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zoom RSS 国産装備とはなにか  ライセンス生産とアッセンブリーの間の深い谷

<<   作成日時 : 2010/07/13 15:34   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 19 / トラックバック 1 / コメント 49

 昨今防衛省や自衛隊は国産装備が何故必要なのを記者クラブなどに対して熱心に「ご説明」しており、やたら勉強会などを開いているようです。
 
 無論兵器は国産化できるに越したことはありません。ですがこれだけ装備体系が複雑化、高度化するとすべてを国産化することは不可能です。

 かつてアパルトヘイト時代の南アフリカは経済&武器禁輸の制裁を受けていたこともあり、国産化を進めてパラシュートのコードから、戦闘機まで殆どの装備を国産化していましたが、あのようなことは無理です。その南アにしても自国では作れない装備は旧式な外国製をだましだまし使っていました。
 米軍ですら多くの輸入品を使っています。装備の国産の取捨選択と集中は不可避です。


 防衛予算の総額は決まっています。しかも調達予算は削減傾向にあります。要は何を残し、何を諦めるかという選択をすべきです。全部残す、それは無理です。

 ライセンス国産と一言にいってもネジの一本まで国内で作る100パーセントに近いライセンス国産から、殆ど組み立てるだけの単なるアッセンブリー生産まであるわけです。ところが、国産化率が9割国産でも1パーセント国産でもあたかも同じライセンス国産として扱うような論が少なくありません。

 例えばかつてのF86Fセイバーなどは非常に国産化率が高かったわけです。このようなケースであれば技術の習得や雇用の確保、防衛整備基盤の維持という面でもライセンス生産の価値は大いに高いわけです。
 ところが近年のMCH-101やAH-64Dなど場合、ライセンス生産とは名ばかりで殆どアッセンブリーに近いわけです。単なるアッセンブリー生産をするために、輸入の2倍も払って自国生産をすべきでしょうか。それだけのベネフィットがあるのでしょうか。

 また総合電器大手の●●●社は●●製の●●に国産のガワだけをかぶせて、これが国産品でございと、元値の3倍で防衛省に納品したりしています。これが国産品でしょうか。国産品としての3倍も高いカネを払うメリットがあるのでしょうか。
 防衛省でも●●を外国製に切り替えたいのですが、そうすると●●●社は、別なプロジェクトから降りるとか、天下りを使って防衛省を脅迫説得したりしています。
 このような「国産装備」は決して少なくありません。

 何が国産品か、よく考える必要があります。

 輸入で問題になるのがパーツのデリバリーが遅いとか、海外のメーカーに修理で送り返す必要があったりするなどのデメリットがあります。

 ですが、ワンクッション入るFMSとメーカー直の取引では対応が異なってきます。自衛隊はこれまでFMSを外す努力も、FMSを効率化する努力もさほど懸命にしてきませんでした。

 例えば輸入に際しては外国メーカー(あるいは商社)に国内にデポを設けるなどを要求するということもあるでしょう(不思議なことに商社が外国にデポを持っている場合もあります。オトナの事情とで国内では持てないという話もあります)。
 整備工場を国内に建設するという手もありますし、稼働率の保障を契約に盛り込むという手もあるでしょう。
また、稼働率を低く見込んで予備の機材を多めに購入するという手もあるでしょう。

 輸入のデメリットを減らす努力も必要です。

 装備の多くを輸入に頼っている国もありますが、そのような国々がどのようにして輸入装備の稼働率を上げているかを調査する必要もあるでしょう。
 そのような手段を講じることもなく、極端な例を挙げて輸入がすべて「非効率」であるかのように決めつけて、稼働率を上げるもせず、いくらネがかかっても国産化するのだという主張はもはや説得力がありません。

 実際問題として、2倍のカネをはらって単なるアッセンブリーするならば、予備の機体やパーツを上積みして輸入する方が遙かに安くつきます。儲かるのは、ラ国しているメーカーと天下りしたエライ人達けです。

