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zoom RSS 陸幕は狂ったか?

<<   作成日時 : 2012/06/03 23:02   >>

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 陸幕は狂ったか?

 海幕ではこのような声が上がっているそうです。

 というのも、島嶼防衛をめぐる陸自のシナリオがあまりに荒唐無稽だからです。

 師団単位の人民解放軍が攻めてくる。だから我が方も大規模な水陸両用部隊が必要だ。
ついては水陸両装甲車もとりあえず数百輛は必要だ、と主張しているそうです。

 海自からすれば、で、その水陸両用装甲車とやらはいったい誰が運ぶのか、と。

 その陸幕は反面島嶼防衛に必要な軽量砲の取得には不熱心で、簡易型自走砲である「火力戦闘車」の砲を車体と分離して、牽引砲としても使えるようにするとか、まるでゲッターロボのような運用を考えています。
  
 因みに現在陸自には水上航行可能な装輪装甲車輛はありません。「我が国の河川は流れが早くて、水上航行は無理」という開発関係者の主張を検証もしないで金科玉条化してきたからです(で、なんで戦車にはシュノーケルがあるんでしょか)。
 当然ながら上陸作戦もまったく考えていなかったわけです。
 
 非現実的な大規模な中国軍が攻めてくる、というは予算を取りたいからでしょう。

 こんなシナリオで世間様が騙されると思っているかと思うと、頭がクラクラします。
 そら、片山さつき程度に論破され、戦車の迷彩塗装用のペンキまで削られるわけです。

 ぼくは水陸両用部隊、海兵隊は海自に設立すべきだと考えます。
 元来海兵隊は艦艇に乗り込んで、艦を守ったり、寄港先での安全の確保にも必要です。
 人員装備は陸自から移管すれば宜しい。

 陸自にこのような部隊の運用は無理でしょう。
 



 陸自のシナリオよりも小説の方がよほどリアリティがあります。


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火力戦闘車の開発は必要か(1)――重すぎる重量(2012/05/08)
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火力戦闘車の開発は必要か(2)――優先すべき島嶼防衛
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012050900013.html
火力戦闘車の開発は必要か(3)――費用対効果と優先順位
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012051500010.html
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コメント(32件)

内 容 ニックネーム/日時
>元来海兵隊は艦艇に乗り込んで、艦を守ったり、寄港先での安全の確保にも必要です。

いや、本家本元の英国が海兵隊を必要としたのは、
水兵の強制徴募をやっていて、常に水兵の反乱の可能性があったからで…

自衛隊には当てはまらないんじゃないかなあ…?

陸自にそういった運用は不可能。
というのは、何を根拠にしていますか?
今までに、似たような失敗事例でもあったのでしょうか?
別段、水陸両用部隊を海軍所属にしたり、独立させずともいいと思いますけど。

ノルマンディー上陸作戦は陸軍がやってるんですし。
nemo
2012/06/04 17:55
主力を支那大陸に張り付けながら、日本を対米戦に引きずり込んだ第二次大戦時の陸式の伝統は今も脈々と生きておりますな。w
POPPO
2012/06/04 18:46
>いや、本家本元の英国が海兵隊を必要としたのは、
水兵の強制徴募をやっていて、常に水兵の反乱の可能性があったからで…

英海軍の艦には現在も海兵隊が搭乗しています。その主たる目的は反乱防止ではありません。

我が国でもゲリ・コマ事態や海外活動時に寄港地で艦艇がテロリストの攻撃を受ける可能性があります。



キヨタニ
2012/06/04 19:52
>ぼくは水陸両用部隊、海兵隊は海自に設立すべきだと考えます。

意味不明です。海兵隊の管轄を海自に移すと、具体的に何がどう良くなるのですか?
海幕はあなたが腐す陸幕以上に陸上戦闘には素人なんですが・・・
芋茎木刀
2012/06/05 01:35
73式APCは浮航キット装着で水上航行可能でしたが、もう全車両退役してるのかな?

