|
国産ジェット商業化へ前進、機体開発に支援400億円規模 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000507-yom-bus_all あ〜あ、大丈夫ですかねえ。実は、先週木曜日、六本木ヒルズ内のホテルで、日英航空産業会議というのがありまして、そこでも重工がこの国産旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)のプレゼンをやっておりましたが、どうもいまいち真剣さが感じられませんでした。プレゼンは技術的なことばかりでマーケティグに関してはおざなりでした。 世界のリージョナルジェットの需要を読む限り、今を逃すとチャンスはない、それだけが参入決定の唯一最大の理由と感じられました。 ぼくは前からこのプロジェクトには反対です。別に重工が勝手にやって赤字被るのは構わないのですが、税金の投入に反対しているわけです。 国産の旅客機開発自体は推進すべきです。そのためには国費の投入は必要でしょう。それは否定しません。ですが、それは真面目にやるべき、即ち旅客機ビジネスで世界の市場の一角を占めるために必勝の陣を敷いて行うべきです。 国内航空産業の統合・合併を放っておいて、単に年度末の土木工事のような重工の仕事確保に税金を投入するのは経産省の見識を疑います。F2の生産終了の後、官需がとぎれる、となると天下りしにくくなる。 補助金出すのは高邁産業政策ではなく、単に天下り先の確保ととられてもしかたないでしょう。それに400億で済むんでしょうか。追加の費用が必要となった場合、どうするのでしょうか。そういうところも気になります。どうせ順風満帆とはいかないでしょうから。せめていくらまでは追加でだす、というリミットを決めておくべきでしょう。 また試作だけで、実際に実機の生産はやはり止めましたというようなことになった場合、400億は返還させる、ぐらいのことはやるべきでしょう。 また重工にしても航空宇宙部門を子会社にして独立採算で行う、そのぐらいの覚悟を見せるべきでしょう。そもそも税金の投入を前提にしておいて、三菱リージョナルジェットなどという名前を付けること自体、納税者を舐めています。そういう根性でビジネスが成功するとは思えません。 幸か不幸か、現在外国企業の下請け仕事が増えて、業界全体では民需の方が防衛庁の官需を抜いております。つまり業界としてはボーイングやらの下請けやっていれば食うに困らないわけです。ぬるま湯状態の現状で、歯を食いしばっても国産旅客機ビジネスを立ち上げる、そういう覚悟はあるんでしょうか。 本来国産旅客機の件は本来武器輸出三原則等の緩和とからめて包括的に検討すべきです。そのことに関してはいずれまた触れようと思います。 |
| << 前記事(2007/06/03) | ブログのトップへ | 後記事(2007/06/05) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
営利私企業へ、なぜ税が投入されるのか、国家の合理性が全く理解ができない。アキバ「ロボコン趣味技術」でさえ、年収¥100万円にも満たない新世代 |
guest 2007/06/07 06:27 |
6月のJAL機内誌に、MRJの広告が掲載されていました。広告主は三菱重工でした。 |
ウィーン人 2007/06/08 12:52 |
400億ぐらい出してよい。 |
MRJ 2007/06/09 01:57 |
MRJ ← 「役人の役人に依る役人の為の役人独裁共産国家」はうんざりだ。 |
guest 2007/06/10 09:44 |
日本が世界に誇る飛行機を輩出する事は大いに結構じゃないですか。しかし多額の税金を投入するにも三菱重工の及び腰が腹立ちます。補助を受けようと正々堂々やって、利益が上がる事業に育てて国に恩返しする!そんな意志もないならやめなさい、と言いたいですね。 |
日本男児 2007/06/12 12:22 |
まず業界再編をして航空機メーカーとして世界で戦える規模になることの方が先だと思います。 |
キヨタニ 2007/06/14 15:20 |
| << 前記事(2007/06/03) | ブログのトップへ | 後記事(2007/06/05) >> |