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zoom RSS 毎日新聞「ネット君臨」考 ネットの功罪の判断は客観的に

<<   作成日時 : 2007/01/13 22:47   >>

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 毎日新聞の新年企画「ネット君臨」に関する記事です。ネット、特に「2ちゃんねる」には何かと否定的な毎日に対して、悪いことも起こるがいいこともあるではないか、「祭り」だって善意の祭りもあるし、というのが産経の見方です。

 ぼく自身も悪意ある中傷みたいなことは書かれておりますが、それでも匿名で情報を発信できることによって企業や官庁の悪さが暴かれ、増幅されて多数の知るところなるケースも多々あるわけです。マイナス面だけではなく、プラス面も評価すべきです。

 例えば、5年ぐらい前に、日本生命が他社を貶めるような営業をやっていたことがバレましたが、そのときニッセイの手口や具体的な例が多数書き込まれ、林真須美は「ニッセイのおばちゃん」ということまでついでに暴露されて大騒ぎとなりました。

 ニッセイは巨額の広告を出している「上得意のクライアント様」なのでメディアは概して、彼の企業の暗部を報道してきませんでした。林真須美は「ニッセイのおばちゃん」というのもそうでした。あれほど面白可笑しく、報道しているのにニッセイのニの字も、報道されなかったわけです。
 匿名でしか告発できない危ないネタも世の中多いわけです。またニッセイやらトヨタやらキヤノンやら巨額の広告費をつかっている企業の悪さはメディアでは黙殺されます。ところがネットで広まれば、既存のメディアも無視ができなくなる。
 「便所の落書き」「チラシの裏側」に真実はあるわです。

 ここで何度も取り上げた「死ぬ死ぬ詐欺」事件でも、「善意を頭から信じるのはどうよ?」というリテラシーの度合を高める結果にはなったと思います。

 概して朝日、毎日は自社の報道やら主張が大衆から批判され、それがネット社会で増幅されるのが嫌なのではないでしょうか。大朝日の、若宮氏などは加藤紘一氏の実家を放火した犯人と、朝日に弓引く人間=ネット右翼は犯人と同じ類の人種と給弾しております。

 今まで物言わぬ、読者、大衆が、ネットの発達で各自が情報発信するようになったわです。
 そこではメディアの報道の真偽や、主張の妥当性が極めて厳しいリテラシーに晒されてきわけです。メディアリテラシーという意味では歓迎すべきことでしょう。
 いままでマスメディアは、自分たちは特別で、非難なんぞは聞こえてこない身分だった。ところがインチキを書くと至る所で突かれてしまうのが現代です。
 まあ、平民の上に君臨していた貴族が、いきなり平民になったようなもんです。それが嫌だと言っても世の中の流れは逆流しないわけです。

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/34551/



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コメント(4件)

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>まあ、平民の上に君臨していた貴族が、いきなり平民になったようなもんです。
平民かどうかは・・・個人的には平民の上流階級クラスかなと思います。個人によるネット配信によってマスメディアの貴族的地位はなくなりつつあるでしょうね。
へろ
2007/01/17 00:26
 平民ではなく、単なる金持ちと比喩した砲が近かったですね。
 いまから15年ほど前ですが、読売の人間から「キヨさん、将来新聞って生き残れると思う?」と聞かれたことがあります。確か彼は今課長だと思います。こういう人間もいますが、大半の「中の人」は危機感なのでしょうね。
キヨタニ
2007/01/18 23:45
現実社会のサイレントマジョリティもネットではガンガン発言しますからね。
会社や学校、家庭内で記事や社説をめぐって話し合うことなんて滅多に無い。
新聞は無くなるとは思いませんが、いいっぱなしに慣れた連中が、ネットという双方向メディアに苛立ちを隠さなくなって来ているようですね。
Tammy
2007/01/19 00:40
陸蒸気が開通した後の宿場町みたいなもんですな。変われないところは生き残れません。
キヨタニ
2007/01/20 23:54

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