海自に海兵隊を新設するくらいなら、その費用で西部方面普通科連隊を旅団化するなり、第10師団を旅団化して両用専門にするなりしたほうがお釣りが来るでしょう。
。。。
2012/06/05 01:35
>芋茎木刀
へえ、ということはアメリカやイギリス、韓国などの海兵隊は全て陸軍の所属になるわけですね。
無題
2012/06/05 11:52
装甲車両の不足が持論だったのでは?
水陸両用装甲車として導入の、どこに問題が?
予算が許せば、千台単位で導入しても良いのでは?
K
2012/06/05 20:48
水陸両用装甲車(2-3億円くらい?)を数百両整備する前に、まず96式を千両整備(量産すれば0.8億程度にはなるでしょう)して欲しいですが。。。

本気で「敵前上陸」をしたいのなら、陸自の旅団1−2この削減を差し出してでも、満載2万t級の輸送艦を追加で3-4隻、LCACを6-12隻、輸送ヘリを+50機、アパッチを少なくとも予定通り60機整備すべきでしょう。それを言えば、F-35も42機に加えて、さらに40機ほど、そしてなによりも兵站部隊を、現状の2-3倍の規模で整備しないとだめでは?特に兵站が致命的。これでは、2こ旅団どころか、2こ師団の削減は必要ではないでしょうか?

しかも、ここまでの議論では、水陸両用装甲車は必須の装備ではない。敵の後方補給線を徹底的に叩いた後に、嫌がらせ攻撃で敵の疲弊を待ち、丹念に防空拠点、火力拠点を破壊し、その上でLCACやヘリで一気に上陸してしまう、というのが「上陸作戦」ですよね?

戦術的にどうしても必要なら米軍のAAV7を40両ほど輸入すれば良いのではないかと思います。

当方素人ではありますが、敵前上陸をする上で、最も重要な装備が数百両の水陸両用装甲車「ではない」こと、他の装備の方がよほど欠けていることくらいは、一般知識として知っています。

なんとなく、水陸両用装甲車欲しさの、「ウソ」な気がします。とても本気で「敵前上陸」を考えているとは思えません。

#長文、失礼しました。
ドナルド
2012/06/06 00:09
>というのも、島嶼防衛をめぐる陸自のシナリオがあまりに荒唐無稽だからです。
>師団単位の人民解放軍が攻めてくる。

中国海軍は現状でも約1万人、1個師団程度の揚陸能力があるようです。
旅団規模の海軍陸戦隊2つの他、水陸両用戦指定を受けている部隊が2個師団ほどあり、さらにドック型揚陸艦の追加建造の情報もあり、もし中国が将来、どこかの離島を本気で奪取しようとするなら、師団単位の侵攻は充分考えられます。

師団規模の侵攻を荒唐無稽と決めつけるのは如何なものかと思います。

>その陸幕は反面島嶼防衛に必要な軽量砲の取得には不熱心で、簡易型自走砲である「火力戦闘車」の砲を車体と分離して、牽引砲としても使えるようにするとか、まるでゲッターロボのような運用を考えています。

“不熱心”の結果、ゲッターロボのようなものを選んでしまった、という意味でしょうか?
私見ですが、400門と限られた定数の中で、自走砲化と空中機動能力付与の間でそれなりに悩んだ結果であって、少なくとも“不熱心”の結果とは思われません。

英軍もそのゲッターロボがお好みのようですが、これについてどう思われますか?
 http://youtu.be/EO8-4z92pQc
ちなみにこれが採用中止になったのは“不熱心だから”ではなく、予算の都合のようです。
芋茎木刀
2012/06/06 00:13
>「我が国の河川は流れが早くて、水上航行は無理」という開発関係者の主張を検証もしないで金科玉条化してきたからです

違います。
我が国の河川は護岸工事が行き届いていて、車両が直接河川へアプローチできる場所が少ないからです。

>そら、片山さつき程度に論破され、戦車の迷彩塗装用のペンキまで削られるわけです。

あの御仁の理解能力からして、担当者の説明能力不足ばかり問うのは酷というものです。

>ぼくは水陸両用部隊、海兵隊は海自に設立すべきだと考えます

そもそもの問題は、海自の輸送能力の欠如にあるはずなのに、海兵隊を海自に設立することで、それが一体何の解決になるのでしょうか?
海兵隊の管轄が海自なら、中国軍も手加減して、不足した輸送能力に見合う小規模な部隊で侵攻してくれる、とでも仰りたいのですか?


