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zoom RSS 【速報】怪しい防衛大綱と中期防

<<   作成日時 : 2013/12/17 16:57   >>

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 さて、本日、内閣官房主催の外国メディア向けの「国家安全保障戦略」「防衛大綱」「中期防」などの説明会に行ってきました。「中期防」は資料は配られたが説明はなし。
 英語資料は「国家安全保障戦略」については責任を持たない暫定英訳、」「防衛大綱」「中期防」はサマリーです。

 閣議決定後の13時からでした。おまけにQ&Aの内容を書くなら事前に外務省と防衛省のお伺いを立てろと。これは検閲じゃないですねえ。しかも質問はたった3問しか許されませんでした。「国家安全保障戦略」では対外情報発信の強化を謳っているのですが、これが情報発信強化の正体です。

 海外メディアを差別するのが安倍政権の方針のようです。

 さて大綱別表ですが、戦車、火砲の定数が欄外に出ております。で、戦車と火砲の将来の規模はそれぞれ300輌/門とする、となっていますが、「将来」っていつよ?

 中期防の別表ではティルト・ローター機17機、水陸両用車52両の調達が示されておりますが、ともに候補はオスプレイとAAV7の一択、北朝鮮の選挙と同じです。
 防衛省のレクでは担当者が何度も、ティルト・ローターと言うべきところをオスプレイと言ってその都度、訂正していたそうです。
 AAV7は指揮通信型と改修型のサンプルの到着を待たずに、オスプレイは評価する前から採用が決定。防衛省と安倍内閣は国会と納税者を完全に舐めています。






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防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのかA〜必要な調達をする気のない自衛隊と必要ない装備を技術実証する技術研究本部の悪すぎる連携
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防衛省・技術研究本部の海外視察費はわずか92万円〜写真やカタログだけで十分な開発ができるのか?(1/2)
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防衛省・技術研究本部の海外視察費はわずか92万円〜写真やカタログだけで十分な開発ができるのか?(2/2)
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[仏パリ“ミリポール”リポート]防衛産業の輸出を阻害しているのは防衛産業を擁する大企業トップの無知蒙昧と保身
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日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?


アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html


機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza


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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
今、7時のNHKラジオのニュースを聞いていましたら最初に中期防のニュースが流れ、例の鈴木記者が出ていました。鈴木さんて「政治部防衛省キャップ」なんですねぇ。そんな立場の人間がフリー相手に暴言ですか?イヤダイヤだ。それと、同じニュースにて二人の大学教授のインタビューが流れていましたが、片や「バランスが良く取れていると思う」。片や「軍拡ガー」・・・・オスプレイを導入する必要性はあるのかとか、水陸両用車はAAV-7導入ありきで話が進められているとか、もっと具体的な話を期待していたのですけど(装備品に興味が無いだけなのか、或いは限られた時間内でコメントする関係で、そうしたコメントにせざるを得なかったのか)。あと、戦闘機の数も増やすんですか?だったらタイフーンかライノの2個飛行隊分も輸入しちゃえば良い。
カッコ
2013/12/17 19:26
国会に装備をチェックする機能が現実的に有るんですか?

2013/12/17 21:42
予備自衛官の再編拡充とか、後方兵站基地機能の強化とかが無くて、目新しい正面装備をただ並べてるだけなら、新鮮味は全くありませんね。
マリンロイヤル
2013/12/18 13:29
今度はF-15Jの後継としてF-35を
導入する案があると報道されています。
F-35はF-16、A-10、F/A-18、
AV-8Bの後継機として開発された
第五世代戦闘機のLoですよ?
正直、オスプレイを
CH-47の代替とする計画だったこともあり、
防衛省装備調達本部の連中も含めて
正気なのかと疑いたくなります。
おかしな人材でも入ってるのでしょうか?
UH-Xの不正もあるから愚問か(溜息)。
名無し
2013/12/18 16:36
名無し さんへ
流石にF-15Jの後継はもう必要段階ですよ?
F-4をあれだけ長期に渡って使う方がおかしいですんで
F-15Jも初期ロットについては30年を経過しはじめてます、改修しても耐用年数は僅か
批判するにも現実を見てください

2013/12/18 19:20
この程度は事前検閲に法的にはなりませんね。

常識です。

全体的に主張が偏りすぎであり、ジャーナリストの最低条件的資質であるバランス感覚が欠如しています。
フナシ
2013/12/18 22:13
初期型F15の後継がF35ということは、いずれF2も改修型F15もF35で置き換えることになるのでしょう。
要するに空自の戦闘機は将来全部F35になる可能性が高い。
なにしろ他に戦闘機の具体的な開発計画など存在していないのだから。
ステルス性を除けば制空戦闘機として決して優れているとは言えないF35にそこまで頼って良いものかどうか。
ステルスによる優位性なんて、レーダーの探知性能が上がればいっぺんに消えてしまう。
あとは足が遅くて動きの鈍い、変な形の戦闘機が残るだけ。
たしかに現実問題としてF35しか選択肢がないと言えばそうなんですが、
それって結局空自戦闘機はアメリカ任せの行き当たりばったりだということでしょう。
きらきら星
2013/12/19 08:40
>常識です。

その常識は防衛記者クラブには適応されておりません。防衛省で行われた記者クラブ向けのレクでは
そのような縛りはありませんでした。少なくとも
我が国ではこれを二重基準、差別と呼びます。
キヨタニ
2013/12/19 10:57
中国とは友好関係にある、中国が侵攻してくるなんてあり得ない、なーんてこの前まで書いてた軍事系のブログ主もいるぐらいだからね
来るか来ないかわからないけど備えて置こう、ではなく来ないと思ってるから備えて置こうとする自衛隊を非難するのかな?

2013/12/19 14:07
事前検閲になど法的にはなりえないというのが常識ということであり、とらえ違いをしておられます。

また、相手によって制限をするのは、ダブルスタンダードでも差別でもありません。
こは、区別というのです。
フナシ
2013/12/19 20:18
今回の中期の別表はひどすぎる。
いくら予算は年度の勝負とはいえ、実現不可能な数字を並べていいものではない。
F-35:160億×6
C-2 :200億×2
これだけで、空自の正面予算は終了だ。
これに加えてE-737とKC-46のお買いもの。
50歳以上を全員首にして、お金をねん出するのか。
名無し
2013/12/20 00:00
空自は高いオモチャを要求する前に、どうやって戦うつもりなのかキチンと説明するべきだ。高価で高性能な戦闘機を少数揃えても、航空戦で勝てるとは思えない。
マリンロイヤル
2013/12/20 17:40

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