清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 気象用語に軍事用語転用は不可とは、失笑な。

<<   作成日時 : 2008/12/28 11:53   >>

ナイス ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 11

「ゲリラ豪雨」…表現どう?分かりやすさ○ 戦争連想×
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000030-yom-soci


「ゲリラ豪雨」がイカンらしいです。

気象庁天気相談所の菊池正所長は「戦争を連想させる言葉を政府の機関として使うわけにはいかない」ときっぱり。NHKの「おはよう日本」で気象予報を担当した経験もある気象キャスターの田代大輔さん(36)も自らのブログで、「分かりやすければ、どんな言葉を使ってもいいのでしょうか」と疑問を投げかけた。

 この人達、バカなのでしょうか。

 気象のことを知らないのでしょうか。そもそも気象学の研究が発達したのは軍事のためです。明日天気になったら買い物に行こうとか、そういう庶民のための天気予報のために気象学が発達してきたわけじゃありません。
 気象学は殆ど軍事の一分野といっても過言ではありません。気象用語=軍事用語といってもいいくらいです。

 政府の機関が軍事用語を使ってはいかんのなら、防衛省も、経産省も、外務省も軍事用語はNGとなります。外国と軍事に関する条約も締結できなるなります。「地雷」とか「クラスター爆弾」とか条約の文言にはいるようなものは起草できなくなるし、署名もできなくなるでしょう。

 気象庁は米軍をはじめ、外国の軍隊の予報情報なども参考にしていると思いましたが、気のせいでしたか。

 そんなに軍事が嫌なら、軍事用に開発あるいは発達してきた人工衛星やレーダー、コンピューター、GPS、インターネット、通信機を使うのをやめて、下駄を投げて明日の天気を占ってはいかがでしょうか。

 そもそもゲリラとは今や別に特殊な軍事用語とは言えないでしょう。「ゲリラ的に〜する」というようによく使いますし。軍事から転じて一般に広まった言葉はごまんとあります。

 ならば「秋雨前線」とか、気象庁の「スタッフ」とかも「戦争」連想するし、「レーダー」も呼び方を変えて欲しいものです。

 いっそのことスポーツ界からも軍事用語を追放してはどうでしょうか。「巨人軍」とか「攻撃」とか「守備」とか「オフェンス」とかも禁止にしたりして。

 ファッション業界なら「トレンチコート」とか「エポレット」とか「カーディガン」とかの言葉も追放するべきでしょう。

 ことわざなども「勝って兜の緒を締めよ」とか禁止にすると世の中平和になるんでしょうか。

 大佐を1佐とか、水上戦闘艦を護衛艦と言い換えているから自衛隊は「平和団体」なのでしょうか。

  軍事用語を使わなければ世の中が平和になると思っているのでしたら、頭が相当粗末です。
 売春を援助交際と言い換えれば売春が減るのでしょうか。それもとも売春はダメだが、援助交際はOKなのでしょうか。援助交際などという言葉を使うから年少者の売春が増えるんです。

  前の戦争では「敵性言語」である、英語を禁止しました。野球で「ストライク」は「良し一本」とかいってました。それで戦争に勝てましたか?むしろ日本語を一生懸命勉強し、日本を研究した連合軍の方が勝ったわけです。軍事にかんする言葉を排除すれば平和になるなら誰も苦労はしませんよ。
 軍事用語を使うなと主張するのはベクトルが違うだけで、当時の軍部のエライさんたちと同じメンタリティと知性のの持ち主ということです。


 そんな考えの人がメディアや政治家、いわゆる知識人に多いから、「兵站」を「後方」と言い換えて、あたかも別な概念かのようなイメージを天下のNHK様はじめマスメディアが垂れ流しているのでしょう。
 こういう考えの人が公的機関のそれなりの役職にいること自体問題です。ですから東大の小森某とかいうトンデモオヂさんが教授として禄をはんでいるのでしょう。

 このような胡乱な主張をする人達が実は平和の一番の敵です。

 気象庁天気相談所の菊池正所長や気象キャスターの田代大輔氏は気象自体よりも、気象の歴史と一般常識を勉強した方が宜しいのではないでしょうか。
 もっともこの人達は「平和原理主義者」みたいなので、いくら何を勉強しても無駄かも知れなせん。気象を研究するのに知性も、客観性も必要ないのでしょうか。