>非現実的な大規模な中国軍が攻めてくる、というは予算を取りたいからでしょう。

あなたが「陸幕は狂った」、というは何を取りたいからですか?
芋茎木刀
2012/06/06 00:14
海兵隊(陸戦隊)を新しい軍種として一から創設するのは時間がかかり過ぎでしょう。

まずは陸自から選抜して1個旅団規模の陸海空併用戦の能力を持たせる。もちろん新しく水陸両用の戦闘車・歩兵輸送車を整備。

同時に海自では強襲揚陸艦と輸送(揚陸)艇を含み両用戦隊を創設。

指揮命令系統はとりあえず統合運用で行き、後々旅団を1〜2個増設して海兵隊として独立。

上記理想論の結果として防衛予算をGDP比2%程度とします。
まりゅ
2012/06/06 09:59
〉芋茎木刀

根拠なき、いわゆるゆとり上陸ね。
隅金読め
2012/06/06 12:15
>隅金

中国軍の上陸を阻止するにはM4シャーマンやルノーFTで十分wってホントですか(鼻ホジ
芋茎木刀
2012/06/06 20:21
港湾施設もない離島に師団単位の上陸できる揚陸の根拠も示さず、できるの一点張り。
中国にそんな実力はなんだけどね。宗教って怖いね。

仮に一個師団の揚陸が可能あっても、全てが戦闘部隊に使えるわけじゃない。兵站用のトラックや病院も必要。何より最低でも毎日1000
トンの水、食料、弾薬、燃料その他の消耗品が
必要。それも計算にいれてないだろう。

しかも日米の空海戦力が揚陸を妨害せずに、暖かく見守る前提。

まさにゆとりだね。
ゆとり上陸
2012/06/07 11:02
港湾施設もない離島に師団単位の上陸できる揚陸の根拠も示さず、できるの一点張り。
中国にそんな実力はなんだけどね。宗教って怖いね。

仮に一個師団の揚陸が可能あっても、全てが戦闘部隊に使えるわけじゃない。兵站用のトラックや病院も必要。何より最低でも毎日1000
トンの水、食料、弾薬、燃料その他の消耗品が
必要。それも計算にいれてないだろう。

しかも日米の空海戦力が揚陸を妨害せずに、暖かく見守ってくれ、損害皆無の前提。
ゆとり上陸
2012/06/07 14:21
>港湾施設もない離島に師団単位の上陸できる揚陸の根拠も示さず

 狙われるのは港湾施設の無い離島ばかりとは限りません。それともあなたの主張は、港湾施設の無い離島でしか通用しない話ですか?

 それに「港湾施設が無いから師団単位の上陸が出来ない」というのもまた、おかしな話です。硫黄島に上陸した米海兵隊3個師団が、港湾から上陸したかどうか、調べてみてください。ガダルカナル、タラワ、サイパン、ペリリュー、いずれも師団規模で上陸していますが、港湾施設を使いましたか?

 つまりは、港湾施設があってもなくても、師団規模の部隊が上陸できない理由にはならない、ということです。

>仮に一個師団の揚陸が可能あっても、全てが戦闘部隊に使えるわけじゃない

 上陸する一個師団規模の、全てが戦闘部隊だと主張したのは誰ですか? 私じゃありませんし、清谷先生でもありません。
 相手の主張を理解できず、記事も理解できず、関係のない無駄知識を嬉々としてご披露ですか?
 ただ、手間を厭わぬ勤勉さにだけは頭が下がります。
芋茎木刀
2012/06/07 22:58
>しかも日米の空海戦力が揚陸を妨害せずに、暖かく見守ってくれ、損害皆無の前提。

 航空優勢、海上優勢は相対的なものですから、妨害のタイミングを逸して敵の着上陸を許す可能性は低くありません。

 それに「損害皆無」を師団単位の上陸成功の「前提」としたのは誰でしょう? 私じゃありませんし、清谷先生でもありません。
 想像力が豊かなのは感心しますが、相手の主張を捏造するのは良くないことです。

 それにもう一つ、「空海戦力が妨害するから師団規模の上陸はあり得ない」というのは、清谷先生の記事には無いようですね。当方は、清谷先生の記事に対し主張させていただく立場なので、あなたの妄想など、はっきり言ってどうでもいいです。

>中国にそんな実力はなんだけどね。

 少なくとも日本語の実力において、あなたを上回る中国人は居るでしょうね。
芋茎木刀
2012/06/07 22:59
>狙われるのは港湾施設の無い離島ばかりとは限りません。

防衛大綱すら読んでないのがよくわかりますね。

で、あいも変わらず師団単位で揚陸してくる
根拠も示さず。現在の中国海軍の揚陸艦や輸送が何隻あり、各艦がどれだけの車両、人員、物資を運べるのかも述べていない。述べられないんだろうけど。
上陸には一定期間戦闘、活動できる物資が必要だが、その見積りもできていない。
ターンが替わると補給が完了、損害は補充って
大戦略の世界と現実の区別がついていないご様子。

