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zoom RSS 陸自のUH-Xがヘリ産業を潰す

<<   作成日時 : 2010/06/27 19:53   >>

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 陸自は今年もUH-1Jの後継としてUH-Xの開発予算を提出するようです。

 過去三年間、内局から現実性が無し、として拒否されてきましたが、今年は内局も陸幕のメンツを立てて、開発予算を認めるようだという情報が市谷から聞こえてきます。
 まあ、またOH-1やAH-64D同様に途中で調達が中止になっても、決定をした課長クラスの人達はそのころはその席にはいませんから。
 
 「軍人」のメンツよりも国益を優先して欲しいと思うのはぼくだけでしょうか。

 さて、陸幕はUH-Xとして5トンクラスのヘリを想定しています。これはUH-1Jと同じクラスですが、UH―Xは双発で、自己防御システムやら、装甲など装備しますから、その分ペイロードを喰われることになります。
 しかも歩兵の装備は重たくなる傾向にあります。5トンクラスで、UH-1Jと同等あるいはそれ以上の人員や装備が運べるのでしょうか。

 何故5トンクラスの機体になるのか。納税者にその根拠を示すべきです。

 どうも初めに開発ありで、それに運用を合わせるような雰囲気があります。

 しかも既存機調査の資料によると、C-130に搭載が可能であるか、ということが調査項目になっています。双発の5トンクラスで、C-130に搭載できる機体はあまりないと思いますが。
 例によってC-130搭載を必要条件として要求し、諸外国にないからとこれを開発の理由にするのではないでしょうか。XC-2が実用化されれば、敢えてC-130に搭載する必要もないかと思うのですが。

 陸幕は調達単価をUH-1Jと同等の12〜3億円ほどに抑えるとしています。
 それも過去内局から根拠を示せていわれて、示せずにきています。因みに5〜6トンクラスの双発の既存機の価格は概ね14〜8億円前後です。たった120機の調達、しかも国産専用エンジンを採用してその値段に抑えられるのでしょうか。
 仮にそれが実現しても開発費がかかります。300億円ならば一機あたり2.5億円です。OH-1同様に開発費がオーバーランすればそれ以上になります。つまり陸幕の目論見通りでも実質的な調達価格は14.5〜15.5億円程度になります。恐らくは二〇億円を越えるというのがぼくの予想です。

 さて、問題は陸幕だけではありません。
 ヘリのリーディングカンパニーの川重にも問題があります。ヘリ産業で民間市場に打って出ることもせずに、防衛産業に頼って喰っていこういう姿勢で同社のヘリ産業に将来はあるのでしょうか。
 UH-Xの開発やら生産をやっていれば、この先一〇年ぐらいは喰えるだろし、富士重がその間に脱落するから安泰だ。いまの役員もその頃には自分たちは退職しているし、あとは野となれ山となれと思っているのでしょう。
 
 ですが、民間市場で勝負をしない、売り上げ拡大も画策しない。ひたすらタックスイーターに徹して防衛ニート産業の現状維持をして同社のヘリビジネスの未来はあるのでしょうか。現在売れ筋のBK117もその内、売れなくなってくるでしょうに。
 いつまでも年末の公共事業で喰っている地方の土建屋みたいなことをやって税金を食するのが上場企業のやることでしょうか。
 装備の維持費がかさみ、装備調達費の金額は低下の一途を辿っております。その内防衛省でも諸外国の2倍以上もする国産やライセンス国産を買えなるなる日はそう遠い将来の話ではありますまい。実際練習ヘリは既に輸入に切り替わりつつあります。
 
 となれば、官需に頼り切っている我が国のヘリ産業には未来はありません。それとも川重は現在のやり方で、10年先や20年先もヘリビジネスの維持や拡大が可能と思っているのでしょうか。だとするならば川重の経営陣は随分楽観的であるということになります。

 こういうところの決断ができにないのが、デパート式の日本の重工各社など日本の大企業の悪いところです。
 
 是非、金融関係のアナリスト諸氏には同社のIR担当者にこのような所を質して欲しいものです。


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タイトル (本文) ブログ名/日時
陸自UH-Xが日本のヘリ産業を潰す
 来年度防衛予算では陸自の現用汎用ヘリ、UH-1Jに代わるUH-Xの開発予算が計上される見通しです。 ...続きを見る
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2010/08/28 00:20

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コメント(44件)

内 容 ニックネーム/日時
じゃあ、UH−Xは以前清谷氏が主張していた通り、ラコタにするのが良いという事ですね!

