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zoom RSS 労働組合を事業化すれば儲かるのでは?

<<   作成日時 : 2005/10/12 12:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 13

 さっきふと、考えたんですが、労働組合を事業化すれば結構いい商売になるんではないでしょうか。
 労組離れが進んでいるのは、組合費=投資に見合うリターンがない。
 行きたくもないのにデモとか割り当てで参加のノルマがある。結局上の方の「赤い貴族」連中だけが良い思いをしてきた。
 しかも、いざというとき当てにならない。小さい会社ではそもそも労組なんぞ組織できない。などなど。 まあ、制度疲労を起こしているんですな。

 そこで、払った組合費=投資に見合うだけのサービスが受けられる「労働者の権利を守ることに特化した会社型式の労働組合」をつくるわけです。
 で、基本的には司令部機能をもった企業が、労働問題に詳しい、弁護士、税理士、心理カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、更には会社が汚い手を使った場合の証拠を押さえる探偵、本人の代わりに会社と交渉するネゴシエーターなんぞをデータベース化しておいて、必要なときにアドホック的に、チームを作れば宜しい。

 言うなれば労働組合版のPMC(民間軍事会社)ですね。
 憲法をまもれ〜、とか政治ゴッコやったり、その裏で経営側と料亭で密会したりとか、使えない政党にカネをばらまいている今の労組より、プロフェッショナルに徹した企業式労働組合(というのかな)の方が現在のニーズに合っているような気がするんですが、どうでしょうか。

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「労働組合を事業化すれば儲かるのでは?」について
「労働組合を事業化すれば儲かるのでは?」について 日本の労働組合は、企業別組合である。 欧米では労働組合は産業別に組織されている。 ...続きを見る
空を飛べないdanbo
2005/10/15 00:03

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
キヨタニさんの案プラス保険機能を加えましょう。
そうすれば労働関係の問題は、大抵解決すると思うのですが?
安芸の住人
2005/10/12 14:57
“経営コンサルタント”があるくらいだから、“労働コンサルタント”も、あっておかしくはないですよね。
truely_false
2005/10/12 17:29
官僚様(厚生労働省等)の利権と法規制をなんとかしないと...
「赤い貴族」の潰し裏政治工作も...
えの
2005/10/12 17:46
それってもう「組合」じゃないですねw

あ、「組合」だから赤い貴族なんて居るんだ。
今更ながら手前勝手に納得しちゃいました。
一般的な企業ってそもそも信用で成り立ってるわけで、マトモな企業にはそれこそ労働者を慮る能力があるべきだし……。
じゃあ自分の働いてる労働者の面倒が見れない企業ってのは企業じゃなく、アレ? なんかややっこしくなっちゃいましたねorz

労働倫理観を持ち合わせた企業というのは、恐ろしく隙が無い、まるでPMCみたいな会社に違いないでしょうw
オブジェクト
2005/10/12 19:24
オブジェクトさん
>じゃあ自分の働いてる労働者の面倒が見れない企業ってのは企業じゃなく、

キヨタニさんの案が実現すれば、経営状況を把握するために外部から会計士に監査をしてもらうのと同じように、労務状況をチェックしてもらうようになるのだと思います。



むにゅう!
2005/10/12 20:36
会社にとって人事管理は非常に難しい問題で、評価、査定に苦しんでいるわけだし、年金だって先渡しみたいなことをしています。キヨタニさんのおっしゃるような需要は確実にあると思います。労働組合や厚生労働省で是非検討して欲しいものだと思います。成立した暁にはキヨタニさんにはアイディア料で安定した生活を送って欲しいものだと思います。
ねぶお
2005/10/12 21:37
 現在の労組は既に制度疲労、それに特に上層部にモラルが欠如しています。
 ぼくの案は民営化というより「企業化」ないしはPPP化という感じでしょうか。
 今時イデオロギー論やっている場合ではないと思うのですが・・・
キヨタニ
2005/10/12 22:14
労働組合を会社組織に。ふーむ。
今の日本の会社組織だったらすぐに倒産
するのではないですか?
アメリカのエレクトロニクス業界にはほとんど
組合が無いのはご存知ですか?そのせいか
人事部とか総務部などもありません。
この辺は日本ではあまり知られていない事実
でしょう。
岡眼八目
2005/10/13 03:12
労働組合を会社組織化→労働組合会社内の労働者保護のために労働組合設立。
あほらしい事になりそうですね。
ま、それは冗談として、会社法人よりはNPO法人にするのが良いのではないでしょうか。NPO法人化して、公益性のある活動(笑)を行う建前の方が
法律的には優位ではないかと。
じょん・どぅ
2005/10/13 11:33
 アメリカのエレクトクス業界はそうなんですか。自動車産業などと違ってブルーカラーが少ないからですかねえ。
 「君はクビだ」と伝えられ、その場で私物を箱にいれる時間だけ与えれて、放り出されるというのは、個人的にはあまりにドライすぎて好きにはなれませんね。

 日本も欧米式の産業界ごとに労働組合を作る方がこれからは合理的なのかもしれませんね。ただし、執行部は組合員の権利を守る、という一点に集中させる必要があります。
キヨタニ
2005/10/14 18:33
私が85年にアメリカの工場を始めて訪問した
その日がレイオフの日でした。お昼ごろに会社に入ろうとして止められて、レイオフされた人が箱をかかえてぞろぞろでてくるのを目の前で見てとんでもない会社に入ってしまったとその時は思ったものでした。しかし仕事を始めてみて労働組合が無いというのは実に良いものだというのが判ってきたのです。なぜなら昇進や昇給などは直接上司と交渉すれば良いからです。
アメリカでは上司が部下の採用権限があり昇進や昇給も上司しだいなのです。つまりどれだけ良い上司を探してそこで仕事ができるかということが第一となります。日本ではこうなっていないのに成果主義など導入して失敗しているのだと思いますが。日本の労働組合が首切りに
どれだけの抵抗力があるかは経験済みです。
岡眼八目
2005/10/14 22:18
 日本の某自動車メーカーが米国に工場を作ったとき、工場労働者が「我々は、初めて人間らしい扱いを受けた」と言っていたニュースを聞いた記憶がありますが、さもありなん。私は資本主義肯定論者ですが、短期的利益を得るためのリストラの嵐は、本当に社会全体のためになり、結果として企業の収益にはならないと思っています。現代では労働者は、イコール消費者ですから。消費者の首を絞めたら、企業は長期的には顧客を絶滅させて消滅するしかない。

 大手労組のPMC化、グッドアイディアですが、実現しないでしょう。何故なら、現行労組ダラ幹の既得権益を脅かすからです。勤労者の不満があるからこその労組であって、効果的に労働紛争が解決されたら、絞兎死して走狗煮らるです。
土門見人
2005/10/14 22:41
>岡眼八目 さま

ん〜…。なんか、外資系のところでは、上司へのゴマ摺りが凄いって聞きますから、人事・査定を一手に委ねるってのも問題ではないかと。
truly_false
2005/10/15 13:05

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