仮に一個師団の揚陸能力あったとしてもその半数を海上で撃破できれば、師団は戦闘力を失う。オカにかがってこそなんぼですよ、地上軍は。海上撃破を勘定にいれて準備を整えますよ、普通の軍隊は。

例えば空自が戦闘機が一機も敵機を撃墜できない想定で対空ミサイルを整備しているでしょうか。本来世代論は嫌いなんだが、願望と事実の区別がつかないのはホント、ゆとり世代の通弊ですね。

それを勘定に入れずに無傷の輸送船、揚陸艦が延々と往復できるならば、一個師団どころか100個師団でも揚陸できるでしょうよ。
>硫黄島に上陸した米海兵隊3個師団が、港湾から上陸したかどうか、調べてみてください。ガダルカナル、タラワ、サイパン、ペリリュー、いずれも師団規模で上陸していますが、港湾施設を使いましたか?

で、君は当時の米軍がどれだけの揚陸用艦艇、機材を用意したのか知っているのか。米海軍ができから中国軍ができるなら、中国は今頃空母部隊を世界中に展開しているぞ。
粗雑で議論以前のレベルだ。大学のレポートなら不可だな。

ゆとり上陸
2012/06/08 00:29
>少なくとも日本語の実力において、あなたを上回る中国人は居るでしょうね。

ご自分のことをよくお分かりで。清谷氏が、

>島嶼防衛をめぐる陸自のシナリオ

と述べているのにそれ意図してか、せずか知りませんが延々と前提無視の空理空論を続けるのは如何なものでしょうか。
ご自分は得意満面なんでしょうが。

ゆとり上陸
2012/06/08 00:30
>ゆとり上陸
ゲームでは訓練や整備は必要ないです。
現実には必要です。
例えば海自は4個護衛隊群を有しますが高練度1個、低練度1個の2個護衛隊群しか運用できない上、ソマリア等にも派遣しており更に目減りします。しかも一箇所に配備している訳じゃありません。また陸自においても地対艦ミサイル連隊は離島に配備しておりませんし墨田金属は装備更新を否定しております。空自でも離島に集中配備しておりません。対して侵攻側は最大戦力を投入する時期や場所を選び放題です。
都合いいな
2012/06/08 14:09
>防衛大綱すら読んでないのがよくわかりますね。

防衛大綱には「港湾施設の無い離島は狙われない」と書かれているのですか?
具体的な個所を引用してください。

>で、あいも変わらず師団単位で揚陸してくる
>根拠も示さず。

議論の順序を間違っていませんか?
清谷先生の記事によると、陸幕では「師団単位の人民解放軍が攻めてくる」と想定しているいそうです。
それに対して「ゆとり」などと罵っているのですから、先ずそちらが根拠を挙げて反証すべきです。
清谷先生も、そこまでいやらしく陸幕を罵ったわけではありません。
芋茎木刀
2012/06/09 09:39
それに根拠ですが、米国シンクタンクの中国軍に関する発表記事にこんなものがあります。
 http://www.jamestown.org/programs/chinabrief/single/?tx_ttnews%5Btt_news%5D=36770&tx_ttnews%5BbackPid%5D=25&cHash=5c40a5009d

これによると、“Background”の章に米国防総省のレポートとして次の一文が見えます。
>its amphibious force is believed capable of landing at least one infantry division on a beach,
つまり米国防総省では、中国軍の揚陸能力で少なくとも1個歩兵師団を揚陸可能と見積もっていることになります。
しかもこれは2010年時点。現在ではドック型揚陸艦の追加建造が伝えられており、今後輸送能力はますます大きくなります。
そして、実戦ではこれに民間から徴発したRo-Ro船(港湾が無くともポンツーン架橋等で揚陸可)等が加わり、輸送能力はさらに大きくなります。
むしろ師団より小さい部隊しか来ないという想定の方に根拠が必要でしょう。

>で、君は当時の米軍がどれだけの揚陸用艦艇、機材を用意したのか知っているのか

「港湾設備がないと師団規模の上陸は不可能」などという珍論への反論としては充分でしょう。
それに「師団規模の上陸は不可能」の理由が「港湾設備がない」から「揚陸用艦艇、機材」にすり替わったのは何故でしょうか?
「港湾設備がなくても師団規模の上陸は可能」には同意していただけるんですね? うれしい限りです。
芋茎木刀
2012/06/09 09:40
>仮に一個師団の揚陸能力あったとしてもその半数を海上で撃破できれば、師団は戦闘力を失う。