UH−1Jよりキャビンの狭い、後方で運用する軽輸送ヘリのラコタが何故UH−Xに相応しいのかとんと分かりませんが。
あーにゃ
2010/06/27 20:43
UH-Xですが、例えば日本の海保などでも採用実績があるベル412あたりではダメなのでしょうかね(もっともC-130には搭載できないでしょうが)
フロッシュ
2010/06/27 21:33
実はUH−1JとBK117のキャビン広さはさほど変わりません。若干BK117の方が狭いですが。また双発機と単発機を単純に比較することはできません。ヘリのペイロードの比較は結構難しいそうです。

にも関わらず、何故米陸軍がラコタを選んだのか。いろいろと考えることがあるかと思います。

陸自はメーカーに対して5トンクラスのEC155やAW139などの情報を要求しているそうです。メーカー側はそれ以外の機体の情報も提供するところもあるそうです。

双発の5トンクラスの機体は概ね12〜15億円程度です。これを国産開発、あるいは今まで通りライセンス国産するとどのくらいに金額になるでしょうか。恐らく国産のブラックホーク並にはなるのではないでしょうか。

ぼくは都市部が多い我が国の環境ではBK117クラスの機体の方が宜しいのではないかと思います。また5トンクラスであればブラックホークとの差異も小さくなります。

例えば5トンの一機20〜30億円のヘリと、一機6〜7億円のBK117では調達性に大きな違いが出てきます。

これまでの陸自のヘリ調達は調達コストが高すぎて必要な数のヘリを調達できないことが問題となってきました。調達性をどの程度重要視するかで選択は変わってくると思います。

キヨタニ
2010/05/24 22:01


本当にどうなるんでしょうねえ……UH−Xは。
あーにゃ
2010/06/27 21:35
>あーにゃさん
何が言いたいのかちょっとわからない
 
2010/06/27 21:57
キヨタニ先生、陸自のUH-XはOH-1の汎用ヘリ版と考えていいんでしょうか?どこを共通化するのかよく解りませんが・・・・・・・。

それと、陸幕はアパッチをまとまった数導入する気はもうないのでしょうか?私は中途半端にAH-Xを国産化しないで、直輸入でもいいからアパッチをまとまった数調達した方がいいと思うのですが。海外派遣に持ってくにしても国産の良く解らん攻撃ヘリ持っていくより良いと思うのです。

長文失礼しました。
松本信二です。海外出張お疲れ様です。
2010/06/28 02:59
陸幕はアパッチは後3機調達をしています。
ですが、各一機をAH−1Sの部隊に分散して配備するという話もでています。兵站を考えれば理解不能な話ですが。
キヨタニ
2010/06/28 10:01
>各一機をAH−1Sの部隊に分散して配備

そんな事考えてるんですか陸幕は・・・・・。キヨタニ先生の仰るとおり兵站上困難ですよね。

ちなみに追加する三機のアパッチは直輸入なんですよね?
松本信二
2010/06/28 19:08
>三機のアパッチ
それはまだ不明です。裁判は裁判、という考え方もあります。が、輸入の方が安く財務省を説得しやすいとの考え方もあります(富士重への天下りは減るでしょうが)。裁判で負けたら富士に払う金は防衛予算からではなく、財務省からでますから、財務省は面白くはないでしょうね。
キヨタニ
2010/06/28 19:51
>実はUH−1JとBK117のキャビン広さはさほど変わりません。若干BK117の方が狭いですが。
清谷さん。兵士14人乗りと8人乗りでは大分違うかと。担架も6床と2床ですし。

価格も高価な偵察機材を積んだOH−1が25億円ですから12億は妥当な予測かと。エンジンもトランスミッションもOH−1の増強型だそうですし。
ニャーヨークタウン
2010/06/29 02:15
ありがとうございますキヨタニ先生。

陸幕には省益ではなく国益を第一に装備選定してもらいたいもんです・・・・・・。陸幕以外もですが。
松本信二
2010/06/29 09:21
>フロッシュさん

航空雑誌を見てると412よりもUH-1Jの双発・4枚羽ローター化のほうが出てくる頻度が高い気がします。エンジンも積み替える予定みたいですけど、部品の共通化が優先なんでしょうかねえ?

