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zoom RSS 便所と日本と西洋と

<<   作成日時 : 2007/11/20 00:01   >>

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 欧州にいくと日本人が戸惑うのが街中の便所の少なさです。デパートやコーヒーショップ、果ては駅まで日本に比べると便所が少ないことです。本当に少ない。駅などでもあっても有料だったりします。アメリカも同じだそうです。

 まあ、慣れてしまうと何とかなるものですが、結構困ることも多々あります。まあ、現地の人も困るようでパリやロンドンの大通りには無人の有料便所があったりしてます。

 カフェやパブなどには必ずと言っていいほどトイレはあるのですが、トイレだけ使うと怒られた利する場合があります。かといって優雅に飲み物を飲んでからおもむろに、と行かない場合も多々あるわけです。
 
 日本人、特に一人旅の場合はこういうとき困ります。注文をして荷物をおいたまま、トイレに行こうものならかなりの確率で置き引きに遭います。
このようなときには店の人間にトイレの場所を聞いて、トイレで用を済ませてからカウンターでコーヒーなどを注文する。あるいは先に飲み物を注文しておいてから、荷物をもったままトイレに行くわけです。

 簡単なことなんですが、ぼくも昔は結構迷っていました。

 何でこんなにトイレが少ないかというと、かつて欧州の大都市では住居にトイレがなく、オマルを使っていたからです(多分。ベルサイユ宮殿でもおまるだもんなあ)。で、おまるの中身を道路にぶちまけていたわけです。こら伝染病ははやるわな。

 そういう糞尿塗れの街で人々は靴を履いたまま家に上がっていたわけです。つまり、トイレの数が少ない街というのは後進的であるわけです。
 街中にトイレが多いのは日本が文化的に先進国であるからだと思います。因みにかつての先進国であるトルコなどでも玄関でくつをぬいで、家の中に土足で入らないという習慣があります。

 それからもう一つ西洋でトイレが少ない理由はけちだからでしょう。トイレをつくるとその分建築及び清掃、トイレットペーパーなど消耗品も必要で、維持費用がかかります。その分、ソンだと思っているのでしょう。

 日下公人氏の新刊によれば日本のコンビニでもトイレがある店は売りが概していいそうです。清潔なトイレはお客を呼ぶわけです。
 
 綺麗なトイレをつくることは集客、果ては売り上げにつながる。こういう意識が広まれば西洋の都市にもトイレが増えるのでしょうが。


  
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コメント(4件)

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コンビニでトイレだけ借りるのは、申し訳ない気がするので、お茶の一つも買ってしまいますね。
team9
2007/11/20 19:56
だから売り上げが上がるそうです。
キヨタニ
2007/11/20 23:03
漫画立ち読みして申し訳ないのでお茶の一つも買ってしまいますね。
へあ
2007/11/21 15:57
>街中にトイレが多いのは日本が文化的に先進国であるからだと思います

その通りだと思います。
「他人のこと考えることが出来る」から他のひとのためにトイレのこともかんがえてやる。
他人のことを考える=安定した効率的な平和な社会
だと思います。
で、「理性」が無いとひとのことを考えることが出来ないと思います。知性はサル程度にだって付けさせることができます。
「理性」の偏差値によって、地域の物質文明恩恵に規制をしてもいいくらいです。
unimaro
2007/11/23 17:59

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