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zoom RSS 陸自には全く存在しない野戦装甲救急車

<<   作成日時 : 2013/09/15 05:48   >>

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 DSEiでイベコ社が展示してた野戦装甲救急車。
 
画像


 毎度しつこいようですが、陸自には野戦装甲救急車が1両も存在しません。

 実戦を真面目に考えているとは思えません。

 新型戦車とか新しい火の出る玩具さえ調達できれば満足というのであれば、新型戦車をあ山ほど導入すれば戦争に勝てると考えている程度の低い軍オタ並の見識、ということになります。
 
 そういえば「ローニン」というデ・ニーロ主演の映画で、デ・ニーロにノサれたニセSAS隊員(ショーン・ビーン)が「お前はどんな銃を使うんだ」、とデ・ニーロに詰め寄るシーンがありました。火の出る玩具ばかりが気になる軍オタというと、このシーンを思い出してしまいました。

 戦争が起きれば人が死に、怪我や病気になり、手足や目を失う兵員がでてきます。
 ゲームやアニメと現実は異なります。「自称専門家」がゲーム感覚で火の出る玩具に着いて口泡を飛ばして語ることは国益とは百万光年ぐらい遠くにあります。

 ですから、如何に損害を極小化し、傷病者を以下に迅速に治癒するかといういことが肝要となります。実戦を経験している軍隊ほど、衛生に力をいれています。
 
 衛生に力をいれないということは、仮想敵からは自衛隊は本気で戦争する気がないと思われます。つまり抑止力としての能力を欠いているということにもなります。

 

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コメント(21件)

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そりゃあ、弾が飛び交う最前線で負傷兵が出た場合、担架を使って4人がかりで何キロも後送するよりも、野戦装甲救急車が迎えに来る方が楽して迅速・確実に救護できますがな。
ひゃっはー
2013/09/15 10:04
写真の車体は、LMVベースではなく新規開発なのでしょうか?
カッコ
2013/09/15 12:41
写真はMPVでKMWのグリズリーの兄弟車です。
キヨタニ
2013/09/15 16:53
 野戦救急車も去ることながら、ダストオフ(救急ヘリ)も必要でしょう。
英知の人・エイチマン
2013/09/15 16:58
ご返答いただき、有り難うございます。なるほど、どこかで見た覚えがある車体だなとは思いましたが、KMWのグリズリーでしたか。それはそうと、せっかく新規に装輪装甲車を開発するわけですし、今度こそはベース車体を中心にアンビュランスを始めとした各種バリエーションを展開していただきたいものです(ところで軽量戦闘車輌システムでしたか、アレの扱いはどうなったのでしょうね。何だか同じような技術開発が多すぎる気がしますが)。
カッコ
2013/09/15 17:35
駐屯地祭の模擬演習では、負傷した隊員をLAVで後送していました。
ikekenji
2013/09/15 18:52
イスラエルだとメルカバで、人員搬送を可能にしてますが、清谷サンはどう考えますか?
陸奥のABE
2013/09/16 19:16
戦争になれば、やるかやられるかの世界。傷病兵を救う暇があれば敵兵を一人でも多く殺してほしい。
個人的には銃を使えそうな兵士は痛み止めだけ打って戦闘に参加させる。のたうち回るだけの兵は放置。もしくは青酸カリで安楽死させる。戦死者を少なくするだけの医療は要らない。
トリアージ
2013/09/16 20:08
対米7割だの、主砲の口径だの、にやたらと拘るくせに港湾設備に全く興味が無く、南方で損傷すると日本本土かシンガポールに行かないと修理も出来ず、やっと辿りついても建造中の船が入ってて修理出来ない、とかやってましたね。後方軽視は、日本の伝統芸ですよ。
マリンロイヤル
2013/09/17 11:06
負傷者を見殺しにする軍隊は士気が崩壊します。指揮官が後ろから撃たれますよ。
きらきら星
2013/09/19 12:26
限られた予算の中で優先順位を付けることは当たり前 APCすら足らないのに、戦闘に加入出来ない野戦救急車を優先したがるのはアンタだけだよ あれ?オタクには予算の概念が無い、なんて言っていたのは?