 ところがメーカー(特にヘリ産業)はちまちま日銭は入ってきますが、このようなラ国がニート化を悪化させ内外の民間市場に進出するという積極性を蝕んでいます。結果として自立した産業としての発展に自ら扉を閉ざしています。つまり、儲かる道を閉ざしているわけです。そして高コスト体質だけが温存されます。

 また自国生産すれば改良も出来ると言いますが、米国製の戦闘機など多く縛りがあり、勝手に改造はできません。イスラエルは米国戦闘機を自国仕様に大幅に変えていますが、我が国は何故に不利な契約を結んでいるのでしょうか。

 相対的に国防費が減ったとはいえ、いまだ我が国は世界第5位の軍事費を使っており、そのバイイングパワーを充分に使っているとは思えません。


 近年装備の高騰で調達数が減っています。量産ができないので輸入部品が増えます。またブラック・ボックスが多いことも国産比率を減らす原因になっています。
 つまりライセンス生産でもかつてのような大きな国産化比率を得ることは極めて難しくなっています。

 繰り返しますが、防衛省が国産化比率を高めるための努力をしているかといえばまったく充分ではありません。例えばMCH-101は僅か10機しか調達されませんが、例えば陸自も汎用ヘリとして導入するとか、海空のレスキューヘリとして採用するとか(実際にはやや大きすぎると思いますが)して、機数を増やし、量産効果が出るような調達を行うもの一例です。

 CH-47にしても毎年1〜2機の調達ではなく、調達期間を区切って量産すれば遙かに生産コストは下がるはずです。

 国産の基盤を確保したいのであれば、国産だから高いのは当たり前の開き直らずに、出来る努力をして調達価格を下げるべきです。

 今のまま、開きおなりを続けていると、その内国産装備の調達が益々減って、気がついたら輸入装備だけ、という状態になりかねないのですが、官も業界も未だ危機意識が薄いように思えます。まあ、JALや社会保険庁のようにアブナい会社や組織ほど危機意識と当事者意識が低いのですが。

 一般論ですが江戸末期の尊王攘夷派のような熱烈な国産装備支持者が実は国産装備生産基盤を危うくしている。


 今のままでは国内防衛産業は共倒れになります。


 
  
画像

 読者サービス。先週富士学校で10式戦車のプレス公開がありました。ぼくは10式戦車の調達には未だに反対です。今からでも調達を中止にすべきだと思っています。






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財務省資料 平成22年度「日本の財政と防衛力整備」 を読む その6
 平成22年度「日本の財政と防衛力整備」   http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shin-ampobouei2010/dai6/siryou2.pdf ...続きを見る
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2010/08/23 00:44

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コメント(49件)

内 容 ニックネーム/日時
>装備の多くを輸入に頼っている国もありますが、そのような国々がどのようにして輸入装備の稼働率を上げているかを調査する必要もあるでしょう。

あのーすいません。
キヨタニ先生はそのあたり良くご存知なのでは? 
なのに何故記事に書いてくれないのですか?
あーにゃ
2010/07/13 18:27
>10式戦車の調達には未だに反対
しかしまあ、古い戦車に億単位の金掛けて改修し続けるのもどうかと・・・
かといって海外の「自称」最強最新鋭戦車も、泥縄式改良で肥大化したメタボの厚化粧ババァか、コピーの寄せ集めの闇鍋戦車くらいしかないですし・・・
個人的には、10式の導入は、90式以上の性能で、コストも90式と同等以下、しかも道路への負担も少なく戦略機動の難度も低く、74式のインフラもある程度流用できるので良いことづくめ、90式を調達し続けるよりもずっと良いと考えております。
DDG
2010/07/13 18:33
>ぼくは10式戦車の調達には未だに反対です。今からでも調達を中止にすべきだと思っています。

