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zoom RSS わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ? その4

<<   作成日時 : 2011/02/13 12:03   >>

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わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5378

JBPRESSに掲載された元陸将・前中央即応集団司令官、柴田幹雄氏の寄稿を引き続き検証します。



>1つの県を防衛するのに働けるのは200〜300人の兵士が戦闘に従事する。多いか少ないか。

>均等割りでなく東京で見ると、東京都および関東6県を守る陸自第1師団は約六千数百 
名であり、東京都内にある普通科連隊は、第1普通科連隊のみであり600人くらいであ
ろうか。

>一方、東京都を管轄する警視庁の警官の数は、4万3000人である。国際貢献から災害派
遣、緊急患者輸送まで何でも自衛隊だが、その数は決して多くない。


 警察と自衛隊を比べることに意義があるのでしょうか?

 ぼくにはよくわかりません。日本警察は地方警察で縄張りがありますが、自衛隊も都道府県ごとに縄張りが決まっているのでしょうか。明治の鎮台と同じ感覚なのでしょうか。
 東京で何かあれば中央即応連隊や第一空挺団、特殊作戦群などの加勢を第一普通科連隊が拒否するのでしょうか。
 
 県ごとに陸自の部隊を配備しないといけないのでしょうか。 例えば人民解放軍が我が国に攻めているときは47都道府県まんべんなく同じ兵力で攻めてくるのでしょうか。無論、都道府県別で割るなら、空自、海自の人員は更に少なくなります。


 
>陸上自衛隊の人件費のパーセントが多い、だから人件費を削るという。全く理解でき  
 ない理屈である。陸上自衛官の給料が特別に高くて人件費が多いわけではない。
>航海手当て、乗艦手当て、航空機搭乗手当てなどを考えれば海自・空自の方が、人頭
 割の給料は相対的に高いだろう。


 そんなに手当が欲しかったですか?
 陸自だって500機以上の航空機を保有しており、搭乗員達はそれなりに手当を受け取っていると思っていたのですが、彼らは手当を受け取っていないのでしょうか。
 また国内外の災害救助でもっとも多くの手当を受け取っているのは陸自じゃないんですか。
 手当云々というのはヤクザの言いがかりレベルの話です。

 今の予算内ではまともな装備調達、装備の近代化、訓練ができないから頭数を減らして予算を捻出しなければならない、というのが理解できないようです。単なる恨み言にしか聞こえません。

 ならば人員を10倍にして竹槍で武装させれば精強な陸自になるのでしょうか。
 極端にいえばそういうことです。部隊の規模と装備の近代化をにらみながら、予算を組むのは当たり前です。限られた予算の分配も陸幕の仕事のはずです。

>陸自の人件費が多いというのはそれ以外の、一般物件費、すなわち装備品購入、訓練、燃料、研究開発などの 金額が少ないだけで、海自・空自並みに装備品購入費など増やしてもらえば、分母が増え、人件費パーセントな 
 どいくらでも落とせる。


 人員を削減し、その予算を装備調達、装備維持、研究開発、燃料費を増やし、人件費を相対的に下げることが出 来ます。好む好まざるとを関わらず、どこの軍隊でもやっていることです。


>こんなことを言うのは品がないからと、陸自の幹部は黙っているが、数字を見れば一目 
 瞭然なのに理解できないふりをしている財務の官僚こそ理解できない。


 セーターやジャージなど貧国ですら支給している衣料などの装備を支給出来ないのは、陸幕がカネの使い方が杜撰だからです。自立的に組織のリストラクチャリングができない。つまり当事者意識がない。
 だから、財務官僚が大綱にまで口をださなければならない。
 100円のカップ麺に500円払う、毎日5000円のランチをカードのリボ払いで食べて、金が無い、給料が少ないと叫くサラリーマンのようなものです。当事者意識だけじゃなくて、当事者能力がない。内局も陸幕を御せない。だから財務官僚が口を挟むんです。

  品性があれば現場の隊員にせめてセーターぐらいは支給しましょうや。

  かつて陸自の三つ星の退役した某将官にこの件を尋ねたら、予算があれば支給したいと仰っていました。セーターなどの被服も任務に必要な立派な装備であり、諸外国では官給品です。戦場でスペアが必要になった場合、駐屯地の売店まで買いに行かせるのですか?最近はさすがに一部で支給が始まったようですが。

 外国に行って「我が陸自では北朝鮮同様に隊員に必要な被服の支出を削ってでも、最新の10式戦車を導入しておる!」
 と、胸をはって話せますか?
 

 それとも自衛隊は軍隊じゃないからいいのでしょうか。自衛隊が軍隊じゃなくても自衛隊が戦う相手は軍隊です。まさか一般国民や怪獣が仮想敵じゃないでしょう。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
そうですね。限られた予算をうまく使ってほしいですね。
長田ドーム
2011/02/13 12:45
いやもう、何がなんだか・・・・。「開いた口が塞がらない」とは、こういう事なのでしょう。あまりにも時代錯誤というか、何も考えていないというか。組織の上の人間がこうだと、下は色々と苦労しますよね。
こりゃ、財務官僚が一生懸命勉強して手取り足取りするわけですよ。
カッコ
2011/02/13 13:11
軍事一般についてのリテラシーがわが国の支配者に欠けているの不安を通り越して恐怖になってましりました。こうなれば、わが息子に軍事についての教養をとも思うのですが、自分にも欠けていて(一度もそれらしい教育を受けてこともない)。何か自衛隊やわが国の防衛への批判書ではない、軍事一般についての専門書で勉強するのに適当なものはないものでしょうか。ご教授お願い申し上げます。
QQQ
2011/02/14 05:02
前の戦争も防御や兵站、情報などを犠牲にしてリソースを攻撃力につぎ込み、結果ボロ負けしたわけです。
無論兵隊も消耗費扱い。何も前の戦争から学んでいないような気がします。
防大も問題です。事実上理系学校なので、広い文系的な教養を身につける訓練がなされていない。戦史ですらかなり偏っています。

>軍事一般についての専門書
残念ながらこれといってお勧めがありません。
現状多読が一番だと思います。
もしかすると拓殖大学あたりでテキストがあるかも知れません。
キヨタニ
2011/02/14 10:33
先日の私のコメント削除、どうもご苦労様です。

清谷さんは、防大に対する批判的な姿勢が異常な域に達していますね(笑)

一市民として客観的に言えば、現実的には防大には文系が存在するし、その入学試験は阪大並です。
そして実際、CGSへの選抜率も理系より高いという事実があります。
まあ、理系にしても東海大よりは格段にハイレベルであることは間違いないですよ。
士官学校なので当然といえば当然ですね。

なので、客観的なエビデンス無しに対象を批判する姿勢には、非常に違和感を感じます。
それは、只の私怨です。
市民
2011/02/27 11:18
いや、マジで
具体的な数字も内の資料もみずに、コスト感覚をなぜだか割り切って語ってしまうキヨのほうがどうかしてるぞ。


例えばこの自衛隊の資料はしらないが、ぶっちゃけ陸のほうが現実的にもコストがやすく、
また、コスト低下もしやすいのは事実だ。それを海、空のほうが安いとおもってしまうのは幼児の妄想だぞ

NS
2011/06/22 01:01

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