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zoom RSS 自衛隊の先端兵器のお寒い現状を理解しているのか?

<<   作成日時 : 2013/09/22 01:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 94 / トラックバック 0 / コメント 29

中国の無人偵察機の開発スピードは世界最速、日本を無限に混乱させることも可能―英メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130921-00000003-xinhua-cn

尖閣沖飛行の中国無人機、米プレデター並み性能
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130920-OYT1T00212.htm?from=main2


前から申し上げていますが、自衛隊の装備体系は時代遅れです。20世紀の遺物です。新型の戦車や戦闘機さえ揃えればいいと思っている「自衛隊は全て正しい」的な人たちには理解できないでしょうけども。

外国の軍事や航空の専門誌を見ていれば中国がどれだけUAVを開発しているか分かります。対して国内の専門誌は海外ではマニア誌と認識されておりますが、UAVやヘリなどの読者に人気のない記事はさほど載せません。
日本の雑誌だけ読んでいては、現状を正しく把握できません(もっともその雑誌すら読まないで議論している人たちが多いわけですが)。


UAVにしても中国はあらゆるタイプのUAVを開発しています。しかもネットワーク化も組み合わせて熱心に整備を行っています。開発されたすべてのUAVが採用されるわけでもないでしょうし、実際に採用されたり、輸出されてはいないでしょう。

ですが、設計陣は数をこなすことで、能力を上げ、また輸出や軍が採用することによってフィードバックが得られ(こんなクズは使えないといったようなものも含めて)、品質向上がなされています。品質が低いままでは買い手は買ってくれません。

米プレデター並み性能というのは多少買いかぶりもあるでしょうが、同じようなコンセプトで作られ、同じようにネットワーク化されています。ぼくは見本市でこのUAVのプロモビデオを見ましたが、そこそこのものでした。
仮にプレデターよりも能力が低くても、数でなんとかなるでしょうし、運用を通じて信頼性や実用性は上でしょう。少なくとも自衛隊はこの手の装備を未だ持っておりません。

自衛隊は、UAVの開発、実用化は極めて遅れております。実用化されている作戦用UAVは事実上陸自のヘリ型2種でしたが、これら東日本大震災という「実戦」で全く使い物になりませんでした。

あらゆるUAVの実用化、採用が途上国以下です。パキスタン軍でももっと進んでいます。UGVにしてもこれまた採用が遅れています。
自衛隊無双!てなことを言っている場合ではありません。このような「不都合な真実」を直視すべきです。現実を見ない議論は自慰行為です。

自衛隊は基本的にC4ISR=情報に関して鈍感であり、戦闘機とか戦車とか火の出る玩具ばかりを優先しています。あるいは部隊数の維持ばかりを重視しています。特に陸自は顕著です。通信機の問題もぼくは長年指摘てきましたが、これまた先の大震災で数が足らない、通じないという問題が露呈しました。

輸送部隊も貧弱でとても弾薬や燃料を前線に保有できません。炊飯時になると普通科の小隊では一個分隊分の兵隊さんを応援に出したりします。それだけ兵站が貧弱です。

予算が増えず、ヘタすると減っている現状で部隊数を維持したまま近代化なんぞ出来ません。欧米先進国はもちろん、ロシアだって中国だって兵力を減らして近代化を行っています。

ところが自衛隊では偉い人たちは自分たちの組織内部の内輪の顔色を伺い、組織防衛に全力をあげています。世界の情勢なんかみていません。



自衛隊は強い、という本はよく売れるそうです。読者は軍事に関しては景気のいい話を好むようです。防衛省や自衛隊の広報も手厚く遇してくれます。場合によっては一定数を買い取ってくれます(実際ぼくはかつて陸自広報の担当者に、そのような本を書けば買い取ってもいいと、囁かれました。もちろん断りましたが。)

ですが、その手の威勢のいいことばかり書いている本を真に受けていると、本当に戦争になった困るのは国民であり、現場の自衛官です。

前の戦争も、無敵皇軍マンセーという世論が戦争を煽った面があります。無論メディアも悪いのですが、国民のリテラシーにも問題がありました。ですが、現在もそのメンタリティはさほど変わっていないように思えます。





