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zoom RSS 潜水艦造船所統合の機会を逃した防衛省

<<   作成日時 : 2010/08/26 16:00   >>

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潜水艦:建造で初めて指名競争入札 川崎造船が落札
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100824k0000m010108000c.html


 海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」=広島県呉市昭和町で2009年4月、牧正撮影 防衛省が10年度発注した潜水艦の船体建造で、初めて指名競争入札が実施され、川崎造船が309億7500万円で落札、23日に契約していたことが分かった。国内で建造能力があるのは同社と三菱重工業だけで、77年度から08年度までは両社が毎年交代で1隻ずつ受注してきたが、同省が09年度発注を見送ったため、初めて業者間の受注競争とな
った。

 だが、同省は09年度、「退役艦がなく、新規発注の必要がない」として発注を見送り、「順番」の川崎造船は受注できなかった。10年度の潜水艦建造予算は約528億円で、今春に公募した結果、両社とも応募。長期間受注しないと技術者の流出にもつながりかねないと注目された。


 三菱重工が受注することは無いだろうと思っていたら、やっぱりという「指名競争入札」の結果でした。
 三菱が受注すると川重は実質的に約8〜10年もドックが空いてしまい、潜水艦建造から撤退せざるを得ない。
となると川重の売り上げは大きく減るし、防衛省も天下り先が減ってしまいます。

 穿った見方をすれば、関係者の間で何らかの「話し合い」とか「意見の調整」があったのではないかと思います。
今回は潜水艦建造を統合化する好機だったのですが、「オトナの事情」があったのでしょう。
 今後も競争なく、二つのメーカーで交互に潜水艦が建造されていくのでしょう。そして二社を維持するためにまだまだつかえる潜水艦を大金かけて潰していくわけです。
 まるで年度末の公共工事のような潜水艦建造が行われ続けるわけです。

 しかもこれまでの経緯からみれば、排水量だけは際限なく増大していくでしょう。
 
 何しろ現役潜水艦の数は16隻と決められていますから、メーカーが利益を上げ、天下りを押し込むためには排水量を大きくするしかない。
 そのうち米海軍のミサイル原潜よりも巨大な通常型潜水艦が建造される日もくることでしょう。

 それを防ぐには、次期大綱で潜水艦の数を12隻ぐらいに減らすことぐらいしか無いでしょう。となれば、必然的に事業統合せざるを得なくなります。


 16隻が最適なのか検証するべきです。また世界最大の通常型攻撃潜水艦が必要なのかということも検証すべきです。
 例えば、より小型の近海用の隻数を増やして、大型潜水艦と合わせて運用する。あるいは隻数を増やし、運用コストを下げるためにすべてより、小さい潜水艦に統一するとか色々と考えることあるはずです。

 要は近い将来どのようなシナリオを想定し、どのような作戦を行い、そのためにはどのような潜水艦が、どの程度必要で、どの程度の予算を投じるべきであるかを論じることです。昔からのしきたりだからと、16隻の定数で巨大化する潜水艦を漫然と建造する必要はありません。

 また多額のコストを投じて2社体制を維持する必要があるのかどうか。

 防衛費にそのような冗費に充てる予算は無いはずです。

 



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コメント(35件)

内 容 ニックネーム/日時
海自が外洋(遠方海域)における作戦行動を重視している内はどんどん大型化して行きますよ
行動期間が延びれば燃料食料、人員全てがより多く必要となります。
もし全ての潜水艦を小型潜にする時は海自が近海海軍への転向を決意した時でしょう。
あと、複数の全くちがうタイプの潜水艦を保有するのは訓練、整備維持に不利だと思うのですが?
ゆう
2010/08/26 16:26
となれば、最終的には原潜ですか?
まあ、世界的な趨勢から、そんなに離れてないと思いますがね。
あのぐらいは、持っていておかしくないと思います。
周辺国の軍拡を考えると、均衡するんじゃないでしょうか。
歩兵
2010/08/26 16:47
潜水艦の受注先を一社に減らしたら、
残った一社が殿様商売を始める事になり、
潜水艦の価格が上昇してしまうし、
潜水艦の急な増産に迫られたときに対応できなくなります。