N型とのエンジン違いのUH-1Dが兵員14人、民間型のEC145の乗客が9人なんで、現状と同じ輸送力を維持するなら機数だけで1.5倍くらい必要ってことですね。そうするとパイロットも整備もそれに応じて増えていき…はて、これは節約になるのでしょうか。
KEI
2010/06/29 20:40
>N型とのエンジン違いのUH-1Dが兵員14人、民間型のEC145の乗客が9人

これでラコタの名前を挙げるのは何かの悪い冗談?
 
2010/06/30 18:12

無能だからしょうがない

絶望的なレベルのエンジン出力差が、運用する軍隊に
どのような作用を及ぼすか想像できてないんだから

以前は練習ヘリと運用ヘリは統一できるとかほざいたな
結局練習生、運用者どちらを死なせるか答えなかったが
あほくさ
2010/06/30 18:59
しかし、〜そうです、〜でしょうかという文章がやたらと多いね清谷信一という人は。
 
2010/07/01 10:14
ラコタを採用した米軍は間抜けだと。
とうりすがり
2010/07/01 10:34
いや、ラコタの何が米軍のどんなニーズと合致したのかちっとも触れない、片手落ちにも程がある記事しか書かない清谷信一先生が一番悪いっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
2010/07/01 11:03
確かに米軍はUH-72を採用した。その理由の一つに財政負担軽減がある。確かは嘘をついていない。
ただし、米軍が既にUH-60Aを904機、UH-60Lを539機、その他のバリエーション97機を導入済み(2002年と情報が古いが)であるという情報、米軍はUH-72を基本的に警備、輸送、医療後送等でしか使用しないつもりだという情報を追加するだけでがらりと話が変わるわけだ。
で、うちの国にヘリの運用を警備、輸送、医療後送等に限定する贅沢がいつから許されるようになったんだ?
あほくさ
2010/07/01 21:20
>うちの国にヘリの運用を警備、輸送、医療後 送等に限定する贅沢がいつから許されるよう になったんだ?

我が国では米軍の何倍もする贅沢をしているから未だにヘリの数が足らないのでは?


>基本的に警備、輸送、医療後送等でしか使用しないつもりだ

はあ?その「情報」のソースは?そんな話きいたことがありませんが。是非教えてください。
そもそも汎用ヘリって輸送が最大の任務じゃないんですか。UH-60もそうですが。警備ってなんですか?「警備」するときに武装するんですか。米軍は医療後送にもブラックホークをつかっていますが。

それとも汎用ヘリの主任務て対戦車攻撃やCSARだったりするんですか。

そういや米軍は軽偵察・攻撃へりを採用する予定ですがラコタもその候補に入っていますよね。

あほくさ。
とおりすがり
2010/07/01 22:32
>我が国では米軍の何倍もする贅沢をしているから未だにヘリの数が足らないのでは?

訂正。
我が国では米軍の何倍もするブラックホークを調達する贅沢をしているから未だにヘリの数が足らないのでは?