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コメント(29件)

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たまに書店の軍事系の本棚や新聞の新書欄に、その手の「(自衛隊は)こんなに強いんだ!こんなに凄いんだ!」みたいな本があったり載っていたりしますよね。ぱらぱら立ち読みしたりしますが、「この本を書いた人、頭は大丈夫?」と心配したくなる時があります。また週刊誌でも同じように、何とも勇ましい記事を書く軍事ライターもおられますよね(その点、軍研には、その手の勇ましさが取り柄な方は見かけないので安心していますけど)。また、そういう都合の良いことばかりを書き連ねた本の内容を信じてしまう人もアレですが。
カッコ
2013/09/22 07:34
お疲れ様です。
防衛省の上、
自衛隊の上、
双方とも、自衛隊を最新の強い軍隊にするつもりはさらさら無い、のでは?
わざと、そういう方向に居させている、のではないでしょうか?


なぜかわしらねど〜♪
unimaro
2013/09/22 08:00
ミッドウェー海戦時の帝国海軍は、付近に米空母はいないという前提で作戦を立てていたため、周辺の索敵に不熱心だった、ゆえに敵空母発見の報告は位置に誤りを含んでいたため、山口多聞少将の意見具申を採用して直ちに攻撃隊を向かわせても空振りに終わった可能性が高い、という話を本で読んだことがあります。ゆえに、自衛隊がC4Iが充実した軍隊と一戦交えた場合、帝国海軍の空母のように「アウトレンジから一方的に虐殺される」という清谷様の主張は説得力があります。
ひゃっはー
2013/09/22 09:09
ケツをふく紙にもなりゃしない自衛隊マンセー本が、駐屯地の図書館に並んでいるのを見ると、無性に汚物は消毒だ〜とやりたくなります。ただ、それをやると拳法のすごく強い人から、逆に消毒されるからやりませんけど。あ、そういえば実際にやったオバハンが千葉県の船橋にいましたね。
ひゃっはー
2013/09/22 10:13
竹島や尖閣などで練習試合をしたらいいの。いわゆる偶発的な局地的紛争ね。そこで問題点が浮き彫りになるんでないの。
だから
2013/09/22 20:12
お邪魔します。

>欧米先進国はもちろん、ロシアだって中国だって兵力を減らして近代化を行っています。

 戦前の日本でそれをやったのが宇垣将軍であるが、それで軍に恨まれ、後に足を引っ張られて首相になれなかったと聞いています。

 韓非子は人は道徳(皆にとって良い事)では動かない、己の損得でしか動かない(少なくとも他者がそれを期待してはいけない)。雇う側にとっては雇った人間が一生懸命働くのが利益だが、雇われる側にとってはたいして働かずに貰えるのが利益であるとも。自衛隊が「強い軍隊」である事は国や国民にとっては利益であるが、今の現状においては自衛隊にとって必ずしも利益には繋がらないのではと思ったりもします。(世界を相手にして勝ち続けている)吉田沙保里選手や伊調馨選手のように称賛されるわけでもないですから(能力を示す場すら与えられていない?)。
ブロガー(志望)
2013/09/22 22:48
自衛隊員も人の子だから、超勤は嫌だし代休も年休も目一杯取りたい。

出身地に近い駐屯地や基地で勤務したいし煩わしい官舎には住みたくない。

偉いさんがその場で思い付いたようなワケの判らん指導になんか従いたくないし、
鬱病や自殺の原因になりそうな面倒な任務もやりたくない。
どうせ仕事を押し付けた上の連中は逃げるんだ。