ですが、今更調達中止の可能性は限りなく低いと思われます。調達計画が予定通りに進行した場合のキヨタニ先生的次善の防衛力整備案は無いのですか?
10式戦車の調達が中止にならなくても防衛力の整備は続くし、続けなくてはいけないと思うのですが、それとも10式戦車の調達を続けたら、”日本の国防は終わった”ですか? 
受け入れざるを得ない状況の下で、ある物、手に入る物で方策を案出しようとはしないのですか?
あーにゃ
2010/07/13 19:44
90式はレオ2の3〜4倍だったが、10式が他所より安い。魔法でも使ったか?
通りすがり
2010/07/13 22:15
むしろレオ2が異様に安価。
これは多分、量産効果の恩恵を最大限に受けられたのと、高度な電子機器や複雑なギミックを多用していないから。

90式も高度なFCSや自動装填、油気圧サス、砲塔オール電化等々をやめて、仕様をレオ2A4相当まで退化させれば、レオ2くらいまで、とは行かなくとも億単位で安くなるんではないかと思う。
SRB-A3
2010/07/13 23:40
新戦車調達開始ですか。
装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車はどうするんでしょうね。なんでも普通科の自動車化(装甲化では無い)が終了したのはそう昔でも無いそうで。装甲化が完了するのは何時になることやら。戦車だけで新しくしてどうするの?
で、今の編成でどういう作戦がとれるんでしょうね。
774
2010/07/14 01:01
10式戦車は採用ですか。
私も清谷先生同様反対ですね。
陸自はヘリやICVの充実を図るべきでしょう。
アフガンやイラクで戦うと言うならば戦車も必要でしょうがそんな状況は無いわけですし。(米軍はアフガンでM1は使用していない)
74式が劣化してどうしても新型が欲しいのならばロシアのT90でも購入したら良いのではないですか。
冷戦は終わったのだから何処から何を買っても
自由ですよね。
アラブ諸国やインドを見習ったら良いと思いますし、防衛省は余りにも調達方法が硬直化し過ぎて官僚制度の悪しき点が浮き彫りになっていると思います。
サイクシー
2010/07/14 02:53
あんた素人以下だねw
将軍
2010/07/14 05:37
各種の兵器を仮に純国産で開発する技術があったとしても、日本は各種原料・資源・レアメタルはどうせ海外から輸入しないといけないわけで、自国で全てが完結する状況になるわけではないわけです。また、軍事技術は昔はその後民間に公開されて工業製品の水準を上げることに貢献してきましたが、今はほぼ完全に関係のない技術になっている場合が多く、民間がかかわるメリットは少なくなっていることからも兵器国産化の意味は薄れてきていると思います。以前、医療用の放射線治療装置は弾道ミサイルの誘導装置の技術をもとに作られたという話を聞いたことがありましたが、かなり苦しい技術導入だよなあ、という印象を抱いたことがあります。
SNK22
2010/07/14 06:06
>774さん
>装甲化が完了するのはいつになる事やら

え? 歩兵が完全に装甲化された軍隊なんて存在するの?
 
2010/07/14 07:24
>サイクシーさん
>陸自はヘリやICVの充実を図るべきでしょう。

予算の組み替えは簡単には出来ません。むしろそれを口実に予算を大幅に減らされるのが目に見えていますが。



 
2010/07/14 08:41
陸軍大国韓国でさえ装甲車が少ないどうしてくれんだって事になってるのにね
RSW
2010/07/14 09:00
>SNK22さん
>日本は各種原料・資源・レアメタルはどうせ海外から輸入しないといけないわけで、自国で全てが完結する状況になるわけではないわけです

兵器調達に関する数々の弊害がそれらだけで済みますがそれが何か?
後、メリットが薄まるという事はありえません。あるのはメリット、デメリット、どちらがどの時点でどう上回っているかという事だけです。
くれ
2010/07/14 09:28
不思議だよね。清谷氏が指摘しているように装備調達費が下がっている現状で、他国の何倍も高い金を払って今のままの調達が続けられるとしんじることができるのが。
算数が出来ないんじゃないの。