とおりすがり
2010/07/01 22:34
>米軍の何倍もする贅沢
また部品代・整備代を勘定に入れてない無能か
キヨは本当に罪深いな
金を最初の一回払えばいつまでもヘキサボックスの地図を縦横無尽に飛び回ると思っているわけだ
悪いことは言わんからキヨ先生の大戦略で遊んでろ

>はあ?その「情報」のソースは?
「UH-72」でググれよゆとり
最初のヒット10ページで事足りる
あほくさ
2010/07/01 23:22
>そういや米軍は軽偵察・攻撃へりを採用する予定ですがラコタもその候補に入っていますよね。

ここだけはゆとりの検索スキルでは分からないかも

その話は「旧」LUHの話(RHA-66キャンセル直後)でその後LUH(イラク戦争後)のメインミッション想定は変更されてるから
あほくさ
2010/07/01 23:28
>とおりすがりさん

アメリカ陸軍のサイトにUH-72についての説明がありますよ。
http://www.army.mil/aps/08/information_papers/transform/Lakota.html

「警備」というのは「homeland security requirements」のことですかね。他にもHH-60の能力の補完、国境監視、アメリカでの麻薬対策なんかに使われるみたいです。つーか、他の省庁や民間団体との協力を意識した装備みたいですね。

しかし、乗れる人員が6人+2人(パイロット)というのは陸自のUH-1の後継としては正直どうなんでしょうね。
KEI
2010/07/01 23:35
>また部品代・整備代を勘定に入れてない無能か

防衛省のライフサイクル・コストの高さも問題になっていますけどね。だから練習ヘリは輸入になったわけですよね。それともあれは防衛省がバカだったらと仰るのですが。

他人を「無能」呼ばわりする前にご自分のことを鑑みてはいかがかと思いますが。

>「UH-72」でググれよゆとり
あなたのソースはwikiがメインみたいですね。

ところで輸送は汎用ヘリの主たる任務じゃないのですか?
>アメリカ陸軍のサイトにUH-72についての説明がありますよ。

ありがとうございます。知っていますよ。その上で質問しております。


都市部に人口の7割が密集していることを考えれば、小さなヘリの方がLZを確保し易いという考え方もあるのではないでしょうか。まして清谷氏が書いているようにC-130で輸送するという運用構想があるとするならばより小型の方が有利でしょう。要は運用と予算のかねあいだと思います。
とおりすがり
2010/07/01 23:53
いやお前は間違いなく無能だ

>だから練習ヘリは輸入になったわけですよね
戦争での使用を想定するヘリと練習ヘリを一緒にするか?
前線へ送り返す時間(稼働率につながる)を金で買ってるんだぞ?

>輸送は汎用ヘリの主たる任務
ああ、なるほど・・・お前は・・・
戦場輸送・強襲輸送・回収・CSARといったヘリのミッションを全て「輸送」と考えてるわけだ
まさにリトルキヨだな
「都市部に人口の7割が〜」なら大量輸送できないとまずいだろうが
「LZを確保し易い」?それこそソース持ってこい間抜け!何のために垂直離着陸すると思ってるんだよ
ガキはもう寝ろ
あほくさ
2010/07/02 00:04
ああ、あとWikiに間違いがあるって言うなら
お前が直しておけよ
あほくさ
2010/07/02 00:14
>コスト

自衛隊のはUH-60とか言ってるけど、あれはH-60系列の中でも特に高い、ユニットコストで20億円くらいするHH-60ベースの改良型だから仕方ないのかなーとも思うけどね。そういや、自衛隊の航空機予算は予備部品も含んでたっけ。航空機価格の出し方を統一して比較しているところを誰か知ってる?

>LUH

グロセキュのLUHの項も確認してみたけど、やっぱアメリカ国内での後方支援が強調されてますね。
陸自にしてみたら普通科の分隊すら運べないヘリになっちゃうけど、兵員輸送の役割に支障が出ないのかな。

そういやARHの計画ってまだ生き残ってたっけ?ARH-70がポシャった後を聞かないけど、RFPとか出てます?
KEI
2010/07/02 00:59
>とおりすがりさん

自分でわざわざコピペを張って話をふっておいてなんだけどね、君、読解力ないな。
今回の記事に関する限り、キヨタニ先生はラコタを切り捨てたぞ。
次回以降の記事ではどうなるかわからないけれど。
あーにゃ
2010/07/02 07:17
議論をなさるのは大変結構なことです。
ただお互いに口汚い言葉や上から目線でしるような物言いは止めてください。感情に流される議論はまともな方向に行きませんから。