もちろん人並みの昇任はしたいし同期に先を越されたら腹も立つ。出世するやつが能力があるからだけとは限らない。

財政改革とやらで給料が減らされたらヘコむし、定員が減らされたら溜め息が出るし、
そんな中でやれ災害派遣だ国際貢献だ島嶼対策だと言われてもシンドイ。

正直いって「いま求められる自衛隊像」なんて言われても知らんがな、という感情は確かにあります。

人も給料も減らすなら責任も減らせよ、というのが本音。
きらきら星
2013/09/23 13:42
UAVだけではなく、ご自慢の10式戦車もポーランドが発表したステルス戦車に、さっそく抜かされちゃいましたよ。先の見通しが悪いというか何というか。
マリンロイヤル
2013/09/24 09:18
無人機使って情報通信テスト 陸自の師団演習 北海道 - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/national/update/0924/HOK201309240003.html


現状の無人機を過大評価し過ぎでは?今の無人機は、正規戦では囮任務しか果たせないでしょう。
ステルスタイプが大量に出てくれば、要警戒ですが。
K
2013/09/24 13:28
人員削減で中露と比べるのは間違ってますよ。
常備100万人とか居る軍隊の削減と18万人しか居ない自衛隊を比べるのはナンセンスです。
経済規模が同等な隣国に対して、防衛費が四分の一以下と少なすぎる事こそ問題です。
欧州基準のGDP比2%にも足りません。
ST核融合
2013/09/26 07:03
追記
清谷さんがたまに引き合いに出されるイギリスですが、GDPも人口も日本のほぼ半分ですね。
ST核融合
2013/09/26 07:31
やれやれ。
キヨタニ
2013/09/26 10:12
ST核融合様へ
中露軍と自衛隊は規模が異なるため、比較することはナンセンスである、という先入観を取り払って軍事研究10月号の記事を読んでみてはいかがでしょうか。
確かに自衛隊、中露軍、イギリス軍は規模や環境が異なる部分が多々ありますが、国土防衛の任務を負っている、という点では共通するため、非常に良い参考例になります。
例えば、英国防省はアパッチを単価60億円で67機を6年で調達完了したけど、何で自衛隊はたったの13機で調達終了したんだ、その原因は何で、英国防省と自衛隊は何が違うんだ、という具合です。
何でもそうですが、ある物を深く知るために、他の物と比較する方法は極めて有効的な勉強法ですので、ぜひやってみて下さい。
ひゃっはー
2013/09/26 11:12
ひゃっはー様へ
国土防衛を担ってない軍隊って何処に有るんですか
中国も韓国も台湾もそこは変わらない。

アパッチの単価は、予定数だったら陸自も似たような物です。
アパッチの場合、調達価格もさることながら、運用経費がクソ高いのも嫌われたんでしょう。
イギリスもその辺は苦労してるとか聞きます。
ST核融合
2013/09/26 18:10
追記です。
アパッチの調達中止より、なぜアパッチを調達したのかが問題だと思います。
近年の携帯SAMの普及からして、攻撃ヘリの効果が落ちるのは必然ですし。
個人的には、OH-1のATM4でのミサイルキャリアー化が最適解だったんではないかと。
国内産業的にも
ST核融合
2013/09/26 18:22
ST核融合様へ
お言葉ですが、そうやって話の本筋とあまり関係がない部分で人の揚げ足を取ろうとする、つまり建設的な議論をやろうとせずに、話をJR北海道のように脱線させるから、誰にも相手にされなくなるのです。
もっとも「今の話の本筋はアパッチである。お前の方こそ話を脱線させるな」と言われるのであれば、もう何も言うことはありません。私もあなたの相手を止めます。
ひゃっはー
2013/09/26 20:40
おはようございます。

ブログ主様及び諸先輩方へ、お久し振りです。
マリンロイヤル様が御指摘のポーランド製「PL-01」ステルス戦車ですが、CV-90戦闘兵車の車体に120o戦車砲を搭載した戦車駆逐車で、少なくとも、装甲防御力の面からしても、MBTの10式戦車と比べるのは、如何でしょうか?
また、同車は、防御力を向上させる為、アクティブ防御システムを採用するとの事ですが、電波をまき散らす同システムは待ち伏せ作戦に不向きでは?
それなら、10式戦車の能力向上を目指した方が…

