざというとき国民はそいつらに命を預けなくちゃならんのです。
きらきら星
2014/01/10 19:21
>きらきら星さん
横からで申し訳有りませんが、お持ちの疑問の助けになればと口を挟ませていただきます。
大きな組織の構成員の力量を外部から推し量ることは確かに困難です。
なので平時において(多分有事においてもですが)は部内においてテスト(訓練検閲や学科・実技テスト、面接等)します。
そしてこの評価方法の妥当性について、より上位の責任者や組織から判定されることにより組織内の能力評価の正当性が生まれます。
それによって能力の保証をするわけです。また、一般企業でも当然のことですが人事考課もありますので個々人においても常に評価されています。
ゆう
2014/01/10 20:19
#小隊から分隊分ぐらいの人間を出す必要があります

これは、「各」小隊からも一分隊、合わせて24人程度ですが、それとも中隊の一つの小隊から一個分隊(8人)ですが?

有限の人員を、前線と後方に振り分けるのはどの軍でも君臨する難題です。兵站部隊は小さいだと、こう言う雑務は必至ですが、充実すれば、前線の兵力は減ります。

#交戦中にそんなことが可能

この場合、食べる事に成っても戦闘糧食で行くでしょう。

#大震災

これは不公平でしょう。軍隊の兵站は自分の兵を満足に食わせるなら及第点で、大量な災民を想定していません。中規模(例えば一個師団)の災害派遣なら、他の師団から不足の炊具を賄えるでしょうけど、ほぼ全員出動なら、どうにも成りません。

例え自衛隊であのContainer式野外調理システムを連隊レベルに有ったとしても、あのシステムが有ると理由に中隊レベルの野外炊具1号や小隊用に2号が不必要として減らされるでしょうので調理の総能力は変わりません。

陸幕辺りも此れ位良く理解っているでしょうから、汎用性高いの中隊用炊具を優先したではないでしょう?
香港からの客人
2014/01/10 20:28
ルーフィ氏、貴方は制服を庇う気が無いかも知れませんが、内局悪玉論者に見えます。一応部隊からの要請は直接受け入れたの「善行?」も有ったと言いながら毎回こう言う具体事件が有ると、何故が自動的に「幕の所為ではない。幕は無力です。全ては内局が…」と言わんばかりに成ります。

自衛隊に対し支配力を維持したいとは理解ります。そして、政治的に面倒(航空搭載艦とか)な物を支持しませんも理解出来ます。だが、救急用品(医療関連者に問題が無い限り)や調理具の類まで反対するの必要性(動機)はあんまり見えません。反対した所で、予算はただ別の装備品に回されるだけですし、彼奴らが得られる物は無い。

寧ろ、こう言う物にケチして得が得られるのは各幕です。兵站が減るなら、得られるの正面装備は僅かにだが増えますので。
香港からの客人
2014/01/10 20:53
>>ゆうさん

わたしが懸念するのは「より上位の責任者や組織」の軍人としての能力や資質が、外部からはうかがい知れないということなのです。
能力が未知数の責任者が行う訓練や教育がどこまでアテになるのか、国民には判らない。
もっともこういった懸念は日本だけでなく、長らく戦争から遠ざかっている国では多かれ少なかれ存在しているとは思います。
かといってしょっちゅう戦争して軍人の資質が常に国民の目に晒されている国なんてやっぱり嫌でしょう。
だからこれってジレンマなんです。
きらきら星
2014/01/11 06:30
香港からの客人さん

貴方は未だに防衛省自衛隊の組織の在り方、現状がわかっていません。
省内に置いて実質の決定権者は、内局にあるということを述べているだけで、悪玉論でもなんでもいですよ。

決定権者に責任があるのはどの世界でも同じです。
起案した内容がいい加減とします。それをOKした人がいるとします。
組織として考えてその責任は起案した人にありますか?
ダメならOKしないのが正しいわけです。

にもかかわら起案者たる幕が悪い(問題がないとは言いません)としても筋が違うわけです。幕が悪くないとも言いませんが。
ちなみによい結果を生み出した時は内局の手柄とも言えます。

あまりに内局の権限や内局と幕や部隊との関係性がわかってないケースが多いので、単純に実態を述べているだけです。

戦うことを前提に出来ない自衛隊は、長年政治が放置してきた結果です。言い換えれば国民の責任です。

存在することに意味があり、それ以上は必要ない。内局はそれを受けて自衛隊を管理統制してきました。法的根拠もありますので、たんなる権力ではなく権限を持って管理統制をしているのです。

自衛隊が真に戦えるよう、役立つようになるなら内局の権限や在り方は大幅に見直されるはずですが、いま進んでいる防衛省改革でもそこまでメスが入っていません。

機能させない、力を発揮させないようにする為に内局が存在し、その為に権限が集中しているという大原則をまず知らなければなりません。

装備はですね、正面装備は利権が絡んだり、政治的な理由も出て来ますから一生懸命やります。必ずしもこのような不真面目な理由ばかりではありませんが。
ルーフィー
2014/01/14 14:45
緊急救護キットなどのようなものは、額も知れていますし、何とかしろと利権がらみであるかいなか別としてプレッシャーがかからないので、そのような物は後回しになったり、中途半端になる傾向があります。
全てこれ式ではありませんが、大概はこれ式で考え、分析して間違いはないと思います。

ちなみに救護キットの件は、財務省側の判断のように思えます。根拠はありませんが。

仮に幕が予算申請、調達要望を出さなかったりしても内局は主導的に予算をつけたり、調達を決めることは出来ますし、そのような例はいくらもあります。
ただ幕が必要としても内局が同意しなければ防衛省自衛隊としては必要とはなりません。その場合、不要となるか中途半端な内容、結果になることもあります。※内局や幕が不要としても政治がねじ込むことはありますが。

なお、各幕ともにですが、後方軽視、蔑視の風潮はありません。制服内においては、予算付けや人事上、不利になるような位置付けにはないということです。
下級隊員で後方職種に対して軽視する風潮はややありますが。
ルーフィー
2014/01/14 14:59

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