現行の二社体制を維持するべきです。
名無し
2010/08/26 17:07
戦車も小銃も一社ですよね。
三菱重工は戦車で、豊和工業は小銃でぼったくりやっているといいたいわけですね。

10式戦車の値段は殿様商売のぼったくりだ、そういいたいわけですね。
そうですね
2010/08/26 17:22
三菱重工以外も戦車を作る事ができるし、
海外メーカーが競合企業となるから、
戦車では殿様商売はできない。

戦車の生産費用や維持費用を高くし過ぎると、
防衛省が買ってくれなくなるからね。

潜水艦は、競合する企業がほとんどないから、
容易に殿様商売ができるようになる。
名無し
2010/08/26 18:07
海自の潜水艦が今より小型になれば近海での作戦行動を主任務とする事になります。また一社に搾った場合、近海迎撃のみで誰が得をするかを考えた場合、または誰が損をするか考えた場合。そうすればおのずと清谷氏の真意とその背景が見えてくるような気がしないでもないかもしれないですね。建造会社を一社に絞ればどこかの会社が泣きます。近海迎撃のみなら大手を振って太洋に進出し、どっかの覇権国家が迎撃に苦労するでしょう。それにしても『そうりゅう』って言いにくいです。愛称は『そり』『うり』かな?
ぐすたふ
2010/08/26 18:13
やっと見つけた。
海自潜水艦を増強 活発化する中国海軍に対処 防衛大綱改定
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100725/plc1007250130000-n1.htm
ゆう
2010/08/26 18:59
二社は、防衛省のみの市場では多過ぎなのかも知れませんが、将来、輸出出来る可能性もあるし、セカンドソース無しってのも、マズいでしょ。
AIP潜水艦ぐらい、先進国では持って然るべき時代ですし、大きいって言っても、道路を通る兵器でもないですしね。
歩兵
2010/08/26 20:31
独仏伊スウェーデンなど、輸出している国でも一社ですよ。
そのような贅沢な財政負担に耐えられないからです。
キヨタニ
2010/08/26 20:38
贅沢って言う程でもない、と思いますが、財政的には、仕分け対象なんでしょうかね。
一社独占で輸入もしないのでは、ちょっと企業努力的に不安です。

しかし、IHIのドックに何故潜水艦が入らないのか以前から不思議でしたが、考えて見れば、製造してなかったですね。
大和のふるさととか大書していますが、隣接基地は、潜水隊の本拠なんですがね。
戦略的に見て、どのくらいが適切なのかですが、中国なんか随分と強くなってませんか?
歩兵
2010/08/26 22:28
そういえば、清谷さんは、BSフジプライムニュースで、
潜水艦の放送には出演されませんでしたよね。

戦車の時にはご出演されたのに、何で潜水艦のときには出演されなかったんですか?

2010/08/27 03:00
>それを防ぐには、次期大綱で潜水艦の数を12隻ぐらいに減らすことぐらいしか無いでしょう。

隻数減らせば、1艦あたりの任務負担(作戦範囲・期間等)が増えますから、さらなる高性能化→大型化に繋がりかねないと思うのですが?

>16隻が最適なのか検証するべきです。

コメント欄ですでに指摘されているように、検討はされているようです。

>より小型の近海用の隻数を増やして、大型潜水艦と合わせて運用する。あるいは隻数を増やし、運用コストを下げるためにすべてより、小さい潜水艦に統一するとか色々と考えることあるはずです。

それも一つの方法だと思いますし、海自もそういった方向性を模索している可能性はあると思いますが、小型潜水艦で大型艦の任務を代替することは困難なため、果たして運用コストの大幅な削減になるかはよく検討すべきかと思います。
みづせ@黒書刊行会
2010/08/27 12:07
前回の記事といい、今回の記事といい、なんかエライ記事の質が悪いですな。