また、ST核融合様が御指摘の「個人的には、OH-1のATM4でのミサイルキャリアー化が最適解だったんではないかと。国内産業的にも」
国内の防衛産業に仕事を与えるには御指摘の通りで良いでしょうが、機体の大きさからすると、殆ど新規開発となり、非常に困難では?
AH−1Zバイパーの採用の方の方が良いのでは…
いささかに気に掛かる所があり、投稿させて頂きました。

尤も情報システムを筆頭に無人機や戦車、戦闘ヘリなどの装備問題は極めて重要です。
しかし、所詮戦いは人間が行うものです。
自衛隊には問題点も多いですが、米、英、露、中
等の軍隊の将兵と比べて、個人の資質は劣っていないでしょうし、逆にモラル等は優れているのでは、
と思いますが。
皆様方には、この方面に触れて頂きたいです。
チャイカ
2013/09/27 06:46
ひゃっはー様へ
申し訳ない。
後半を先に書き前半を書いた気になって、すっぽり忘れていただけです(反映されて気付いた)。
先入観も何も、それらの軍と比較して自衛隊の予算規模が国民やGDPに対して小規模なのは事実です。
しかも、日本は欧州よりも脅威度の高い環境なのにです。
揚げ足もなにもアパッチは当然の指摘でしょう(数字の違いは)。


チャイカ様
主要部分がOH-1そのままでも、マングスタ程度の武装化なら容易です。
寧ろエンジン出力では容易があります。
ST核融合
2013/09/27 11:37
ST核融合様へ
同じことを表現を変えてもう一度申し上げます。
確かに、自衛隊の予算はGDPに対する割合が諸外国に比して少ないのは事実なのでしょう。ただ、清谷氏が言うように防衛省は100円のカップラーメンに500円を出しても平気な人達で、彼らのお小遣いを増やしても、今度は100円のカップラーメンに1000円を出すようになるだけ、です。
では、どうすればいいのか?そのヒントになるのが、現在ロシア軍が行っている改革なので、軍事研究10月号の記事を読んでみてはいかがでしょうか。
ロシア軍のやってることなんか何の参考にもならないことはない、ことはすでに言いました。
ひゃっはー
2013/09/27 14:40
ひゃっはー様へ
>100円のカップメンを500円
それは考え過ぎでしょう。
アパッチの予定価格や10式が他国の3.5世代戦車と比べても高くないように、条件(装備、取得形態、人件費、為替等)が同じなら大体は似たような価格で取得してます。
89式のように低率生産でどうしょうもないも有りますが、人員の散逸を防ぐ為に穴を開けないという理由もあります。
同じような民生品と比べて高すぎるとかも、防衛規格品はMIL準拠の試験を民生品とは別にクリアする必要があるからですし。
更に部品在庫の保管とか保証にも費用が掛かるわけですから。



軍研は書店に無い時は買ってません。
買う前提で話をしないで下さい。
ST核融合
2013/09/27 23:08
ひゃっはー様へ
横からの指摘申し訳ございませんが、ブログ主様が過日より、御指摘の「防衛省は100円のカップラーメンに500円を出しても平気な人達で、彼らのお小遣いを増やしても、今度は100円のカップラーメンに1000円を出すようになるだけ」ですが、国内防衛産業の保護育成があるのでは、無いでしょうか?

以前にも述べましたが、自動小銃を一例にするならば、私の手元にはインドネシアの防衛産業のPINDAD社の武器輸出カタログと価格表があります。それによると、ライセンス生産のベルギーFNCもしくは改良型自動小銃の価格は700ドル代です。
しかし、セルビア ツァスタバ製AKの価格は安い物で200ユーロ代です。両者のカタログには数年少しの差が有りますが、さすが自動小銃ごときが、短期間で何倍も暴騰することは少ないと思います。
その上、軽火器の類は供給元に困りません。
それでも、敢えて同国が製造に踏み切っているのは何故か?
また、緩和の動きがあるとは言え、日本からの武器輸出は非常に困難な現状ですし、国内の他公的機関
の需要は少ない。その上、豊和M300(M1カービン改良型スポーター)が販売された昭和30年代と異なり
、民間向けモデルを出す事は国内法が当時とは事実上、別の国の様になってしまった現状では、不可能です。

尤も、だからと言って、国内開発や配備などに極端に時間が掛かったり、技術的に困難なら、海外から装備を導入すべきです。
その場合でも、ノックダウンもしくはライセンス生産を行い、なるだけ技術等の吸収に繋げるべきではないでしょうか?

