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現在クルマ雑誌、「マガジンX」で連載をしております。クルマ雑誌なのにクルマのことを殆ど書いておりません。しかもあたしゃ四半世紀以上ペーパードライバーです。 さて、この連載で防衛省の長島昭久政務官にインタビューを行うという企画が持ち上がり、内局の広報課を通じてインタビューのアポを取りました。日時もきまり、先方からは事前に質問リストを出して欲しいといわれました。 大抵この種の質問リストは箇条書きで出すのですが、ぼくは優しいので、民主党は与党初心者ですから、回答がし易いように懇切丁寧に質問リストを作りました。 ところが政務官ご本人からNGが出たそうです。 これらの質問には答えらないそうです。う〜ん、政治家には無理な質問で、内局の然るべき官僚に聞かないと分からないのでしょうか。でも、民主党は極力官僚ではなく、政治家が発言するといっていますよね。別に全部は無理でもこれとこれはOKという話もありませんでした。 予算と人事は役所のキモです。政策も突き詰めれば予算ということになります。シビリアン・コントロールも然りです。 それについて答えられないというのであれば、民主党は防衛省を掌握していない、ということになると思うのですが、如何でしょうか。 別に政務官からインタビュー自体は拒否されなかったので、もっと答えやすい質問に替えて欲しかったのでしょうか。 せっかくご多忙な政務官に広報レベルで答えられる緩い質問をするもの失礼だと思うのですが、 だとすると、いずれにしてもぼくがしたい質問では無くなります。読者も清谷信一の連載で、そのような原稿は望んでいないでしょう。 というわけで、残念ながら今回のインタヴューは辞退させていただきました。 こんな状態では記者クラブの解体など先の先の話でしょうね。 ついては、もったいないので質問リストを以下に公開します。 ● 22DDH ○ 22DDHが概算要求では残されたが、政府、民主党はあれを護衛艦=駆逐艦と認識していると認識していいのか。それともいわゆる多目的空母と認識しているのか。いずれにしても防衛省が駆逐艦と偽って空母を保有することを黙認することになりはしないか。 仮に空母と認識しているのであれば、護衛艦ではなく空母として運用を練り直す必要が あるのではないか。 昨年の横浜航空宇宙展で海自の海上自衛隊幕僚監部防衛部の装備体系課長、内嶋修1等海佐(当時)は講演で将来多目的空母でF−35のような固定翼機を運用するような構想を披露した。22DDHでは固定翼機を運用する能力が付加されるか。 ○空母を空母として建造するならともかく、護衛艦と称してなし崩し的に空母を建造することは近隣諸国に不必要な不信感と警戒感を招くとは考えないか。 ●「新戦車」と「機動戦闘車」 ○ 防衛省が公開している新戦車のLLC(ライフ・サイクル・コスト)の文書では、新戦車を今後30年にわたり、600輛調達することになっているが、政府、民主党はこれをどのように考えるのか。 ○ 新戦車は軽量で諸外国の3.5世代戦車に比べて防御力が弱い、装備も劣っている。また特に重量の制限があるため近代化も困難である。早々に陳腐化するのではないか。 ○ 本年度予算では新戦車調達が58輛から18輛に減らされたが、認められた。だが新大綱の策定が延期され、戦車の定数も変動する可能性がある。仮に戦車の定数が大幅に減らされる、例えば300輛程度に減らされることになっても新戦車の調達は行われるのか。そもそも戦車の調達数も決定されていないのに、調達を決定していいものか。 ○ 北海道と内地で法律に変わりがないのに、何故90式戦車は北海道でしか運用できないのか。だとするならばそのような欠陥戦車を何故採用したのか。 ○ また内地で90式が運用できないならば米軍のM1戦車や横幅2.5メートル以上の装輪装甲車は有事に運用できないはずである。それとも有事に際して米軍の戦車や装甲車は日本本土で運用できるのだろうか。 ○ 新戦車を採用するよりも既存の90式戦車などを改良したほうがコストが安く上がるのではないか。 ○ 財務省と防衛省の間では現在開発中の「機動戦闘車」を戦車に含めるか否かで、議論があるが政務官はどのように考えるか。また財務省が主張するように「機動戦闘車」が戦車の枠に含まれるのであれば、原稿の戦車の定数600輛でも実質的に削減になるが如何か。 ○ 「機動戦闘車」の調達数は明示されていない。調達数が少ないならば輸入の方がいいのではないか。