随伴する装甲車を調達する予算もなくって
戦車だけで戦争するんですかね。
それとも旧ソ連同様に戦車デサントかいな?
通りすがり
2010/07/14 10:26
>通りすがりさん

結局の所、”判っていてもどうにもならない”
この一言に尽きます。
で、目に見える形で最終的な破綻を迎えるまでそれまでの手法を続けるし、続けざるを得ない訳です。未来を予測するなんて困難極まる事ですから。
このあたりは国でも企業でも個人でも変わりありません。

>随伴する装甲車を調達する予算もなくって戦車だけで戦争するんですかね。

戦争する時はその状態でもする訳ですがそれが何か? 最善が望むべくも無い時は次善以下を積み重ねていくしかないでしょうに。
くれ
2010/07/14 12:28
…なんだか車輌を全て装甲化しないと気が済まない人がいるようですが、
装甲車は本質的に人員輸送能力はC/P上でソフトスキンに劣ります。
最大の要因はもちろん装甲です。人員の他に銃弾や弾片を防護するための重量を余分に運んでいるからです。
じゃあ、装甲無しの車で前線に出るのは人命軽視ではないのかと言われそうなので、もう一つ。
一般の普通科連隊は一個中隊を軽装甲機動車化されようとしています。
この中隊は戦闘時の前衛、または「戦車に随伴して」主逆襲部隊に付けられることになっています。
こういった任務は早期に標定され、制圧、阻止されることが予想されます。
だから軽装甲化されているのです。
それでは他の自動車化中隊は?
陣地防御と下車による浸透攻撃ですね(多分)
このような任務配分だと自動車化中隊は、乗車中に攻撃を受けること自体が大きな失敗なのです。

もう少し言いたいこともあるのですが本筋と違う上に携帯で長文を打って疲れたのでおわります。
乱文失礼しました。
ゆう
2010/07/14 12:59
>装甲車は本質的に人員輸送能力はC/P上でソフトスキンに劣ります。

その理屈なら戦車も装甲はいらない、あるいは
機動戦闘車があれば戦車はいらないことになりますが。

>最善が望むべくも無い時は次善以下を積み重ねていくしかないでしょうに

それは努力をした後の話でしょう。
まんぜんと戦車だけ調達して予算を浪費している現状は「次善」ではないでしょう。

>で、目に見える形で最終的な破綻を迎えるまでそれまでの手法を続けるし、続けざるを得ない訳です。未来を予測するなんて困難極まる事ですから。

その理屈ならばこの世に機構改革をした組織や企業は存在しないということなりますね。

第二次大戦でも米海軍は変革をおこたり、機動部隊同士の戦いは発生しなかったでしょう。

例えば米軍などはイランやアフガンでは既存の戦術や装備が役に立たないとわかると迅速に
変更しました。あなたの主張が正しいなら米軍はMRAPなど導入せずに非装甲のハンヴィー
で戦っているでしょう。

あなたは随分異なった世界に住んでおられるのではないでしょうか。
通りすがり
2010/07/14 13:20
>通りすがりさん
>それは努力をした後の話でしょう。まんぜんと戦車だけを調達して予算を浪費している現状は「次善」ではないでしょう。

ああ、違います違います。
現実が漫然と戦車だけを調達する物である以上、その現実を下敷きにした次善が追求されなければならないという事です。
通りすがりさんの仰る努力、装甲車の完全整備という物の実現性が現段階において極めて低い物である以上、そうせざるを得ないでしょう?