引用している文章内で「77年度から08年度までは両社が毎年交代で1隻ずつ受注してきた」とあるのに、「(今年受注できないと)川重は実質的に約8〜10年もドックが空いてしまい」ってのはきちんとした説明がない限り、論理的に成り立たないと思うんですけど。
'03, '05, '07 と継続して受注しているわけで、8年もドックが空くためには '10 〜'15年くらいまで三菱が継続して受注しなければならないことになります。

また、「メーカーが利益を上げ、天下りを押し込むためには排水量を大きくするしかない」ここも論理の飛躍があります。だいたい、一般論として最近の兵器の値段は電子装備がかなりのウェイトを占めていることをご存じないわけではないでしょう。

「運用コストを下げるためにすべてより小さい潜水艦に統一する」とありますが、本当に小型にすると運用コストは下がるのでしょうか? 頻繁に帰港しなければならない分、コストが上がるという可能性は無いですか?
それに小型潜水艦をそろえても想定される原子力潜水艦相手に歯が立たないのであれば装備する意味がないです。


定数についても他の方のコメントにもありましたが、増やす方向で考えているようです。

「もっと防衛費を効率的に使え」というのが根本の趣旨と思いますが、今回と前回の記事は憶測が入り交じった「批判のための批判」としか見えません。
Null_Devices
2010/08/27 12:41
>>メーカーが利益を上げ、天下りを押し込むためには排水量を大きくするしかない。
その様に判断された根拠を是非ともお伺いしたいですね。事実だとしたら問題ですから。

>>16隻が最適なのか検証するべきです。
元々16隻が最適だからと思って16隻になったという話は初耳です。

>>より小型の近海用の隻数を増やして、大型潜水艦と合わせて運用する。あるいは隻数を増やし、運用コストを下げるためにすべてより、小さい潜水艦に統一するとか
大型と小型併用は運用コスト増加になると思います。
小型に統一という考えは、海自潜水艦の活動海域の広さ等考えたら賢明とは思えないのですが。
ぽち
2010/08/27 12:56
何故世界最大の通常動力潜水艦が必要なのか、という合理的な説明は納税者にありません。


キヨタニ
2010/08/27 13:41
>何故世界最大の通常動力潜水艦が必要なのか、という合理的な説明は納税者にありません。

…………なんか壊れて来てませんかキヨタニ先生?
BSフジプライムニュース7月15日放送分
2010/08/27 13:44
ああ、失礼。これでは誰のどんなコメントに対する返事なのか全く明確でないという事です。
BSフジプライムニュース7月15日放送分
2010/08/27 13:50
そうですよねえ。
なぜ原潜でなく通常動力潜水艦なのか理解に苦しみますよねえ。
ぽこぺん
2010/08/27 22:25
>何故世界最大の通常動力潜水艦が必要なのか、という合理的な説明

やはり領海+排他的経済水域(EEZ)合わせた面積が、原潜保有する中国や英国やインドよりも大きいという地理的条件もあるのではないでしょうかね。
みづせ@黒書刊行会
2010/08/28 00:32
要求を入れて行ったら、最大になっただけなのでは?
AIP潜各型とも、従来型潜よりは大型化してますしね。
航続距離が伸びれば、その分、酸素も食料も水も要るし、水上艦だって大型化してる現在、通常型潜水艦は、小さな艦船ですからね。
将来的に、巡航ミサイル搭載可能なぐらいの、スケールがあってもいいでしょう。
歩兵
2010/08/31 17:21
 通常型と原子力両方とも保有するなら、2社
体制は、理解できるが、同じタイプの艦を2社
が交代で作ることに疑問、
名無しK
2010/09/01 18:44
なんで潜水艦のメーカーだけ一つにしようとするんでしょう?
理解できません。
それなら護衛艦、航空機、AFVのメーカーも三菱重工業1社で十分でしょう。
ぽこぺん
2010/09/01 20:09
一業界一社政策ですね。
規模の小さい市場や発展途上の国ではよくある政策ですね。
日本の防衛産業も規模は小さいから良いかもしれません。
全てを一社に統一です。
キヨタニ先生はその方針だと思いますが、今後の矛盾のない発言をお待ちしております。
無名です
2010/09/01 20:46
何でも利権をむさぼる企業の仕業ですか。
海自の潜水艦の排水量が大きい理由は運用上の問題です。某国の2箇所の港湾に常に貼り付けたりときにはEFに追随するなど原潜的な運用を行い、それを前提に高機能化を進めたためにこのクラスになったというのが実際のところです。さすがに将来はもう少し縮小するようですがね。
ぱふ
2010/09/04 00:27
一箇所の造船所でだけしか潜水艦の建造や整備が出来ないという状況は軍事的観点から考えるなら、あまり好ましいとは思えないのですが?
正直、極めて一面的で独善的な意見と感じます。
そもそも、一社だけになったなら建造コストでも維持コストでも競争が消滅するのですから、コストの高騰が発生しうるのですが。
清谷さんの真意は潜水艦輸入の解禁でしょうか?
そうすれば競争は維持できそうです。
もっとも、海上自衛隊の少々特殊なニーズに合致する潜水艦なんて、建造している国は他にはないのですけれども。
近海用の潜水艦を増やしても運用コストが下がるとは到底思えませんし。
通りすがり
2010/09/04 17:23
軍事的な観点からすればご近所で二箇所の建造所を維持する理由はありません。これが片方が呉や横浜にあればですが。