なんでも国産、なんでも輸入は極端で、バランスを取るべきです。
たまには、自国の防衛組織や国産装備品等の弱点ばかりでなく、利点も、諸先輩方から聞きたいものですが。
チャイカ
2013/09/28 06:32
チャイカさんへ。
あんなモノ軽戦車じゃないか、という反応が大方ですが、優れたコンセプトの提示じゃないですか、まとめたポーランド陸軍は優秀ですね。MBTもああいうステルス化の方向で進化するでしょう。10式も砲塔の形状を造り直したらどうかと思います。次にAPSですが、装甲技術でブレークスルーがあればいいんですが、MBTは重くなり過ぎてますからアクティブ防護システムは研究する価値があると思います。今はアクティブなセンサーしかなくても、パッシブなセンサーの防護システムも出て来る可能性ありますし、日本こそそういうモノが得意なのではないでしょうか、着手するべきですよ。
マリンロイヤル
2013/09/28 09:43
再びお邪魔します。

>ロシアだって中国だって兵力を減らして近代化を行っています。

 これをあたかも「ロシアも中国も減らしているのだから日本も減らせ」といったような意味にとられる事が驚きです。清谷様は「組織の"最適化"」をおっしゃられているのだと思います。きちんと"最適化"をすれば、たとえそれで多少数が減ってもかえって(戦闘)力は増大するのではないでしょうか。それとも「数さえあれば(増えれば)実際の力などどうでも良い」のでしょうか(極端な話某国(日本ではない、念の為)の軍隊みたいに)。
ブロガー(志望)
2013/09/29 22:00
ブロガー(志望)様へ。何度も例に出して恐縮ですが、軍事研究10月号で木元寛明氏が言っているように、15万人の「軍隊」に軍が5コもあって500人程度の部隊を連隊と称しているのは異常です。また、清谷氏が言っているように士が足りなくて平均年齢が35歳を越えているのが現状です。
百歩譲って、人を減らさなかったとしても大胆な人事の改革は、今のうちから少しずつ取りかからないと、とんでもないことになるでしょう。
ひゃっはー
2013/09/30 12:26
海自空自のC4Iは先進国並には整備されてるとは思いますが清谷さんはどう思ってるんでしょうか。
FOX-4
2013/10/06 01:12
ひゃっはー様、教えていただきありがとうございます。『軍事研究』機会があれば見てみたいと思います。挙げていただいた事例を見て山本七平の『一下級将校の見た帝国陸軍』の「二個大隊を二個大隊と言わず、一個連隊ただし一大隊欠と言う」「一雨降れば使い物にならなくなる滑走路が、軍の地図では堂々たる航空基地として記載されている(慰安所は”実体”としてあったらしい)」を思い出しました。
ブロガー(志望)
2013/10/06 08:52
>海自空自のC4I
陸よりは進んでいますが、それでも問題多々ありですね。それ用のUAVやUUVなどの導入も遅れているし、空自は偵察機は銀板写真だし、偵察ポッドの導入も遅れています。またターゲティングポッドにしてもやっと来年度の予算で要求ですから。
それと統合運用を前提にしたC4IRの進め方が遅れているように感じます。
キヨタニ
2013/10/06 11:38
返答ありがとうございます。
検討ローバルホークの導入けんとうなど、多少なりとも外国産の優れた技術をで改善の努力は行っている海空に比べて陸の意識の低さは疑問におもえますね。
FOX-4
2013/10/06 23:39
>キヨタニ先生
銀塩写真はいまだにデジタルより解像度に優れているので航空偵察には向いている!と主張します(笑)
あと、震災や災害派遣とかで映像伝送も行われてますね
ゆう
2013/10/07 08:25

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