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国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)などは26日、小型武器の取引問題に関する、「AK47・世界で人気の殺人装置」なる報告書を公表。 全世界で約1億丁のカラシニコフ銃が出回り、開発途上国などで多大な被害をもたらしている、故に規制強化の必要をせよ、訴えたそうです。 実際にこの報告書を読んだわけではないのですが、この報道の通りならば些かお粗末です。だったらM16やらFALベースの小銃はいくら輸出してもいいんかい、という話になるでしょう。 AK47を祖とする小銃の多くはミハエル爺さんが嘆いているように、ライセンス料なんぞ払っておらんデッド・コピー、改良型、パチモンが殆どです。これをどうやって規制するのでしょうか。特定の銃の製造だけ規制しろ、というのは不可能です。 仮にルールを作ろうとしても、「いや、この銃は機関部だけはAKに『インスパイア』されたが、基本的に独創的な製品だ」とか「この銃は照準装置やトリガーメカニズム、リコイル・スプリングの素材は独自の新規開発だ」などと言い逃れができるでしょう。 それにガリルのようなものまでAKの範疇に入れるのかどうなのかなどと、意見も割れるてはなしはまとまらんでしょう。 出来もしない規制を声高々に叫んだ後には虚しさと、無気力感しか残りません。 このような問題を考えるのに、朝日新聞社からでている「カラシニコフ」「カラシニコフU」(松本 仁一 著)が参考になると思います。 テクニカルな記述にはあれこれミスありますが、全体としては面白い本です。 朝日新聞らしくない、というべきか、こういう本も出すのが朝日か、というべきでしょうか。 小型火器の規制ならばもっと現実的な方策が必要でしょう。 以前このブログで「デッドコピー」なる言葉の定義で議論がありました。この言葉の意味はその製品をそのままコピーする、即ち同じものを作る、という解釈があります。国語学ではそうでしょう。が、実際の工業のレベルだとそうはいきません。 大抵「デッドコピーする方は工業的に劣っている場合が殆どです。 いくら同じものを作ろうとしても工業的な技術基盤、調達できる材料、工作機械のレベルが劣っていれば同じものは作れません。それに銃器などは経験工学的な勘所も必要ですから図面と、実物からコピーをしようとしても、図面には「勘所」は書いてありません。 また設計者が何を考えてこういう設計にしたか、という理由も設計者に聞いてみることも出来ません。 かつてソ連はスターリンの命で米国のB29をコピーしましたが、アメリカ人の工員が間違って打ったリベットまで忠実にコピーしました。 仮に正式に契約を交わしたライセンス生産であってもパキスタン・オードナンスのG3がH&Kと同じ品質とはなり得ないわけです。 またその昔我が国はドイツ製の火砲やらエンジンやらをライセンス生産ようとしましたが、技術力が未熟で果たせなかったり、生産しても不良品が多かったり、稼働率が低かったりとさんざんでした。 またオウム真理教はAK―74をコピーしようとしましたが、完動品を製作することはかないませんでした。 辞書は国語学者が編纂するわけですが、彼が必ずしも各分野のエキスパートであるわけではありません。 子供の頃、辞書で「処女」という言葉をしらべたことがあるのですが(皆さんもやったでしょう?)、「未婚の女性」とありました。まったく国語学者が嘘をついちゃいけません。それが事実ならば未婚のソープランド嬢の皆さんは花も恥じらう乙女、ということになります。 国語学者が嘘をついちゃいませんやね。 辞書を過信しないことも必要です。 (時事通信) - 6月26日15時1分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000064-jij-int カラシニコフII
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>辞書で「処女」という言葉をしらべ(中略)「未婚の女性」とありました。まったく国語学者が嘘をついちゃいけません。 |
へろ 2006/06/26 23:18 |
アムネスティは、支那の非公認の武器輸出を咎めただけでもよしとはできませんか(「フランス漫画事情」でのコメント参照)でも、M16やFALクラスの小銃をベースに生産できる国は限られると思ひますが。支那とか、支那とか、支那とか。 |
truly_false 2006/06/27 00:10 |
いつも思うんですが、アムネスティという団体は理想論ばかりいうんですなあ。これから力に訴えてでも経済力を伸ばそうと考える途上国に武器を手放せなどという事などむしろ反発を高める事になりはしませんか。 |
ペルゼウス 2006/06/27 02:12 |
技術とは拡散する必然を持つ。国家(幕藩)を |
guest 2006/06/27 06:44 |
前から思ってたんですがキヨタニさん、誤字脱字が多くないでしょうか? |
アフ 2006/06/27 20:59 |
はあ、誤字脱字の件ですね。深く反省して、注意はしているんですが。すいません。以後精進いたします。 |
キヨタニ 2006/06/27 23:33 |
小火器、携行火器の無秩序な蔓延自体は規制すべきです。これに異論はありません。 |
キヨタニ 2006/06/27 23:55 |
>処女は漢語本来の字義では、「未婚の女性」という意味でした |
キヨタニ 2006/06/28 00:06 |
戦前の郷土史料に目を通すことが好きなのですが、時たま「処女会」という団体が登場します。青年団の女版のようで、未婚女性の団体だったようです。 |
土門見人 2006/06/29 22:59 |
問題はそういう過去の流れを辞書が解説していない、あるいはスペースの関係でできないことです。であるならば性交の経験の無い女性、とでも書けば宜しいわけです。単に「未婚の女性」では不適切です。 |
キヨタニ 2006/06/29 23:53 |
ふと思ったけれど、カラシニコフ系列とG3、FAL、M−16を比較するのはよくあるけど、「町の工場でも作れる」と言われたAR−18はIRAのテロリストが使ったくらいしか知名度が無いんだろうな。 |
D・Dダレル 2006/07/02 02:57 |
ノリンコもL−85はコピーしてませんね。 |
キヨタニ 2006/07/03 00:18 |
ノリンコのブルバップはAKベースですよね。 |
D・Dダレル 2006/07/03 23:38 |
ブルパップだけではなく、通常型のコピーも生産しています。 |
キヨタニ 2006/07/04 23:12 |
旭川駐屯地の資料館には○○製のAKコピーがありましたな。そういえば人民解放軍(やってる事は真逆な連中)の新型小銃と狙撃銃が出来たという話を以前聞きました。ポリマーフレームと鉄を組み合わせているようで、いよいよパクリから独自路線に移ったのかと思ったものです。 |
D・Dダレル 2006/07/09 10:43 |
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