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世間様では明けても暮れても守屋守屋です。 ですが、こんなことばかりを騒いでいていいのでしょうか。 ハッキリ言えばこれはある意味、すでに過去の問題です(問題ではないとはいいませんが)。 更に重大な問題、あるいは「今そこにある危機」の方が深刻です。それは現在防衛省では目先の経費削減で商社やメーカーの利益が減っていることです。 どこも接待どころか、天下りの受け入れにも渋くなりつつあります。何しろ準大手の総合商社が高々200万円程度の入札に応札してくるご時世です。まさになりふり構わずです。 こんなことはちょっと前までありませんでした。 ぼくは経費節減、調達費の効率化自体には無論異論はありません。問題は当局の点数稼ぎのために担当者が目先の削減にばかり目がいき、将来を見据えた戦略的なデザインを欠いていることです。 商社もメーカーも営利企業ですから儲からなければ、事業から撤退します。例えばこのままマージンが減り続ければ、防衛産業から撤退する商社がゾロゾロでてきます。 そうなった場合、防衛省は自分たちで輸入を行えるのですか、ということです。現在の装備施設本部は約600名、対して英国防省の同様の組織であるDE&Sは約2万9000名です。 経理装備局が約250名、合わせて850名に過ぎません。 英国と同等の人数にするならば少なくとも2万8000名の防衛省職員の増員が必要です。陸自の4個師団分の人間が必要です。 一人あたり平均して人件費が1千万円(給与、社会保障費、各種手当て、教育・訓練費、出張旅費、リクルート代など間接費用含)として、年間に最低掛かるコストは2800億円、になります。 つまり防衛省全体の定員を増やさないのであれば陸自4個師団分の人員を削減しなければならない、人員を増やすのならば2800億円(実際はオフィスなどの増設など経費は更にかかります)の固定費用が毎年かかることになります。 防衛費を上げないのであれば、装備調達費以外のその他の支出を大幅に削減する必要があります。 完全に商社を排除した場合、最低2800億円ぐらいの装備調達費(あるいはライフサイクルコストも含めるなら教育、整備、維持費なども含めて)コストを削減できなれば、増員をするメリットはない、あるいは商社に任せておいた方が安上がりということになります。 防衛省にその覚悟はありや、ということです。防衛省だけではありません。批判するマスメディアはそこまで計算して報道しているのか非常に疑問です。 これは商社だけではなくメーカーも同じです。業界の再編というグランドデザインを描かずに、目先のマージンを削るだけでは、ぼくが前から指摘しているように、防衛産業から撤退する企業が相次いで近い将来防衛産業は確実に衰退し、「そして誰もいなくなった」という事態になりかねません。 特にメーカーの場合、特殊な技術をもった企業が撤退した場合、その回復は容易ではありません。 ですからぼくは常に調達の合理化と業界の再編、メーカーや商社の一定水準の利益の確保をセットで訴えてきました。 コスト削減は業界の再編をにらみながら戦略的に行わなければならないということです。ところがイソップ童話ではありませんが、防衛省が今やっていることは金の卵を取るために雌鳥をしばいているわけです。 今回の守屋騒動で木を見て森を見ないような商社悪者論をやたらに振りかざせばそれは、取り返しのつかない結果になります。一歩先を見なくてなりません。水に落ちた犬を叩いて遊んでいると思わぬ火傷を負うことになります。 現在そして未来の調達をどうするか、防衛産業の基盤をどう整備していくのかという問題の方が、守屋氏の悪事という「過去」の精算と追及よりも深刻かつ重大であります。 誤解がないように申しておきますが、守屋氏の件は現役職員たるその子飼いの連中含めて徹底的に摘発をやるべきで、かつ再発防止策も徹底すべきです。 それはそれ、これはこれで別個に考えるべきアジェンダであり、味噌も糞も一緒くたではいけません。 軍事を知らずして平和を語るな
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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元国防総省ラムズ長官は、納税者負担を軽減しながら、防衛力の強化を図る提案を市民側へ要請している時代にありて、 |
guest 2007/11/03 05:45 |
>批判するマスメディアはそこまで計算して報道しているのか非常に疑問です。 |
シロ 2007/11/03 11:24 |
guest氏、不気味な投稿はそろそろやめるべきだと思います。せめて空気を読むべきかと。 |
けけけ 2007/11/03 11:41 |
なるほど、企業を圧迫するのも結果的に自分の首を絞めることになるんですね。 |
長田ドーム 2007/11/03 15:58 |
なるほど、企業を圧迫するのも結果的に自分の首を絞めることになるんですね。 |
長田ドーム 2007/11/03 15:59 |
GEが山田洋行と日本ミライズの両方の代理店契約を解約したようです。 |
成田の近くの住人 2007/11/04 10:30 |
けけけ先生へ、不気味と思うそのセンスがすでに大本営ダス。これは地球規模の未来防衛学である。 |
guest 2007/11/04 10:51 |
guest はん。 |
落武者 2007/11/04 11:59 |
The All:「引いてます」だろうが、引かないだろうが、役人の暴走を阻止し、ボーダレスで地球規模の合理性を探求しない限り、国家(幕藩)や旗本の命運を左右する半導体研究新世代なる¥年収100万円以下の奴隷階層を救済する道は無し! どう考えても、役人のセンスは、もう時代にズレまくりだ。守屋問題とは |
guest 2007/11/04 14:37 |
キヨタニさんへ、私の書き込みがご迷惑でしら、訪問や書き込みを止めましょうか? 地球規模の善き防衛は、国防総省の方針でもあると、認識す。 |
guest 2007/11/04 14:45 |
guest氏は以前からいつも指摘してるんだが、まず仕組みというものに対しての |
ななし 2007/11/04 15:28 |
官僚たたきもいいが、現実そういう役人をつかって国益のために動いていかねばならんのだよ。官僚を使いこなす政治家がいないから、こういう問題がおきている。だから小池大臣も辞めることになったんだ、こういう構図をどうやって解決するのか、もっとそのあたりもケシカランばかりじゃないく代替案なりだしていこうよ。 |
ななし 2007/11/04 15:32 |
guest氏は、なんというかユニークな論説をお持ちなので、一般人にすぐ理解できるような主張ではないのではないでしょうか。清谷さんのHPのコメント欄で主張しても、恐らく理解されえないでしょう。ご自身のHPでじっくりと主張なさるのが吉かと。 |
けけけ 2007/11/04 16:53 |
「引いてます」というより、ぜんぜん意味がわから無いので読む気がしません。 |
ななし 2007/11/04 17:03 |
コメントにレス失礼します |
unimaro 2007/11/04 18:03 |
エントリを一言で要約すると |
彩葉 2007/11/08 13:16 |
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