>例えば米軍などはイランやアフガンでは既存の戦術や装備が役に立たない

それこそが最終的な破綻の実例の一つですが。
くれ
2010/07/14 13:45
キヨタニ様、調達に関する効率化の努力を今以上に求めなければいけないというご主張には、いつものように賛同致します。ただ、こと国防の場合、いかに効率化(特に経費面から)しようとも、求められる効果が達成できなければ、私達が日々謳歌している様々な自由を奪われてしまう可能性が増すという観点から、困難を極めているという事はないのでしょうか。
例えば、有事の際にあっても、”根幹を成す装備に対する運用・技術支援”を、民間の技術者の方々にもお願いしなければならない事を勘案すると、その様な状況下になれば”母国へ引き上げ”てしまう可能性が高い外国人技術者の方々へ、丸投げ(≒FMS)は行いにくいのではないでしょうか(契約でしばる事はできないかと)。また、仰る通り高度化複雑化する近年の装備を考え合わせると、益々、日本人の技術者の方々にお願い(≒国産化・ライセンス生産化)せざるを得ない分野が増えるものと愚考しております。一方で、予算への配慮から、苦しくとも、さらなる取捨選択を行うべきとも思うのですが、有事の運用を想定しない練習ヘリは輸入、調達数が増加するかもしれないMCH-101(AW-101)はライセンス生産の目を残したアッセンブリー生産、有事でも馬車馬のように働かねばならないUH-Xは国産化と、なんとなく方向性ができているような気がするのですが、如何でしょうか?AH-64Dは・・・
他方、技本の中長期技術見積りなどにもありますように、DUTの推進が今以上に行われる事で、少しでも国内に技術力を保持できる分野が増えないものかと期待しております。
長文失礼致しました。
関心
2010/07/14 15:31
ご指摘の通り、有事の運用能力を確保しつつ、効率化は図らないといけません。ですが本文で書いたように怪しげな「国産」にまで大枚をはたいている現状の改革は不可避です。ところが防衛省内(永田町もですが)でも単に国産VS輸入という二元化した見方しかできない人が多いのはこまったものです。

>母国へ引き上げ”てしまう可能性
ユーロコプターの整備工場の従業員は全部日本人です。日本で整備をするならば日本人を雇うかと思います。ただ、企業が撤退するのは別問題ですが。

今後装備調達では維持費込みにしようという方向になっています。これを間違えると単なる丼勘定になる危険性もあります。
キヨタニ
2010/07/14 17:36
非常に精度の高い衛星による常時監視と、
それに連動した素早い防衛網を願いたい。

重装備なテロ小隊に、沖合いや沿岸で対処で
きなければ、自衛隊の価値はない。

防衛のシミュレーションとして、小規模な
特殊部隊による破壊攻撃に十分に研究しての
必要な装備なら理解されると思うが、現状は
お粗末過ぎる。
防衛できるのか?
2010/07/14 22:52
>防衛できるのか?さん
どれだけ精度が高くても衛星は衛星でしかありませんよ。
上方から見て怪しいか怪しくないかしか解りません。
もし、貴方が他国の特殊部隊責任者だとして、そのような高度な衛星監視システムが構築された国に工作員を送り込むとしたらどうしますか?
私なら創意工夫でなんとでもなる話なので考えているだけで楽しくなってきます。
工作員との戦いで自衛隊に何を求めるべきなのかを想像して下さい。
そして、それはより適した組織が無いか考えてください。
その上でその任務を自衛隊が行う必要があれば現実が様々な要因で上手く行ってないのでしょうね。
少し前のレスにも書きましたが、装備も部隊も想定される任務に合わせて構築されます。
国家機関も同様です。

>キヨタニ様
前回のレスが操作ミスで二重投稿になってしまいましたので、
申し訳ありませんが片方削除して頂けないでしょうか。
ゆう
2010/07/15 07:58
「現実を見よ」か
今日新たな名言が生まれたな
キヨは毎日鏡に向かって唱えるといいぞ
あほくさ
2010/07/15 22:10
>あほくさ
余程実社会で相手にされないんでしょうね、この人。寂しい人生だね。
通りすがり
2010/07/15 23:19
よお、負け犬
で、回答はまだか?
あほくさ
2010/07/15 23:26
>負け犬