実際に見も知らない人と会って議論をするときにそのような言葉は使わないでしょう。
匿名であるからこそ、お互いを尊重し節度有る主張をすべきです。

それからぼくはEC145だけがUH−Xにふさわしいと述べているわけではありません。むしろヘリ産業の将来を考えればむしろ外国メーカーとの共同開発が宜しいと書いております。
最近の「軍事研究」「VOICE」「エアワールド」「マガジンX」などの記事を是非ご一読ください。

ただ、コストという面ではEC145は圧倒的に有利です。たとえば国産開発機の開発費、初度費が共に300〜500億円ぐらいと想定しましょう。これらの費用をあわせると600〜1000億円になります。となればその金額ならばEC145ならば100〜170機ほどが買える計算になります。ライセンス国産だと開発費は必要ありませんが、初度費はかかります。5トンクラスの外国製の機体がおおむね15億円前後ですから、国産にしてもライセンス国産にしても調達単価が25〜30億円になる可能性もあります。つまりEC145の4〜5倍程度になる可能性があります。

ちなみに陸幕のヘリ予算は毎年約350億円ほどしかありません。運用の合理性と調達性の両立ではいずこも頭を悩ましているわけです。
キヨタニ
2010/07/02 11:54
キヨタニ先生、話がやや逸れるのですが自衛隊はオスプレイには関心があるのでしょうか?

かつて海自が救難機として導入しようとしたそうですが。
松本信二
2010/07/02 23:24
 清谷先生、600から1000億でEC145が100機から170機買えるとのことですが、その値段には台数分の整備等の維持費やパイロットの人件費、燃料代も込みの値段なのですか?
TK
2010/07/03 08:34
>5トンクラスの外国製の機体がおおむね15億円前後ですから、国産にしてもライセンス国産にしても調達単価が25〜30億円になる可能性もあります。

どういう計算をすればこういう値段になるので?
あーにゃ
2010/07/03 09:10
>オスプレイ
未だ興味は有るみたいですが、次期救難ヘリ候補には入っていないはずです。

>EC145の価格
むろん本体価格です。

>調達単価が25〜30億円
過去のライセンス生産の実績からすればそのくらいの数字でしょう。もっともライセンスといってもほとんど組み立てのようなものまで含まれるわけです、どの程度国産化するか、どの程度のレートで生産するのかにもよります。あくまでつかみの数字です。
キヨタニ
2010/07/03 10:33
>あくまでつかみの数字です。

「ただの感です」を言い換えたようにしか聞こえないな。
あほくさ
2010/07/03 10:36
>あほくさ

汎用ヘリは戦場輸送は行わないとか、輸送は主たる任務ではないとか、汎用ヘリがCSARもやるとか、垂直離着陸にはランディング・ゾーンが必要ないとか御主張なさる方が何を言っても・・・

>前線へ送り返す時間(稼働率につながる)を金で買ってるんだぞ?

250機買う予定だったOH−1が34機、62機買うはずだったAH−64Dが10
機しか買えなかったけど稼働率が高いからOKだと。

ちなみにヘリを生産ている国よりも輸入している国の方が多いんですけど。

AH−64DやMCH−101なんかラ国といいつつ、実際はただのアッセンブリー。
100パーセント近いライセンス生産でも、ほとんど組み立だけに近い「ライセンス生産」でも同様な稼働率が確保できるんでしょうかね。
とおりすがり
2010/07/03 18:23
>とおりすがりさん

>汎用ヘリは戦場輸送は行わないとか、輸送は主たる任務ではないとか、汎用ヘリがCSARもやるとか、垂直離着陸にはランディング・ゾーンが必要ないとか御主張なさる方が何を言っても・・・

自分が一読した限りでは、とおりすがりさんが仰るような様な事は主張していない様に思われますが。

>稼働率が高いからOKだと。

もちろんOKです。
後、ライセンス国産の例としてはAH−64DやMCH−101は余りにも適切ではありませんがそれが何か?