仮に南西方面に絞ったとしても、那覇基地から尖閣まで直線で約400kmという距離感で、カバーすべき離島は1つや2つではなく、何時何処の島にやってくるかわかりません。

たとえば、FA-18Eは240km進出して2.9時間の哨戒時間です。F-15JやF-2は少し長いでしょうが、2倍ということはないでしょう。滞空時間が限られるうえ、基地からの進出にもタイムラグが発生します。
艦船なら滞在時間はもう少し長いでしょうが、無限ではないうえ、足が遅いので進出や巡回に時間が掛かり、あまり広範囲はカバーできないことは、海上保安庁が苦労していることでもわかるでしょう。
SAMも全島をカバーするほど数がありません。
要するに「航空優勢」「海上優勢」などといっても、防衛側のそれは穴だらけにならざるを得ません。

一方、侵攻側は攻撃の時期と場所を選べるので、時間を限定した戦力集中により、防衛側の航空優勢、海上優勢を突破することは至難ではありません。
常時必ず「半数を海上で撃破」などと豪語する者がいたら、それこそ「ゆとり」でしょう。「願望と事実の区別がつかない」のはどちらでしょうか?

>例えば空自が戦闘機が一機も敵機を撃墜できない想定で対空ミサイルを整備しているでしょうか。

敵を殲滅すべく努力するのは当然ですが、それを理由に「師団規模の上陸はない」などとタカをくくるのは危険だという話です。
芋茎木刀
2012/06/09 09:41
>清谷氏が、
>>島嶼防衛をめぐる陸自のシナリオ
>と述べているのにそれ意図してか、せずか知りませんが延々と前提無視の空理空論を続けるのは如何なものでしょうか。

これはご丁寧なる自己紹介、恐縮です。
清谷先生の記事の何処に「その半数を海上で撃破できれば、師団は戦闘力を失う」などと書かれているでしょうか?
「>島嶼防衛をめぐる陸自のシナリオ」というキーワードをもとに、あなたが妄想した前提無視の空理空論は、記事と無関係ですし、私も特段の興味はありません。

>ホント、ゆとり世代の通弊ですね。

「>中国にそんな実力はなんだけどね」などという日本語の稚拙さを、このゆとりが指摘したばかりに、とんだ恥をかかせてしまったようですね?
本当に申し訳ない。
芋茎木刀
2012/06/09 09:42
先ほど、「師団規模での上陸不可能」の根拠をいただきたいと申し上げましたが、もし某隅金氏の主張をベースに反論なさるのでしたら、ぜひとも守っていただきたいことがあります。

それは某隅金氏のように、議論に負けたからといって論争相手を「性器」になぞらえて罵倒するのだけは止めてください。

そんなことをすれば、お借りしているこの場の品位が穢れますので。
どうかご協力ください。
芋茎木刀
2012/06/09 09:45
>規模着上陸侵攻等の我が国の存立を脅かすような本格的な侵略事態が生起する可能性は低http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2011/taikou.html

ジェームスタウン財団の受け売りですか。
あこれは中国の脅威を煽る傾向がありますねえ。米国のシンクタンクの主張は玉石混淆。
脅威が大きいとした方が、軍事予算が増えて産軍複合体が儲かるからね。
実際冷戦時代、ソ連の脅威はかなり大げさに見積もられてきた。我が国でもソ連が上陸してくるというソ連脅威論を学者まで煽っていたが、最盛期のソ連にもその力はなかった。

その文章を書いた人間や組織がどんな、意図でそれをかいているかを考える必要があるんだが、信じたいものを信じる軍オタにはそれができないんだろうな。かつて戦車教の教祖は普段産経新聞を飛ばしばかりと馬鹿にしていたたが、新戦車7億円という自分の都合のいい情報はダボハゼのように食いついて、大恥をかいたよね。

