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GDLS(ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ)が耐地雷装甲車メーカーのフォース・プロテクション社と共同会社を設立するそうです。 でもって、その合弁会社で米海兵隊が音頭をとるMRAP (Mine Resistant Ambush Protected vehicle)に名乗りをあげるというわけです。 フォース・プロテクション社は既に米陸軍及び海兵隊、更に英軍にまで耐地雷装甲車を納入しています。設計を担当しているのが南アのデネル社傘下のメカム社の元社長、ジョイント博士です。 この人はブッフェルやらマンバやら南アの装甲車輌開発のゴッドファーザーみたいな人物ですが、2000年ぐらいから米国に移住して現在の仕事をやっているわけです。耐地雷装甲車というのは理屈よりも経験工学的、有り体に言えば現場の土方作業のノウハウがものをいう世界です。因みにジョイント博士は元々専攻が化学だそうです。 化学というのは基本的に土方作業の世界です。pv=p’v’とかアボガドロ数とか、あの手の式やら定数は理論ではなく実験から導かれたものです。もしかして化学専攻だったからそこ試行錯誤の耐地雷装甲車開発に向いていたのかもしれません。 南アは数十年にわたって「人体実験」やってきましたからね。ですから南アの真似をしてV字型の装甲車を作ってもそうは上手くいかないことが多いわけです。 技術力と実績がフォース・プロテクションなぜGDLSと組むかというと、搭載機やら航法装置などのインテグレーションなど総合力があるからというのは表向きで、GDLSみたいな大企業は軍や政府に影響力があるわけで、GDLSと組めば受注の可能性はより高くなるというわけです。それから大手は資金力が潤沢ですから資金繰りが楽になります。 小さな製作プロダクションが電通と組むとか、土建屋が政治家に顔が利く、フィクサーやらコンサルと組むようなもんですな。 これは先月号の「諸君!」にも書いたのですが、米国防産業の大手、ボーイングやらノースロップ・グラマンやらもはやメーカーではなくて口入れ屋、投資会社と化している感があります。自社の技術を高めるより、安直に外部の会社を買収する、あるいはジョイントベンチャーで取り込む。その方が手っ取り早く儲かるからです。 まあこんなことをやっていれば長期的には凋落していくと思いますが。 http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612281609 軍事を知らずして平和を語るな
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魁!清谷防衛経済研究所 2007/08/11 19:03 |
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