買い換えのためにまだつかえる潜水艦を潰してまで、多額のコストを払う価値があるかどうか、また払い続けることができるのか、ということです。輸出をしているドイツやフランス、イタリアですら今や一箇所です。
防衛費が無限になるならば別ですが、優先順位をつける必要があります。
因みにぼくは潜水艦は国産派です。ですが、国産を維持するためには努力が必要であるとおもっています。ただ、小型の潜水艦を導入するのであれば、外国製と競合させても宜しいのではないでしょうか。

それに何でも複数必要であるならば潜望鏡メーカーなど各種主要コンポーネントメーカー、砲こうメーカーなども二社づつ必要になります。戦車、戦闘機も然りです。

因みに潜望鏡はニコン一社、しかも非貫通型は輸入品です。恐らくニコンは潜望鏡自体から撤退するでしょう。

防衛費に於ける装備調達費の割合は減少を続ける傾向にあります。この現実をどう見るかで装備調達にかんする見解はことなってくるでしょう。
キヨタニ
2010/09/04 18:02
なにもかも二社必要と言っているのではなく、たまたま二社あるものをわざわざ一社にする必要はないと言っているのです。
三菱重工の神戸造船所と川崎造船の神戸工場は共に神戸市にありますが、それでも離れた場所にあります。より離れた位置にあることにこしたことはありませんが。

それと、潜水艦という最終製品と個々の装備品を同列に論じるのは適当ではないと考えます。
潜望鏡はニコンが制作していますが、潜望鏡の部品はまた別の企業が制作しています。
たとえば鏡胴は中部地方のある小企業が作っています。
鏡胴の設計図さえあれば、当初は苦労するかもしれませんが同業他社でも同等の品質の鏡胴は製作可能でしょう。
逆にニコンが潜望鏡の製作から撤退したとしても他の企業が鏡胴製作のノウハウを保持しているので、たとえばキャノンが潜望鏡の製作を引き継いだとしてもそれほど困難なく潜望鏡を生産できるでしょう。

なにが言いたいのかというと個々のコンポーネントの単位が小さくなるほど生産の代替が容易であるということです。
しかし潜水艦や航空機といったコンポーネントの集合体の製造となるとそうはいきません。

キヨタニ様の考えは平時には正しいと思いますが、潜水艦を製造できる企業がたまたま二社あることは無形の財産だと考えます。

できましたら潜水艦の製造企業を一社にすると建造費が安くなるという根拠と見積もりを提示していただけないでしょうか?
ぽこぺん
2010/09/04 22:14
>最終製品と個々の装備品を同列

