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zoom RSS アキバの例の事件に関して

<<   作成日時 : 2008/06/27 07:34   >>

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 以前コメント欄で何故アキバの件を書かないのか、というコメントを頂きました。
まあ日本を出る直前だったということもあります。
 そういえば出発の前日には例のセバスチャンから電話がありました。彼の勤務先は現場のすぐ近くで、事件を目撃していたそうです。

 ぼく個人的にはこの事件に関してあまりコメントする気はありません。

 どうしてこんな事件が起こったか、なんて本人にしか分からないでしょう。本人もわからないかもしれません。
なんとなく説得力のありそうなコメントを識者やら学者がしていますが、それは単なる推理にしかすぎないわけです。


 非常に希有な事件を元にそれを一般論にまで拡大したり、世相を語ったりするのは非常に無理があると思います。まあこじつければ何とでも言えます。宮崎勤の事件の時も同じようなものでした。
 で、今の世間が悪い、となるわけです。ではかつて事件が起こらないようなこの世の楽園のような世間があったのでしょうか。

 我々が、どうすべきか。なんてわかるはず無いでしょうが。人を轢き殺して、ナイフを振り回して更に人殺しをするという事件がそうそうおこるわけないでしょうに。
 特異な事件に備えると大変です。女房に殺されて、バラバラにされたり。子供の同級生の母親に子供を橋から投げおとされたり、警察官がストーカーになったり、こんなのにすべて対策を講じていては日常生活をおくれなくなるでしょう。
 また人間の世界でこういう事件をゼロにすることも不可能でしょう。

 これが痴漢冤罪事件ならば誰にでも起こりうるわけで、対策を講じたり警察の対応を批判することには意義があるでしょう。


 人間誰しも他人、ことに異性に認められたいという欲求はあるわけです。女にもてないなんて男の普遍的な悩みです。おたくの中には異常に自我が肥大しているのが少なからずいます。女の子を口説くことが出来ない。振られることが恐いからです。
 かといって風俗に行くのもこれまたプライドが許さない。他人から見れば鼻くそみたいなプライドなんですが、本人はそれが傷つくのを病的に恐れる。
 女の子に振られても諦めずにトライ&エラーを重ねていけばなんとかなるもんです(ただしあまり高望みはしないこと。分相応を心がけることです)。振られて恥をかいたら、それを肥やしに次の女の子を口説けばいいだけのはなしです。性的な自信がなければ、お風呂のお姐さんに、教えを請えばいいじゃないですか。

 女に振られたら「人生至るところに青山あり」で、もっといい女を捜せばいいやとか。自分も自分が思っているほどたいそうなものじゃないや、ということがわかったりするわけです。
 ところがそれを初めから諦めている。


 それで自分をロリコンだ、二次コンだと自分で自分にいいわけしたりします。

 こんなのはそこらにごまんといるわけです。では彼らが皆人殺しをするといえば違うわけです。もっとも2ちゃんやブログで人様を口汚く罵ったりしてカタルシスを得ている輩も少なからずいるわけですが、殺人まではしないわけです。

 繰り返しますが、非常に希有な事件から普遍的な教訓を得ようとしたり、社会のゆがみのせいにして社会批評らしきことをすることは無駄だと思います。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ダンテが神曲を書いていた頃のフィレンッツェで1人で死ねのが怖いから、とうりすがりの人達をナイフで連続殺傷して殺していたという事件がありましたが…。これと似たような事件だな…。と思いました。 それにしても、文豪谷崎潤一郎の作品にはロリや不倫などを扱った作品が多数あるのに…。模倣犯罪がおこるから絶版しろとか発禁しろとか、言わないのは不思議ですね…。犯罪者がゲームやマンガやアニメの愛好者だったら、ガンガン言うくせに…。まぁ…。かの三島由紀夫も大蔵官僚が美少女にハァハァして不倫をする小説や滝沢馬琴が水滸伝のキャラを全部美少女キャラにして、108人の美少女キャラの小説を書こうとして、挫折したりしたのに…。そういう事に一切触れないマスコミの二重基準っていったい。
お茶菓子
2008/06/27 08:17
18世紀のことですが、ゲーテが「若きウェルテルの悩み」を発表したとき、ウェルテルの服装を真似する男が腐るほどいたそうです(今でいうコスプレですね)。ウェルテルの真似して人妻に実らぬ恋をして悲観して拳銃で頭をぶち抜く奴まで何人も出た。ライプチヒ市議会は「ウェルテル」を発禁処分にしたそうです。模倣犯罪が起こるからこういう作品は絶版にしろ発禁にしろとぬかす手合いは何時の時代にもいるものなんですね。
きるすてん
2008/06/27 09:37
教科書に掲載されている森鴎外の高瀬舟の剃刀で喉を切るシーンが残酷だから、15禁にしろ!と文部科学省に抗議した共産党支持者の徳島県のオッサンがいたそうです。
アイリッシュコーヒー
2008/06/27 10:36
希有な事件だとは思いますが、類似の「個人テロ」が多発している現状は無視できないのではないでしょうか?

私が気になるのは、警察がこの種の事件に対して過去の教訓に学ぼうとしないところです。たとえばクルマを暴走させて歩行者の列に突っ込み死傷させる事件は過去にも数件ありました。歩行者天国やアーケード街の出入り口に車止めを設置しているだけで、犯罪リスクはかなり回避できると思うのですが・・・。

あとは事件後の万世橋署の対応にも問題があります。これ見よがしに大通りに警官を配置して、警棒を抜いて市民を威嚇するのは警備という範疇を逸脱しています。もそもあのような警備で類似事件を回避できると本気で信じているなら、彼らは無能としか言いようがありません。
ドラゴン山崎
2008/06/27 12:46
コメント欄で昔の変な事件を書いてくれていて面白い。
昔からずーといたんだろ、こういうのは。
abcd
2008/06/27 21:37
戦前の東京朝日新聞を読むと、男を取られた恨みで、取った相手方の女性の性器をえぐり取る熟女の殺人事件とか、神戸女医が男に金を貢いでいたが、男に裏切りにあって、「チフス菌入り毒饅頭」を相手に食べさせて殺害したり…。という記事が掲載されたり、または痔と不倫に悩んでいた芥川龍之介が「将来に対するぼんやりとした不安」という遺書を残して自殺したり…。谷崎潤一郎なんてハゲでロリから銀座のホステスまでストライクゾーンが広くて…。という淫獣というか性豪だったりしているし…。これらの事を今ならばマンガやゲームやアニメのせいにしているだけの話です。皮肉をいえば戦前の東京朝日新聞の社会面なんて今の東京スポーツの社会面と変わらないものです。ただし、この事を知らない人間が神視点で新聞やテレビでマンガやアニメやゲームに責任転換して説教しているだけです。
お茶菓子
2008/06/28 05:51

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