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ここ数年、下北沢(以下下北)の知り合いの小売店が相次いで店を畳んでいます。 かなり下北のでの商売はしんどくなっているらしく、最近では古着屋が呼び込みをやっている風景すら見られるそうです。 かつて下北は学生文化、演劇、サブカルのセンターの一つでした。 こういうところではマニア上がりの人間が自分なりのこだわりの店を出したりしては潰れ、あるいは生き残ってきました。 下北でこの手の商売が成立したのは家賃がそれなりに安く、新宿、渋谷、吉祥寺などから微妙に近いけど微妙に不便なロケーションでしょう。 ところが再開発で、地価があかって面白い店が出店できず、出店は資本力のあるチェーン店だけになりつあります。 つまり、他の場所に行けばあるような店ばかりで、ならば新宿、渋谷、吉祥寺などいけばいいや、となります。 昨今の地盤沈下の最大の原因はこれにあると思います。 小劇場にしても今や中央線沿線に結構あります。下北に行く必然性は薄れている。しかも街自体が劇場だったのにその「大道具」がなくなりつつあるので、劇場の集客力にも影響がでているはずです。 確かに再開発で便利にはなるでしょう。小綺麗なオフィスビルも立つでしょう。 ですが、それは有楽町や品川、秋葉原、お台場などもっと集積規模が大きい、あるいはロケーションのいい場所があります。下北に勝ち目はありません。 都市計画をしている人間は小綺麗なオフィスビルが建ち並び、ネクタイを締めて、ヒールの高い連中が闊歩するような街、あるは「どこにでもある有名店」が多数入居しているようなモールの誘致を目指しているのでしょう。 これが田舎のショッピングモールなら他に競合がありませんからそれでも何とかなります。ですが、街同士の競合が激しい大都市では自殺行為です。 もっとも田舎のショッピングモールも実は同じ問題を抱えています。このような施設は地場の起業家のチャンスを摘んでいるわけですし、若者はならば都会の「本物」のほうがいいやと地元を捨てるわけです。 どこもが丸の内や新宿になれるわけではありません。 独自色を失いつつある下北は今後衰退するでしょう。となれば、再開発で大金かけて街を衰退させたということになります。まさに角を矯めて牛を殺すのたとえの通りです。 街の魅力と集客の根元は何であるか、今一度考え直すべきではないでしょうか。 ロンドンではフリーマーケットから発展したカムデンタウンがあります。日本の都市再開発担当者はここらを一度視察してはいかがでしょうか。いろいろと参考になると思います。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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清谷様の気持ちはわかりますが、日本人の国民性として、もしあの下北沢で町を総なめにするような大火災が発生したり、同地を震源地とする直下型地震が発生した場合、下北沢界隈の住民は「こういう町だから災害が悲惨になっても構わないし、復旧が遅れても構わない」などと割り切ることは全く考えることができません。 |
高橋和司 2009/11/18 12:13 |
私も高橋さまの意見と同じ考えを持っています。ただ、再開発をする時、どのようなコンセプトで行うのか…という点では、必ずしも在来型にこだわらず、キヨタニさまがご指摘のような視点を入れても良いと思っております。 |
アイゼンシュタイン 2009/11/18 12:54 |
問題は立地的にはオフィスビルが増えても |
キヨタニ 2009/11/18 15:41 |
自然発生した町並みには深い魅力があります。 |
M14 2009/11/19 17:24 |
キヨタニさんの下北インチキ再開発反対に同意見です。行政はミニ都心の増殖がステータスと誤解なされていますが、ミニ都心など作っても、本家都心の丸の内や六本木には到底敵いません。私の住処の近くの日暮里にも中途半端なミニ都心ができましたが、テナントが半分近く空き家状態で、線路向かいの谷中から見て、なんとも不釣合いな光景になっています。 |
テクノマン 2009/11/20 00:00 |
防衛省、次期戦闘機F35採用へ 約40機の導入想定 |
シロ 2009/11/25 20:56 |
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