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zoom RSS 副大臣・政務官は「ポスト製造機」でいいのか。防衛副大臣、政務官はガンダムのジムである。

<<   作成日時 : 2013/10/01 13:00   >>

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 安倍内閣は安易に大臣の首の挿げ替えはやらないようです。
 それは大臣がコロコロ変わると、政治家が官僚に対して指揮能力を発揮できないからでしょう。半年や一年で大臣が代われば官僚から無視されます。また大臣になってもやっと慣れたころに交代では腕の振るいようもないでしょう。

 その代わりといってはなんですが、副大臣、政務官は大幅に入れ替えです。防衛省では副大臣、政務官の二人は総入れ替えです。いえね、個人的には佐藤政務官の「更迭」には賛成なんですけどね。

 左藤政務官は欧州の軍事見本市などを視察したばかりです。それをすぐ差し替えになれば、外国からは「どうせ日本の政治家が来ても相手にするだけ馬鹿らしい」と思われるのでないでしょうか。せっかく視察で得た知見も防衛省内では役に立たなくなります。

 大臣だけだといいように官僚に操られる。だから本来大臣、副大臣、政務官はチームで各省庁の官僚をマネジメントするのではなかったでしょうか。
 石破さんが防衛庁長官だったころP-1の開発に反対しましたが、防衛庁に押し切られてしまった。また化学防護車をつなぎで輸入はできないなどの嘘(少なくとも事実ではない)を防衛庁からインフォームされました。省庁内に「味方」がいなければ、官僚の嘘を見ぬくことも、検証することもできません。
 
 副大臣、政務官をコロコロ替えるのであれば、大臣は以前と同様丸裸であるのと対して変わらないでしょう。

 自民党は副大臣や政務官を単なる「偉いポスト」製造機として考えていないのではないでしょうか。

 かつては防衛庁長官は半年ごとに替わっていました。それは格の低い「庁」の「大臣」である。防衛庁長官を「偉いポスト」製造機として使っていたからです。
 防衛庁長官は庁内やら永田町では「長官」ではなく、「大臣」と呼ばれておりました。まあ、国務大臣だから間違いではないのでしょうが、政治家の「大臣」というポスト、呼称に対する執着によるところが多いでしょう。

 如何に自民党が安全保障を重視してきた政党か、この例を見るとよく分かるでしょう。

 つまり副大臣、政務官は政治家の箔付けのために利用されているのではないでしょうか。
 
 選挙区に帰れば「おらが元副大臣」「おらが元政務官」言われるのでしょう。次の選挙でも「元●●省副大臣としてぇ〜」と演説で謳えます。略歴も賑やかになるでしょう。まるでガンダムの量産型モビルスーツ、ジムやボールですな。
 たった1年で交代するならば副大臣にしろ、政務官にしろ、政治家としての能力の向上にもさほど得るところはなく、政治家の質の向上という点でも大いに問題があります。

 結局安倍政権は古い自民党そのままなんじゃないでしょうかね?
 

朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました。
「平和の祭典」オリンピックに存在意義はあるか?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013092700003.html?iref=webronza






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