で、演習で負傷した隊員に処置を施して車両に乗せたり、後送したりする場面は見たこと無いのかな〜 WAPCに赤十字マークを着けてるのもあった気がするなー
GRIEF
2013/09/21 14:39
GRIFE様へ
そのWAPCには輸血や点滴を行う装置やAEDや心拍数を計る装置は搭載していないでしょう。

私の想像を述べて申し訳ないのですが、列国の装甲野戦救急車は日本の救急車が搭載しているような機材を搭載しているのではないのでしょうか?
ひゃっはー
2013/09/21 18:35
 かつて『丸』で零戦が無装甲だったのは20ミリ機関砲を搭載したからではないかと書かれていました。20ミリ機関砲に耐えられる防弾処理をしたら鈍重になって戦闘機として使い物にならなくなるからと。そういえば戦艦大和はアメリカはパナマ運河の制約があるから46センチ砲搭載戦艦は作れないとの「読み」で造ったはずなのに46センチ砲に耐えらえる装甲が施されていました。陸自に野戦装甲救急車が存在しないのは、ひょっとしたら「どうせ全部隊に十分な数を配備できないから(敢えてそれをしたら戦闘車両が著しく減る?)」と(いうゼロサム的発想?)でも考えているのかも知れません。
 それとも自衛隊は米軍との連携が前提なので、そちらの方はアメリカ(軍)に「おんぶにだっこ」するつもりなのでしょうか。
ブロガー(志望)
2013/09/21 22:42
なぜ現在ある装甲車を装甲救急車として使うだけでは問題なのでしょうか?別にそこまでして専用の車両を作らなくとも73式装甲車等を装甲救急車として使用すればよいでしょう。演習では、そのようにしていますし。
さいたま
2013/09/22 17:36
ひゃっはー様へ
ちなみに米軍もM113を装甲救急車として使用していますよ。
さいたま
2013/09/22 17:39
戦闘用のAPCなどを臨時に転用するならば、普段から専門の訓練はできませんし。戦闘の最中にAPCを呼び出して、これに衛生兵を乗せて運用するなど、
非現実的です。それで是とするならば救急車は必要なく、使うときにレンタカーのバンを借りてくればよい、となります。

ですから、途上国ですら装甲野戦救急車を持っています。

米軍はM113の派生型としての装甲野戦救急車をしようしています。無論緊急時には急場しのぎでAPCで負傷者を後送することはあります。

現状陸自は途上国の軍隊よりも人命を軽視していることになります。火の出る玩具ばかりでは戦争はできません。
キヨタニ
2013/09/22 19:33
普段からAPC内で医療を施す訓練を行った衛生兵を乗せればいい話でしょう。別にAPCの内部くらい再現して医療を行う訓練くらいは出来るでしょう。まさかそんな訓練も出来ないほどに陸自ではAPCが貴重な品であるとは思っていないでしょうけど。
あと新型戦車の導入もお気に召さないようですが今のまま74式戦車を本土で使い続けろといっている清谷さんは相当隊員の命を軽んじているように聞こえますが。負傷者が出た時の装備を過度に心配するあまり死傷者を増やすような策を講じるのは本末転倒でしょう。
さいたま
2013/09/22 22:01
陸自のAPCは貴重ですよ。戦闘任務用のAPCを負傷者搬送用に使ったらその間は戦闘任務に使えません。
負傷者1名後送するのに何人も戦闘要員が拘束されてその間現場に穴が空くのと似たようなもの。
APCと乗員に余裕のある国の軍隊なら救急用に転用するのはアリだと思います。

あと機甲戦力は74式よりも90式をもっと有効活用したほうが良いと思います。
10式は今の調達ペースでは10年経っても130両がせいぜいです。いくら高性能でもこれでは話にならない。
74式が退役し、戦車定数が400両になる10年後、数の上では90式が名実ともに主力になります。
他所の国は90式と同世代の戦車を近代改修して使っています。
90式は近代改修するには車内容積が足らないとも聞きますが、電子機材も小型化しています。
それに容積不足で改修出来ないのなら、90式以上にコンパクトな10式は将来どうなってしまうのでしょう。
ロクに数も揃わず近代化もされず、20年後に数が揃ったころには旧式化。
その頃の日本に新戦車を開発出来る国力が残っている保証はない。

結局陸自は新しい戦車が欲しいだけで、それを使って戦争に備えることには
あまり関心が無い、と言ったら言い過ぎでしょうか。
きらきら星
2013/09/23 11:28
>さいたま様
ご自分の信じるものをお信じになればよろしいかと思います。
キヨタニ
2013/09/23 11:42
きらきら星様
清谷氏によると90式は世界の戦車から見ると相当火力も防御力も遅れた戦車らしいですよ。清谷さんの昔の本を読むと90式がいかに世界レベルから遅れた戦車かが書いてあります。まあ私はそうは思いませんが。こんな自衛隊に誰がした!―戦えない「軍隊」を徹底解剖 あたりを読むと90式がどれだけ酷い戦車かが書いてありますよ。
さいたま
2013/09/23 12:51
そのうち、装甲救急車が導入されます。たぶん方面に1台ぐらいでしょう。とにかく配置されました!ということにして、それで終わるでしょう。いつになるかしりませんが。陸自の考えでは1台でも導入すれば、とにかく配備したという体裁にすればいいんじゃないでしょうか。現場は救われません。夢のまた夢。
とうかい
2014/10/08 01:26

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