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zoom RSS 文部科学省は愚民化政策がお好き−小5から英語必修…週1回程度、10年度にも導入

<<   作成日時 : 2006/03/31 17:22   >>

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 文部科学省、中央教育審議会の外国語専門部会は小学5年生から英語を必修化すべきだとする報告書をまとめたそうです。
 
 なんでも、
「外国人と積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成や国際理解を深めることを重視すべきだ」
「文法などに習熟するより、コミュニケーション能力を重視すべきだ」
などと云うことらしいです。

 21世紀にもなってなんでこんな馬鹿なことを思いつくのか不思議でなりません。中央教育審議会というのは余程アホウが揃っているのでしょう。

 まず日本の教育の欠点は人前で意見を述べさせない、また議論をさせない、書面で自分の主張をできるように訓練をさせないことです。

 日本人同士で日本語を話してすら、こういうことができない子供に外国語をいくら教えても無駄です。こういうことはやるだけ時間と金の無駄です。

「外国人と積極的にコミュニケーションを図る」
「文法などに習熟するより、コミュニケーション能力」
そういうことなら、元パン助のバーサン達に教われば宜しい。彼女たちはまともに英語を習ったこともないのにボディランゲージでGIとコミュニケーションとっていたわけですから。
中央教育審議会はパン助を養成したいんでしょう。
 
 文法と作文ができないというのは文盲と同じです。語学というのは手段です。達成する目的がなく、手段を目的化すると非常に低いレベルで成長が止まります。
 第三世界の外国人向けホテルで働ける子供やベルボーイ、外人相手のハウスキーパーや靴磨きを量産したいなら話は別ですが。

 むしろ、この年頃に子供には日本語で手紙を書かせる訓練をさせるべきです。
 我々の時代もそうでしたが、国語の授業ではいわゆる名作鑑賞をして、感想文なんぞ書かされることが多かったわけです。プロの著述業者として言わせて貰えばそんなことより、テーマを与えて手紙を書かせる方が余程国語力、語学力、思考力が向上し、中学以降英語を勉強するときに役に立ちます。そういう授業を受けさせてもらわなかったのであたしゃ、どれだけ苦労したことか。

 審議会の委員連中まさか、程度の悪い英会話教室のチェーン店から裏金でも貰っているんじゃないだろうか。こういう連中は一度小学校に行き直した方が宜しい。
 


(読売新聞) - 3月27日22時43分更新
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060327it13.htm

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コメント(19件)

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う〜む。某兵頭氏も同様の策を主張されてをりますが、軍事ネタで喰ってらっしゃる方々は、さすが目の付けどころが違う。たしかに、スジの丸写ししかしてなかった「読書感想文」なんて、たいして意味がなかった気がします。文章ばかりでなく、電話とか挨拶とかのオーラルな表現についても、基本的形式を教え込んでおいたほうがいいようにも思います(おそらくはニートの中にもそういったスキルがないために就職活動に二の足を踏んでいるのも多いんではないでしょうか)
truly_false
2006/03/31 21:05
まったく同感でございます。僕は現在大学生をやっておりますが、高校のころは同級生の文章表現の下手さと理解力の無さには呆れるものがありました。今でも工学部に進んだ奴に回路設計の話をしても「?」、文学部の奴に歴史の話をしても「?」という、何しに大学行ってるのか解らないようなレベルの人間ばかりです。
話が少しズレますが、僕の出身高の先生が自分のHP(http://hw001.gate01.com/oteacher/nikki/d-0601b.html)のなかで、「百人一首の暗記テストをやったものの、殆ど合格しなかったので説教を垂れた」とか書いてました。こんなことやって何の意味があるのかという感じです。こんなことばかり教えられてたら、上記のような文章力も理解力も、ついでに自分の専門分野も頑張ることもない人間が培養されていくのだなとつくづく感じました。
とまぁ、ヘボい教育を受けた学生の書いた、さっぱりまとまってないヘボい文章でした。
Zhu
2006/03/31 22:08
 中学時代に太宰治の「走れメロス」の感想文を書かされたときに太宰は賞を取ろうとあれこれ画策やら小細工をしたりしたし、あげくは心中したろくでなしある。そいつがこういう偽善的な小説を書くなんざぁ、噴飯モノ、といった
内容の文をかいたら、教師から「何で褒めないの」と怒られました。まあ、世間様でいう権威に有無を言うなというのでしょうが、こういうのは思考を停止しろと言うようなモンです。それは宗教かファシズムです。