>ちなみにヘリを生産ている国よりも輸入している国の方が多いんですけど。

ええ、もちろんその通りです。ですがヘリだけに限らず、兵器を開発・生産する能力があるのであれば、可能な限り自国生産で賄おうとするのはある程度以上の国力を持った国家の本能みたいな物です。
自国の都合と予算措置を取るだけで損耗した兵器を補充出来たり、増産出来たりというのは今も昔も計り知れない価値がありますから。
それこそ経済が限界に達するまでそうしようとするでしょうねえw。
あーにゃ
2010/07/03 21:29
キヨタニ先生、ありがとうございました。
松本信二
2010/07/04 10:06
MCH-101の話は先にされてしまったな
ひとつ追記すると、仮に現稼働率90%、輸入による想定稼働率70%とすると単純計算で1.28倍のヘリを確保することになるわけだが、そんな数のヘリを置いておくショバ代、保管代はちゃんと考えてるか?整備員には税金で食ってるんだから喜んで死ねって言うか?


それにしてもこの読解力のなさはどうしたものか

>汎用ヘリは戦場輸送は行わない
輸送のゆの字も理解してなかったから、わざわざ戦場輸送の話を「俺が」してやったんだぞ、読みなおせ
>輸送は主たる任務ではないとか
だから全任務を「輸送」でまとめるなら大戦略で遊んでろ
>汎用ヘリがCSARもやるとか
・・・あれか?ひょっとして「CSAR用に装備を変更するから専用機だ!!」ってこと?
>垂直離着陸にはランディング・ゾーンが必要ない
・・・もうどうしたらいいものか
まずラコタならLZが「狭い」というソースはまだなのか?
まあ、自衛隊が運用するヘリの種類を1種で統一しない限り、運用(現場)側はLZを「どんなヘリが来ても問題ないよう」広めに用意するんだけどなww
あほくさ
2010/07/04 15:50
あと、Wikiの修正がまだみたいなんだが
的外れなこと書く前に宿題を終わらせてくれ
それとも修正しないってことは間違いはないって認めるということか?

これに懲りたら「Wiki」だからと馬鹿にする前に中身で反論しろよ
あほくさ
2010/07/04 15:55
>わざわざ戦場輸送の話を「俺が」してやったんだぞ

はあ。軍隊には戦場輸送と輸送があり、輸送を担当する汎用ヘリは「戦場輸送」は行わないわけですか。面白いなあ。ケラケラ。

軍隊では平時の輸送をするヘリと、戦場での輸送を担当するヘリは別であると。ケラケラ。

>仮に現稼働率90%、輸入による想定稼働率70%とすると単純計算で1.28倍のヘリを確保することになるわけだが

先生、ラ国のヘリは2〜5倍ですから、輸入した方が効率的ということですね。

>・・・あれか?ひょっとして「CSAR用に装備を変更するから専用機だ!!」ってこと?

つまりCSAR用の機体も汎用ヘリだと。
同じ機体を使っても、CSARや特殊部隊用は普通汎用ヘリとはいいませんが。まあそう思っているならしなたないですね。

>ラコタならLZが「狭い」というソースはまだなのか?

例えばラコタとチヌークではローターの直径が違います。当然ながら必要とされるLZの広さが違うのは自明の理ですよ。チヌークがラコタと同程度のLZに着陸できると思っているなら、どうしょうもないですね。

>これに懲りたら「Wiki」だからと馬鹿にする前に中身で反論しろよ

ご自分が論拠としてたWikiが参照の根拠にならいと指摘されたら、逆ギレですか。

>外れなこと書く前に宿題を終わらせてくれ
上から目線で何命令してるんだか。

こんなトンデモ書き散らしておいて、他人を上から目線でバカ扱いですか。世の中で自分が一番エライと思っているんでしょうね。
可哀想に。

本当に度がしがたいですね。

恥を知ったらどうですか。
とおりすがり
2010/07/04 21:45
・・・う〜ん
まず先に1点お詫びしたい。
CSARと書いたのは非常にまずかった。「救難隊に任せるほどでもない救助活動」とでも書いておくべきだった。
ちなみにUH-1も救難任務が下る可能性があるので。

