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日経ビジネスのHPでBAEシステムズのユーロファイターおよびボーイングの各FX担当者のインタビューが掲載されています。また誌面にも戦闘機の生産基盤関連の記事が掲載されています。 バルチック艦隊」が取り持つFXの縁 http://toolsweb.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/40286 海軍の「キングコング」を侮らない方がいい http://toolsweb.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/40320 空自には未だに「F−22がダメならF−35がいいや」という意見が強いようです。ですが、F−22は制空が専門で、F−35は対地攻撃が主の実質的攻撃機です。 それはフェラーリがダメからイベコのトラックでいいや、というようなものです。イタリア車なら何でもいいといっているのと同じです。 単にアメリカ空軍のステルス戦闘機であれば何でもいいということになります。戦略も戦術も関係ない、単なる物欲で戦闘機を選ぶのは如何なものでしょうか。 F−22(が万が一リリースされるにしても)、F−35いずれにしてもすぐには手に入りません。 ヘタをすると調達は10年以上先になります。となれば、数年前から10年先までの約15年程度、新戦闘機は必要ないことになります。少なくとも財務省はそのように判断するでしょう。 またどちらに決まってもこれまで営々と築いてきた日本の戦闘機生産基盤が無くなります。 FXの選定では戦闘機生産基盤を残すか残さないかという議論を最初にすべきでした。 なし崩し的に今までの政策を転換するならば、防衛省は戦闘機関連のメーカーだけではなく、広く防衛産業に関係している企業の信頼を失います。恐らく多くの企業が「ここらが潮時」と防衛産業から撤退するでしょう。 既にアパッチの件で信用が失墜した防衛省に対する不信は大きくなるのは必定です。 無論戦闘機の生産をやめるというオプションにもメリットがありますが、ならばもっと前に決定しておくべきでした。F−2の生産が終わる前に関係各社に対する説明とビジネスの転換に必要な時間、その具体的なサポートを用意しておくべきでした。 実際問題としてF−1にしてもF−2にして開発費は少なく、満足な戦闘機は出来ませんでした。ならば総花的な開発はやめて、機体やエンジンは諦めてレーダーやシステム統合に特化するという道もあるでしょう。 ですがそれは我が国の航空産業の政策の一大転換となります。目先の新しい玩具が手に入ればいいやと、短絡的考えている空自が単独で決定していい問題ではありません。 結局政治にも防衛省にも空幕にも経産省にも当事者意識が欠けています。 特に航空機は経産省、防衛装備は防衛省という担当の縦割りに問題があります。 戦闘機の生産基盤を維持しない方針をとるにしても、今回のFXはライセンス生産を行うべきです。そうでないと防衛産業が足下から瓦解するでしょう。 となればFXはスーパーホーネットとユーロファイターの一騎打ちになるのではないでしょうか。 いずれも一長一短ありますが、ぼくはユーロファイターを薦めます。 まず、第一に欧州製戦闘機を導入することで、これまでの「アメリカのいうことはみんな聞きます病」からの脱却が出来ます。 アメリカも今後今までのような殿様商売や無茶な要求をしなくなるでしょう。 「米国製戦闘機を買わないとアメリカ様がお怒りになる、日米同盟は終わりだ」と、仰る日経を初めとするメディアや政治家、学者(特に米国留学で洗脳されて帰ってきて、その自覚がない人達)などが騒いでおります。 が、こういう人達は無視して構いません。 外交や交渉というものをまったく理解していないナイーブな人達ですから。本人達は自分たちが如何に愚かか自覚がないのが困ったところです。 同盟国だろうとお互いに国益は一致しないのは当たり前です。そこは駆け引きになります。 相手のいうことを全部飲むのが外交ではありません。そのような卑屈な態度は同盟国からの侮蔑を招き、安く見られて逆に国益を害します。 我が国ではインテリと称される人達が、こんな簡単なことを理解できないのですから困ったものです。 第二に技術移転です。米国機を導入してもブラックボックスが多く、技術習得のメリットは殆どありません。実際に100パーセントの技術移転は無理でしょうが、米国よりは多くのものを引き出せます。 またユーロファイターユーザーの定例会議にも参加できます。これは大きなメリットです。 とならば、欧州との協力を今後米国から技術移転を引き出すカードとしても使えます。 さて、「米国との対等な関係を目指す」民主党のお手並み拝見です。 新刊 『防衛破綻 「ガラパゴス化」する自衛隊装備』 は1月10日発売です。 |
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今回のFXですが、F-4EJ改 2飛行隊の置き換えにとどめるのか、それともF-15J初期型の置き換えまで念頭に入れるのかによって選択肢がずいぶん変わってくるような気がします。 |
アイゼンシュタイン 2010/01/07 13:39 |
ライセンス生産をするならば3個飛行隊以上、しかも年生産数を10機以上にしないとかなり割高になります。 |
キヨタニ 2010/01/07 15:14 |
偉大なユーロ軍団の一翼を担うイタリア車に謝れぇ! |
OTTO 2010/01/08 17:59 |
国防を考えるならCX・PXの開発予算でC1を更新し、P3Cを改修。CX・PXの調達予算でFX調達が正解でしょ。FXはAIM120を搭載できればよいF16の防空型が300機以上でしょ。ハリアーもAIM120を搭載できるからハリアーでもよい。これでいけばC130Hも大部更新できる。F2全機とF15Jの初期型100機は戦力外通告の2軍落ちか首でよい。 |
おもちゃの兵隊自衛隊 2010/01/10 20:48 |
ユーロファイター導入で、日英同盟復活が一番だと思う。米中接近のけん制にもなるし。 |
欧州在住 2010/01/11 20:09 |
> おもちゃの兵隊自衛隊、欧州在住 |
日本在住 2010/01/12 01:05 |
タイフーンとホーネットはどっちがうるさいのかな?ホーネットのうるさいのはよく知ってますが。 |
牛馬 2010/01/13 07:07 |
ホーネットの方がうるさいです。 |
キヨタニ 2010/01/13 11:21 |
ユーロファイターを導入すべきと言ってる人は、欧州製と米国製を一緒に運用するのがどれだけ大変か考えてみたらどうでしょうか。 |
ツングースカ 2010/01/13 20:14 |
> 国防を考えるならCX・PXの開発予算でC1を |
にゃんた 2010/01/14 00:52 |
本日3 機種に選定されたそうです。 私もユーロファイターを押します。 |
その通りになりそうです 2010/08/14 00:10 |
FX選定には思惑のある方がそれぞれリークをして、それをメディアが記事にする、という状態が続いております。 |
キヨタニ 2010/08/14 10:47 |
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