 
キヨタニ
2006/04/01 00:17
過去ジャーナリストとして、外国取材をしてきた、また商人としてビジネスをしてきた経験から言わせて貰うと、単に紋切り型の英会話だけでは仕事になりません。

国語の授業では手紙を書く時間をもっと取り入れること、それから口頭試問も必要です。問題はそれができる教師がいるかどうかですが。

Zhuさんの先生の暗記テストや丸暗記は有効だと思いますよ。これは直接効果がないようですが、実は語学力の向上に多大の効果があります。坊主には説法が上手いのが多いですが、経文を丸暗記して繰り返し唱えていることがその原因だと思います。
特に若いウチは単純な暗記を繰り返すという訓練はやっておいた方がいいと思います。ぼくも若い頃にそういう訓練をもっとやっておけばよかったと後悔することしきりです。

少年老い易く学成り難し
キヨタニ
2006/04/01 00:56
●問題の作り方教育
●国語(特に作文)
●国際間で容認されているテレコミニケーショ ンプロトコールを取る能力の向上
(日本の大学、役人に最も欠けた能力)
●普遍的な価値観基準で渡り合う

これを基本にすれば、外国とのネゴテーションは有利にことを運べる。ボーダレスなるネットゲーム開発で学んだことだから、各位に適応は
無理かも知れないけども。



guest
2006/04/01 07:48
私は企業の人材育成に関わっているのですが、正直、このところ「的確な報告書を短時間でかくことができない」という新人が多発しています(というご相談を良く受けます)。
キヨタニさまがおっしゃっているように、学生(生徒)時代に「自分の考えをまとめて、文章化する」というトレーニングが圧倒的に不足していることが要因と考えています。
現実問題として、導入研修中、1日分の報告書(A4サイズ1枚)を書くのに、2時間もかかるというケースにも直面しました。
また、2時間かかっても内容がわかればまだ、良いのですが、何が言いたいのかわからず、本人に質問で確認せざるを得ないケースも散見されます。
外国語にキヨタニさまもお感じになっていると思いますが、「学校での英語教育」=「受験のためのもの」になってしまっており、コミュニケーションツールになっていません。
まず、「学校教育における外国語教育の目的」を必要があるでしょう。
ウィーン人
2006/04/01 09:08
 日本人同士で意思疎通ができないのですから、そこで外国語を学んでも挨拶とお天気の話以上の話はできないでしょう。 そりゃ日常会話ができりゃ、英語はなす外国人に道案内ぐらいはできるでしょう。ですが、道案内のために授業時間を潰すべきではないでしょう。
大学の教授が書いた本が難解な原因は内容が難解なのではではなく、単に文章が難解であることが多々あります。
これも義務教育、高校までに文章を書く訓練が少ないことが影響していると思います。  
キヨタニ
2006/04/01 12:27
外国語なんて、その国に数ヶ月滞在していれば自然に身につきます。必要に迫られれば覚えられます。
それでもまだ「外国語=英語」なんですね。
それだったら、中国語や朝鮮語などを取り入れ、それらの国に物申せる人を養うなんてどうでしょう。
私は英語が苦手だったので語学系の大学ではフランス語を専攻しました。友人からは「アフリカで外人部隊にでもになるのか?」と言われましたけどね。英語を覚えられたらなんでもできるってやめませんか?アフガニスタンが話題になった時、「あぁ僕もパシュトゥー語知ってたらなぁ。」と思いましたしね。
やぱにらいねん
2006/04/01 15:26
まあ、一番便利なのが英語だからある程度しかたないですね。
ぼくの知っている男もあちこちの国で女をつくり。六カ国語モノにしたのがおります。
これも一種の才能でしょう。羨ましい限りです。