負け狗って、人様のブログのコメント欄で誹謗中傷するしか楽しみのないひとことでしょう。
自覚のない負け狗って度がし難いね。
通りすがり
2010/07/15 23:35
しょうがないだろ
評論家だって批評される
特にあんな無残な様を全国放送すれば嫌でも衆目を集めるさ
公共電波であの内容は酷い

で、ちなみにあんたは前の「無能」かね?
あほくさ
2010/07/15 23:43
通りすがりさんの反論来ませんねえ……
くれ
2010/07/16 09:13
富澤元幕僚長は三軍バランスの問題にもバッサリ答えてるな。やっぱ経験者は違うわ。

というかプロフェッショナルに対して「現実を見よ」と言えるその根性はすごい。
ヤス
2010/07/16 13:48
ファンタジー世界の住人清谷先生。
清谷ファンタジーランド総支配人清谷信一氏。
心はいつまでもミリタリーピーターパン清谷信一さん。
あーにゃ
2010/07/16 21:28
いったいどこの世界に保有する全戦車を一箇所に集めて防衛しようとするアホが居て、尚且つわざわざその全戦車が集まってる場所を狙って強襲揚陸するマヌケな侵略者がいるんだか・・・。
防御側の総戦力の3倍居ないと攻撃が成功しない?
局地的に上回ればいいだけでしょ。
仮想戦記の世界か何かで生きてらっしゃるんですか?

少しは現実を見てくださいね。



無理か・・・。
正気?
2010/07/16 21:32

確かにランチェスターの話の所も酷かった
日本全土レベルの戦略で考えるなら
クープマンの分断最適解(あれだって理想論だが)を適用するべきだろうに・・・
あほくさ
2010/07/16 21:47
>正気?さん
>あほくささん

いやいや遥かそれ以前の段階でせめて林子平の海国兵談の一節を完全に暗記する所から始めないといけないと思うんだキヨタニ先生は。
現実を見よ!wwwwwwwwwwwwww...
2010/07/17 13:26
ここのコメで罵っている人達は、国防よりもまず自分達の幼稚な性格の改善策を考えた方がずっと社会のためになると思うけど。
nobody
2010/07/18 10:36
氏が、2010年7月15日にテレビ出演された、
BSフジLIVE PRIME NEWS 「それでも戦車は必要か 日本の戦略と予算の壁」に関する、
視聴者からの意見です。

BSフジ実況 Part381
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livewowow/1279194723/
[TK-X]陸自10式戦車スレ試製86号車[お披露目キター]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1279159161/
【陸自半減】 清谷信一 part5 【海兵隊創設】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1275115353/

お前が現実を見ろ!と言われてますね・・・。
2ちゃんねるから転載
2010/07/18 12:38
>nobodyさん

いやいや全くもって仰る通り。
ですが所詮男などという生き物は幾つになっても幼稚なものでありまして。
ですがそれはnobodyさんも同じ事。幼稚な我々にあの様なコメントで構うというのはnobodyさんも幼稚であるという紛れも無い証。
ここのブログ主さんを御覧なさい。如何なる反対意見を書き込まれようよもその大半に対してほとんど反応しない。そんなブログ主さんの態度をnobodyさんも見習うべきでは?


あーにゃ
2010/07/18 13:00
>nobodyさん

この人達には何を言っても無駄ですよ。
原理主義者なんだから。

装備調達予算が減り続け、HO-1もアパッチも途中でキャンセル。予算がなければ調達ができないことも理解できない人たちですから。

はあ
2010/07/18 17:16
>はあさん
>予算がなければ調達ができない

何言ってるんですかそんな事は基本中の基本じゃあないですか嫌だなあわかってますよw

あーにゃ
2010/07/18 17:32
>nobody&はあ

つまり、あの番組でのキヨタニ氏の発言の具体的擁護は出来ないから「こいつらわかってないんだモン」と現実逃避してる、ということでよろしいか?
違うとおっしゃるなら具体的擁護をどうぞ。