「新戦車」および「機動戦闘車」の調達は三菱重工に対する補助金ではないのか。そもそも「機動戦闘車」はコマツが開発していた8輪装甲車のバリエーションとして開発される予定だった。何故にまったく別の三菱が開発した車体になったのか。また今後開発されるであろう8輪装甲車はコマツの開発した車体になるのか、それとも「機動戦闘車」がベースになるのか。 ○ 兵員輸送車や歩兵戦闘車、自走火砲などはNATO諸国に比べて数分の一しかない。これでは近代戦を戦えない。戦車だけ調達してまともな戦闘ができるのか。 ●初度費、オフセットについて。 ○平成20年度から装備の調達単価および、その合計金額とは別に初度費が計上されるようになった。防衛省の公開している概算要求などでも初度費の金額が明示されていない。だが防衛省は国民に説明していない(記者クラブでも然り)。 これは装備調達のコストを実際よりも安く見せるためのものではないか。政府、民主党はこの件に関して如何なる見解を持っているのか。 ○ 初度費が導入されたのは、アパッチのキャンセルで防衛省が防衛産業の信用を失ったことが原因となっていると承知している。ところがアパッチの調達のトラブルではまともな原因の究明も、関係者の処罰もない。今後も同じようなトラブルが起こる可能性は無いのか。 ○ 新装備の調達に際して初度費が別途要求されるために、装備調達費がより硬直化するのではないか。 ○ 装備調達に関しては諸外国のように、調達数、調達期間、調達予算額を明示しそれを国会で承認してから調達を行うべきではないか。 ○ 民主党の政策インデックスでは外国製装備の調達に際してオフセットを導入する意向であることが述べられているが、これはどの程度の真剣に検討されているのか。 ● FX ○FX選択において戦闘機の国内生産基盤は維持するのか、しないのか。基盤を維持するにしても機体、エンジン、レーダーなどの搭載機器やアビオニクスおよびそのインテグレーションの全部を残すのか、一部は諦めるのか。 ○ 仮に生産基盤を諦めるからならば、産業側は既存の戦闘機の整備体制も衰え、整備コストも高くなり、また戦闘機の稼働率も低下すると警告しているが、これをどのように受け止めるのか。 ○ 仮に生産をやめるのであれば、「心神」の開発も必要ないのではないか。また産業界には早めに通告を行い、業務転換などのリードタイムを与えるべきではないのか。結論を先延ばしにすれば戦闘機だけではなく、防衛産業界の信頼を失うのではないか。更にそれは特に下請け企業の防衛産業離れを加速するのではないか。 ○ 現在防衛産業から撤退する企業が相次いでいる。 ●宇宙基本法 ○ 宇宙基本法により、防衛省が直接人工衛星を保有、運用することが可能になったが、そのコストは現在の防衛費の枠内から賄われるのか、それとも追加の予算が手当されるのか。前者であれば装備調達費が削減され、更にMDの予算によって更に通常の装備調達が削減されている。衛星関連の予算に通常装備調達予算が圧迫されるのでは。 ● セーター支給など ○諸外国の軍隊で当然支給されているセーターなどの基本的な衣料が、予算不足を理由に官品として支給さいれてない。このような現状をどう考えているか。 ● 医療部隊 ○ 衛生部隊では医師法に縛られてまともな救護活動が出来ない。このため医療関連の装備調達が後回しにされている。例えば装甲救急車も医療用専用ヘリも保有数がゼロである(我が国からODAを受けているトルコは相当数を保有している)。また、各隊員に配布すべき対NBCキットやモルヒネなども支給されていない。このまま実戦を行えば、他国に比べて何倍もの死傷者が発生すると思われるが、これは放置していいのか。 ●防衛産業と武器輸出規制について ● 定員などについて。 |
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「軍服海外調達『聞いたことない』」 北沢俊美防衛相の無知
北沢俊美防衛相が行政刷新会議の「事業仕分け」で、自衛隊の制服購入費が海外調達などによる縮減を求められたことについて 「軍服を海外に依存するなんて話は世界中で聞いたことがない。その国と危険な状態になったら、おんぼろ服で事に臨むのか」と発言したそうです。 ...続きを見る |
清谷信一公式ブログ 清谷防衛経済研究所... 2009/11/29 11:23 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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大変、興味深い質問内容ですね。是非、政府(防衛省)の公式見解を聞きたいところです。が、失礼ながら、長島昭久政務官殿には、この質問に答えるだけの知識がないと思います。キャンセルになってホッとしているかもしれません。 |