語学教育の前にものおじせずに自分の意見を
しゃべり、書けるようにする訓練が必要だとおもいます。
キヨタニ
2006/04/01 22:55
で、この必修化により下手な教え方だったり、教員と馬が合わなかったりするとまた英語アレルギーの日本人が増えるわけだ。
と、思ったり。

>的確な報告書を短時間でかくこと
こういったコメントを書き込むことの反復でも、それなりに身につきますよ。
(私の場合はラジオの葉書職人を目指してたからなのはひみつだ)
くまー
2006/04/02 01:06
以前にも書きましたが、私がS44年高校を卒業してホテルに就職したとき、学校の英語が一つも役立たなかったときの事、そして、ベトナム戦争末期の米兵さんが、一時休暇を本国で取る事も出来ず日本で過ごしていたとき、新橋にはそんな米兵の相手をする女性達が沢山いました。まだ、会話が出来ない私からすると、彼女達のなんと流暢な事、何もこんな仕事をしなくてもいいのにと思った事を思い出します。
団塊の親父
2006/04/02 10:48
日本人として必要な日本語能力がない子供に英語を教えてもねえ。
まずは母国語の実力をつけることが先です。
キヨタニ
2006/04/02 23:00
 渉外系の大手法律事務所に勤める外弁から最近聞いた話。
「司法試験に合格して採用された筈の若手弁護士が使えない。まともに日本語が書けない。本当に、こいつら司法試験合格したのか?と疑問に思う」(ある意味、勇気の沸いてくる話だが)
 弁護士は、本来文章を書くのが仕事のはずなのですが……(一度行った地元法科大学院の説明会でも言われたけど、「うちを卒業して、まともな日本語が書ければ、新司法試験には合格できます」、だけど、その日本語っつーのが最大のハードルとは)
土門見人
2006/04/02 23:00
 某悪徳出版社の裁判になるとかならずしゃしゃりでてくる弁護士の答弁書は酷いものです。何度読んでも意味が不明です。日本語能力に問題があるのか。裁判を混乱させる作戦のウチなのか・・・・・
悪文を書く弁護士が少なくないのですが。
キヨタニ
2006/04/03 00:16
拝啓、まず 母国語からです。 小泉劇場がうけるのも言語能力の低下も一因であります。 草々
(^-^)風顛老人爺
2006/04/04 07:43
脳みそは、筋肉と同じで使わないと萎えてしまうので、今では20代、30代の若年層の健忘症がひどいそうです。逆に年配でも脳を使う人は、記憶力がいいそうです。
暗記は、反復ですから、普段から暗記する週刊をつけるべきでしょう。人間死ぬまで勉強です。
シロ
2006/04/04 14:19
毎日死ぬほど頭をつかっている(はずだだが)暗記が弱いのは何故なんだろう?
一度見た風景や写真を思い出すのは得意なんですが・・・
キヨタニ
2006/04/04 19:34
定年前の知人の先生曰く「悪い事した奴は、恵まれた刑務所なんかに入れずにイラクへ送っていくらかでも国の役に立て」先生どうしたのいつも、私の言うことを言い過ぎと言っていたのに、「もうそろそろ、自分の気持ちに正直になってもいいだろう」そうだな〜、ちょっと前まで、色々な先生と、一緒に飲んでは、わいわい討論していたのに
最近、窮屈だな〜  
文部科学省!教育は現場でしているのであって机上では何も出来ないんだよ!踊る大捜査線パクリ
 
団塊の親父
2006/04/11 09:22
 海外で労働奉仕というのはいいかもしれません。その分早く娑婆にでられるようにするとか。一件非常識というアイディアが実は現実的だったりしますからね。 
キヨタニ
2006/04/11 16:57

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