出来るものならね・・・。
ほぉ?
2010/07/18 21:02
清谷さんは以前、コンバントマガジンに新戦車のスカートは薄いとかいていましたが、これを見る限りかなり厚いように思えますが(多分5センチくらいでしょうか)。

http://blog.goo.ne.jp/itackey/e/119d238f33b74bdc25f3af6754202038
10式戦車
2010/07/19 00:28
キヨタニさん
【F2戦闘機を追加調達 FX選定難航で防衛省検討 中国脅威に防空を穴埋め:産経新聞】
上記記事の真相について何かご存知でしょうか?
紫電改
2010/07/19 07:42
10式のスカートは薄いです。先日富士で確認した試作だと恐らくは5〜8ミリ程度だと思います。
最後部が厚く見えるのは上部と後部を折り曲げているからです。写真ではわかりにくいでしょうが、現場で確認すれば容易にわかります。
初公開の時はもう少し厚かったようなきがします。もしかすると何種類かあるのかもしれません。
F-2追加に関してはまったく情報がありません。不可能でははないでしょうが米側との面倒クサイ交渉と、多額の費用が必要でしょう。
そのわりにはさほどメリットがあるわけではないと思います。それをやるくらいならば既存機の改良でも前倒したほうがまだマシでしょう。
キヨタニ
2010/07/19 14:39
>キヨタニさん
>既存機の改良でも前倒したほうがまだマシでしょう。

もうやってますがそれが何か?
あーにゃ
2010/07/19 16:51
清谷 様
いつも,拝読させていただいております.
サイドスカートの厚さに関して言えばMerkava_mk4でもLeopard_2A6もそれほど厚くないのですが何か問題があるのでしょうか?上記の2車種は上半分の履帯のみをカバーしているだけで10式と大差ないように見えます.
私が確認できましたところ唯一分厚いサイドスカートを装備しているのは側面全体を覆っているM1のシリーズのみなのですがこの4車種には具体的にどのような違いがあるのか,清谷様のご意見を伺いたく思います.

また,当然ご存知かと思いますがF-15のMSIPの予算前倒しを既に実施しております.
気まぐれ定期読者
2010/07/19 22:40
メルカバVもサイドスカートは厚いですよ。
7〜10センチはあります。

レオ2A7+もチャレンジャー2も特に
前方が厚いです。IEDやRPGに相応の防御力
を持たせて被害を極小化し、前線での修理
を容易にするためです。
キヨタニ
2010/07/20 07:02
メルカバVもサイドスカートは厚いですよ。
7〜10センチはあります。

レオ2A7+もチャレンジャー2も特に
前方が厚いです。IEDやRPGに相応の防御力
を持たせて被害を極小化し、前線での修理
を容易にするためです。
キヨタニ
2010/07/20 07:03
>気まぐれ定期読者
>唯一分厚いサイドスカートを装備しているのは側面全体を覆っているM1のシリーズのみ

M1戦車は、表面がツライチですから解り辛いですけど、重スカートが適用されているのは前から約40%、第3転輪のあたりまでで、それより後ろは薄板ですよ。
DDG
2010/07/20 23:02
敵国の着上陸後の侵攻を考えると10式戦車は重要な反撃オプションになるのではないですか?74式をいくら注ぎ込んでどう改造すると10式並の性能&ローコストになるのかそろそろご発表いただきたいのですが。お待ちしております。
yomoyama
2010/07/24 00:50
>yomayoma様
>74式をいくら注ぎ込んでどう改造すると10式並の性能&ローコストになるのかそろそろご発表いただきたいのですが。

清谷氏がどこでそう言う提案をしたか教えてください。私は知りません。
あと、10式戦車をどう言ったペースで調達すべきか貴兄の考えをお聞かせください。
774
2010/07/24 03:17

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国産装備とはなにか  ライセンス生産とアッセンブリーの間の深い谷 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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