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zoom RSS 住友重機、防衛省に納入機関銃の試験データを改ざん、 

<<   作成日時 : 2013/12/15 11:11   >>

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機関銃の試験データを改ざん、防衛省に納入 住友重機
http://www.asahi.com/articles/TKY201312130454.html?ref=com_top6_1st

62式機銃の出来の悪さは論外ですが、MINIMIにしろM2重機関銃にしろ、同社の生産しているライセンス品は品質でオリジナルに劣ると、現場の隊員や関係者から聞いておりました。

しかも言わずもがなですが、日本の小火器はオリジナルの何倍も高い。

この問題の病根は非常に少ない小火器の国内需要をミネベア、豊和工業、住友重機などでわけあっているということです。
当然基礎研究費なども3重にダブっており、単純計算すれば三分の一になるわけです。これでまともな火器が開発できるわけもないでしょう。

各社に仕事を分散させなければいけないから機関拳銃のような胡乱な兵器を無理やり開発して調達しなければならなかったわけです。

ですから以前からぼくは、小火器や火砲を一社に統合すべきだと主張してきました。

一社に統合すれば、例えばこの5年は小銃だけ、次の3年は拳銃だけとかローテーションで生産できますし、開発者も一生のうちに担当できる開発回数も増えます。

また四半世紀もわたって小銃の更新がまだ完了しないなどいう馬鹿なことも起こらないでしょう。

他国では拳銃から大砲まで一社ですべてて担当している国もあります。
我が国でも火器メーカーを統合すべきです。またまともなものが出来ないものは輸入に切り替えれば宜しい。自動火器は経験工学に頼るところが大なので、ダメなメーカーが努力しても容易に品質が上がるわけではありません。

体力から言えば日本製鋼所に集約するのが一番でしょう。同社がそれをよしとするか否かは別ですが。

ニュース
以前から出ていた話ですが、「ユーロコプター」が1月8日で社名を「エアバス・ヘリコプターズ」に変更するそうです。「ユーロコプター」でいいような気がしますが。


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防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのか@〜リモート・ウェポン・ステーションとは何か?
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防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのかA〜必要な調達をする気のない自衛隊と必要ない装備を技術実証する技術研究本部の悪すぎる連携
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機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
海外から拳銃とか短機関銃(今だとMP7でしょうか)を、もっと多く輸入しても良いような気もしますが、それはそれで商社を噛ませると、またぞろ余計なコストが・・・
カッコ
2013/12/15 13:31
>一社に統合すれば

それは不味いと思ふ。
独占禁止法で起訴されたら終了フラグ。
財閥と批判されかねないし。
名無し
2013/12/15 13:59
「複数のメーカーがないと競争原理が生まれない〜」とか言う人も居ますけど、我が国では複数のメーカーがあっても、競争原理とは無縁だという事は歴史が証明してますんで一社でイイですよね。
ばるたん星人
2013/12/15 15:39
オリジナルのミニミは優秀だか、日本でライセンス生産されたミニミはクズ鉄だという話は、ネットでよく見かけていた話ですが(笑)

戦後の銃器開発は、民間側のいわはナショナリズムに傾倒された国産振興と、外貨流出を減らしたい官僚の思惑が一致して進行し、ある程度成果が出始めたところでAR180の件が発端となって、武器輸出三原則により、輸出ができなくなり、事実上衰退した。
半世紀保護政策をして成果が出せないのであれば国産化はあきらめるべきでは?
みけねこ
2013/12/15 15:51
銃砲は一種のローテクですから、老舗企業には敵いませんよ。日本刀の作り方を教えてもらえても、名工と同じレベルのモノは造れないのと同じです。
マリンロイヤル
2013/12/15 15:56
 あまり法律に詳しくないのですが、そこは外国製を含めて競争入札をきちんと行えば、問題ないと思います。
 現状の国内メーカーは「たわけ者」の例え通りになってしまっているように思えます。
名無し様へ
2013/12/15 16:18
最新記事の解説ありがとうございます。
日本製と唄いながら派遣の外人が作る国産品の価値にありがたみは無い日本人ですが。製品監理は期待してたので残念に思います。
カド
2013/12/15 23:22
自衛隊のミニミはオリジナル品より劣るのですね。そのオリジナル品は、アフガニスタンやイラクで使った米英軍では好評だったそうです。国内産業維持のためにライセンス生産しても、オリジナル品の本質を理解しないと意味がありません。日本の「ものづくり」は神格化されすぎです。自国製品にあまいのはドイツ人でも同じですが、日本人の場合は客観的な失敗も美談で片付る癖があります。最近ではゼロ戦でしょうね。当時生まれてなかった世代が客観的に評価すれば、「飛行機としてならまだしも、兵器としては欠陥品だった」となるべきです。小銃のデータ改ざんが新聞記事になっていましたが、データの改ざんよりも、データの定義まで遡って検証すべきです。検証には実戦経験者が関与するべきです。すでに戦争ごっこで誤魔化せる段階を過ぎています。仮想敵国との緊張を選んだのですからしかたがありません。

2013/12/15 23:45

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