活字になっているものが全て正しいならば誰も苦労はしないし、君が嫌いだろう朝日新聞の社説も全て事実ということになる。

ゆとり上陸
2012/06/09 12:26
ぜひとも、ご自分で中国海軍の揚陸艦の能力を数値化して提示していただきたいですね。

因みに君の主張、反論内容は隅金にすべて論破されているものです。

>議論に負けたからといって論争相手を「性器」になぞらえて罵倒

教養がないのはこれだからなあ。
隅金が揶揄した「男根主義」というのはお前はチンコ、というゲスな話ではなく、頭の中まで筋肉な、力を新方するマッチョなお馬鹿という揶揄なんだけど、それすらわからないのか。
しかも隅金は自分にもそのけが、あるけどねとも書いている。

それも変わらず、お前のカーチャンデベソ的な中傷と勘違いして脊髄反射で怒りまくるのは
自分には論争に必要な最低限の教養と自己抑制が欠如しいると告白しているに等しい。

勇ましい自説を開陳するまえに、虚心坦懐に相手の文章をよみ、文献を調べる能力を身につけることを勧めるよ。

君などまさに隅金のいう、男根主義者そのものだね。
ゆとり上陸
2012/06/09 12:26
戦車教の教祖様の信者か。
未だにマインドコントロールが解けないか。
なんだ
2012/06/09 15:47
>ジェームスタウン財団の受け売りですか。
>あこれは中国の脅威を煽る傾向がありますねえ。米国のシンクタンクの主張は玉石混淆。

原文をお読みにならなかったことが一目でわかりますね。

引用した文章の冒頭には「the DoD's first report to Congress on the 〜」とあります。つまり、この見積もりを出したのはジェームスタウン財団ではなく、米国防総省です。
ドヤ顔の空振りっぷりが素敵ですね。

大本は米議会への報告書です。一番下の“Amphibious Forces: ”の章に同じことが書かれています。
これがウソだと主張するなら根拠を示すべきですね。

○Selected Military Capabilities of the People’s Republic of China,” April 1997: 9. 
 http://www.fas.org/irp/dia/product/970409-prc.htm

>脅威が大きいとした方が、軍事予算が増えて産軍複合体が儲かるからね

世間に安易に出回ったフレーズですが、現実に国防総省が議会に、虚偽の報告をしたとあっては大問題です。
文書に残して後々検証される形で、そんな見え透いたウソをつけば、国防総省は自身の首を絞めることになります。
芋茎木刀
2012/06/09 23:55
>ぜひとも、ご自分で中国海軍の揚陸艦の能力を数値化して提示していただきたいですね。

あなたの方からは、ご自身の主張の根拠となるものの提示が一切ありませんね。
こちらが根拠を提示したのですから、御自身の主張の根拠となるものか、私の主張が間違っている根拠を示すのが当然ではないでしょうか。
ただ根拠出せ、だけでは、御自身が何一つ根拠をお持ちでないような疑いを招くことになります。

>頭の中まで筋肉な、力を新方するマッチョなお馬鹿

ほう、そんな意味があったのですね。ところで「力を新方する」ってどういう意味ですか?

>勇ましい自説を開陳するまえに、虚心坦懐に相手の文章をよみ、文献を調べる能力を身につけることを勧めるよ

あなたにそれがあれば、上記の資料で見積もりを出したのが誰なのか、間違えずに済んだのではないですか?

☆メモ
 ゆとり上陸氏 根拠保留リスト

・防衛大綱には「港湾施設のない離島は狙われない」と書かれている
・中国軍に師団規模の揚陸は不可能
・揚陸艦隊の半数は揚陸前に撃破できる
芋茎木刀
2012/06/09 23:57
>ジェームスタウン財団の受け売りですか。
>あこれは中国の脅威を煽る傾向がありますねえ。米国のシンクタンクの主張は玉石混淆。

興味が湧いたので調べてみましたが、ジェームスタウン財団は「保守派」の位置づけはあるものの、その報告はそれなりの評価を得て、中国の動向を扱ったニュースに多く引用されています。
少なくとも根拠もなく中国脅威論を煽る電波団体とは看做されていません。まあ、少なくとも某隅金氏のブログより世間に信用されているようですね。

あの見積もりは米国防総省のものだったので本筋とは関係ありませんが、つまりはジェームスタウン財団は米国防総省の見積もりという根拠をもとに論評を展開しているわけです。
一方、あなたの財団に対する評価は思い込みと決めつけだけで、具体的な根拠が何もありませんね。
芋茎木刀
2012/06/10 07:49
いやあ皆自分の意見を否定されると怒りますな…しまいには人格攻撃ですか。どっちも同レベル…
世の中斜めに見てます。
2012/06/10 15:35

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