 



 何故かクルマ雑誌で連載をしております。今月は装軌式と装輪式装甲車の比較などをしております。

 


設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い 面白い
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
民事訴訟とか“攻撃”“防御”ってまんまの用語が使われてたりするワケですが、こんな議論なんて聞いたこともありませんな。
truly_false
2008/12/28 12:08
キヨタニさんはホントにおもしろい人ですね。思わず「♪☆\(^0^\) ♪(/^-^)/☆♪」で大笑いです。言われてみれば今の文明は戦争の副産物ですな。ちなみに電気抵抗のRはおフランスの民兵組織レジスタンスからの引用だとか。
以前、何とか評論家でNHKのインタビューで一度拝見しましたが来年はTVでも活躍して欲しいです。NHKお抱えのあの軍事評論家のオッサンはTV映りが悪いです。受信料を払ってないので直接大きな声ではいえませんが。
蟹工船
2008/12/28 20:25
清谷さん
いつも楽しみにブログ見させて頂いております。別の話で申し訳御座いませんが、自衛隊のFX選定の件でユーロファイターが優勢になっているみたいですが、何か詳しいお話ご存知有りませんせしょうか?ユーロファイターを導入すれば、これまでの米軍空軍一辺倒から脱却できると思います。今度ブログにでものせて頂けませんでしょうか?
 
紫電改
2008/12/28 20:50
FXに関しては今月の航空情報に寄稿しております。ご覧になってください。またFXに関しては来年にあれこれ書いていくつもりです。
キヨタニ
2008/12/28 22:08
連想というのは個人差があるのでよく分からないが。

「ゲリラ豪雨」というのはもっと良い言葉が無いものかと思っていた。
やっぱ他に適当な言葉がないんだろうなあ。


>気象のことを知らないのでしょうか。そもそも気象学の研究が発達したのは軍事のためです。明日天気になったら買い物に行こうとか、そういう庶民のための天気予報のために気象学が発達してきたわけじゃありません。
>気象学は殆ど軍事の一分野といっても過言ではありません。気象用語=軍事用語といってもいいくらいです。


このへんは特に関係無いと思うんですよねえ。
気象学が軍事のために発展しようが知ったことではないですし、ゲリラ豪雨というのはマスコミの造語だし。
そのような関係から転用されているので?
「前線」とか単に連想上の都合が良いからに過ぎないと思ってましたが。
abcd
2008/12/29 01:28
某医療関係の研修会で「戦略」というのが好ましくないというので「方略」と呼び変えて治療方略とか指導方略などと言っているのがありました。そのくせ研修会のスタッフを「タスクフォース」(=任務部隊)と呼んでおり、人手不足なのでタスクフォースを募集してます!!などと言っておりました。研修会自体も「戦略」に欠ける面白みのない内容だったので感想にヘンな言い換えをするなと、そして軍事用語についておもいっきり書いてやりました。
SNK22
2008/12/29 05:39
 イタリアのTV天気予報では、軍人(おそらく空軍)が制服姿で、お天気お姉さんをやっていますね(見たのは男性でしたが)。
らりぱ
2008/12/29 10:38
逆説の井沢氏なら穢れと清めの発想だよねと言うでしょうね。(すでに言っているかも)
ウーロン茶
2008/12/29 21:43
あの〜、いまさらだけどさ、

この内容、週刊オブイェクトのパクリじゃねえーの?
少なくとも後追いじゃあるよねw
親切伍長
2009/01/06 10:56
あの〜、いまさらだけどさ、

この内容、週刊オブイェクトのパクリじゃねえーの?
少なくとも後追いじゃあるよねw
親切伍長
2009/01/06 10:56
三流軍事評論家がダミーのネタに釣られおってからに(爆
いま気象庁関係で本当に安全保障に関わる大ネタといえば、気象研究所の独立行政法人化問題と、それに続いて計画されていることなんだがなあ。
それに気付く能力も、ましてや気象庁の組織担当に取材する発想もないモノ(←「者」と表記していないことに注意)が軍事ジャーナリストとやらを名乗るのは遠慮したほうがいいですよ?
だいなすてぃ大前
2009/01/17 21:46

コメントする help

ニックネーム
本 文