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zoom RSS 霊感商法と「まともな宗教」の分岐点は?

<<   作成日時 : 2007/12/23 12:31   >>

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警視、肩書入り名刺で勧誘 「神世界」の霊感商法事件
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007122201000530.html

 現職の警視が「霊感商法」に関わったことが問題となっていますが、何をもって霊感商法というのでしょか、いまいちぼくにはよくわかりません。

 「神世界」が非宗教を装って宗教法人のまねごとをやっていたからでしょうか、巻き上げたカネの額が多かったからでしょうか。

 インチキといえば新興宗教に限りません。成田山新勝寺の交通安全のお札だって効能が証明されているわけでありません。実際成田山に初詣にいった帰りに交通事故に遭ったりした事故もあります。
 日本の神社仏閣はそれこそ家内安全、魔除け、商売繁盛、受験合格、交通安全など現世利益がかないますと宣伝して、善男善女、ガキのポケットに手ェ突っ込むような商売をしておるわけで、「神世界」とそれこそやり口は同じです。
 もうすぐ初詣の季節ですが、賽銭だってリターンが保障されているわけじゃあありません。

 また仏教の葬式の戒名だって同じです。サラサラと戒名書いて売れっ子のコピーライターの何桁も高いギャラを取る坊主も多いわけですが、戒名のお陰で極楽にいけたかどうか、その投資に見合ったリターンがあったかどうか検証されたこともありません。これだって霊感商法でしょう。

 これは創価学会の副会長に聞いた話ですが、坊主があれこれ金を集めるような「ビジネスモデル」をつくったのが江戸時代だそうです。やっていることは今の新興宗教と変わりはしないわけです。

 カソリックだって宗教裁判とかで巻き上げた汚い金をしこたま貯め込んで今にいたっているわけです。本来、そうした金や巨大な教会とか売り払って搾取された庶民や植民地化されたアジア、アフリカ、ラテンアメリカ当たりの国家に賠償金でも支払うべきだと思うのですが、そういうところはほっかむりです。


 また、創価学会に入れば健康になるとか、病気が治るとか勧誘されたことがあります。が、勧誘していた本人や家族がガンで死にました、こいうう例はぼくの回りにゴロゴロしているわけです。

 まあ宗教は商行為でないからリターン求めるのはおかしいというのでしょうが、だったら病気が治るとか縁談恵まれるとかいって勧誘したり金品を要求するのはやめて欲しいのです。あなたが尽くしても神様が助けてくれるとは限りませんよと諭しながら勧誘して欲しいものです。

 新興宗教がよくやり玉にあがるのですが、キリスト教だって回教だって元は新興宗教なわけです。いつの時代、あるいは発生からどのくらい経てば「新興宗教」じゃなくなるのでしょうか。

 
 また誰とは言いませんが、やたらとTVに出てくるインチキ臭い「スピリチュアル」だの「ヒーリング」系の連中も似たか寄ったかです。ぼくにはインチキのオーラを発しているように思えるのですが…・

 こういう事件があると迷惑するのが宗教と関係なく気功や整体をやっている人や、まっとうな宗教家兼気功家が迷惑する思います。現代医学という「宗教」しか信じない連中がこれらを非科学的とかインチキ宗教の一緒にして非難したりもします。

 宗教とは多かれ少なかれマインド・コントロール(それは欲望を制御したり、他者への思いやりを涵養したり、必ずしも悪いことでないのですが)がかわってきます。これを規制するのは難しい。信仰の自由を制限することになるからです。まあ、それが騙される自由もあったりするわけです。安物の壺にに100万円払って幸せになるのも、ゴッホの絵に1億円払うのもたいして変わらないような気もしますし。本人にとっての価値観と、世間での相場には常に差異があるわけです。


 かくも宗教とは剣呑な存在でありますが、とりあえず個人的には宗教法人も営利企業と同じ法人税率を適用することが宜しいかとは思います。宗教法人から税金をキチンととってその金を公共の福祉につかうべきです。
 神仏は税金が嫌いと主張している「宗教家」も多いとは思いますが。

 でも何で昔から神仏はお金が好きなんでしょうか?神仏だけではなくてそのエージェント=代理人をやている宗教家がお金が好きだけなのでしょうか?

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内 容 ニックネーム/日時
>本来、そうした金や巨大な教会とか売り払って搾取された庶民や植民地化されたアジア、アフリカ、ラテンアメリカ当たりの国家に賠償金でも支払うべき
これに似た方向性なのが、解放の神学ですね。完全に異端扱いですが。

>宗教法人も営利企業と同じ法人税率を適用することが宜しい
これに最も反対しているのが創価学会かと。でなくとも、これに賛成の宗教団体なんて新旧問わず存在しないんじゃないかと思います。それでも導入を強行する政治力のある政治家・政治勢力なんて今の日本では考えられません。
とーりすがり
2007/12/25 07:40
霊感商法と宗教とはまったく違うとおもいます。死や死後の世界など、見えないものに対して、不安や恐怖心への慰めになるのが宗教で、それらを利用して恐怖感を植え付けようと必死になるのが霊感商法です。
スプリングフィールド
2009/04/28 20:54
自称超能力者、星椎水精という人間が立ち上げているホームページをご覧になれば、まともな宗教との違いはお判りになると思います。
「先祖供養」で検索すればトップのほうに出てきます。特に、毎日更新されているコラムをお読みください、脅し文句のオンパレードですから。
こういうものこそが霊感商法と言えるのではないでしょうか。
カルト嫌い
2010/03/02 13:19

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