アイゼンシュタイン 2009/11/06 08:42 |
「おおすみ」がボケをかます前振りみたいな感じですね。 |
あっくん 2009/11/06 09:28 |
>もったいないので質問リストを以下に公開します。 |
M14 2009/11/06 09:28 |
防衛は二の次三の次で、外国人への参政権付与が優先されるのが民主党の「友愛」なのでしょうか。 |
矢野 2009/11/06 18:36 |
何これ、日本の国防の足を引っ張るつもりか。 |
カバ 2009/11/06 20:37 |
民主党の無知無理解ぶりを突っ込みたかったのでしょうが・・・質問内容、というかその質問の前提条件になっている憶測や思い込みが痛すぎる・・・。 |
天雪 2009/11/07 01:44 |
見るだけで目まいを起こしそうですね。若葉マークの長島さんに、この質問はきついと思いますよ。まずは「好きな才能(タレント)は」などの当たり障りのないものから入らんと。挿入の後の前戯なんて編隊非行です。 |
まずは前戯から 2009/11/07 08:11 |
もっともな質問ですね。公開、ありがとうございます。 |
カド 2009/11/07 21:39 |
僭越ながら質問内容を勝手に評価:-P |
Null_Devices 2009/11/09 23:56 |
>天雪さん |
anto 2009/11/10 23:05 |
素朴な疑問なのですが、現在、日本の置かれている状況を考えた場合、戦車は600両も必要なのでしょうか。また、大量の戦車をどのように使うことを考えているのでしょうか。少なくとも北海道の原野で、上陸してきた正規軍と戦車戦を繰り広げるとは考えにくいのですが。 |
アイゼンシュタイン 2009/11/11 16:49 |
我が国本土で機甲戦が行われる可能性は現状きわめて低いと思います。 |
キヨタニ 2009/11/11 17:21 |
>>新戦車は軽量で諸外国の3.5世代戦車に比べて防御力が弱い、装備も劣っている。 |
通りすがり 2009/11/11 17:49 |
キヨは頭おかしいからしょうがない |
2009/11/11 21:21 |
んー…、よく分からないんですけど |
???? 2009/11/11 23:06 |
では、600輛を維持するとして、相応に相応しい、歩兵戦闘車、機械化された砲兵部隊、その他支援部隊を構成するに必要な装備がありますか、ということです。 |
キヨタニ 2009/11/12 11:14 |
本テーマと直接関係がないのですが、現在、行政刷新会議で行われている事業仕分けに「自衛隊の装備」が含まれているという話があるのですが、キヨタニさまは、本件はご存知でしょうか。 |
アイゼンシュタイン 2009/11/12 13:15 |
行政刷新会議に関して確固たる情報がないので |
キヨタニ 2009/11/12 15:33 |
>防衛省は新戦車の調達と平行して現用戦車の近代化も行うといっています。 |
2009/11/13 00:16 |
>個人的には戦車は200〜300輛もあれば充分だと思います。 |
ripper 2009/11/13 17:06 |
配備はドクトリンや運用思想によって変わってくるでしょう。 |
キヨタニ 2009/11/14 11:05 |
>>では、600輛を維持するとして、相応に相応しい、歩兵戦闘車、機械化された砲兵部隊、その他支援部隊を構成するに必要な装備がありますか、ということです。 |
あのー 2009/11/15 00:21 |
結局、対戦車戦以外でも陸では戦車の役割は極めて重要(特にその装甲は他では代替不能)だから「上陸してきた敵戦車と戦う」ってのが無くても必要だとは思うんですが |
anto 2009/11/15 00:42 |
キヨ=アイゼンシュタイン?w |
裃 2009/11/19 14:02 |
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112700225 |
へろ 2009/11/28 18:38 |
>北沢俊美防衛相 |
キヨタニ 2009/11/29 10:37 |
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