戦車も小銃も最終製品です。

潜望鏡も特殊な技術ですよ。経験工学的な部分もある。しかも儲からない潜望鏡をつくろうという企業がでてくるでしょうか。
もし技術があって、儲かるならばニコンが非貫通式を開発しないという段階でどこかの企業が手をあげたのではないでしょうか。
因みにタレスがニコンの潜望鏡部門を買収することを検討していたようですが、規制でできなかったようです。技術がなくなるよりも外資に買収されても技術が残る方がベターだと思いますが当局はそのようには考えていないようです。

防衛予算は限られています。最近のこのブログを参照ください。
例えば年収が1000万円あれば一個1000円のカップヌードルや一食1万円のランチも食べられるでしょう。ですが、年収が300万円にダウンしたらそれを続けられるでしょうか。

防衛予算は無限ではありません。
無い袖は振れない、といことです。無理に無い袖を振ろうとするとソ連みたいに国が瓦解します。
キヨタニ
2010/09/04 22:36
なるほど納得できるところもありますね。

ところで潜水艦の製造企業を一社にすると建造費が安くなるという根拠と見積もりは提示していただけないでしょうか?
ぽこぺん
2010/09/04 22:58
建造の間隔をのばせます。
また天下りの受け入れも理屈の上では半分にへります。
キヨタニ
2010/09/04 23:24
キヨタニ先生へ
「また天下りの受け入れも理屈の上では半分にへります」について疑問です。
一社に減れば、そこに天下りが群がり、現状より悪化するだけでは? 現状の改善は、会社の数を減らす方法ではないと思います。

ぽこぺん様へ
私の知り合いが、潜水艦の搭載機器を納入しています(納入品は伏せます、言えばどの会社の誰かが分ってしまうものです)。この機器は元々は欧州の物を日本用に改造し製造しています。潜水艦用はその会社しか作っておらず、技術を持った技術者もそこにしかいませんので、もしもその工場が攻撃を受け生産できなくなれば、輸入に頼るか、他社が劣化コピーした物を使用するしかなくなります。「個々のコンポーネントの単位が小さくなるほど生産の代替が容易であるということです
」は必ずしも正しいとは考えられません。
無名です
2010/09/04 23:47
お説が正しいならば、輸出もしているドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンですら潜水艦のメーカーを統合しているのは異常ということになります。彼らがメーカーを統合した理由を考えてみては如何でしょうか。
キヨタニ
2010/09/05 00:20
>キヨタニ先生
>ドイツ・フランス・イタリアスウェーデンの潜水艦メーカー統合
すみません色々検索してみたのですが、
同一国内で潜水艦メーカー同士が合併した例を見つけられませんでした(そもそも潜水艦メーカーの記事自体が余り見つけられませんでした)
よろしかったら教えて頂け無いでしょうか?
ゆう
2010/09/05 01:04
キヨタニ先生へ
夜分遅くに、お忙しい中、お返事を返して頂き有難う御座います。

何分に文章力が無く、正確にお伝えできていない事が多々あると思います。
メーカーの統合化は決して否定はしておりません。ただ、天下りでの予算が無駄に使われていると先生が言われているので、それが統合化で減るには、統合化だけでは意味がないと考えます。
先生が言われるように、組織的な利権の温床になっていれば、それを生み出すシステム全体を変え、管理する方法を構築する必要があります。
統合化されても、そこに利権を生む為のシステムを再構築されるだけで、元の木阿弥になるだけではと危惧します。
優先順位をつけるならメーカーの統合は、その後の方が有効化と考えます。
無名です
2010/09/05 01:20
> 建造の間隔をのばせます。

しかし完全な寡占市場となって売り手の立場が強くなるわけです。
価格がメーカーの言い値になるだけではないでしょうか?
三菱も川崎もHDW社のように、ほぼ潜水艦専業というわけではありませんから強気に出ることも可能です。

> また天下りの受け入れも理屈の上では半分にへります。

天下りが価格に及ぼす影響についてはまったく計測不能です。
清谷さんは何か具体的な数値をご存知なのでしょうか?

いずれにしろ一社にすると安くなるという結論に達するには根拠が希薄です。
ナナシ
2010/09/05 21:27

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