でだ、もうお前の頭と読解力には期待しない。
俺の意見を一から書かないと理解できないみたいだから書くが、その前に2点書いておく。

・結局Wikiの内容は間違ってるのか?UH-72が後方でしか使用されない事実を認めるなら俺はどうでもいい。「Wikipediaはその信頼性が〜」という話がしたいなら他をあたれ。
・LZに関する解釈が根本から間違ってる。LZに確保すべき広さは安全の為にあらかじめ設定されている。そのLZが確保できないヘリをその任務に使用する許可がおりない。もしLZが確保できない場合はLZが関係ない輸送や回収方法が選ばれるのでLZの話は「意味がない」。
また、お前が言った都市への着陸の場合、LZやフライトラインは全てあらかじめ国交省が想定していてヘリの大きさは「関係ない」
だからお前の話は「全然意味がない」。OK?
あほくさ
2010/07/04 22:57
UH-1は「前線へ赴くことを考慮された」多目的機である。UH-1の後継機UH-Xに必要な要素・機能を以下に記述する。
1.14名以上(分隊 + ヘリ内に留まる支援員)を前線へ「強襲」輸送・降下。
2.平時の輸送と戦時での「後方・戦場・連絡・医療」輸送。
3.1800shp(UH-1J)以上の高出力(高機動性、及び積荷を搭載した上で我国の山を越える能力が求められる故)
4.地上兵員への支援攻撃。
5.前線からの兵員回収、及び日本全国での民間人回収任務。
6.緊急時のCSAR。(救難隊が必ず出動できるとは限らない故。運用側が危険度とはかりにかけ、汎用ヘリに命令を下す可能性がある)


UH-72を考察すると、これ等のほとんどを満足に実行できない。米軍がUH-72をUH-60の補完とし、「後方・連絡・医療」輸送と警備のみ基本想定としたことからも明らかである。
1.MAX9名の時点で不合格。降下の為に要改修。
2.合格。なお、速度と航続距離においてUH-1Jを上回る。
3.738shp×2、故に不合格。
4.非武装であり警備(つまり見てるだけ)のみ想定、不合格。要改修。
5.1と同一。
6.1、4と同一。
特に収容人数の少なさは致命的である。装備・エンジンは予算さえ許せば検討の余地がある。しかし機体構造の変更は新規設計を意味する。
一方UH-72の利点と言えば安さ、ライン設備が既にあり予算投入が不要な点、C-130搭載が確実に可能であること(他ヘリが搭載不可であるかも不明)以外ない。
よってUH-72はUH-Xとしては考慮すらされない。我国は米国と異なり前線・後方で2種類のヘリを導入する贅沢は不可能であり、前線任務に耐えないUH-Xなど無価値である。
UH-72が考慮されない理由
2010/07/04 22:59
装備調達を輸入とする場合、自衛隊の運用・民間を含む兵站体制の大幅な修正が必要である。
予算に影響を与える要素は簡単に上げても以下に列挙可能であるが、今までの話からそれらか考慮されているとは考えられない。
1.想定する輸入プロセス、及び旧体制廃止と新体制構築に要する費用。
2.戦時における海外との兵站途絶に関する想定。
3.海外事情によるサポート途絶に関する想定。
4.マイナーチェンジ、改修に対する要求が難しくなることへの想定。
5.運用変更による自衛隊全体の組織改編の想定、費用。
6.輸入時の稼働率(MTBF、MTTR)の想定及び改善。及び重整備における責任の所在。
7.増加した機体の保管場所・増加費用・増加パイロット・整備員の問題。
8.輸入部品の備蓄・保管場所・費用・枯渇の問題。それに対処する人員(省内、隊内と商社)の想定。
9.重工に委託していたマニュアル翻訳と整備員へのレクチャーの新規委託先及び費用。
自衛隊の装備調達に関する点
2010/07/04 23:01
しかし現時点に於いてC-130が自衛隊が有する最大の輸送機である以上、UH-Xがそれに積めたら良いな、と考えるのは至極普通の事ですわな(それが実現するかどうかは兎も角として)。
あーにゃ
2010/07/05 22:52
防衛ニート産業w
VI
2011/03/03 22:09

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陸自のUH-Xがヘリ産業を潰す 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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