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<<   作成日時 : 2006/03/01 10:28   >>

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昨日、東京財団で『「ネットは新聞を殺すのか?」&「新聞のなくなる日』と、いう時事通信社編集委員の湯川鶴章氏と東京財団特別研究員で元毎日新聞編集局長の歌川令三氏の対談がありました。

 両氏に共通しているたのは新聞がこの先生き残るのは非常に厳しい、という認識でした。2010年には販売網の維持が不可能となり、宅配が不可能になるとそうです。 
 日本の新聞が電子化へ乗り遅れたのは販売収入の比率が高く、広告収入が低いからだそうです。
 アメリカの新聞が比較的スムーズに電子に移行できたのは広告収入の比率が高かったからだそうです、NYタイムズの場合だと広告収入が収入の95%がだそうです。 

 歌川氏によると日本の新聞の対応が遅れたのは奢り、それから権力との緊張感がないにもかかわらずあるように勘違いしていたからだそうです。

  新聞も宅配の紙媒体からメディアを電子に乗り換える必要性はわかっているが、それをやると失うものが多いので尻すぼみになる、だが、座していれば緩慢な死がまっているということは知っているが、行動を起こせない、といったところです。

 夕刊は今やどこも赤字なんですが、見栄で続けてるそうです。産経は東京では夕刊を廃止しましたが大阪では存続させています。
 英国の高級紙はブランケットと呼ばれる日本の新聞と同じサイズだったのが、タブロイド判にダウンサイジングするなど紙媒体の新聞の生き残りを模索していますが、日本の大新聞でそんなことをしているところはありません。

 ぼくは新聞(全国紙)が生き残るのは、無理な部数を維持するのを止めて不採算地方からの撤退、夕刊を全廃、宅配の廃止(一部都市部では存続が可能でしょうが)などの改革を行うこと。
 また下々に教えてやる、間違っても謝らない(これはテレビも同じですが)、といった態度を改めることでしょう。

 ぼくは歌川氏に記者クラブ制も問題ではないかと質問したのですが、あれは官側の用意した定食屋みたいなモンだから、それにとらわれず、行動すればよい、それは各記者の心がけとの答えでした。
 
 記者クラブに属していることで安易に手定期的にしかも独占的に情報がはいってくるわけですから記者がスポイルされる。また、会員以外がはいってこない護送船団方式ですから、本当の意味での競争を知らないことの弊害が大きいと思います。
 しかも記者クラブではデスククラスだけが出席できる懇談会なるものがあり、ここで更に色々情報がリークされるわけです。然るべき地位についていれば、自然にお上の方からネタをリークしてくれるわけです。ですから当局との距離がとれずはずがない、とあたしゃ思います。

  記者クラブ制度もまた新聞を殺す原因だとぼくは思います。

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コメント(8件)

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新聞の宅配について、ウィーンでは、ごく最近まで郵便局が配達を行っていたようです。そのため、届くのが遅く(おおむね午前中)、「出勤前に読むことができない」ということが続いていたそうです。
最近では、民間の宅配会社(これは新聞社も出資している会社だったと思いますが)に切り替わり、早朝に宅配されるようになったと聞きました。
また、キヨタニ様もご存じかと思いますが、あちらでは、日曜日は宅配がなく、街角に設置してあるビニール袋に新聞が入っていて、料金を上にある箱へ入れ、もっていくシステムですよね。
考えてみると、他の業界でもそうですが、自社(業界)が作った、強固なインフラ(販売店網、代理店網)が足かせになって、改革が進まないケースが多いですね。
ウィーン人
2006/03/01 11:23
 新聞より、マスメディア全体が信用できない、くだらないという認識になりつつありますよ。
  の笑いのネタにする人は急増するでしょうが、妄信する人は、減少する一方だと思います。サッカーのWCにおける大本営発表、嫌韓流のベストセラー無視など、余りにもマインドコントロールを意図したような偏向報道。
 「大衆はアホだから、ワシらで啓蒙してやらねばならない」という驕慢さと「大衆は、簡単に騙せる」という見下した姿勢。
 そうした体質を改善しない限り、新聞は見放されるのは確実でしょうし、それは現在進行形です。ネットに殺されるのと、自死するのとどちらが早いでしょう?
シロ
2006/03/01 17:13
英国でも宅配システムはありますが、日本ほどではありません。ぼくが住んでいた頃も夕刊はなかったし。いっそのこと各社販売店を統合するなどすればいいような気がします。
また、英米では日曜版は豪華で、新聞というより雑誌という趣があります。たしか英国では日曜日も配達していたような気がします。

マスメディアの「中の人達」というのは外界が見えないんですよ。村社会だし。それが原因で滅びようともそれはぼくの責任じゃないですし。それこそ自己責任ですね。
キヨタニ
2006/03/01 23:09
私が高校生のころ、進学に際して新聞奨学生を考えたことがありました。しかし、先輩の的確なアドバイス「オマエにゃぜ〜ったい無理」で、妄想を持つのはその瞬間に止めました。
体育会系の根性育成には、新聞配達は役に立つかも・・・いや、朝刊夕刊の配達だけでなく集金もでは、体育会なんぞに参加するような時間的余裕など最初からないか。
2010年といえばすぐ近くにある未来という印象ですが、宅配がそんなに危機的状態なんですか?これはちょっと疑問のような。
thin
2006/03/02 00:26
ウチも今度、光入れるんで、新聞やめようかと家族に相談したところ、“死亡広告(葬儀会社が出す)を見るのでダメ”と断られました。新聞記事なんて全然読まんクセに(TV欄、折込みすら)、“死亡広告”を見るためだけに、年間3万6千円も払うなんてバカバカしいことこの上ないんですが。けっこう、死亡記事を読むために取ってるってヒトは多いと聞いたことはありましたが、まったくムダとしか言いようがありません。
truly_false
2006/03/02 01:02
新聞奨学生はほとんどタコ部屋だそうです。ぼくの友人は脱走しました。

それから死亡欄は地方紙の強力な武器だそうです。これがある故に全国紙より生き残るだろうということらしいです。それに地方では全国紙の方が弱いですしね。
全国紙は都市型新聞、本来の意味でのクオリティペーパーを目指さないと行きこのれないでしょう。
キヨタニ
2006/03/02 19:09
拝啓、使い放題に加入したのを機に新聞とテレビ・NHK様を止めました。 教えて遣わすとの意識の寝ぼけた大マスコミは 記者クラブ依存も有り。 自然自然(じねんじねん)と消滅する事でしょう。 今はフリーペーパー ネット。媒体は他に幾らでもありまする。 草々
(^-^)風顛老人爺
2006/04/04 07:32
新聞社は通信社に商売替えしなけりゃ生き残りはむずかしいでしょう。
キヨタニ
2006/04/04 19:32

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