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zoom RSS 作品を楽しめない人達

<<   作成日時 : 2013/01/14 15:12   >>

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 さて、本日「宇宙戦艦ヤマト2199第4章」を見てきました。
 非常に良くできた作品で、旧作のテレビシリーズをリアルタイムで見ていた世代として、楽しめました。
 概ね評判も宜しいようです。

 朝一の回にいってきたのですが、映画館を出ると雪が降っていました。作品中でも雪が降るシーンがあったのですが、なんとなく見た後の余韻が長く残ったような気がします。

 ただそれでもダメだ、という人達は一定数います。無論作品を評価するのは見たそれぞれです。100パーセント
の人が満足するわけはないでしょう。それはある意味非常に健全なことです。
 また作品をどのように楽しむかは個人の自由です。
 中にはけなすための見る人もいるでしょう。

 ですが映画にしても小説にしても、けなすことしかできない人もいます。
 人生随分とつまららないだろうなあ、と思いますが。
 
 「宇宙戦艦ヤマト2199」にしても「あんなものは『ヤマト』じゃない」とか、言う人がいます。
 では旧作そのまま、絵のクオリティだけを挙げても、今度は声優の配役が悪いとか文句を付けるでしょう。

 この手の人達はどんな「ヤマト」を作っても文句を文句を言うでしょう。仮にその人の望むような「ヤマト」ができても結局は文句を言ってけなすでしょう。

 世の中こういうお客さんばかりならば、作品を作らないことがいい、と言うことになります。

 かつてイラストレーターの加藤直之氏は故武部本一郎の死後、エドガー・ライス・バローズ作品の表紙や挿絵を引き継ぎました。加藤氏は武部氏のイメージをできるだけ壊さない形の絵にしたのですが、このときも多くの「不満」が「武部ファン」からでました。
 ぼくは小学生の頃から火星シリーズを読み、武部氏の絵には強いシンパシーを持っていました。
 ですが、加藤氏が武部氏の仕事を引き継ぐことに何ら違和感はありませんでした。加藤氏は武部氏に心酔しており当時加藤氏以外にその任を担える描き手はいませんでした。ぼくは大学時代スタジオぬえの面々が主催する同人会で加藤氏からも絵の手ほどきを受けたことがありますが、それを抜きにしても加藤氏以外の人選は無かったでしょう。

 ですが、一部のマニアはけなすわけです。では武部氏とまったく接点のない、世界観が全く違うイラストレーターが引き継いだらどうでしょうか。
 
 結局ないものを強請っているわけです。仮に実は武部氏が生きてて、別なペンネームで絵を描いてもこの手のひとたちは「これは武部的じゃない」とだめ出しをするでしょう。

 ないもの強請ばかりをしていると、作品を楽しめないと思います。

 誤解して欲しくないのですが、作品を全部褒めろとか、作り手の努力を忖度しろと言っているわけではありせん。一生懸命作った駄作も多々あります。また分析的に作品を見ることも楽しみ方一つです。特にプロの批評家ならば客観的に見る姿勢は不可欠です。


 ですが、この手の人達は得てして実は作品を楽しんでおらず、文句を言うこと自体を楽しんでいる節があります。常にだめ出しをしているとなんとなく自分が偉くなったような気になるのではないでしょうか。
  
 特にネット社会になって以来、この種の人達が増えたような気がします。

 まあ、それも人生と言えばそれまですが、ぼくはあまり友人にはなりたくはありません。また、こういうタイプで、社会的に成功した人物は知りません。












 







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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
私も一昨日同作品を見てきました。このシリーズは始まる前はプロモーションの出し方がどうも下手な感があって、ダメになりそうな予感がしたのですが、実際に見に行くとその完成度の高さに驚きました。
今回で第四章ですが、ストーリーの構成力も以前の要素を取り込みつつ、質を高めつつ新しいストーリーを作っていく手腕に関心させられました。たいていの作品は中盤はダレてきたりするものですが…。
ただ、ヤマトはそれまでの続編作品があまりにもトラウマになるような部分も多かったのでどうせダメなんだろ、オリジナル以外は認めないという人の心情も分かる気はします。この前の「エヴァQ」もそうですが、期待していないと面白い、ならばと期待して見に行くと裏切られる、というのを延々と繰り返しているのも日本アニメの歴史の一つになってしまっているような気もします。
SNK22
2013/01/15 06:16
> ですが映画にしても小説にしても、けなすことしかできない人もいます。
>  人生随分とつまららないだろうなあ、と思いますが。

含蓄のある言葉ですね。
敢えてつっこみませんが。
十里巣狩り
2013/01/15 16:36
本当にそうですね!
ネットが発達してから、批評家・批判家が増えた気がします。もっと作品を楽しむ余裕がほしいです。
はじめ
2013/01/16 12:50
ネットで辛いのは、どんなことにもけなす(文を読まず、対案も出さず)だけの人がいることです。
陸奥のABE
2013/01/18 23:15
スペシャルドラマ坂の上の雲でさえ、見もしないで「軍国ドラマ」と決めつける人達がいましたね。つける薬がないとはこのことだ…
きるすてん
2013/01/20 11:14

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