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zoom RSS ユーロコプター・ジャパンがユーロヘリを吸収

<<   作成日時 : 2009/04/07 19:53   >>

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ユーロコプターの日本法人、ユーロコプター・ジャパンが伊藤忠との合弁の販売会社、ユーロヘリの株式の9割(残りの1割は伊藤忠が保持)を収得して、事実上吸収し、4月1日からユーロコプター・ジャパン株式会社となりました。

 意外に知られていませんが、ユーロコプターは我が国の防衛省以外の官民ヘリコプター市場で57パーセントのシェアを占めています。
 先日防衛省向けではEC−135が海自の練習用ヘリの計画を獲得、VIP輸送以外では初めて防衛省での実績をつくりました。

 今後同社は防衛省に対するセールスも拡大していくそうです。

 今回のこれがきっかけとなって、海外軍事関連メーカー商社外しが加速する可能がでてきます。商社の方でも防衛省向けの売り上げは減少しており、防衛産業から撤退あるいは部門の縮小を行っているところもあります。

 またアグスタ・ウエスランド製のMCH-101の採用に続き、同社の海自の練習ヘリが採用されましたが、これらは欧州ヘリ・メーカーの防衛省向けセールスの拡大につながるでしょう。

 同時にこれは国内のメーカーにとっては仕事の減少という形になるでしょう。
 今後は恐らくかつてのように何でもかんでもライセンス国産、とはならないでしょう。

 現在、我が国には3社のヘリメーカーがあります。
 しかも外国はともかく、自衛隊以外の官需および民間市場での日本メーカーのシェアはほぼゼロです(例外はユーロコプターと川重の共同開発のBK117シリーズ)。
 つまり、民間市場に打って出ることなく、官需で食いつないできたわけです。そのような田舎の土建屋のようなメーカーが3社も必要なのでしょうか。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど、へりは、独占状態だったんですね
長田ドーム
2009/04/07 21:35
【「防衛構想変わらない」F22生産中止方針で官房長官 産経新聞 2009.4.7 12:12】
別件ですが、やはりF22は生産中止になるみたいです。航空自衛隊はやはり何がなんでもF22が
採用したいのでしょうか?
【清谷さん情報が有れば教えて下さい。】

早くF4の後継機を選定すべきです。
以前、清谷さんが指摘しておりましたが空自は
ユーロファイターを導入すべきです。
F15E改の提案が有るみたいですが、ユーロファイターの方が断然日本に有利な条件で契約できると思います。欧州兵器を導入して米国いっぺんとうから脱却すべきです。日本の今後の航空産業の為にも是非ユーロファイターが導入される事を希望致します。
でも多分、米国の圧力に負けてF15E改を導入すんじゃないか?と思っています。
納税者として納得できないですが、空自に要望でもしたいなと思います。
紫電改
2009/04/07 21:38
輸入品調達が厳しくなって、ほとんどストップしているという話もある様ですが。
以前は輸入品のチェックが国産品より緩かったのが、厳格になっているとか。
K
2009/04/08 06:48

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